素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

難読植物名

2021年05月04日 | 日記
 大阪の老舗に「舞昆のこうはら」がある。以前市内の知人から「舞昆」いただいて以来ファンとなったが、大阪市内に出かけた時ぐらいしか買い求める機会がなかった。ところが数年前、交野で手広く営業していた黄金屋という昆布佃煮の店が営業不振で店をたたんだ。その工場があった倉治本店を「舞昆のこうはら」が買い取りオープンしたのである。家から車で10分余りで行くことができるようになり重宝している。
看板商品の「舞昆」については店のホームページに詳しい。
 舞昆はお客様のお声から生まれた商品です。「こうはらさんの塩昆布が美味しすぎてご飯をおかわりしてしまう!
ご飯の糖分が気になる、太ってしまうじゃないの!」と、常連さんからのお声が。まさか美味しすぎて避けられてしまうとは夢にも思っていなかった若旦那。(現社長)

濃厚な味わいはそのままで健康を気にする方でも食べられる塩昆布は作れないものかと研究を始めました。
ある日の食卓で、味噌汁を飲んでいるときにハッとひらめきました。
長寿国の日本の家庭で食べられてきた味噌やしょうゆ、納豆。これらは、大豆を発酵させた日本ならではの伝統食品です。発酵により大豆の成分が分解され、身体によい成分が引き出されます。また、発酵菌がビタミンや健康成分を作り出してくれます。
そこに着目した若旦那は、もともとビタミンやミネラルが豊富に含まれる昆布を発酵させることにより、健康食品が作れるのではないかと考えました。

研究を重ねるうち、アケビの花びらから発酵に最適な天然酵母を見つけました。
そして、その天然酵母で培地をつくり、昆布を漬け込んで発酵熟成させることに成功しました。
大阪府立大学との共同研究しかし、安定して昆布を発酵させることが難しく、お酢やお酒のような状態になることも…。
そこで大阪府立大学との共同研究を行い、昆布のほかに玄米や桑の葉も発酵原料に加えることで、機能性飲料にもよく含まれているギャバ(GABA)がたっぷり含まれる健康にいい塩昆布に仕上がりました。

健康にいいだけでなく、天然酵母のおかげでまろやかに仕上がって旨みが増し、それらを「直火仕込製法」でじっくりと炊き上げることで旨みを閉じ込めた塩昆布風発酵食品が「舞昆」です。


 買いだめしてあった品が切れたので店に行った。いつも「舞昆通信」というA41枚のチラシも入れてくれる。そこに難読漢字クイズがいつもある。大阪の地名だったりジャンルは色々だが今回の5月号は植物名。5問のうちいつも1,2問は難しいのが入っている。全問正解とそれ以外では景品にちょっとだけ差をつけているからだろう。

   ①百日紅  ➁木天蓼  ③李  ④菖蒲  ⑤蒲公英
コメント
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