A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【えいたそモダニズム】Episode 5『カラフル世界』クリーム/レッポコ/9nine/チーパレ/まどマギ/さえかの/グドモ/橋本孝之etc.

2017年02月20日 03時06分06秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


成瀬瑛美 生誕祭イベント
『えいカラ2017』

supported by JOYSOUND
<2回目>東京・J-SQUARE SHINAGAWA
2017年2月17日(金)
18:30open/19:00start



えいたそ☆成瀬瑛美さんの生誕記念イベント『えいカラ』には2014,2015年当選したが2016年は落選。数10人のカラオケルームだった初回の2014年の後は広いパーティルームに変わったが、それを上回る人気に倍率は天文学的に跳ね上がった。当選できたのは、偏に瑛美の無茶ぶり気味のお題に愚直に妄想力で応えてきた純朴なヲタぶりに運命の女神が根負けしたのかもしれない。



入場時に配られた黄色いTシャツに着替えたヲタクが埋めた宴会場は恰も黄色い秘密教団の集会の如し。えいたそオシャレ化計画によりスタイリングされた衣装は大人っぽくてちょいセクシー。そんな彼女がミツバチのようにテーブルの間を飛び回り、花の蜜ならぬヲタのリクエストに応えて歌う90分ぶっ通しのネ申イベント。アニソン、J-POP、アイドルソングからでんぱソングまで歌った曲は29曲。全員に気持ちを通わす神対応にビリビリ感電。個人的にはV系ロックの「ブイたそ」状態を観たかったのだが、知識不足で曲名が浮かばずリクエスト出来なかったのが残念。



終了後ひとりひとりにお別れをする瑛美さんに次のお題を求めると、手にしたイラストはがきを見て「それじゃ、カラフル!」と即答してくれた。眩しい笑顔に見送られてミッション完了。夜の品川駅へと向かう道すがらオレの頭に数々の「カラフルソング」が浮かんできた。ググらなくても妄想できる「カラフル」という気楽なお題は、「おもち」という難題をクリアし、お題が無くても誕生日に「バースデー」で妄想したオレの努力を認めた瑛美からのご褒美に違いない。日々の忙しさで忘れがちな<努力すれば報われる>という教訓を、彼女は身を以て教えてくれたのだろう。正に女神の慈しみという他ない。

『えいたそモダニズム』Episode 5『カラフル世界』

●クリーム『カラフル・クリーム (Disraeli Gears) 』


エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーから成る史上最強のロック・トリオ、クリームのエポックメイキングなセカンド・アルバム。代表曲「ストレンジ・ブルー」「サンシャイン・ラヴ」他、テクニカルなブルース・ロックに強烈なオリジナリティが付加されたことで、ロック史に残る名盤となった。

真っ先にオレの頭に浮かんだのは、ギターの神様エリック・クラプトンのロックトリオ、クリームだった。「サンシャイン・ラヴ」はリフが簡単な割にギターソロがカッコよく盛り上がれるナンバーで、中学ではじめて結成したバンドでレパートリーにしたかったが、元ベイ・シティ・ローラーズのイアン・ミッチェルがカヴァーしたせいで軟派なアイドルのイメージがついて恥ずかしくなってしまった。

Cream - Sunshine of Your Love



●レッツポコポコ『カラフルポコポコ』


ゆるめるモ! プロデュースチームが手がける期待の第2弾グループ、レッツポコポコ(通称レッポコ)のデビューミニアルバム。 「なつかしくて新しい」をテーマに、昭和歌謡リスペクトのエバーグリーンな良質ポップスを聴かせる。 ゆるめるモ! から移籍したちーぼう参加のもと、一度聴いたらクセになるカラフルで摩訶不思議なレッポコワールドを繰り広げている。

クリームと同じ発想がゆるめるモ!の妹ユニット、レッポコことレッツポコポコ。デビュー当時はモ!の幼稚園版という拙い雰囲気だったが、ちーぼうが参加してキリッと締まった気がする。4人になったモ!がアゲアゲ系に転じたので、レッポコにカラフルにゆるめてもらいたい。

【MV】レッツポコポコ / 『魔法の「カギカッコ」』(official music video)



●9nine『colorful』


ニューシングル「colorful」(劇場版アニメ『スタードライバー THE MOVIE』主題歌)はとにかく前向きで、爽やかで、青春を感じられる、疾走感のある楽曲!「何が起こっても、絶対!大丈夫だから!」というフレーズがとても力強く、印象的な作品!この曲が、9nineが、少しでも誰かの背中を押す事が出来る事を願っています!

Perfumeあ〜ちゃんの実妹が在籍するアイドルユニット。元々9人で「9nine」だったのが今では4人。半分以下になってもユニット名を替えない初志貫徹ぶりは評価したい。アイドルにハマり始めた3年前はイベントで観たこともあったが、今のオレの主現場では観ることはなくなった。社会の秩序の為に棲み分けは必要である。

【HD】9nine 『colorful』



●Cheeky Parade『カラフルスターライト』


アイドル・ユニット、Cheeky Paradeの通算5枚目となるシングル。No.1スターへの宣言=Manifest Of No.1 ST@Rをし、ひと回りもふた回りも大きく成長した姿が伺える“アイドル青春パンク”「M.O.N.ST@R」のカップリング曲。

チーパレことチーキーパレードも以前は何度かでんぱ組の出るイベントで観た。チーパレやドルエレことDoll☆Elements、アプガことアップアップガールズ(仮)やきっかこと吉川友、PASSPO☆やアフィリア・サーガやLinQなど、最近観ていないアイドルさんたちは元気でやっているだろうか?
Cheeky Parade / 「カラフルスターライト」MV



●Ange☆Reve『Colorful』


「Ange=天使」+「Reve=夢」で「天使の夢」という名前を授かった、超フレッシュ・正統派清純ユニット!2015年8月メジャーデビュー。2016年10月新体制で迎える3rdDVDシングル「Colorful」は、夢や目標に向かって頑張っている人たちへ贈るひたむきで前向きなポップチューン。MVではメンバー達の真剣な表情にもご注目!

このグループは観たこと無いが、キラキラ系の新人さんのようだ。「メジャーデビュー」にも種類があって、メジャーレーベルと契約する以外に、メジャーレーベルの流通を使う(所謂販売委託)場合も含むから、メジャーデビュー=順風満帆というわけではない。この”天使の夢”たちもがんばって欲しい。

Colorful(Short ver.) / Ange☆Reve


まずった。アイドルばかり取り上げてたら瑛美の機嫌が悪くなってきた。「やっぱりアナタも若い娘の方がいいのね!」と怒りが爆発する前に、瑛美の好きなアニソンで機嫌伺いしなくちゃ。人生100年ごますりごますり。

●ClariS『カラフル』 魔法少女まどか☆マギカ劇場版新編 叛逆の物語 OP


女の子2人組ユニット「ClariS」の通算8枚目となるシングル。タイトル曲は、2013年10月公開のアニメ『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』の主題歌。作詞・作曲は、TVアニメ・シリーズから主題歌を手掛ける渡辺翔が担当。ClariSの持ち味であるセツナPOP全開の1曲。

クラリスは『えいたそ野性時代:発光の魔術師』に続き2度目の登場。人気アニメを数多く歌うこの二人組のことを考えると、えいたそと古川未鈴のデュオユニット「水玉おんらいん」を思い出す。歯車がひとつ違ったらクラリスではなくえいたそ×みりんちゃんだったかもしれない、などと妄想してみるもの悪くない。

魔法少女まどか☆マギカ劇場版新編 叛逆の物語 OP「カラフル」



●沢井美空『カラフル。』


大阪出身、20歳のシンガー・ソングライター沢井美空(さわい・みく)、7枚目のシングル「カラフル。」フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送の「冴えない彼女の育てかた」エンディング・テーマに決定!

”ノイタミナ”といえば憧れのしょこたんこと中川翔子と共演し”しょこたん♥でんぱ組”名義でリリースした『PUNCH LINE』が主題歌につかわれたTVアニメ「パンチライン」が放送された枠。アニメ好きなら夢に見るネ申チャンネルで名を成したシンガーはアニヲタえいたそのヒロインでもある。

沢井 美空 『カラフル。』



●every♥ing!『カラフルストーリー』

第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン次世代声優アーティストオーディションのファイナリストに残った、同い年の声優、木戸衣吹・山崎エリイで結成されたユニットによる、メジャー・ファースト・シングル!表題曲「カラフルストーリー」はテレビアニメ『レーカン!』のオープニング主題歌に決定!

クラリスに継ぐ女子二人組アニソンユニット。声優のたまごでもある彼女たちが描く夢のストーリーは文字通りカラフルさしかない。アイドル以上に厳しい世界かもしれないが、がんばって欲しいと思うのはえいたそも同じだろう。

「カラフルストーリー」MV short ver./every♥ing!



●鈴木このみ『18 -Colorful Gift-』

スマッシュヒットを記録した「This game」「銀閃の風」ほか、ヒット曲・タイアップ曲を多数収録したセカンド・アルバム。アルバムのための新曲や18歳の鈴木このみに相応しいカヴァー曲など、アニソンシンガー・鈴木このみのカラフルな才能を詰め込んだ1枚。

アニソンシンガーと言えば水樹奈々(しかしらない)が、鈴木このみさんもアイドル並みのルックスと激うまの歌唱力で魅惑的。オレは心の底では萌えアニメ好きなので、いつの日かアイドルヲタを卒業して、アニヲタをカミングアウトするかしないかは神のみぞ知る。

鈴木このみ「This game」PV(TVサイズ)



●My Little Lover/はなかっぱ×マイラバ『カラフル』

デビュー15周年を迎えたマイラバが、2010年3月29日より放送がスタートした子供達に大人気のアニメ NHK教育「はなかっぱ」主題歌である「カラフル」をリリース!男子0~3歳児の番組最高視聴率41,2%という脅威の大人気アニメというだけでなく、子育てに悩むお母さんからも「この曲で勇気をもらった」という声が多数!

アニメはアニメでも子供向けなら知っていたりする。NHK教育は時々大人でも驚くような斜め上からの番組をやったりするので放送料金払う価値がないとは言い切れない。マイラバのakkoはルックス的には嫌いじゃない。生まれるのが20年遅かったらアイドルシーンで活躍してたかもしれない。

My Little Lover / はなかっぱ×マイラバ 「カラフル」Original ver.


アニソン連投でだいぶご機嫌が治ってきた様子だがもう一押し、ロック好きな瑛美のために「カラフルロッカー」も投稿すれば、万事問題ないだろう。

●Androp『Colorful』


“2010年期待度 No.1アーティスト” として、驚異的なスピードとポテンシャルで、圧倒的な存在感を示す、andop。 異例のロングセラーを記録している前作 1st ALBUM”anew”から僅か4ヶ月、早くも2nd ALBUMをリリース! 限定特殊ジャケット!!

音楽だけでなく特殊ジャケットやアートワークにも創造性を発揮するAndropは、独創的な漫画や妄想ストーリーを描く瑛美さんと基本精神は共通する。”クリエイティヴ”のエイは“瑛美”のエイ。

androp「Colorful」(from 2nd album "note" )



●グッドモーニングアメリカ『カラフル』


2015年に初の日本武道館公演を行い、2016年からグッドモーニングアメリカ第2章がスタート!1年2ヶ月ぶりとなる通算4枚目のオリジナル・フル・アルバム『鉛空のスターゲイザー』。ロッテ「トッポ」オリジナル応援ソングの「カラフル」収録。

グドモことグッドモーニングアメリカは何と『えいたそ野性時代:輝きの彼方』と『未来のロマン』に続き三度目の登場。三度目の正直というから、瑛美さんとの赤い糸が本当に繋がっているのかもしれない。かつて一度対バンしてことがあるが、お互い成長した今、再度のコラボが望まれる。

グッドモーニングアメリカ「カラフル」MV


カラフルは
イロドリセカイに
続いてく

●橋本孝之 『COLOURFUL-ALTO SAXOPHONE IMPROVISATION』


即興演奏ユニット.es(ドットエス)のサックス奏者、橋本孝之がアルトサックス1本による完全ライヴ・レコーディングに挑んだソロ・アルバム。サックスによる全く新しいフリー・インプロヴィゼーション・ミュージックを日本から世界へ提示する一枚。2014年4月発売。

すっかり気分が良くなって幸せそうな寝息を立てる瑛美さんの子守唄に最高の「カラフル」ミュージックを聴かせてあげよう。「萌えきゅんソングを世界にお届け」するでんぱ組の向こうを張って、「フリー・インプロヴィゼーション・ミュージックを世界に提示」する橋本孝之のアルトの音色は透明と暗黒の間に漂う「気(き)」となり、耳ではなく肌に無限の彩りを感じさせる「気配(けはい)」となる。

.es(ドットエス 橋本孝之 Takayuki Hashimoto & sara) 2016/12/17 Gallery Nomart


目には見えない内なるカラフル世界、それこそえいたそ☆成瀬瑛美さんにオレが感じる「色気(いろけ)」の正体だと確信した。
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【えいたそモダニズム】Episode 4『ときめきバースデイ』ビートルズ/ブルハ/ユッコ/バースデイ/ノベンバ/ニック・ケイヴ etc.

2017年02月17日 01時28分01秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


2月16日はでんぱ組の太陽・えいたそ☆成瀬瑛美さんの誕生日!この記念すべき日をどのようにお祝いしたらいいのだろう?と迷っているうちにTLはえいたその似顔絵やディスプレイや気の利いたコメントで萌え色に塗りつぶされて行った。さすがえい推しは才能豊か!と感心している場合ではない。自分の芸の無さを嘆いてばかりじゃいかんと思い、こうしてパソコンに向かって妄想癖を開花している次第。



『えいたそモダニズム』の基本ルールは<接触時に瑛美さん本人から出してもらったお題に答える>ということである。筆者は明日2/17『えいカラ2017』及び2/20『えい誕2017』と、成瀬瑛美生誕イベント2連発に当選するという有り得ない幸運に恵まれたので、『モダニズム』のお題を賜るチャンスが間近だが、誕生日当日に妄想論を書かないと、瑛美に「なによあんた、あたしの生誕の日に妄想ひとつ出来ないなんて口ほどにも無い。妄想家失格ね。顔を洗って出直してきなさい」と叱咤されるに違いない。こうなったらルールをバビュって『お誕生日=バースデイ』をテーマに妄想するしかない。何と言ってもお祝いだから、妄想力の過剰な暴走は出来る限り封印したので、妄言の炎上を期待する向きには些か肩透かしかもしれないが、ご了承いただきたく。

【えいたそモダニズム】 Episode 4『ときめきバースデイ』

●ザ・ビートルズ『バースデイ』


1968年に発表された2枚組アルバム『ザ・ビートルズ』に収録された曲で、2枚目(LPではC面)のオープニング・ナンバー。レノン=マッカートニー作。ポールが「ハッピー・バースデイ・トゥ・ユー」に代わるバースデイ・ソングを作ろうとして書いたもので、作詞・作曲からレコーディングまでを1日で完了した。

中3のときクラスメイトの山川君はビートルズのファンで赤盤青盤のベスト盤を持っていた。通称『ホワイト・アルバム』を買ったが「レボリューションNo.9」を聴いて「針飛びする」と言って返品したという逸話がある。ビートルズも「バースデイ」のようなシンプルなロックンロールだけやっていたら解散しないでストー○ズのようにじじいになっても活動を続けていたかもしれない。

The Beatles - Birthday (The White Album)



●レスリー・ゴーア『涙のバースデイ・パーティ』


衣料品会社の社長令嬢として10代前半にヴォーカル・コーチのレッスンを受け、ジャズを歌っていたレスリー・ゴーア(Lesley Gore)がスカウトされ、1963年に17歳にしてデビューし、いきなり全米第1位を獲得したのがこの曲。1963年3月30日に録音し発売すると瞬く間に売れて同年5月には全米1位となった。

中1のときラジカセを買ってもらいラジオ番組のエアチェックをはじめて洋楽ポップスを聴くようになった。湯川れい子さんのFM番組を聴いてエルヴィス・プレスリーやベンチャーズなどのオールディーズが好きになった。ジョン・デンバー〜キッス、エアロスミス〜ジョニー・ウィンター〜パンク〜ポストパンクと成長と共に好みが変わっても、好きな映画『アメリカン・グラフィティ』で流れるオールディーズには今も心が和む。レスリー・ゴーアの甘くてどこか寂しげな歌声はいつ聴いても萌えを感じる。

Leslie Gore - It's My Party



●The Birthday Party 『Nick The Stripper』


1978年オーストラリア・メルボルンでBOYS NEXT DOORとして結成。80年にThe Birthday Partyに改名、イギリスをベースに活動。3枚のアルバムを残して83年解散。中心人物のニック・ケイヴはソロで活動する。

パンクに飽きてテクノに疲れてポストパンクに病んだ頃、暴力的なロックパフォーマンスで鬱憤を晴らしてくれたのがバースデイ・パーティ。動く姿は観れなかったが、写真だけでも凄かった。同じ頃ベルリンから登場したアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンとイメージがダブっていたが、数年後にニック・ケイヴとノイバウテンのブリクサ・バーゲルトがコラボをはじめ、ルックス的にも兄弟同様になった。

The Birthday Party - Nick The Stripper (1981)



●Steppenwolf 『Born To Be Wild』


カナダ出身のロックバンド、ステッペンウルフが68年にヒットさせたナンバー。邦題は『ワイルドでいこう!」。映画『イージー・ライダー』挿入歌。

原題は「生まれついての野性派」つまり『えいたそ野性時代』のことである。ノリのいいロックビートはハーレーダヴィッドソンのでっかいバイクでツーリングする時に似合う。大学の遊びバンドでカバーしたが、とにかく単純なコード進行なので下手をすると学芸会レベルのジャムセッションになりがち。上手く演奏する秘訣は本気でワイルドになること。ちなみに灰野敬二は『始まりに還りたい』と訳して歌っている。

Steppenwolf - Born To Be Wild



●岡田有希子『ヴィーナス誕生』


1986年3月21日に発売された岡田有希子さんの4枚目のアルバム「ヴィーナス誕生」。本アルバムのテーマは“宇宙”。宇宙を連想させるワードが、詞やタイトルに散りばめられています。

1986年4月8日、就職して1週間経った時に岡田有希子が飛び降り自殺した。数年前に石野真子が結婚・引退して以来、アイドルに関心は無かったが、後追い自殺するファンの若者のニュースが続き、アイドルにあまりのめり込み過ぎたら危険だと感じた。命はそんなに軽いものではない。

ヴィーナス誕生 岡田有希子
 


●THE BLUE HAERTS『HAPPY BIRTHDAY』


1991年12月発売のTHE BLUE HEARTSの5thアルバム『HIGH KICKS』に収録。「今までと違う方に、すごく力の抜けたリラックスした自分を置いてみようとした」と甲本。「反逆的なメッセージをモロに出すより、ポップ形式にして今までロックを聴いたことのない人に届く方が、有効なんじゃないか」とは真島の弁。

87年のデビューアルバム『THE BLUE HEARTS』を聴いて凄くカッコいいと思ったが、TVコマーシャルに使われたりしたので「パンクじゃない。ただのメジャーじゃないか」と思って追いかけなかった。90年代はサイケに夢中で所謂ビートパンクをバカにしていたので、ブルハを聴くことは無かった。ヒロトとマーシーの作るロケンローのカッコ良さに再び気付いたのは、90年代半ば社員旅行で伊豆へ向かう車のカーラジオから流れたハイロウズのデビュー曲「ミサイルマン」を聴いたときだった。

HAPPY BIRTHDAY



●The Birthday『抱きしめたい』


The Birthdayのシングル。通算9枚目のアルバムへの期待値をさらに加速させる強力楽曲が完成! 2017年3月15日リリース。

とはいえ90年代は総じてBRIT POPなど洋楽ロックが中心で、邦楽はGSや70年代ロックの再発かPSF/アルケミー系地下ロックしか聴かなかった。96年頃シャーラタンズ目当てで行ったフェスでミッシェルガン・エレファントを観て人気ぶりに驚いたが、然程興味を惹かれなかった。2005年頃にThe Birthdayを観てロケンロー沼にじわじわハマって行った。今やロケンローはマイライフストーリーの根幹である。

The Birthday – 抱きしめたい(Music Video)



●THE NOVEMBERS『バースデイ』


2005年結成のオルタナティヴロックバンドTHE NOVEMBERSのデビュー・アルバム『THE NOVEMBERS』(2007)に収録。

今の若手ロックバンドの中では特に洋楽志向が強いノーバンバーズを観たのはBO NINGENのイベントライヴだった。最初は素直すぎる洋楽ロックのオマージュが鼻についたが、他のバンドがダンスやデジタルに向かってガラパゴス化する中、彼らの行き方は世界規模で通じるのではないか、と思うようになった。国境を踏みにじる活動に期待したい。

▲THE NOVEMBERS 「バースデイ」 from 1st DVD "TOUR Romancé" LIVE AT STUDIO COAST▲



誕生日
生まれたところは
トキメキだ



じつは瑛美さんの誕生日に妄想論第4弾『えいたそ野性時代』をまとめて書籍化してプレゼントしようと思っていたが、他のアイドル現場に現を抜かして時間がなくなり、間に合わなくなってしまった、そこでせめてものお詫びにブログを書きました。

瑛美さん、お誕生日おめでとうございます!これからも妄想力に溢れた活躍を期待しています。まずは明日(今日)の「えいカラ2017」でのお題を楽しみにしています。

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【特報】地下音楽関連リリース情報〜ガセネタ/阿部怪異/NON BAND/地下音楽への招待(既刊)

2017年02月15日 00時45分43秒 | 素晴らしき変態音楽


●ガセネタ『ガセネタ』(7インチシングル)

2017年2月22日発売
全世界待望!ガセネタ、アナログ盤ついに発売決定!
「雨上がりのバラード」「父ちゃんのポーが聞こえる」「宇宙人の春」「社会復帰」以上4曲しかないレパートリーからそのベスト・トラックをアナログ7インチ化。

「このバンドの為なら何でもする」(間章)
1977年結成。山崎春美(vo/→タコ)、浜野純(g/→不失者)、大里俊晴(b/→タコ、ほか)に、ドラムに、村田龍美、高野、乾純(→スターリン)、佐藤隆史(→ピナコテカ)が入れ替わりで加わる。吉祥寺マイナーを中心に大学構内、学園祭などで活動を続け、1979年解散。“このバンドの為なら何でもする”とは故・間章氏。レパートリーは「雨上がりのバラード」「父ちゃんのポーが聞こえる」「宇宙人の春」「社会復帰」以上4曲。そのベスト・トラックをアナログ7インチ化。

A1. 社会復帰
A2. 父ちゃんのポーが聞こえる
B1. 雨上がりのバラード
B2. 宇宙人の春
山崎春美(vo)浜野純(g)大里俊晴(b)村田龍美(dr)
http://diskunion.net/jp/ct/detail/1007291134

3/7 ワンマンライヴ@新宿ロフト
ガセネタだけGIG 「ガセネタ」(他なし)
このエントリーをはてなブックマークに追加はてなブックマーク - ガセネタだけGIG 「ガセネタ」(他なし)
OPEN 19:00 / START 20:00
ADV¥2500 / DOOR¥3000
ガセネタ 【山崎春美(Vo) / 成田宗弘(G) / 田畑満(B) / 乾純(Dr)】

http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft/58473
Psychedelic Speed Junkies~ガセネタin the Box「ちらかしっぱなし」


●阿部怪異『阿部怪異』


2017年3月22日発売
発売:ALCHEMY RECORDS
番号:ARCD-257
定価:2700円(税込み)
アルケミー販売定価:2500円(http://www.loft-prj.co.jp/books/chika/)


非常階段のメンバーが参加していた大阪の伝説のバンド「阿部怪異」!1980年代にピナコテカからカセットテープのみでリリースされていた作品が初CD化!アルケミーレコードのみの未発表特典音源CDR付き!
<収録曲>
1. Side A
2. Side B
http://www.alchemyrecords.co.jp/New%20Release.html
阿部怪異/集団投射@渋谷WWW 2012.11.29 (thu)


●NON BAND 『NON BAND』


2017.4.7 Release
TAL04/Album reissue LP/DL

NON baNdのアナログ再発はドイツ、デュッセルドルフのレーベルTALより。マスタリング・カッティングはベルリンCalyx。6曲入りの12インチ(オリジナルは10インチ)。

2017.4.9(日)@秋葉原CLUB GOODMAN
~NON baNdアナログ再発記念~GROOVE GLOBE GO!!
open18:00start18:30
前売¥2800当日¥3300+order
NON baNd/KIRIHITO/テンテンコ/Din Remoter
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=661227634056673&substory_index=0&id=502857806560324
NON BAND+灰野敬二、吉田達也@東高円寺UFO CLUB 08.1.11(fri)

次々と
世に問いかけろ
地下の音

絶賛発売中!
●地下音楽への招待


パンクよりも自由な世界へ。
1978年、吉祥寺に開店した一軒のジャズ喫茶は、その一年後「Free Music Box」を名乗り、パンクよりもっと逸脱的(パンク)な音楽やパフォーマンスが繰り広げられるスペースとなっていく──「Minor Cafe」として海外でも知られるようになったこのジャズ喫茶「吉祥寺マイナー」の“伝説”は、近年とみにマニアたちの関心を惹くものとなった。しかし、そこには前史や後史、あるいは裏面史など時間的にも空間的にもさらなる広がりと深さを持った、さまざまな出来事と人物たちの「流れ」と「つながり」があったことは、あまり、否、あまりにも知られていないのではないか。本書は、幸運にもそうした現場の一端に立ち会ってきた一人の目撃者=体験者が、ミュージシャンやパフォーマー、オーガナイザーたちとの再会や対話、またメディアの再検証を通じて、あたかもパラレルワールドであったかのような「地下音楽」の世界を描き出す初めての試みである。
<本書の主な登場人物>
園田佐登志、藤本和男(第五列)、鳥井賀句(ブラックプール)、竹田賢一(A-Musik音楽評論家 『地表に蠢く音楽ども』)、白石民夫(タコ、不失者、じゃがたら)、工藤冬里(マヘル・シャラル・ハシュ・バズ)、原田淳・増田直行(陰猟腐厭)、安井豊作(映画『Rocks Off』監督)、生悦住英夫(モダーンミュージック)、山崎尚洋(『マーキームーン』編集長)、山崎春美(ガセネタ、タコ)
http://www.loft-prj.co.jp/books/chika/
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【暗黒教団】NECRONOMIDOL(ネクロ魔)@高円寺Sound Studio DOM 2017.2.12 (sun)

2017年02月14日 02時56分04秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


暗黒教団限定ワンマン
DEFENDERS OF THE FAITH

高円寺Sound Studio DOM
2月12日(日)
1部:開場15:00
2部:開場17:00
3部:開場19:00

活動3年目を迎えた暗黒系アイドルユニットNECRONOMIDOL通称ネクロ魔のワンマン振り返りツアーの幕開け公演が高円寺の練習スタジオで開催された。3部制のライヴとトークの集いは、ネクロ魔のファンクラブ『暗黒教団』信者のみを対象とした秘密の儀式とも言えるものだった。扉の向こうで何が行われていたのか、具体的には団員以外に明かすことは出来ないが、暗黒という言葉に伴うネガティブなイメージを一新する、夢と希望と輝きに満ち、生きる歓びを最大限に実感できる体験であることは漏らしても教義に反することはない。



教義を知る為に出家する必要は無い。次回のワンマン振り返りツアーのチケットを購入して参戦するだけで、暗黒の光に照らされた教義の神髄を体感することが出来ることを保証しよう。

SCREAMING FOR VENGEANCE
ONE MAN TOUR

第二夜 新宿LOFT
3/14(火)
前売り2500円+1D

NECRONOMIDOLと共に再び墓場へ…
ネクロ魔史上最大の暗黒が待っている

プレガイド販売中
2/24〜手売りチケット販売開始

入場順
教団限定チケット→手売り→プレガイド



いきなり教団のメイン行事であるワンマンに参戦しても勝手が分からず困惑される在野の方々も少なくないと思われる。そういう皆様の為に無銭で参戦できるアルバムリリースイベントが用意されているので、ぜひともご活用願いたい。

2ndアルバム『DEATHLESS』リリースイベント
2/22(水)HMV新宿
2/26(日)ディスクユニオン大阪
3/3(金)dues新宿
3/7(火)ヴィレヴァン高円寺
3/10(金)HMV渋谷

DEATHLESSリリースイベントは合計5回です!3/3以外観覧フリーなので、初めての方も是非!

NECRONOMIDOL 2017年への宣戦 DEATHLESS


デスレスを
聴けば死ぬこと
無かろうに

NECRONOMIDOL New Album
DEATHLESS

2/22 RELEASE

「死の淵から這い上がる DEATHLESS」
NECRONOMIDOLの1stアルバム「NEMESIS」発売から1年が経ち、待望の2ndアルバムが発売決定!
新体制での初リリース、ネクロ魔史上最高の良質な音とジャンルの幅広さにより、ネクロ魔の最強作となっています。
暗黒系アイドルの新世紀開幕を絶対に見逃すな!

NEX盤

2015年6月30日2ndワンマン「ANNO UMBRAE」/2015年12月14日3rdワンマン「TENEBRAE INVICTUS」のDVD付き。

SANGUIS盤

2016年6月30日4thワンマン「TENEBRAE ASCENDANT」のDVD付き。
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NORD(ノール)/みみのこと@大久保ひかりのうま 2017.2.11 (sat)

2017年02月12日 12時18分55秒 | 素晴らしき変態音楽


Saturday Afternoon Strut vol.1
【NORD / MIMINOKOTO】

NORD (片山智/長谷川洋/内田静男)
みみのこと(スズキジュンゾ/西村卓也/志村浩二)
open 13:30 start 14:00
2500円+D

みみのこと主催の土曜の午後の2マンシリーズ第一回。1970年代後半に結成、ピナコテカなどより諸LPをリリースのジャパニーズノイズオリジネイター、片山智率いるNORDを迎えて!今回は盟友、ASTROの長谷川洋に、kito-mizukumi rouberなどの内田静男を迎えてのトリオ編成。ノイズというにはあまりにサイケデリックな涅槃世界を是非体験下さい!



81年リリースの1stアルバム『NORD』が36年ぶりに再リリースされたNORDの1年ぶりのライヴが、最近地下音楽のメッカのひとつとなりつつある大久保のキャバレー「キューピッド」跡地のライヴハウス「ひかりのうま」で開催された。主催はロックバンドみみのこと。昼間っから地下音楽三昧も乙なものである。

●NORD(ノール)


2015年4月に高円寺ShowBoatで観て以来約22ヶ月ぶりにNORDを観る。前回同様オリジナル・メンバーの片山智と、ASTROこと長谷川洋と内田静男の3人組。正面のモジュラーシンセやカオスパッドを並べたテーブルに片山が座り、ベースの内田とエレクトロニクスの長谷川は背後の床に黒子のように鎮座する。片山が線香に火をつけ甘い香りが漂うと静かに楽器に息が吹き込まれる。アルバム『NORD』の1曲目「labyrinthe」を思わせるお経の声明で幕を開ける。アンビエント風のスペーシーなドローンが、照明ランプの明滅のリズムに引き裂かれ、シャワーとなって注ぐサウンドの滝になる。目の前の薄明の中で展開されるインダストリアル/サイケ/ノイズの饗宴は、35年間の進化の熟成を物語っている。温和な表情の後ろに漲る強靭な創造性が、音響の亀裂から放射状の光の帯となって弧を描いた。

●みみのこと


2000年に結成された「歌もの」ロックバンド。初期は川口雅巳(現・ニューロックシンジケイト、THE HARDY ROCKS etc)がヴォーカルだったが、2007年にスズキジュンゾに代わった。メンバーチェンジ後観るのは多分初めて。ベースの西村卓也が諸事情で欠席し、スズキと志村浩二(ds)の"デュオ版"みみのことになった。澄んだ音色のギターストロークと自由闊達なドラミング。スズキのヴォーカルは、川口ほどの特異性はないが、飄々としたリリシズムを持つ個性的なもの。故・金子寿徳の曲を含むベースレスの演奏は、音響上の低音域は欠けていたが、精神の通奏低音を刺激する歌心に満ちていた。

音の中
光の馬が
駆けて来た



【特報】NORD片山智氏インタビュー近日公開予定
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【私のポストパンク禁断症状#2】クローム『赤い露光』〜電脳クロム鍍金(メッキ)サイバーガレージパンク

2017年02月10日 00時15分00秒 | 素晴らしき変態音楽


今でこそ「ポストパンク」というジャンルは普通に使われているが、80年代当時はまとめて「ニューウェイヴ」と呼ばれていた。レコード店では「パンク/ニューウェイヴ」コーナーが設置され、クラッシュやストラングラーズ、ダムドなど8パンクバンドも「ニューウェイヴ」に括られた。新しい波(ニューウェイヴ)の対極には古い波(オールドウェイヴ)があり、そこにはハードロックやブルースロックやプログレ等が含まれた。だが60年代のサイケデリックロックは、世代的には十二分に「OLD」なのに、何故か「NEW WAVE」のイメージがあった気がする。60年代ビートロックやガレージロックがパンクのルーツとして再評価された余波かもしれない。「ネオ・サイケデリック」という潮流がパンク以降のロックシーンに登場し、トリッピーなレトロ感覚がニューウェイヴの主要要素のひとつとされた。

当時筆者はそうした「ネオ・サイケ」にも惹かれたが、徐々に興味はオリジナル・サイケやアシッドロックへ向かった。60年代の音を聴いてしまうと「ネオ〜」の胡散臭さやポーズだけのファッション感覚が鼻につき、夢中だったエコバニやキュアーやアンド・オールソー・ザ・トゥリーズなど聴く気がしなくなった。そんな中でも聴き続けたバンドたちが筆者にとっての「ポストパンク」だった。具体的にはレジデンツ、ペル・ウブ、ギャング・オブ・フォー、ワイアー、チャーチなど。そして忘れてはならないのがレジデンツと同じサンフランシスコ出身のクロームだった。



1975年サンフランシスコでアートスクール在籍のダモン・エッジを中心に結成。4人組のバンド形態で76年『The Visitation(光臨)』を自主制作レーベル・サイレンからリリース。ファズギターのソロが延々続くジャンクなロックは、古めかしいサイケデリックロックを踏襲しているとされ、当時も今も無かったことにされがちなアルバムだが、久々に聴くとオーソドックスなのは楽器編成だけで、音の奇妙な捩じれ方は、現在の一部のオルタナ/インダストリアル/ノイズ系アーティストに近い。1979年12月25日、筆者の17歳の誕生日に新宿シスコで購入した思い出の一枚。リハビリが必要。

Chrome - The Visitation


翌年ヘリオス・クリードが加入し、77年2nd『Alien Soundtracks』をリリース。78年の3rd『Half Machine Lip Moves(半分機械口唇作動)』はほぼダモン・エッジとヘリオス・クリードの二人編成になった。ジャンクさに磨きがかかり、奇怪な音響処理を施したスタジオワークは密室ノイズロックと呼びたくなる。

Chrome - Half Machine Lip Moves


それぞれが幾つもの機材を操りヴォーカルを取るスタイルは異彩を放ち、80年に大手インディーレーベル、ベガーズバンケットから『Red Exposure(赤い露光)』をリリース。日本での配給元ワーナーパイオニアから日本盤も発売された。挑戦的なジャケット写真やバンド感を増した音作りは、英国ポストパンクを意識したように思える。エフェクト加工されたハンマービートは近未来感がある。ザッパフリークのイラストレーター八木康夫(現ヤギヤスオ)が書いた日本盤解説が秀逸。

Chrome - Red Exposure


その後はサイレンやドイツやフランスのレーベルから作品をリリース、84年に二人は別離しダモン・エッジがクロームとして活動、95年にダモンが死去するとヘリオス・クリードがクロームの名前を引き継ぎ、現在まで活動を続ける。最新作『Feel It Like A Scientist(科学者みたいな気分)』(2014)はSF風のサイバーガレージパンクが炸裂する怪作である。

CHROME ~ Prophecy


ノイズロックの元祖と呼ばれもするが、電気仕掛けのクロム鍍金を剥がすと、欲求不満のティンエイジャーの青い魂が露になる。

サンフラン
シスコ界隈
地下パンク





Chrome - Bremen 1987 [full show]



Subterranean Modern: The Residents, Chrome, MX-80 Sound and Tuxedomoon
datacide magazine:Chrome
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【立春アイドル観戦記】ネクロ魔/ヤナミュー/フィロのス/偶ドロ/ハウプト/レッポコ/ライムベリー/ウテギャ

2017年02月08日 08時34分39秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


春が立つ季節になり無性に女子の柔肌が恋しくなったきた。新年になったからといってライヴ時のテンションに違いは無い筈だが、女子ライヴの当夜・翌日の消耗ぶりがハンパないことが多い。とりわけ「でんぱ組.inc」現場の翌日は身も心も吸い取られたように消失する。距離が近いライヴアイドル現場はその場の激しさは遥かに凄いが、終演後の「接触」でかなりの癒しを得ることが出来るので、意外にHPの消耗は激しくない。とは言っても他の現場よりは過酷なことは確か。自己管理に注意しないと寿命が縮むかもしれない。とは言ってもヲタクの端くれ、女子に会うチャンスをみすみす逃すとヲタクが廃る。立春の機会に3連続で通ったアイドル現場の報告をば。

2月4日 sat 新宿SAMURAI

Eternal unrequited love vol.22
ライムベリー / NECRONOMIDOL / レッツポコポコ / 校庭カメラギャル / リナチックステイト / 日本アイドル生成工房 / スーパー転校生 / きみとうたたね✳︎ / シバノソウ

多数出演のイベント現場で焦りは禁物。余り逸って飛ばしすぎると途中で果てる。この辺の自己管理(統制)は、4年目になるヲタク生活で得た経験と知識を存分に発揮したいと思っている。ということでイベント前半はスルーし、後半の校庭カメラギャル〜ライムベリー〜レッツポコポコ〜ネクロ魔に参戦。二人組ラップユニット「校庭カメラギャル」、3人組ラップユニット「ライムベリー」、ゆるめるも!の妹分「レッツポコポコ」を観戦。元ゆるめるも!のちーぼうがすっかりレッポコの顔になっているのが興味深い。トリでネクロ魔こと「NECRONOMIDOL」の40分ロングセット。溜めていたヲタパワーを解放し、晴れやかな暗黒感に浸った。

●NEDRONOMIDOL



2月5日 sun 渋谷O-nest

フィロソフィーのダンス定期公演
「Funky But Chic VOL12」【2部】

やなことそっとミュート/フィロソフィーのダンス

「楽曲系」の急先鋒として人気急上昇中のフィロのスこと「フィロソフィーのダンス」の定期公演。「オルタナ系」の注目株ヤナミューこと「やなことそっとミュート」との2マンは、オレ的には最高のカード。ヤナミューは会場によって音の感触が異なるのが面白い。新宿ロフトはぶち上げパンク、渋谷ラママはガレージロック、そしてここ渋谷O-nestは空間系ポストロックに聴こえた。推しメンなでしこがツインテールではなく、編み込みロングヘアーで萌やしてくれた。前回のワンマンでは満員で殆ど姿が見えなかったフィロのスは、歌とダンスのキレに感服。萌え系十束おとはから目が離せない。

●やなことそっとミュート



2月6日 mon 渋谷Milkyway

「暗黒世界に光が灯る1年に1度の不思議な日」〜今泉怜生誕祭〜
NECRONOMIDOL/偶想Drop/Hauptharmonie

昨年11月に加入した今泉怜の初の生誕イベント。最初に登場したネクロ魔の時にはフロアに余裕があったが、各出演者のファンが入れ替わり、激しいながらも秩序のある現場になった。メンバーチェンジで6人組になった偶ドロこと「偶想Drop」の迫力に圧倒される。怜ちゃんこと「今泉怜」ソロコーナーではコスプレ姿で歌うアニソンの健気さに生き返る想い。久々の「ハウプトハルモニー」に見覚えのある顔が、と思ったら元ゆるめるも!のもね(現・一花寿)だった。メルヘン系パフォーマンスが最後は激アゲに変遷するのが楽しい。トリのネクロ魔は安定の暗黒劇を展開。月城ひまりが加入してから歌のハーモニーが向上し、別次元のアート性を発揮している。間もなくリリースされる新作『Deathless』が楽しみでならない。

●偶想Drop


●今泉怜


●NECRONOMIDOL


アイドルは
偶像じゃない
リアリスティック


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酔どれロッケンローラーの帰還〜ジョー・ドッグ&ザ・デスペラードズ(ex.ドッグス・ダムール)

2017年02月06日 00時32分07秒 | ロッケンロール万歳!


ガンズ・アンド・ローゼズがの来日が話題になった。アクセル・ローズの変貌ぶりが話題になり、BABY METALがサポートだというのでちょっと気になったが、当時も今もガンズに特別な思い入れは無い。当時バッドボーイズロック、スリージーロックと呼ばれたバンドの中でガンズよりも筆者が好きだったのはサザンロックのブラック・クロウズやイギリスのクワイアボーズやワイルドハーツ、そして同じくロンドンのドッグス・ダムールだった。
時代を超えた酔いどれロックンローラー、ザ・ドッグス・ダムール

ドッグス・ダムールは91年に一旦解散、その後ソロ活動を続けるヴォーカルのタイラの元で何度か再活動を行い、2013年にオリジナル・メンバーで再結成ライヴも行った(DVDとしてもリリースされた)。その後タイラ以外の3人でジョー・ドッグ&ザ・デスペラードス(ならず者たち)/Jo Dog & The Desperadosを結成し、昨年12月に1stシングル「プリーチャーズ・ブルース」が配信リリースされた。メンバーは元ドッグスのジョー・ドッグ(g)、スティーヴ・ジェームス(vo,b)、バン(ds)の3人に加え、キーボード奏者ヘンリー・トゥインチが参加している。トゥインチは93年のドッグスのアルバム『許されざる恥辱/More Unchartered Heights Of Disgrace』にゲスト参加して以来、タイラのソロ作品でコラボしてきた所縁のミュージシャンである。ドッグス時代もブルース好きを公言していたジョーの嗜好に相応しいマイナー調のブルースロック。若い時は甘いルックスで女子ファンの人気を集めていたスティーヴ・ジェームスがいぶし銀のような味のある歌声を聞かせる。PVにプロレスラーが登場するのは「時々以前より強くなって帰ってくる」という歌詞の内容であろう。

PREACHER'S BLUES


間もなく2ndシングル「EVERY STAR」がリリースされる予定だが、予告編としてジョーのインスト・ナンバー「BOOT STOMP」が公開された。ドブロギターのブルースである。

Boot Stomp


一方ヴォーカルのタイラはドッグス・ダムールを名乗って昨年12月2クリスマス・ライヴをシェフィールドとマンチェスターで開催し、ドッグス・ダムールとソロ時代の曲を披露した。両者がそれぞれ活動する状況は、恐らく「けんか別れ」ではなく「のれん分け」に近いと信じたい。

Tyla's Dogs D'Amour: No Gypsy Blood


デジロックやダンスロックばかりの現代ロックシーンには、彼らのような悪ガキロックが必要だ。願わくばドッグス・ダムールとデスペラードのダブルヘッドライナーで来日公演を企画してもらえないだろうか。

愛のイヌ
ならず者たち
ロッケンロー

Victims Of Success / Drunk Like Me [Live In Japan 1991] ~ The Dogs D'Amour
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【私の地下ジャズ愛好癖】ドイツ新表現主義者『A.R.ペンク』の自由奔放不定形ジャズ

2017年02月04日 07時11分43秒 | 素晴らしき変態音楽


精悍な顔に惚れて筆者が愛好するサックス奏者フランク・ロウのディスコグラフィを調べた時に、子供の落書きのようなレコードが何枚かあり気になっていた。「TTT」という謎のバンド名義のアルバムで、80年代半ばにドイツでリリースされている。フランク・ロウの他にブッチ・モリス(tp)、ビリー・バング(vn)、デニス・チャールズ(ds)といったNYロフトシーンの猛者が参加したPart 1〜4の4枚に分かれたライヴ作。見るからに自主制作盤で、日本のレコード店ではまずお目にかかったことがない。Discogsに出品されていたが、どれも四桁後半の高値なので、暫く買うのを躊躇していたが、年が明けてフランク・ロウ熱がぶり返し、勢い余ってまとめてオーダーした。それが昨日届けられた次第。ロフトジャズらしいスピリチュアルな演奏や無手勝流の自由即興があるかと思えば、ファンクビートのジャズロックも飛び出してきた。多楽器主義の無節操な不定形サウンドは、ロウやモリスのスタンドプレイではなく、A.R.ペンクのドラムの飄々としたビートに牽引された集団的グルーヴに貫かれ、地下ジャズとしては極めてポジティヴな世界を描き出している。
『フランク・ロウ』ほぼほぼ完全ディスコグラフィ/Almost Complete Discography of FRANK LOWE



A.R.ペンクは1939年10月5日ドイツのドレスデン生まれ。現在77歳。独学で勉強して1968年、初個展をケルンで開催。ネオ・エクスプレッショニズム(新表現主義)の先駆者として共産圏旧東ドイツのアートシーンで頭角を現す。1980年に西ドイツへ亡命して、Gerhard RichterやJoseph Beuysと同じ国立デュッセルドルフ芸術アカデミーで1988年から教鞭を取る。当時ドイツに留学していた奈良美智に恩師としても知られる。ペンク作品の特徴は、太古の洞窟絵や象形文字を思わせる記号的モチーフが情報化社会といわれる今日においてモダン絵画として注目されている点である。

flashTV - A. R. Penck Retrospektive (Kunsthalle, 2007)

A.R.ペンク作品展記事

有能なドラマーとしても知られ、80年ペーター・コヴァルト(b)のトリオに参加、80年代半ばにフランク・ウォルニー/Frank Wollny、ハインツ・ウォルニー/Heinz Wollnyと共に「トリプル・トリップ・タッチ/Triple Trip Touch=TTT」を結成し、ブッチ・モリス、フランク・ライト、ビリー・バング、ルイス・モホロ、フランク・ロウなど世界的ミュージシャンと共演、自主レーベルから自ら描いたアートワークで多数のレコードをリリース。90年代に地元ハイムバッハを拠点にインスタレーション、パフォーマンス、絵画とコラボしたライヴイベントを主催した。
The A.R.Penck LP Discography

●TTT Featuring A.R. Penck ‎– Be Cool In Munich - Live Concert


Heinz Wollny, bass, percussion
Butch Morris, cornet, percussion
Dennis Charles, drums, percussion
Frank Wollny, guitar, bass, percussion
A.R. Penck, piano, flute, drums
Frank Lowe, saxophone, percussion
Billy Bang, violin, flute, drums, percussion

同じジャケットでパート1〜4がリリースされている。Discogsによれば各限定500枚。ミュンヘンでのライヴ録音。83年にフランク・ロウ、ビリー・バング、デニス・チャールズらがロンドンを訪れジャズ・ドクターズとしてレコーディングしているので、同じ時のライヴかもしれない。ジャケット裏にはフィル・ミントン(vo)が参加したパート5とTTTトリオのみのパート6の記載があるが未リリース。楽器を持ち替えて組み合わせの異なるセッションが収録されており、欧米ミュージシャンの自由奔放な交歓模様が伺える。変貌する80年代音楽シーンに翻弄されたフランク・ロウたちにとっても楽しい経験だったと想像される。

●TTT featuring A.R. Penck - Butch in Hackney


Butch Morris (cornet, drums)
Frank Wollny (guitar, bass, drums)
Heinz Wollny (bass, guitar)
A.R. Penck (flute, bass, drums, vocals)

こちらはブッチ・モリスとTTTトリオのガチンコ共演。イギリス,ハックニーでレコーディング。録音/リリース年不明。上記アルバムに比べてシリアスで実験性の高い演奏が収録されている。全編を貫く緊張感は交歓というより交感と呼ぶべきであろう。どちらかというと指揮者/Conductorとして知られるモリスの演奏家/Playerとしての才能が迸る作品。ペンクをはじめTTTのメンバーのプレイヤビリティの高さも印象的。

TTT featuring A.R. Penck - Be Cool In Munich (Part 1)


年齢的なこともあり近年は演奏記録が残っていないペンクだが、機会があればまたスティックを握って欲しいものだ。

新表現
主義か主張か
生き方か



ネオ・エクスプレッショニズム
Neo-Expressionism(英), Neoexpressionismus(独)
1980年前後より、アメリカ(ニューヨーク)、イタリア、西ドイツなどの複数の場所で同時多発的に台頭した具象的傾向を備えた絵画の動向。主観主義的な感情を直接的に表出するような激しい筆致や色彩の使用によって「ネオ・エクスプレッショニズム(新表現主義)」と呼ばれる。これらの絵画では、観者の身体のスケールを遥かに超えて大型化した画面に、性的イメージ、人物像、現代的な諸現象から歴史的・神話的題材など、さまざまな主題を登用することで得られる効果を絵画的な崇高さのもとにまとめあげる手法が顕著である。多様なイメージ群を引用・消費するこれらの絵画を、ポストモダニズムの観点から評価する向きがある一方で、商業主義との結びつきや現代美術の展開に逆行するような非歴史主義的な無自覚さが批判されることもあった。
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【地下音楽入門】第2回:NORD(ノール)〜騒音樂派の北の果てへの旅路

2017年02月02日 08時28分35秒 | 素晴らしき変態音楽


80年代地下音楽を象徴する自主レーベル「ピナコテカレコード」は1980〜83年の間に8枚のLP、2枚のEP、8本のカセットをリリースした。いずれも前例のない特異な地下音楽のドキュメントだが、今思えば図らずとも最も時代とリンクしていたのが及川洋と片山智の二人組NORD(ノール)だった。フランスの作家セリーヌの代表作『NORD(北)』からユニット名を取り、“T・G(スロッビング・グリッスル)の行き方に全面的な支持と賛同の挨拶をおくる”(AMALGAM#7 1981.7発行)という彼らは、1980年に結成され同年2月3日にマイナーでデビューし、白石民夫やNOISE(工藤冬里+大村礼子)、絶対零度など地下音楽のグルと共に活動する。82年7月吉祥寺ぎゃていでオリジナルNORDとしてのラストライヴを行いデュオを解消。

●NORD/NORD (1981.7/Pinakotheca ‎– Nord #1)


1980年9月21日吉祥寺マイナーで一発録りでレコーディング、10月にマイナー店主・佐藤隆史宅にてミックスダウンされたオリジナルNORD唯一のアルバム。スロッビング・グリッスルやキャバレー・ヴォルテール、DOMEなどのインダストリアルミュージックに影響されたサウンドは、『愛欲人民十時劇場』やNOISE『天皇』、灰野敬二『わたしだけ?』、ガセネタ、タコなど吉祥寺マイナー出身の地下音楽の中では異質な存在に思える。マイナーの住人の多くはサイケデリックロックやフリージャズ、現代音楽にルーツを持ち、過度の情念(怨念)や強固な精神性を打ち出した表現が特徴的だといえる。ここで聴けるNORDの音響も大音量の騒音芸術であることは確かだが、通底するのは激情の発露ではなく、真逆の覚醒したクールネスなのである。その感覚は、「COLD WAVE」と呼ばれたジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダー、ディス・ヒートやデヴィッド・カニンガム(フライング・リザーズ)等のニューウェイヴ世代と共通する。レコードのB面を占める「Utopie」は壮大な叙事詩を思わせる起伏豊かな騒音組曲だが、冷徹にコントロールされた禁欲主義は「NORD<北>」の名前に相応しい氷の世代(ICE AGE)のデカダンスを体現している。この時代に他のミュージシャンとの交流が殆ど見られないことも、地下音楽の坩堝に於けるNORDの"冷たい孤立感"を表しているのではないだろうか。

Nord - Labyrinthe


リリースから35年が過ぎて、本アルバムがArt Into Lifeから初めてCDとして再リリースされた。未発表のスタジオレコーディングとライヴ音源収録CDとの2枚組。長年封印されていた作品がどのような経緯で発表されることになったのかは分からないが、地下音楽の宝石が陽の目を見ることは大いに歓迎したい。
Art Into Lifeホームページ



オリジナルNORD分裂後、及川はソロでNORDを名乗りL.S.D.Recordsから84,5年に2枚のLPと1本のカセットをリリースするが、90年代以降の活動は不明。

Nord - Ego Trip


片山は83年に伊藤真(現・まく)とのデュオでNORDとしてぎゃていを中心に活動。MERZBOWやNULLとコラボもしている。2003年に伊藤と別れ長谷川洋((ASTRO)をメンバーに迎え新生NORDとなり、2015年に内田静男を加え活動中。
グンジョーガクレヨン/K.K. NULL/陰猟腐厭/NORD@高円寺ShowBoat 2015.4.23(thu)

北の果て
地下音楽の
棲むところ



<ライヴスケジュール>


2017年2月11日 sat 大久保ひかりのうま
【NORD / MIMINOKOTO】
Open 13:30 / Start 14:00
Charge ¥2500+1D

NORD (片山智/長谷川洋/内田静男)
みみのこと(スズキジュンゾ/西村卓也/志村浩二)
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