Sightsong

自縄自縛日記

酒井俊+永武幹子+柵木雄斗(律動画面)@神保町試聴室

2017-07-13 21:16:09 | アヴァンギャルド・ジャズ

ホーチミン在住の酒井俊さんが帰国して唄う。去年入院しているときに、『Beyond Time』や『四丁目の犬』を聴いたりして、今度の帰国時には駆けつけようと思っていた。そんなわけで、神保町試聴室(2017/7/12)。バンド名は「律動画面」だがどういう意味だろう。

『Beyond Time』を発売した頃になんどか観て以来だから、20年は大袈裟だとしても、今世紀になってはじめてだ。

Shun Sakai 酒井俊 (vo)
Mikiko Nagatake 永武幹子 (p)
Yuuto Maseki 柵木雄斗 (ds)

酒井俊さんの活動初期の録音を聴くと、圧が強い高音が目立っている。その後、ちょっとハスキーにもなり、しかしエネルギーは猛烈な勢いで溢れ出ていた。そして今回、前よりもしっとりとして、ますます素敵な声になっていると思えた。肌理のこまかな布のようである。べらんめえ調な感じの唄い方は健在。

この夜、「Stardust」、「Nearness of You」というホーギー・カーマイケルの名曲を情感たっぷりに唄い、『Beyond Time』所収の「It's A Most Unusual Day」や「四丁目の犬」も披露してくれた。「寿限無」、「トルコ行進曲」、「とんかつの唄」はアクセントを入れるようにユーモラス。(「とんかつの唄」では、とんかつが食えなくなったら死んでしまいたい、と唄っている。だがわたしは、入院前にはとんかつさえ噛み切れなくなっていたのだった・・・。情の唄を聴くと自分のことばかりを考えてしまう。)

意外なのは林栄一の「ナーダム」や「回想」。「Ain't No Sunshine」もやった。最後は「真夜中のギター」で締めた。もう素敵すぎて反則。

永武幹子さんのフレーズをあらたに紡ぎだそうとする歌伴も、柵木雄斗さんの遊び心もよかった。

俊さんはベトナムのお土産を来客に持ってきていた。わたしは布の財布をいただいた。仕事場からちょっと出るときに使うことに決めた。

帰り道、俊さんの声を頭の中で反芻した。そのせいか、途中で飲んでしまい帰宅したのは朝の4時になった。

Fuji X-E2、XF60mmF2.4

●永武幹子
永武幹子トリオ@本八幡cooljojo(2017年)
永武幹子+瀬尾高志+柵木雄斗@高田馬場Gate One(2017年)
MAGATAMA@本八幡cooljojo(2017年)
植松孝夫+永武幹子@北千住Birdland(JazzTokyo)(2017年)
永武幹子トリオ@本八幡cooljojo(2017年)

●柵木雄斗
永武幹子+瀬尾高志+柵木雄斗@高田馬場Gate One(2017年)

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