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海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

藤田嗣治 絵画と写真を東京ステーションギャラリーで

2025-08-23 | 写真日記

藤田嗣治 絵画と写真

 

東京ステーションギャラリー

 

東京駅で「藤田嗣治 絵画と写真」を観た。藤田の絵画というより写真がメインの展示だったが、藤田を撮ったモノクロプリントがとても良いのと、藤田自身が撮った写真も良い。1930年代のレンズの描写を久々に楽しめたのも収穫。

当時のカメラ用レンズは3群4枚のテッサータイプがメインの時代だったが、時代を経てレンズの構成枚数が徐々に増え、今のデジタルカメラ用レンズは構成が複雑。これが良いか悪いかと言うより、私はフィルム時代の構成枚数が少ないレンズの描写が好き。

☆本日のカメラはフジのX100F。

☆数日中にブログ移転予定。

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カラー画像からモノクロ変換

2025-08-20 | 写真日記

 

 

画像は二点とも同じ場所から撮影しRAWカラーデータから現像後にモノクロ変換。違いはRAWデータであえて色温度を変えてカラー現像した画像を、PSのモノクロ変換時にモノクロ用フィルターを使いモノクロ化。フィルム時代に私が常用していたモノクロ用フィルターは薄い緑。理由は潰れやすい植物の葉の描写を明るく写したいから。そんな事もあり、今でもモノクロ変換時には様々な色フィルターをよく使う。しかもフィルター効果が微調整出来るのがデジタルの良いところ。

☆gooブログ閉鎖に伴い他へ移転予定。

 

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日本には小籠包屋がない

2025-08-18 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

嘉定本店の南翔小籠包

 

南翔小籠包本店

 

南翔小籠包本店 丸テーブルのみ

 

南翔小籠包本店 持ち帰り専用カウンター

 

過去の画像から

たまに食いたくなるのが上海の小籠包だが、餃子と違い日本では気軽に食えない。コロナ前は新華路の一本裏通りの法華鎮路にある小籠包屋に週2回通っていた時期もあり、小籠包のような顔の男気のあるおばちゃんがオーナーだった。

画像は上海の嘉定区にある南翔小籠包本店。ここは観光バスのツアーコースにもなっている店で、いつ行っても超満員。確か豫園の店もそうだったが、食事が終わりそうな席の横で待つという昔ながらの席取り合戦なので、何事にも控えめな日本人は延々に食えない事になるので注意。で、この店の小籠包が美味いかと聞かれると、確かに美味い。でも、わざわざ車や地下鉄を乗り継いで行く事もないというのが私の感想。上海市内にも美味しい小籠包の店は数ヶ所あり、一件は魯迅公園の近く山陰路にあった。一番好きだったのは、台湾資本の鼎泰豊の小籠包かな。

☆gooのblogが閉鎖になるので、他へ移転予定。何処にするかまだ決めてないのと、タイトルをどうするかも決めてない。

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昆虫も熱中症かな?

2025-08-16 | 写真日記

霧吹きで水を

 

ベランダでコガネムシが弱っていたので、霧吹きで水を吹きかけると少しずつ動き出した。コンデジTG-7で撮っていると、いきなり羽を広げてカメラの横をすり抜けブ〜ン。今年の夏は未だに蚊を見てないしセミの鳴き声も昨年より少なめだが、トンボはよく見る。昆虫は変温動物なので自分で体温を調整出来ない。気温が高過ぎると死ぬ昆虫が多いが、このコガネムシは死ぬ寸前だったのかも知れないね。

スペインやフランスなんて気温45度を記録している地域もあるが、それらの国はエアコン文化がない地域。それを思えば日本なんてまだマシ。もし猛暑の中で大きな地震が起きたらどうなるのか、想像しただけでも恐ろしい。

☆私が小学生の頃に、体育授業のプールの中で熱中症になった事がある。当時は日射病と言われていた。一人で家に帰り寒気で震えていたのを思い出す。

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最近おもろ過ぎた本

2025-08-14 | 写真日記

イギリスと清国時代の茶の歴史

 

紅茶スパイは、中国茶に興味がない人にも欧米列強と中国との歴史が分かる本。プラントハンターの「ロバート・フォーチュン」が、茶の苗や種子を密輸出した港が清時代の上海。そして、彼は日本にも来ている。学校で学ぶ歴史より外れた分野の歴史から物事を見る方が、何事もオモロイんだよね。

 

超お勧め本 文藝春秋

 

「前例主義」と「事なかれ主義」両方を辞書で調べれば、日本の公務員と辞書に出る事はないが、私は勝手にそう思っている。実際、上海の領事館関係者なんて典型的な公務員気質過ぎた。そんな中、最近出版された日本の外交官の垂秀夫「日中外交秘録」は、久しぶりに超お勧め本。垂秀夫氏前中国大使は名前だけ知っていたが、彼ほど中国に対して正面から立ち向かった現場主義の外交官は稀な存在だっただろうね。もしかしたら、日本の今の政治家の中にも彼のような人はいないかも知れない。現在の垂秀夫氏は、趣味だった写真の世界にどっぷり。右も左も上も下のない自然の風景が彼の写真の撮影対象。

☆今年の中国は、「中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利80周年」の記念の年。すでに抗日映画もヒットしているようで、理性で物事を考えられない人達には影響が大きい。そんな訳で、今年は観光なども含め中国行きは気をつけた方がイイね。私も秋に誘われているが、行くのを躊躇している。特に今年の9月以降は気をつけた方が良い時期で、中国の4大都市以外の地方都市は特に注意した方が良い。SNSが普及した今、昨日と今日と明日、さらに何年も前の中国とは違うという事で、前例なんて当てにならない。今年は例年とは違い、嫌な年にならなければ良いが・・・。中国の新年は西暦ではなく、春節が新年だという事も覚えておいた方が良い。

コメント (2)
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