A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。アングラ好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【Disc Review】橋本孝之『SIGNAL Harmonica Improvisation Takayuki Hashimoto』

2016年06月30日 01時02分35秒 | 素晴らしき変態音楽


橋本孝之『SIGNAL Harmonica Improvisation Takayuki Hashimoto』
Nomart Editions NOMART 111 定価 ¥2,160(税込)

Takayuki Hashimoto (hca)

1. SIGNAL 1 / 15: 37
2. SIGNAL 2 / 15: 32

Recorded in Akasaka, Tokyo February 14, 2016

Liner notes: 長谷川裕倫 Hirotomo Hasegawa
Produce: Satoshi Hayashi

サバイバルのための幻想曲、そして捻転する呼吸(いき)と口唇(くちびる)の二重唱

以前「サクソフォンほど人間の体内に深く侵入する楽器はない」というようなことを書いたことがあったが、ハーモニカも人体への密着度では引けを取らない。むしろフロイトの言う口唇期、つまり文字通り口と唇による接触によって願望を充足させる期間に相当する、幼児の最初の性衝動が続いているかもしれない。授乳するようにハーモニカに唇を充てて演奏することで「温かみ」「飢えからの解放」などの願望を充足させるのである。それは種の保存のための営みである。

小学校低学年の音楽の時間に与えられたハーモニカに唇を当てて、息を吹いたり吸ったりする行為は、6年前に母親の乳房を貪った温かい記憶を呼び覚ます。最初は冷たい金属の感触も、ねっとりした唾液が滴るほど舐め回した後には、艶やかな曲線と凸凹の吹き込み口が、光の届かぬ海底に棲むにもかかわらず、毛羽毛羽しい極彩色で身を飾った深海生物のグロテスクなシルエットを思わせる背徳的な生温さを舌の表面に伝達する。海底3000メートルに棲息する深海の住人が、自ら発光し餌食となる微生物やプランクトンを誘き寄せるように、唾液の臭いが染みついたハーモニカの裏ブレたメロディは、人生のスタートラインに立ったばかりの6歳児の感情の中に、初めて経験する「ノスタルジー」という理解不能な、しかし決して嫌いではない、不可思議なフィーリングを掻き立てるのである。

しかしながら、なぜだろう。恐らく義務教育もしくは学業重視の弊害に違いないが、小学校中学年に上がるとハーモニカの代わりにリコーダーという名のポール(棒)状の楽器を宛がわれ、先端恐怖症の原因にも成り得る突起を咥えて息を吹くことを強制されることになる。汚れた息を吐いたら新鮮な空気を吸わなければならないが、吸引にも音階が付随したハーモニカではなく、このポール(棒)は吸ってもノート(音)はならず、息継ぎと称する中絶行為は、次のノート(音)を鳴らすための準備でしかない。呼吸が分断された管楽器は、その後の彼の成長過程にでピアニカ/フルート/サクソフォン/トランペットなど続々登場し、彼にとって楽器を演奏することはチューブ(管)を「吹く」ことである、という偏った性癖を刻みつけるのである。「吸う」は「吹く」ための前戯でしかない。「呼」と「吸」の主従関係が成立し、職務分掌(Segregation Of Duty)が明確になる。対等な筈の二者の職責が分割され右と左(上と下)の関係性が当たり前こなることを、世の中では成長(Growth)・社会化(Socialization)・性徴(Sexual Characteristics)と呼ぶらしい。

しかし注意すべきは、生物学的にサバイヴ(生存)する上では、空気を「吐く」ことよりも「吸う」方に高いクオリティを求める傾向がある事実である。ブロー(吹く)至上主義者の胎内では「パフォーム(演奏)」と「サバイヴ(生存)」のフリクション(軋轢)が生じる。音楽のために生きるのか、生きるために音楽があるのか、という永遠の命題は形而上学的には表裏一体であるように見えるが、この場合は大きな隔たりがあることに注目したい。

即興音楽ユニット.es(ドットエス)の橋本孝之によるソロ・アルバム第3弾はハーモニカのソロ演奏が収録されている。否、パフォーム(演奏)では無くリップサービスと呼ぶべきかもしれない。というのはハーモニカのトーン(音)よりも口唇のノイズ(音)の方が多く含まれているからである。そして呼吸のノイズ(音)の含有量も一般基準を遥かに超える。「口唇」と「呼吸」という生命維持の二重唱を過度に含む『SIGNAL』は、人類の生存のための幻想曲に他ならない。

幻想曲
前奏曲と
行進曲

吉祥寺ハモニカ横丁・オリエンタルな風景 Oriental city scape - Kichijoji, Tokyo



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映画『LISTEN(リッスン)』〜感覚の欠如を埋める<音楽>のようなもの、そして陥穽の罠。

2016年06月29日 00時20分21秒 | 映画やDVDのこと


果たして音楽とは耳から聴くだけのものなのだろうか?
この映画は無音であり、言語は手話である。耳の聞こえない聾者(ろう者)たちが自ら「音楽」を奏でるアート・ドキュメンタリーだ。楽器や音声は介さない。彼らは、自身の手、指、顔の表情から全身に至るまで、その肉体を余すことなく駆使しながら視覚的に「音楽」空間を創り出していく。出演者は国内外で活躍する舞踏家から、演技経験のない一般の聾者まで多彩な顔ぶれが集まる。彼らは各々に「音楽が視える」と語り、「魂から溢れ出る“気”のようなもの」から「音楽」を感じるという。手話言語を通じて日常的に熟達した彼らの身体表現は、「音楽とは?」という問いのさらに奥深く、人の内面から滲み出る内なる“何か”へと迫っていく――。

本作は既存の「音楽」の概念を崩し、聾者たちが無音の状態か­ら創り出す「音楽」の映像化を試みた実験的映像詩(アート・ドキュメンタ­リー)である。監督は聾者の両親を持ち、自身も聾者である新鋭監督・牧原依里。そして、映画『私の名前は…』(監督:アニエスベー)に出演するなど、国内外で活躍する舞踏家・雫境(DAKEI)。聾のアイデンティティーを持つ二人の共同監督のもと、「音楽」と「生命」の新たな扉をひらく。(公式サイトより)

LISTEN リッスン 予告編

公式サイト

渋谷アップリンクで映画を観るのは、おそらく移転後はじめてだろう。いつもトークショーやライヴイベントが開催される1Fではなく2Fに映画スペースがあった。隣ではジェームス・ブラウンのドキュメンタリー映画『Mr.ダイナマイト』が上映されており大盛況。『LISTEN』の方は15人くらいだが、そんなに広くないので気にならない。入場時に耳栓が配布された。座席がハンモックソファになっており座り心地がいい。上映時間になり、慌てて耳栓を付けようとしたら、最初は例によって予告編だった。特に興味を惹かれる作品も無く、少し眠気を感じたところで、いきなり『LISTEN』の文字。先ほど外した耳栓を再び丸め耳の穴に突っ込んだ瞬間、誰かが音量を大幅に絞ったような気がした。一気に無音に近い世界に迷い込む。サイレント映画なのに耳栓を付ける理由は、環境音も聴こえない聾者の感覚を疑似体験するためだと終ってから気付いた。聴覚を遮断すると視覚や嗅覚が敏感になると聞いたことがあるが、実際は眠気が勝利を収めたようだ。画面は美しく、出演者が誰だろうと思わず魅入ってしまう。踊りも素晴らしく、映像芸術の極意を見る想いがした。しかしそれは夢の世界と地続きで、気がつくと夢想の世界に遊んでいた。こういう場合はストーリーの無いことが幸いして、安心して再びドリームランドに旅立った。

LISTENリッスン 予告編 15秒バージョン その1


果たして登場した聾者が演じる踊りや身振りを音楽と呼んでいいのかどうかは判らないが、間違いなく言葉によらない抽象化された表現行為であり、(映画として記録されない限り)瞬間に消え去るパフォーミングアートであった。聾者の視覚が聴覚を兼ねているとしたら、目から入った刺激が脳の本来耳からの刺激を処理するべき部分で感受されているかもしれない。健常者を自称する筆者は同じ刺激を感じることはできない。それでも耳栓により有るものを無しにすることが出来て、別の感覚を体感することとなった。五感の互換性を確立するのは思いのほかハードルが高いのかも知れない。

LISTEN リッスン 予告編15秒バージョン その2


音の無い音楽と聞いて真っ先に思いつくのはジョン・ケージの「4分33秒」だろう。演奏しない行為の時間を"音楽"と言い張る反則技は反芸術至上主義者たちを魅了し幾多の模倣犯を生んだ。
有るものを無しにすることは、無いものを有ることにするよりも簡単だし、有るものを有る、無いものを無いと認めるよりも見栄えが良い。
無から有を生み出すのは創造だが、有を無にするのは破壊である。
あるべきものを無しにする行為はダダイズムの本質であり、無いものを有ると言うのは裸の王様に取り入る卑怯者である。
音の無い音楽を最後に聴いたのは地上10000メートルの飛行機の中だったかもしれない。




五感の感受性
陥穽の完成度
管制はご勘弁

頭の中で鳴り出した歌
     
Keiji Haino - 03 Untitled


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【えいたそ野性時代】六の巻『時代をドライブ』ビートルズ/松田聖子/サニーデイ/ピンク・フロイド他

2016年06月28日 02時37分53秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


でんぱの神神
DVD第6弾発売記念イベント
止まない 止まない この胸の高鳴りが急かすよ
走り出せ あんぜんに!

交通安全ゲーム大会&神免許証交付会

アルバム『GOGO DEMPA』発売記念イベントを終え、夏のツアーに備えて雌伏中の時期にでんぱ組のみりんりさねむえいピンキーの5人は2週間の免許合宿で自動車運転免許を取得した。既に免許を持っているもがと合わせ、でんぱ組は全員運転免許所有、というアイドルには珍しいキャッチコピーが与えられた。とは言っても免許取得以来誰ひとりとして自動車を運転していないペーパードライバー予備軍、この日のゲームも散々で、えいたそ☆成瀬瑛美さんはマイナス10点というバラエティには有り得ない負の得点で異彩を放つ結果となった。
免許取りたてでんぱ組.inc、恒例“神”イベントで交通安全ゲーム大会



ブロークン(ブレイク済み)アイドル「でんぱ組.inc」との接触の機会はほとんど有り得ないので、この日の特典会「神免許証交付会」は年に数度の貴重なコンタクトチャンスであった。地下アイドル(例:ネクロ魔)のような濃厚な接触を期待しても無駄なので、単刀直入にえいたそ論の次のキーワードを求めたところ、一瞬考えた成瀬さんの口から「えーと、ドライブ。うん、時代をドライブ!」。緊張と興奮で心臓バクバクだったが、その言葉をしっかりと胸に刻み、バイバイと手を振りその場をあとにした。交付された神免許証をパスカードに自分の免許証の隣に入れてほくそ笑みながら<ドライブ>をキーワードに世界(えいたそ)について妄想してみた。

●ザ・ビートルズ「ドライヴ・マイ・カー(Drive My Car)」


本作は1965年12月3日に発売された6作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ラバー・ソウル』のA面1曲目に収録された。実質的にはポール・マッカートニーの作品だが、ジョン・レノンも歌詞の部分で手助けしている。リード・ヴォーカルはポール。

免許を手に入れたら、まずは自動車を運転してみたい。「私の自動車を運転しなさい(Drive My Car)」と女優の卵に命令された男は最初は断るが、素晴らしい時間をあげると説得されて引き受ける。だけど女は自動車を持っていなかった。これから二人を待ち受ける輝く時間に想いを馳せよう。

Drive My Car-The Beatles



●RCサクセション「Drive my car」


RCサクセション83年の9thアルバム『OK』の冒頭のナンバー。タイトルからもわかるようにビートルズの「DRIVE MY CAR」へのオマージュ的作品。なお、忌野は同アルバム自体を「ビートルズで言うと、『ラバー・ソウル』や『フォー・セール』あたり、『リボルバー』まで行かないようにした」とインタビューで語っている。

忌野清志郎はロックの先達へのリスペクトにかけては人一倍想いが強い。強すぎてパロディや破壊を呼ばれることもしばしばあった。「君が代」とか(ロックじゃないが)。キヨシローにとって自動車は女体と同じ。お前に付いてるラジオ感度最高、こんな夜に発射できないなんて。ビビプビビーイエイ!というコーラスが女子の警戒心を緩める。

Drive my car / RC Succession 1983



●ザ・カーズ「ドライヴ(Drive)」


アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン出身のロックバンド。バンド名は「全員、車好きだから」という理由から名付けられている。「ドライヴ」は84年の5THアルバム『ハートビート・シティ』(全米アルバムチャート最高3位)に収録。

アメリカ合衆国は車社会と言われるが、「ザ車」という名のバンドが6Xプラチナの大ヒットを放った80年代がそのピークだったに違いない。90年代以降はインターネットやソラーエネルギーに押され車社会は多少痛手を食ったかもしれない。しかしあまりに広大なアメリカ大陸で暮らすためには車と免許はライフラインである。

The Cars - Drive (OFFICIAL MUSIC VIDEO)



●ピンク・フロイド「星空のドライヴ(Interstellar Overdrive)」


『夜明けの口笛吹き』(よあけのくちぶえふき、原題:The Piper at the Gates of Dawn)は、1967年に発表されたピンク・フロイドのデビュー・アルバム。サウンド的にはプログレッシブ・ロックというより、完全にサイケデリック・ロックである。発売時の邦題は「サイケデリックの新鋭」というタイトルであった。ほぼ全曲シド・バレットの作品であるが、「星空のドライブ - Interstellar Overdrive」は4人共作。ライヴでは長時間の即興演奏でトリップする。

車を運転するのに最も理想的なシチュエーションは何だろうか。輝く太陽の下、海辺や草原を走るのも悪くないが、ロマンチックなのは満天の星空の下、行き先も知れず走り続けることかもしれない。英国のサイケ兄ちゃんたちにとっては、それはドラッグに浮かれて意識が飛びそうな瞑想のようだ。

Pink Floyd -Interstellar Overdrive Video



●松田聖子「星空のドライブ」


80年代を代表するアイドル、松田聖子の1982年発表の第6弾アルバム『Candy』収録。作詞:松本隆/作曲:財津和夫。

80年代アイドルソングでは「星」は「花」や「涙」と並ぶ必須キーワード。永遠のアイドルSEIKOのレパートリーにも「星」ソングは少なくない。松本隆がピンク・フロイドの日本語タイトルをパクったかどうかは不明だが、彼が細野晴臣、小坂忠、柳田ヒロ、菊池英二と組んでいたバンド「エイプリル・フール」の69年のアルバムのサイケデリックな演奏を聴けば、ピンク・フロイドのアルバムの影響があることは間違いない。聖子ちゃんはシド・バレットを知っているのだろうか?

松田聖子 星空のドライブ (1983)



●サニーデイサービス「星空のドライヴ(Interstellar Overdrive)」


サニーデイサービスが94年にMIDIレコードからリリースしたメジャーデビューミニアルバム。「星空のドライヴ」「クイズアカデミー」「ミラー・ミラー」「アニヴァーサリー・オブ・ラヴ」「クイズアカデミー(インスト)」の5曲収録。

コチラはもちろん確信犯。下北沢を拠点にした渋谷系なので、洋楽への憧れを何の衒いも無く表現している。この頃の彼らはマンチェスターやシューゲイザーなどUKロックのフォロワー的なサウンドだったが、半年後はっぴいえんどに傾倒した和風ロックに様変わりし、時代の寵児となる。洋楽へのオマージュはその後も続いた。

サニーデイ.サービス / 星空のドライヴ



●エリオット・マーフィー「真夜中の暴走(Drive All Night)」


ニューヨークのストリートロック詩人として73年にデビューしたエリオット・マーフィーの77年の4thアルバム『アメリカン・ヒーロー(Just A Story From America)』に収録。ロッカーの生き様を歌った自伝的内容で、数多くのロッカーにカヴァーされるアンセム。

オールナイトでぶっ飛ばせ!と歌うエリオットは90年代以降はフランス・パリに居を定め、ヨーロッパ的エレガントさを身につけながらも街の吟遊詩人として活動を続けている。「エリオット・マーフィーっていうロック歌手が昔いたよね。今はどこでどうしているのか誰も知らない」と自嘲気味に歌ってから「エリオット・マーフィーはココにいるぜ!まだまだ元気にロックを歌い続けているんだ!」と誇らしげにシャウトするのがお約束。

Elliott Murphy - Drive All Night - 4/22/1977 - Capitol Theatre (Official)



●ブルース・スプリングスティーン「ドライヴ・オール・ナイト(Drive All Night)」


72年デビュー、アメリカを代表するロックンローラー。愛称「ボス」の80年の2枚組5thアルバム『ザ・リバー(The River)』に収録。8分半のアルバム中最長のナンバー。映画のサウンドトラックで何度か使われている。

エリオット・マーフィーと同期で、"第二のボブ・ディラン"と呼ばれたロック・シンガーのひとり。結果的にブルースが「ボス」になった一方で、エリオットは「ルーザー」かもしれないが、2010年代にパリを訪れたブルースとセーヌ川の橋の上で会い「エリオット、どうしてるんだい?」「俺は元気で楽しくやってるよ」「それはうらやましい」という会話がエリオットのライヴMCで再現される。

Bruce Springsteen - Drive All Night



●シンディ・ローパー「涙のオールナイト・ドライヴ(I Drove All Night)」


78年デビュー、80年代アメリカを代表する女性シンガー・女優。グラミー賞、エミー賞、トニー賞の受賞経験がある。「涙のオールナイト・ドライヴ」(89)は元々はロイ・オービソンのために書かれた曲で、ロイのレコーディングも1987年に行われていたが、シンディのバージョンが先にリリースされた(ロイ・オービソンのバージョンはロイの死後、1992年にリリースされている)。2003年にはセリーヌ・ディオンがダンス・ポップアレンジでカバーしている。

一晩中運転し続けるのは男だけじゃない。女も走り続けるわ、とばかりにファンファンファンと元気なダンスを魅せるシンディは今でもおてんば娘。女性ヴォーカルに「涙の〜」と邦題を付けるのは相当年配のA&Rに違いない。

Cyndi Lauper - I Drove All Night



●尾崎豊「Driving All Night」


83年17歳でデビュー、92年26歳で突然の死。ヒーロー伝説を生んだ破滅的シンガーソングライター尾崎豊の85年の5thシングル。シングルは1985年8月25日に行われた大阪球場でのライブで録音されたライブバージョンとなっている。

尾崎豊といえば夜中雨の中ひとりで走り回るイメージがある。燃える身体のPVはイメージ通り。ブルース・スプリングスティーンからの影響を隠さない尾崎なので、ボスへのアンサーソングの意味もあるに違いない。徹夜で走って先にあの世に逝ってしまった。

Driving All Night PV ビデオクリップ 尾崎豊



●kors k feat.古川未鈴「Drive Me Crazy」


Drive Me CrazyとはBEMANIシリーズに収録されている楽曲である。初出はbeatmaniaIIDX 19 Lincle(以下IIDX)。アーティスト名義の通り、作詞・作曲はkors k、ボーカルは古川未鈴。Lincleのテーマに合った、とてもかわいらしい楽曲である。

免許を持っていないメンバーが多いからかもしれないが、ドライブを歌った最近のアイドルソングは見つからない。もちろん免許取得前の時代のでんぱ組にも自転車以外のドライブナンバーはない。ところがYouTubeをググっていたら、なんとセンター赤色みりんちゃんこと古川未鈴さんがDRIVE曲を歌っていたことを発見。みりんちゃん得意のゲームミュージックで歌われるDRIVEとは、"自動車の運転"の意味ではなく、"あなたに夢中"という意味だが、ドライヴつながりには違いない。

kors k feat.古川未鈴 - Drive Me Crazy



以上の検証から、えいたそが口にした「時代をドライブ」というキーワードは、「時代を乗りこなせギャロップ」(でんでんパッション)というえいたそ担当フレーズを意識したことが判るだろう。つまり運転免許を取得したことで、ギャロップしなくても時代を乗りこなす(ドライヴする)ことが出来るようになった訳である。ただしくれぐれも野性のママにスピードを出し過ぎては逝けませんぞ。

ドライブは
楽しいけれど
気をつけて

Eimi,You Drive Me Crazy!!!!

でんぱ組.inc 「でんでんぱっしょん」 カッコイイ!その1
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【灰野敬二最新情報】THE HARDY ROCKS/マーク・ジェイコブス/ツァイトクラッツァー/サンヘドリン

2016年06月27日 01時26分08秒 | ネコ動画

THE HARDY ROCKS
LtoR:Masami Kawaguchi, Shingo Naruke, Keiji Haino, Taiga Yamazaki


●THE HARDY ROCKS、110分の熱いロック空間を創出
  
2016.6.26 (fri) KOENJI HIGH
THE HARDY ROCKS

1. 黒い花びら(水原弘)
2. Wild Thing (The Troggs)
3. 骨まで愛して(城卓也)
4. Witch(The Sonics)
5. in my room(The Walker Brother)
6. 風が泣いている(ザ・スパイダース)
----
7. end of the night(The Doors)
8. Five to One(The Doors)
9. Strange Fruit(Billie Holiday)
10. Money(The Beatles)
11. さすらい(小林旭)
12. born to be wild(Steppenwolf)

前半45分、後半65分トータル110分のロングセット。結成して2度目のライヴとは思えない強固なアンサンブルはバンドの急激な進化のスピードを示している。灰野は時にダンスを踊るように軽やかに舞い、サウンドの尻尾を捕まえ自らの色に染め上げるような歌を聴かせる。バンドメンバーは灰野の予測できないアクションに身構える緊張感の中に、演奏しながら曲を形作る行為への歓びに満ちている。誰よりも歓んでいるのは灰野自身に違いない。「音楽」を「遊ぶ」とは、文字通り子供が遊びを通していろんな発見をして成長して行くこととイコールなのである。THE HARDY ROCKSの描く色は、この5人だからこそ配色可能な唯一無二のカラーなのである。

●ファッションブランド「マーク・ジェイコブス」の2016年秋のキャンペーンに登場


世界的ファッション・デザイナー「マーク・ジェイコブス」の秋のキャンペーンに灰野敬二をモデルとして起用したことが発表された。マーク自身が自らのファッション感に影響を受けた人物をNYに呼び、英国生まれの世界的カメラマン、デヴィッド・シムズが撮影を担当。他にコートニー・ラヴ、ジェネシス・P・オリッジ(スロッビング・グリッスル)などが起用されている。
マーク・ジェイコブスのコメント「灰野敬二の音楽は信じられないほど超越的で瞑想的であると同時に非常にユニークです。彼の作品に常にある献身と感情のレベルの高さを私は心から賞賛します。」

●ツァイトクラッツァー、チャールズ・ヘイワード、ジョン・ブッチャーと共演他
灰野敬二ライヴ・スケジュール


7月3日(日)新宿PIT INN
「Blue Lights of Sanhedrin」
Sanhedrin featuring Miya
Open 19:30 / Start 20:00
¥3,500+税(1D込)
Sanhedrin : 灰野敬二 (g), ナスノミツル (b), 吉田達也 (ds)
featuring : Miya (flute)



7月8日(金) Copeland Gallery, London、UK
Japan:London 2016
Keiji Haino and Charles Hayward
灰野敬二とチャールズ・ヘイワード
DOORS OPEN: 7:30 PM STARTS: 8:00 PM
GENERAL ADMISSION £11.00

7月9日(土) Cafe Oto, London, UK
Japan:London 2016
KEIJI HAINO & JOHN BUTCHER
8PM
£18 £16 ADVANCE £14 MEMBERS

7月18日(月・祝)大久保 音楽と珈琲 ひかりのうま
夏の憂鬱
5:00pm 開場 5:30pm 開演
チャージ 2,000円 + ドリンク
灰野敬二
彗星 (ヨシノ: sitar, ルイス稲毛: guitar, : timanyamaaa: bass, 荒川太郎: drums, udu)
Transkam (YANA: drums, TUNE: guitar, YUKIYO: bass)
吉本裕美子 (guitar) + レンカ (踊り) + 池田陽子 (violin)
Bloom-Creation (Bloom: vocal, guitar, Mark Anderson: drums)



7月31日(日) 吉祥寺キチム
テニスコーツ展
open18:30 /start19:30
予約2,500円(+1drink)/ 当日3,000円(+1drink)
テニスコーツ:植野隆司+さや
w/灰野敬二



8月3日(水)渋谷Lush
「Red Lights of Sanhedrin」
Sanhedrin featuring Akira Sakata
Open 19:00 / Start 19:30
Adv.¥3,000(+1D) / Door¥3,500(+1D)
Sanhedrin : 灰野敬二 (g), ナスノミツル (b), 吉田達也 (ds)
featuring : 坂田明 (sax)



9月27日 (火) 六本木SuperDeluxe
Sound Live Tokyo
ツァイトクラッツァー × 灰野敬二
七つの日より (カールハインツ・シュトックハウゼン, 1968)
19:30開場 / 20:00開演 / 2,500円 (1ドリンクつき)



灰野から
始まる命
育まん

Keiji Haino 《ここ(Here)》——3rd Tomorrow Festival- Live160515

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【出会い系回想録】ネクロ魔/ブクガ/おやホロ@新宿LOFT 2016.6.22(wed)

2016年06月26日 03時04分57秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


YOTEI HA MITEI
OPEN 19:00 / START 19:30
ADV¥2000 / DOOR¥2500[発売]出演者予約のみ
おやすみホログラム
Maison book girl
NECRONOMIDOL




ネクロ魔リキッドワンマンまで後9日のカウントダウンの夜に、筆者の地下アイドル四天王のうち3組がそろい踏み各40分のロングセットというネ申イベ開催。魔ヲタとしては<特典:瑳里樣の七日間戰争>欲しさももちろんだが、ブクガ耕作員を名乗る身でありながら、5月22日のコラソンウェイ以来1ヶ月ぶりのコショージとの接触に心が弾む。平日ど真ん中のフロアはいくら沸いても余裕がある。三者三様にヲタが盛り上がった空間は心地よい疲れが残り、はじめて出会った時のことを思い出して、ちょっとおセンチな気分になっちゃった。

●NECRONOMIDOL ネクロ魔


ワンマン向けの新曲中心のステージ。観るたびにメンバーの表情が生き生きしてくるのが伺えて楽しい。特にネクロ魔歴が一番若い久坂華恋と夜露ひなの二人の輝く笑顔が観てて楽しい。歌も踊りも振り真似しやすく盛り上がれる。リキッドルームにサークルモッシュが出来るだろう。

【ネクロ魔との出会い】2015年10月12日(日)「Tower Records Instore Live リリイベ祭り アイドルDay」@吉祥寺ヨドバシカメラ2Fイベントスペース


買い物で立ち寄ったヨドバシの2階で騒ぐ男子のかけ声につられて覗いてみたら、朝からぶっ通しで8組のアイドルのミニライヴ+特典会をやっていた。なぜか混じって出演したチャラン・ポ・ランタンに続いて登場したのがNECRONOMIDOL。だいぶ前に1st PV「あたしの爪痕」を観て「アイドル界にココまでキワモノが出たか」と呆れながらも忘れられなかったネクロノマイドル(この時は『ネクロ魔』という略称を知らなかった)を怖いもの観たさで観覧。グリーンヘア&白塗りの娘をはじめ、メンバー全員キュートなので驚いた。暗黒/オカルト系の筈が、楽しそうに歌って踊る様子もギャップ萌え。CDS『EXITIUM』を1枚購入し、除霊会という名の特典会に参加。仕切っているのが日本語ぺらぺらのゴツい外国人だったの驚いた。近くで見るメンバーの可愛さに胸きゅん。特に白塗りの娘の緑の瞳に惚れてしまった。写真を見ると4人しかいないので、久坂華恋はお休みだったようだ。

●Maison book girl ブクガ

1ヶ月ぶりのブクガはレパートリーは変わっていないが、耕作員の一体感が増してノリノリ現場になったと感じる。4人の清楚な魅力もパワーアップ。それだけにそろそろ新曲や新衣装を望みたい。そして2ndワンマンライブもね。

【ブクガとの出会い】2015年11月2日(月)「ギュウ農フェス×中野流アイドルフェス」@中野サンプラザ前特設ステージ


文化の日の休みに中野のアイドル無銭フェスに参戦。ギュウゾウとバニラビーンズが司会で野外ステージでやっていた。おやすみホログラムの次にブクガが出演。PVを観て楽曲は気に入っていたが、変拍子を見事な振り付けで踊る4人と、あわせてコールするヲタのリズム感覚に驚愕。しかし何よりもBiS時代はいじられキャラで残念だったコショージメグミがリードして笑顔でパフォーマンスする姿に即惚れ。終演と同時にサンプラザ9階の特典会場にダッシュし、コショージと初接触。「本当にいいグループに入れてよかった。今の方が絶対幸せだよ」と力説したことを思い出す。

●おやすみホログラム おやホロ


DJがバックサウンドをプレイする新アレンジのおやホロ・ステージ。クラブ仕様のダンスビートがメロディの良さを惹き立てる。パンクでハチャメチャなイメージに比べ、歌の魅力はハイセンスなポップ感覚。まさに聴いてよし観てよしのロッキンデュオに成長した。11月に恵比寿リキッドルームでワンマンライブが決定した。

【おやホロとの出会い】2015年11月2日(月)「ギュウ農フェス×中野流アイドルフェス」@中野サンプラザ前特設ステージ


注目のアイドルとの噂を耳にしていたおやホロを初めて観たのもギュウ農フェス。会場に着いたら既に始まっていた。会場の地面の敷石が割れてしまうのでジャンプ禁止になっており、右側の派手な髪の娘が客席に飛び込もうとしてはあきらめる。ライヴハウスでのライヴの激しさを想像させるパフォーマンスだった。アイドルにしても自由気ままな印象は、振り付けがほとんどないからだ、と気付いたのは数ヶ月後。2015年11月23日渋谷WOMBのブクガ1stワンマンライブで、すぐ目の前に派手な髪の妙に可愛い娘がいたが、それがおやホロのカナミルだったと気付いたのも数日後だった。

出会いの日
いつまでたっても
忘れない

NECRONOMIDOL 06/24 あんナイトVol. 5


あと5日!
ネクロ魔4thワンマンライブ
6月30日(木)
TENEBRAE ASCENDANT
恵比寿LIQUID ROOM

一般¥2500/女性・学生¥1500
op19:00/st20:00
〜暗黒覚醒開幕〜

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今週末、灰野敬二がHARDなROCKをまた本気で遊ぶ。THE HARDY ROCKS初のワンマンライブ開催!!

2016年06月24日 00時15分15秒 | 灰野敬二さんのこと

pix by kako on April 28, 2016 @ KOENJI HIGH

"Keiji Haino's New Group"
THE HARDY ROCKS

2016.6.25 sat
KOENJI HIGH


open 18:30 / start 19:00
adv ¥3,500 / door ¥4,000 +1 drink

灰野敬二 Keiji Haino - Vocal


川口雅巳 Masami Kawaguchi - Guitar       なるけしんご Shingo Naruke - Bass


片野利彦 Toshihiko Katano - Drums       山崎怠雅 Taiga Yamazaki - Guitar


Keiji Haino, who is "born to be wild" himself, concentrates on vocal selecting songs in his origin, and challenges to the next level on ROCK together with 4 members of his child generation. All along Hiroshi Mizuhara, Takuya Jo, Shigeru Amachi, Steppenwolf, Billie Holiday, The Doors, Spencer Davis Group, Gene Vincent, James Brown, The Beatles, The Walker Brothers and The Sonics are burst into ROCK. Nothing but being completely knocked down.ー行川和彦 Kazuhiko Namekawa


Give You Some Hints.

Steppenwolf - Born to be wild 1969


Billie Holiday - Strange Fruit


城卓矢「骨まで愛して」


The Sonics - The Witch


Come To See
Hardy Rocks
Koenji High



【朗報】灰野敬二の公式サイトが密かにリニューアルされたようです。略歴・予定・作品・出演依頼/お問い合わせ。英語のページもあるようです。
灰野敬二オフィシャルホームページ:魂を操る司祭
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【えいたそ野性時代】四の巻『妄想のススメ』でんぱ組/魚返一真/NMB48/妄キャリ/まねきケチャ/筋少

2016年06月23日 02時44分28秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


でんぱ組.inc
GOGO DEMPA TOUR2016


でんぱ組.inc史上最大規模で開催された全国ツアーより、3/3NHKホールの公演と全編バンド編成で披露された2/17Zepp Tokyo公演が映像化。2作品が1つのパッケージにコンパイルされたBlu-ray。

秋葉のライブカフェ「Dear Stage」で働くヲタク女子がまさかのアイドルユニット結成。最初は3次元からも2次元からもアウェー視されていたのが、5年後にNHKホールやZepp Tokyoでワンマンツアーをソールドし、全国のファミリーマートでグッズ展開されるとは、誰が想像しただろう。



想像は無理でもでんぱ組の6人は妄想していたに違いない。ヲタ女の強みは人一倍の妄想力であった。売れない時代は一日一食もやしライスで生活したという伝説を持つえいたそ☆成瀬瑛美さんは、日々アニメと漫画を観ることで夢の世界を妄想したことだろう。昔培ったその能力は栄光に向かって突き進む今でも衰えるどころか、ますます磨きがかかって煌めいている。時には度を超すこともあるけど気にしない気にしない。妄想力は世界を救うのだから。

でんぱ組.inc「GOGO DEMPA TOUR 2016」 LIVE Blu-ray & DVD Trailer


筆者のハーフライフワーク『妄想えいたそ論』パート4『えいたそ野性時代』4回目はズバリ『妄想』をテーマに世界(えいたそ)の核心に迫る。

●でんぱ組.inc『でんぱの神神 presents でんぱ組.incの妄想大百科』


もう-そう【妄想】
1. ありもしないことを想像し、事実だと信じこむこと。「誇大ー」
2. 《仏》邪念。もうぞう。


今からさかのぼること2年4ヶ月、2014年2月14日に発売された書籍が『でんぱ組.incの妄想大百科』。日本武道館ワンマンを2ヶ月半後に控えた"ブレイク0秒前"の"青春こじらせ系アイドルの頭の中"を描いた本には、単なるヲタクを超越する妄想家みりんりさねむえいもがピンキーの様々な妄想が渦巻いている。どんなに激しい妄念も6つの萌えきゅんカラーに染め上げられており、これがアイドルの生きる道だと納得。全アイドル/ヲタクの座右の銘にするべし。

●Kazuma Ogaeri(魚返一真)『MOSO(妄想)』


妄想とは何ものにも阻害されず自由で大胆な性的想像の世界で公序良俗に反するか背徳であるかのいずれかが含まれているものである Moso poetically explores the traditional representations of the Japanese eroticism in four chapters: 少女 la fille - 自然 la nature - 鉄道 le train - 女性 la femme.(144 pages, Softcover, Layflat Binding, French Flaps.)

妄想写真家・魚返一真は自らスカウトした女性モデルを巧みな話術で生まれたままの姿に導きながら、妄想迸る妖艶な写真を発表してきた。このたびフランスで出版された写真集『MOSO』は日本国内では禁じられたカットも多数収録し、反公序/反良俗/背徳すべてを含有しつつも、高潔な美を感じさせる作品である。ページをめくるたびに撮影者と被写体と読者の妄想が三位一体となった清らかな三重唱が聴こえてくる。
魚返一真「妄想」公式サイト
アマゾンで購入(写真サンプル有)

●NMB48『妄想ガールフレンド』


2012年8月リリース。AKB48の姉妹ユニットとして、大阪・難波を拠点に活動するNMB48。チャート2位を獲得した「ナギイチ」に続く通算5枚目のシングルは、渡辺美優紀、山本彩、山田菜々、白間美瑠、谷川愛梨、木下春奈、吉田朱里、福本愛菜ら16人の選抜メンバーが参加。“ROUND1”タイアップ曲としても話題のナンバーです。2012年リリース。

女子の妄想力は主に恋愛に関連したものが多い。アイドル界のてっぺんとったんで!と宣言する関西48人組は、ネコに変身して彼氏にゴロニャンする妄想を抱く。

【MV】妄想ガールフレンド / NMB48 [公式]



●PASSPO☆『妄想のハワイ』


2013年7月リリース。PASSPO☆の「新エアライン3部作」最終章となるシングル。ロックなPASSPO☆がHAWAIIAN6の安野勇太をプロデューサーに迎えた勝負作!安野にとって初のプロデュース作品。

空の旅をテーマにするアイドルユニットPASSPO☆は憧れのハワイ路線を妄想。二人脱退して7人組になった現在もはっちゃけた魅力が爆発中。

PASSPO☆ - 妄想のハワイ



●妄想キャリブレーション『何故なら私、妄想少女ですの』


2014年6月リリースの5thシングルにして初の全国流通盤。秋葉原ディアステージから 2013年3月にデビューした、胡桃沢まひる、神堂未祐奈、桜野羽咲、双葉苗、星野にぁの5名からなるアイドルユニット。 みんなで夢に向かって妄想する、恋しちゃいそうなアイドル!彼女達の妄想はまだ始まったばかり!

でんぱ組の後輩に当たるが、でんぱの妹ユニットではなく、自分の妄想力武器にした新生アイドルとして人気上昇中。今年6月メジャーデビュー。

妄想キャリブレーション - 何故なら私、妄想少女ですの (Music Video)



●アリス十番/スチームガールズ@仮面女子『妄想日記』


2013年12月リリース。NHK総合でも特集された最強の地下アイドル:アリス十番とスチームガールズがタッグを組んだ!シドの名曲「妄想日記」のカヴァーとPCオンラインゲーム「真・女神転生IMAGINE」のタイアップ曲を収録したシングルを6タイプ同時リリース!

秋葉原地下アイドルシーンの名門二組が合体したユニットも妄想を歌ってオリコンウィークリー4位の地上ヒット。V系男子の妄想ソングを地下女子が歌うことで、パワーと輝きを増した。

アリス十番/スチームガールズ『仮面女子』 -妄想日記- ライブ映像



●まねきケチャ『妄想桜』


2014年4月リリース。日本一美少女に精通する日本ツインテール協会から話題のdropに続いて放たれたアイドルユニット『まねきケチャ』のメジャー・ファースト・シングル!作曲には『うたの☆プリンスさまっ♪』『ファイナルファンタジー』など数々のアニメやゲーム音楽を製作、 水樹奈々への楽曲提供でも知られるElements Gardenの上松範康が担当。

キラキラ系アイドルの新生として人気急上昇中の5人組。「妄想ソング」を歌ったご利益か、『TIFメインステージ争奪LIVE〜決勝戦〜』に進出決定。6/26にはZepp Tokyoでワンマンライヴを開催とノっている。

まねきケチャ 【妄想桜】 20151223 クリスマスコンポート2015@スターライズタワースタジオアース



●夏の魔物『東京妄想フォーエバーヤング』


2016年1月リリース。2013年にロックフェス“夏の魔物”の主宰者、成田大致により結成。現在は“グラビア自画撮り部”として知られる塚本舞、先日解散した“大森靖子&THEピンクトカレフ”の大内ライダー、主にDDTプロレスリングで活動するプロレスラー・アントーニオ本多からなり、さらに新メンバーとして正体不明の覆面アイドル、ケンドー・チャンが加入した【夏の魔物】がメジャー第2弾シングルをリリース!

アイドルシーンとの交流も深い男女混合ユニット。プロレスとロックとアイドルの融合はフェスファン、プロレスファン、カオスファンに人気がある。

【夏の魔物】「東京妄想フォーエバーヤング」MV



●ALI PROJECT『妄想水族館』


2001年1月リリース、宝野アリカと片倉三起也による音楽ユニット、ALI PROJECTの通信販売限定ミニアルバム『CLASSICS』に収録。その名の通り、水族館を髣髴とさせる歌詞となっている。赤江瀑の本に影響されていると語っている。可愛らしいメロディーとは裏腹にどこか不気味な歌詞が印象的な楽曲である。

80年代から活動するアニソン系ユニットだが、最近安くCDを購入して聴いてハマってしまった。宝野アリカのヴォーカルはコケティッシュでエロティック、エレクトロ室内楽のサウンドはプログレッシヴでマニアック。音楽性の豊かさは現代のアイドルシーンに影響を与えているに違いない。ネクロ魔の夜露ひなも高校生の頃聴いていたという。

ALI PROJECT - Mousou Suizokukan, Delusion Aquarium (妄想水族館)



●筋肉少女帯『妄想の男』


1992年5月リリース『エリーゼのために』は、『月光蟲』~『断罪!断罪!また断罪!!』とサウンド的にもヘヴィー路線に突き進んでいた彼らがサウンド・プロデューサーに佐久間正英氏を迎え、制作された通算7枚目となるアルバム。ハードなサウンドの中にも全体に筋肉少女帯ならではのPOPセンスが随所に散りばめられ、一聴すればそれまでのアルバムでは聴くことが出来なかった新生面を強く打ち出された作品となっている。

女子に比べて男子の妄想はほとんどがセックスに関連している。悪くはないがエロゲーや成人アニメばかり観ていて、暮らしが豊かになるわけではなかろう。そんな男子の中で独自性に定評のある大槻ケンジは、次元の違う妄想力を爆発させる。筋少も夜露ひなのフェイバリット。

筋肉少女帯 妄想の男



●NICO Touches the Walls『妄想隊員A』


2011年第一弾シングル「Diver」が絶好調(オリコンウィークリーチャート初のTOP10入り)なNICOの3rdアルバム。2011年4月リリース。2010年は3月の武道館公演後、全国ツアー・数々のフェス・学園祭を行い、ライヴを軸に数々の新曲群を発表してきた。それらで披露した新曲群の中の選りすぐりと新たに生まれた楽曲で出来上がったNICOの一年間の集大成。

今時の若手バンドの妄想ソング。自己批判的な歌詞と哀愁のあるギターサウンドは若い子には刺さるのだろう。でんぱ組のはやぶさかがやきツアー2016の8/24大宮公演で対バンする。

NICO Touches the Walls 『妄想隊員A』



●MASTURBATION『被害妄想~人間の底辺に蠢く』


卑龍・TATSUSHI・中村達也から成る未だに熱狂的ファンの多い伝説的パンクバンドMASTURBATION!!1981年5月結成。1985年3月2日解散。奇形児、G.I.S.M、あぶらだこ、といった過激なライブパフォーマンスを主としたバンドが出現した中でも特に異彩を放ち、未だに熱狂的ファンの多い伝説のパンクロックバンド。

80年代ハードコアシーンで伝説を残した大阪出身のトリオ。口にしにくいバンド名は「スタベ」と略されたという。被害妄想は妄想レベルが高くはないが、パンクをやる理由としては立派な言葉である。そういえば伝説の多い80'sハードコアの中でも人気の高いチフスの未発表音源CDが発売になったばかり。買うか?

MASTURBATION 被害妄想



●ザカリアス『妄想』


71年にDERAMから発表された、孤高のシンガー唯一のアルバム。唸りをあげるベースが印象的なヘヴィな楽曲で始まったかと思えば、繊細なアコースティック・ギターとフルートが美しい内省的な楽曲もあるなど、なかなか一筋縄ではいかないアルバムです。全体を支配する緊張感漂う空気は、フォーク・ファンよりはプログレッシヴ・ロック・ファンにおすすめ。バックに、QUATERMASSのPETER ROBINSON(KEY)も参加。

最後に洋楽の『妄想』モノを。アシッドフォークともヘヴィサイケともつかない音楽性は70年代初頭の栄光ロックシーンには数多い。原題『Zakarrias(ザカリアス)』が何故『妄想』という邦題になったかは、当時の日本のレコード会社のディレクターに聞かなきゃ判らない。ジャケットは妄想っぽいかも。

Zakarrias - Who Gave You Love


妄想で
飯を食うのは
むずかしい

●でんぱ組.inc『でんぱジャック -World Wide Akihabara-』


2015年7月リリース。アイドルグループ・でんぱ組.incが秋葉原からオタクカルチャーを発信したTVバラエティをDVD化。でんぱ組.incのメンバーがリポーターとなり、それぞれの得意分野を活かして、全世界へ日本のオタク文化を正しく発信するべく、しゃにむに駆け回る。

妄想の達人でんぱ組が妄想力を発揮したTV番組の人気コーナー『妄想バーチャルデート』。メンバーそれぞれ萌えきゅんの演技をみせたが、中でも成瀬瑛美さんは「女優えいたそ」の異名をとった演技力で、深夜ドラマ『OLですが、キャバ嬢はじめました』のアリス役に抜擢された。

#7 いつも繋がっているから…by成瀬瑛美~妄想バーチャルデート~(公式)
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【ネクロ魔 混沌の仕掛人=作曲家たち】NECRONOMIDOL LIQUIDへの魔道 連動企画その2

2016年06月21日 00時52分43秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


NECRONOMIDOL「from chaos born」
発売記念イベント


日程:6/19(日)
時間:OPEN 19:30 / START 20:00
出演:NECRONOMIDOL
※ご入場時に1ドリンク代金を頂戴致します。



Set List 01.暗黒少女戦隊 02.死民解放軍 03.Nyx 04.VULTURE 05.NAYENEZGANI 06.Midnight dominator 07.重慶REDLINE 08.SKULLS IN THE STARS 09.Tamam Shud 10.SARNATH 11.童歌 12.IDOL'S ELEGY

1時間超えのワンマン予行演習風ライヴ。濃い魔ヲタ中心の現場の沸き具合に、ライヴ後夜露ひなが最高と連発していたのが印象的だった。実際新曲のパフォーマンスでは、各メンバーの弾ける笑顔がマブしい。新曲が楽し過ぎて、以前の曲を歌うのも楽しくなった、と夜露が話してくれたとおり、未知なる魔道を突き進むと同時に、過去に新たな命を吹き込む<黄泉がえりの術>は、ネクロ魔の著しい進化の証に違いない。そんな霊験あらたかな新曲を提供してくれた、魔導師音楽家たちを紹介しよう。



●『psychopomp』試聴はコチラ
作曲:Kei Toriki
@666Casey
音楽家 @asunojokei & Solo Guitar/Composing/Sound Engineering toriki041(@)http://ybb.ne.jp
明日の叙景@asunojokei
秋葉原を拠点に活動しているポストブラックメタル・ハードコアバンド「明日の叙景」Vo.布 Gt.等力(@666casey) Ba.関 Dr.斉藤 連絡先: toriki041@ybb.ne.jp

明日の叙景 - 自己に対する無関心が生んだ他人への共感 (Live)





●『死民解放軍』試聴はコチラ『Midnight Dominator』
作曲:岩永梓(KARMA SCORE)
AZUSA@daimazucon
暗黒系地下アイドル、Necronomidol(ネクロ魔)のメタル作曲担当。LAMINA MALEDICTUM、童歌、死民解放軍、MIDNIGHT DOMINATOR(NEW)。 自身はKARMA SCORE(オリジナル)、X茶番(X)、飛翔電設(M.S.G)、エキス出す(EXODUS)等のバンドでヴォーカルを務める。



●『Nyx』『IDOL'S ELEGY』
作曲:西邑卓哲(FOXPILL CULT)
@takaaki_FOXPILL
▼FOXPILL CULTのVocal/Guitar/映像(PV制作/デザイン等)でリーダー。演劇の音楽監督も時々。「麻人楽」映像/音楽監督。最近の楽曲提供→虚飾集団廻天百眼(劇団)、NECRONOMIDOLなど。過去にPHAIDIA、DARKSIDE MIRRORS、MADAME EDWARDA等に在籍。
FOXPILL CULT@FOXPILLCULT
宇宙を繋ぐニューウェーブ・アヴァンギャルド・ポップ。孵化した宗教テープを元にディスクユニオン内にFOXPILL CULTを中心にして生まれた新レーベル「ROMANATION」誕生。最新作「ROMANATION」発売中!!(祝!週間インディーズチャート1位!)

FOXPILL CULT - 場依存/怪人【最新full MV 3月9日発売「ROMANATION」より】





●『Tamam Shud』試聴はコチラ
作曲:高橋こーた
@TSK_sounds2312
作詞、作曲、mix、マスタリング あにまどーる/NECRONOMIDOL等、作曲メインでやらせて戴いております。楽曲制作随時募集してます。kota23122553@gmail.com




●『重慶REDLINE』
作曲:ハシダカズマ 箱庭の室内楽
@hakoniwa_ha
箱庭の室内楽のG&Vo。企業とかアイドルさんに曲書きつつソロとかDJとかやりつつサポート演奏しつつ映像作る会社にいます。 6/15 おやホロ@o-west 7/1ソロ@eggman 仕事の詳細&オファーこちら→http://kazumahashida.tumblr.com

箱庭の室内楽 - Terra





【お願い】 愛踊祭2016に初挑戦!
「6月24日」から開始するWEB予選 のネット投票ポイントをお願いします! 三次審査に進むとTokyoDomeCityHallでライブ!
愛踊祭2016公式サイト

【愛踊祭2016】 NECRONOMIDOL / すきすきソング WEB予選課題曲


ネクロ魔の
ワン魔ん降臨
あと10日

2016年6月30日(木)恵比寿LIDUIDROOM
NECRONOMIDOL 4th ワンマンライブ TENEBRAE ASCENDANT



NECRONOMIDOLがデビュー二周年記念の最大のワンマン!

OPEN / START 19:00 / 20:00
ADV / DOOR ¥2,500(税込・ドリンクチャージ別) / -
TICKET e+イープラス
INFO VELOCITRON http://www.necronomidol.com/

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ヴェルヴェット・アンダーグラウンド男子カヴァーズ11選〜エコバニ/REM/レッチリ/ニック・ケイヴ他

2016年06月20日 02時26分11秒 | ロッケンロール万歳!


女子ばかり優遇すると男女平等主義支持者の批判が殺到し炎上する恐れがあるので、事前に危機回避のためにヴェルヴェッツ男子による愛憎渦めくカヴァーヴァージョンを投稿しておくことにしよう。ネクロ魔リリイベ参戦で疲れ切ったので、コメント無しでお許し願いたい。後日気が向けば追記するかも。なお、女子版と比較しやすいように曲順は同じにした。

●ギャング・オブ・フォー『スウィート・ジェーン』
Gang Of Four - SWEET JANE




●アダム・グリーン『ユア・ミラー』
Adam Green - I'LL BE YOUR MIRROR




●ベック fest. ニコ・ゴードン(エール)『日曜日の朝』
Beck feat. Nico Godin (Air) - Sunday Morning (HD) Live In Paris 2013




●エコー&ザ・バニーメン『僕は待ち人』
Echo & The Bunnymen - I'M WATING FOR MY MAN




●ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ『オール・トゥモロウズ・パーティーズ』
Nick Cave & The Bad Seeds - ALL TOMORROW'S PARTIES




●スワーヴドライヴァー『ジーザス』
Swervedriver - JESUS




●モンスター・マグネット『毛皮のヴィーナス』
Monster Magnet - VENUS IN FURS




●ブラインド・メロン『キャンディ・セッズ』
Blind Melon - CANDY SAYS




●REM『ペイル・ブルー・アイズ』
REM - PALE BLUE EYES




●レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『アフター・アワーズ』
Red Hot Chilli Peppers - AFTER HOURS




●ビッグ・スター『宿命の女』
Big Star - FEMME FATALE




ヴェルヴェッツ
男子も女子も
面白い

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ主演、アンディ・ウォーホールの実験映画『エクスプローディング・プラスチック・インネヴィタブル』

Andy Warhol - Exploding Plastic Inevitable (High quality)

DEZ COVERES DE MÚSICAS DO VELVET UNDERGROUND
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ヴェルヴェット・アンダーグラウンド女子カヴァーズ11選〜ビョーク/ヴァネパラ/スジバン/ガービッジ他

2016年06月19日 14時28分21秒 | ロッケンロール万歳!


日曜日の朝はやっぱりヴェルヴェット・アンダーグラウンドの『日曜日の朝』で目覚めたい、とYouTubeをググったところ、いろんなアーティストによるカヴァー・ヴァージョンが見つかった。以前ベックによるVUカヴァー音源・動画をまとめて紹介したことがあったが、今日は女子ヴォーカルによるVUカヴァーを集めてみた。ドラッグ/退廃/前衛/ノイズといったイメージではなく、VUのリリカルな感性が際立つヴァージョンばかり。ヴェルヴェッツ女子の歌声で日曜日の午後のひとときをお過ごしください。
祝!ルー・リード70歳~BeckによるVelvet Undergroundカヴァー・コレクション

●シュガーキューブス『スウィート・ジェーン』
Sugarcubes -SWEET JANE


80年代ビョークが在籍していたアイスランドのバンド、シュガーキューブスが1986年映画『Skytturnar』のサントラに提供したカヴァー。ビョークのその後のアーティスティックな活動の核には当然ヴェルヴェッツの魂が宿っているに違いない。



●ザ・プリミティヴズ『ユア・ミラー』
The Primitives - I’LL BE YOUR MIRROR


ブロンドボブの美形ヴォーカリスト、トレイシー・トレイシー率いるコヴェントリー出身のインディー・ギターバンド。1989年の2ndアルバム『ピュア』のボーナストラックとして発表された。80'sインディーロックシーンに於けるヴェルヴェッツの影響力は多大で、ギターロック/ネオアコ/シューゲイザーなど様々なスタイルのバンドがカヴァーしている。



●NYルース『日曜日の朝』
NY Loose - SUNDAY MORNING


ヴェルヴェッツの1stアルバムの1曲目のこの曲は美しいメロディと気怠いサウンドで、ロックやパンクに留まらず幅広いカヴァーが存在するが、筆者にとっては70'sNYパンクの精神を90年代に継承した"NYパンクの妖精"ブリジット・ウェスト率いるNYルースのデビュー・アルバム『イヤー・オブ・ザ・ラット』に収録されたカヴァーにとどめを刺す。小悪魔風のキュートな歌にニューヨークの魂が宿っている。



●ヴァネッサ・パラディ『僕は待ち人』
Vanessa Paradis- I'M WAITING FOR THE MAN


こちらはフランスの小悪魔のVUカヴァー。92年レニー・クラヴィッツのプロデュースによる3rdアルバム『ビー・マイ・ベイビー(Vanessa Paradis)』に収録。舌足らずな英語の歌は、世界中のロリータファンの喝采を浴びた。当時レニーとの交際の噂もあったが、98年にジョニー・デップと結ばれ1男1女を授かるが2012年に破局。無垢な頃のあどけなさが妬ましい。



●スージー&ザ・バンシーズ『オール・トゥモロウズ・パーティーズ』
Siouxsie and The Banshees - ALL TOMORROW'S PARTIES


元セックス・ピストルズ親衛隊員のスージー・スー率いるパンクバンドの91年12月ロサンゼルスでのアーコ−スティック・ライヴ音源。CDシングル『O-Baby』(94)で発表された。ゴシックな装いでポジティヴパンクの先駆者となったスジバンには退廃的なヴェルヴェッツのサウンドがよく似合う。



●ヴォイス・オブ・ザ・ビーハイヴ『ジーザス』
Voice Of the Beehive - JESUS


86年ロンドンにて結成、カリフォルニア生まれのトレーシーとメリッサの姉妹がヴォーカルをつとめる5人組ポップバンド。ドラマーは元マッドネス。60'sガールズポップのセンスを80年代に蘇らせたカラフルなサウンドで人気を博した。アコースティック版VUカヴァーは88年BBCラジオでのセッション。



●ザ・キルズ『毛皮のヴィーナス』
The Killes - VENUS IN FURS


アメリカ人ヴォーカリスト、アリソン・モシャートとイギリス人ギタリストのジェイミー・ヒンスによるロック・デュオ。2000年に結成、サマーソニックやフジロックで何度も来日する現代ロック界の人気ユニット。結成当時からヴェルヴェッツの影響を公言している。ジェイミーはスーパーモデルのケイト・モスのパートナーでもある。



●ガービッジ『キャンディ・セッズ』
Garbage - CANDY SAYS


90年代グランジシーンを象徴する女性ヴォーカリスト、シャーリー・マンソン率いる4人組。94年ニルヴァーナのプロデューサーのビッチ・ヴィグを中心に結成。間もなくニューアルバム『Strange Little Birds』がリリースされる。VUのアシッドフォークナンバーを歌うシャーリーのコケティッシュな歌声が素敵。



●シェリル・クロウ&エミルー・ハリス『ペイル・ブルー・アイズ』
Sheryl Crow & Emmylou Harris - PALE BLUES EYES


70年代、90年代それぞれのアメリカン女性SSWの代表格の1997年のライヴ共演によるVUカヴァー。VUがアンダーグラウンドを超えて音楽シーン全体に大きな影響を与えていることがよくわかる。カントリー風のアレンジは悪くない。シェリルの声が思いのほかスウィートで萌えてしまう。



●ザ・ホワイト・ストライプス『アフター・アワーズ』
The White Stripes - AFTER HOURS


1997年アメリカ・デトロイト出身のメグ(ds)とジャック(vo,g)のホワイト姉弟によるガレージロック・デュオ。グラミー賞を3回受賞しており、2000年代のロックシーンを代表する存在だが、2011年解散を発表した。2000年大晦日のライヴに於けるVUカヴァーは、珍しくメグがリードヴォーカルをつとめ、VUのモーリン・タッカーを思わせる不安定は歌声を聴かせる。



●ドリー・ミクスチャー『宿命の女』
Dolly Mixture - FEMME FATALE


デブシー(b,vo)、レイチェル(g,vo)、へスター(ds,cho)のトリオで1978年に結成されたガールズパンクバンド。当時のパンクシーンではVUの影響は大きかったが、「I'm Waiting For My Man」「Heroin」「White Light/White Heat」といったハードなナンバー中心で、穏やかな「Femme Fatale」をカヴァーするのは珍しかったという。ドリー・ミクスチャーは怒りの音楽=パンクに、60'sキャンディーポップの要素を取り入た最初のバンドのひとつだった。アマチュア精神が漲ったサウンドはインディーロックのお手本。



ヴェルヴェッツ
日曜以外も
聴くけれど

1966年アンディ・ウォーホールによるヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコのドキュメンタリー映像64分。

The Velvet Underground and Nico '66



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