高校野球も見なくなったが、昼食時がちょうど決勝戦の終盤であったのでテレビをつけた。光星学院は付け入る隙もなく寄り切られた感じであった。VTRを見ると1,2回の立ち上がりのチャンスに先行できなかったため流れが桐蔭へ逃げていったみたいだ。勝負の流れとは不思議なものだ。
197cmの藤浪投手、“背が高い”からということが強調されているが、それだけではないだろうという思いを持つ。私自身も中学3年生で182cmあったから“大きい大きい”とことあるごとに言われた。相撲で負けたり、器械体操などでうまくできなかった時は“大きいくせに”と言われバレーボールやバスケットボールでは“大きいからいいな”とできて当たり前みたいに言われ釈然としない思いをいつも抱いていた。
骨の成長と筋肉のバランスが取れなかったり、体のバランスや支える力を養うのに苦労もいった。与えられた条件だけでうまくいくわけではなく練習によって養っていかなければならないことの方が多かった。そこを見てもらえないことに若かった時は拗ねた気持ちをもっていた。今思えばちょっともったいなかったと思うがいたし方がない。
史上7回目の春夏連覇で、閉会式までの時間にNHKは今までの春夏連覇を成し遂げた6校を紹介していた。最初が1962年の作新学院、八木沢投手をよく覚えている。チームとして鮮烈に記憶しているのが1966年の中京商業。私も多感な時期だっただけに余計に覚えているのかもしれない。野武士のような集団であった。とくにランナーで出た時の離塁の大胆さ、状況に応じた守備位置の取り方など高校生離れしていた。その後の箕島、PLになるとチームカラーが好きでなかったので記憶に薄い、横浜、興南あたりでは高校野球に関する興味が薄らいできた。
大阪桐蔭は推薦入学で野球エリートをとっているから強くて当たり前という声もあるが、中学時代まで各チームの中心選手ばかりの集団だけにチームをまとめていくのに監督は大変だと思う。目先の結果だけを追い求めていけば長続きしない。春の優勝の時西谷監督の経歴、考え方を知る機会があったが、彼自身下積みの苦労を経験しているし、高校卒業後の人生を見据えての指導を一貫しておこなっていることが強さの下地にあるように思う。
促成栽培ではなく年代にふさわしい指導というものがもっと考えられたら日本のスポーツ文化はさらに成熟していくと思う。
高校野球の終わりも夏の終わりを感じさせてくれるものの1つであることには変わりない。
今日は生駒山に沿って雷雲が発生したみたいで、16時ごろジムを出ると陽がさしているのに雨が落ちてきて夜にかけてけっこうまとまった雨となった。自転車での遠出を自重して正解だっと思ったしだい。友人と六甲山に出かけていた妻は「良い天気で涼しかった」とご機嫌で帰ってきた。あちらから見ると生駒山付近が真っ黒な雲に覆われていたのでみんなと「降っているのかな?」と話していたそうだ。
197cmの藤浪投手、“背が高い”からということが強調されているが、それだけではないだろうという思いを持つ。私自身も中学3年生で182cmあったから“大きい大きい”とことあるごとに言われた。相撲で負けたり、器械体操などでうまくできなかった時は“大きいくせに”と言われバレーボールやバスケットボールでは“大きいからいいな”とできて当たり前みたいに言われ釈然としない思いをいつも抱いていた。
骨の成長と筋肉のバランスが取れなかったり、体のバランスや支える力を養うのに苦労もいった。与えられた条件だけでうまくいくわけではなく練習によって養っていかなければならないことの方が多かった。そこを見てもらえないことに若かった時は拗ねた気持ちをもっていた。今思えばちょっともったいなかったと思うがいたし方がない。
史上7回目の春夏連覇で、閉会式までの時間にNHKは今までの春夏連覇を成し遂げた6校を紹介していた。最初が1962年の作新学院、八木沢投手をよく覚えている。チームとして鮮烈に記憶しているのが1966年の中京商業。私も多感な時期だっただけに余計に覚えているのかもしれない。野武士のような集団であった。とくにランナーで出た時の離塁の大胆さ、状況に応じた守備位置の取り方など高校生離れしていた。その後の箕島、PLになるとチームカラーが好きでなかったので記憶に薄い、横浜、興南あたりでは高校野球に関する興味が薄らいできた。
大阪桐蔭は推薦入学で野球エリートをとっているから強くて当たり前という声もあるが、中学時代まで各チームの中心選手ばかりの集団だけにチームをまとめていくのに監督は大変だと思う。目先の結果だけを追い求めていけば長続きしない。春の優勝の時西谷監督の経歴、考え方を知る機会があったが、彼自身下積みの苦労を経験しているし、高校卒業後の人生を見据えての指導を一貫しておこなっていることが強さの下地にあるように思う。
促成栽培ではなく年代にふさわしい指導というものがもっと考えられたら日本のスポーツ文化はさらに成熟していくと思う。
高校野球の終わりも夏の終わりを感じさせてくれるものの1つであることには変わりない。
今日は生駒山に沿って雷雲が発生したみたいで、16時ごろジムを出ると陽がさしているのに雨が落ちてきて夜にかけてけっこうまとまった雨となった。自転車での遠出を自重して正解だっと思ったしだい。友人と六甲山に出かけていた妻は「良い天気で涼しかった」とご機嫌で帰ってきた。あちらから見ると生駒山付近が真っ黒な雲に覆われていたのでみんなと「降っているのかな?」と話していたそうだ。