素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

『夢一夜』作詞:阿木燿子

2012年07月15日 | 日記
 歌番組が少なくなってきた。昨夜NHKBSプレミアムであった♪武田鉄矢ショータイム:宇崎竜童&阿木燿子♪は奇をてらわず音楽そのものを聴かせてくれた。期待以上であった。宇崎竜童と阿木燿子の夫婦コンビは魅力的である。私生活の部分と公生活の部分のバランス、距離感の取り方が抜群に良い感じがする。(実際は全然知らないからあくまでも個人的な思い込み)女性の作詞家で好きなのが安井かずみと阿木燿子である。

 番組の中で、山口百恵への楽曲の提供に関わるトークの中で武田鉄矢が阿久悠と阿木燿子を比較して「阿久さんの詞は百恵さんに“着せる”ものだが阿木さんの詞は百恵さんを“脱がせる”もの」というようなことを話していた。要は、阿木さんの詞は歌い手の隠れた魅力(隠していた部分?)を引き出す力があるということだと思う。外見と“紡ぎだす言葉”とのギャップも阿木さんの魅力かもしれない。

 昨夜の主役は宇崎さんだったので阿木さんの作詞した曲の中で一番好きな♪夢一夜♪がなかったのは当然だとあきらめていた。

 たまたま今夜あった♪BS日本の歌♪のスペシャルステージが吉幾三と南こうせつだとオープニングで知り期待していた。2人の歌手にド~ンと40分弱の時間をあずけるコーナーは歌い手の力が発揮できる意味でも貴重なものである。

 期待通り♪夢一夜♪聴くことができ満足。先週の川中美幸と小柳ルミ子のステージが私的な部分が出すぎてしめっぽくなり興ざめだった。プロは私的な部分でいろいろあっても表舞台ではそれを感じさせてはいけないだろうと思う。今日の2人の舞台はさすがであった。

『夢一夜』、シャンソンに通じる秋を連想させる名曲です。
コメント
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