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サイディングメーカー“ニチハ”の歴史に見る、窯業系サイディングの変遷・・・

2017-10-08 | 建材
1974年~
防火外壁「モエン」誕生
現在では、まるで防火外壁材の代名詞のように使われている
「モエン」シリーズは、この年誕生しました。
業界に先駆けて全商品を石綿不使用

肺ガンを引き起こす可能性があるため、
2004年10月より1%以上石綿(アスベスト)を含む商品の製造が禁止されますが、
ニチハではいち早く石綿を使用しない製造方法を採用しています。

1990年~
住宅が洋風・高級志向になるにつれ、窯業系外壁材が主流に。

ニチハが防火外壁材「モエンサイディング-M」を売り出した
30年前はモルタル壁が全盛でしたが、
住宅が洋風・高級志向になるにつれ、窯業系外壁材が主流に。
ニチハではいち早くレンガやタイル柄を発売。
高級感のある質感や色柄が人気を呼び、
壁一面に採用する住まいが続出しました。

1995年~
住宅の表情に、深みのある自然石やレンガ、タイルなどが登場。

阪神・淡路大震災の後、地震や火事に強い高耐久住宅が普及し、
バリアフリー・環境共生・健康住宅にも注目が集まりました。
窯業系外壁材も従来の12mm品から彫りの深い厚物が主流になり、
自然石やレンガ、タイルなどを再現したタイプが登場しました。

2000年~
住まいに個性が求められ、外壁材も多様化、よりリアルな質感に。

南欧風やデザイナーズ住宅など、住まいが多様になり個性的になりました。
窯業系外壁材も表情がさらに豊かに。
本物の質感をよりリアルに追求したタイプや塗り壁調、木目調が人気を集めています。

2005年~
窯業系サイディングもフルカラーのオンデマンド印刷の時代へ。

柄のある凹凸面にも平らな紙と同じように
自由な色や絵柄を印刷することができる次世代インクジェット塗装。
色柄のリアルさだけでなく少量オンデマンド印刷も可能になりました。
生産終了になった場合でも少量再生産が可能になり、
部分的な外壁リフォームや修繕の際に効果を発揮します。

2008年~
模倣の時代は終わった。今までにない新しい意匠空間の追求。

ニチハの柄成型技術と次世代インクジェット塗装技術が生み出した
サイディングの新しい意匠性を追求した「i-cube」。
これまでのように既存の壁面を模倣するのではなく、
サイディング独自の素材感を表現することで、新しい空間デザインの可能性を広げます。

2010年~
空から降り注ぐ光の恵み。朝から夕へ、刻々と変化する光と影の会話、表情。

深いエンボス、光沢を抑えたフルマット塗装、
ピュアな光のイメージから生まれた、モノトーンの高質感。
風光は、従来のサイディングとは、一線を画します。
光と影をテーマに、全プロダクトを21mmベースで製作。
住宅へ、施設へ、店舗へ。風光は、3つのデザインをラインアップし、壁の表情をさらに豊かにします。

2014年~
メンテナンスコストで大きく差をつける外壁材Fu-ge(フュージェ)。

住宅の長寿命化が求められる現代。
ニチハの最新技術を備えた新世代の外装材フュージェは
超高耐候「プラチナコート」とシーリングレス仕様の 「ドライジョイント工法」の採用で、
「仕上がりが美しく」「メンテナンスコスト圧縮」を実現しました。
フュージェの一体感のある美しい壁面が、 より上質な住まいへと導きます。

2016年~
常識を覆す新内外壁材COOL(クール)。

窯業系サイディングでは、今まで誰も考えなかった“鏡面仕上げ”にニチハが挑戦しました。
目指したのは、サイディングらしくないサイディング。
シルエットが映り込む「鏡面フルグロス仕上げ」の「ミライア」と、
自由な組み合わせでオリジナルな外観デザインを可能にする「メモリア」。
人の記憶に残る印象的な外壁を実現します。

40年の間に、サイディングもいろいろな発展を遂げた。
しかし・・難点もまだ残っていることだろう。
建材選択上の注意点は・・・?


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