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できるか?

ガルバリューム鋼板の他にヒシメタルの樋

2017-12-02 | 建材
ガルバリューム鋼板で、
雨樋を製作しているのは、
株式会社タニタハウジングウェア。

銅板加工で培った40年の歴史。
薄板加工技術を屈指して、
銅、ステンレス、アルミ、ガルバリューム鋼板の
雨樋を商品化している。

金属樋は・・・
住宅の外壁と調和させるのは、
結構・・難しい!
と言うのは、金属色を消し去るのが難しいからだ。

サビの出ない材質には、
塗装をかける必要がない。
塗装をしても、すぐに剥がれ落ちる。

金属塗装は、メンテナンスにも費用がかかる。

やむなく金属樋を使う場合は、
硬質塩ビ樋ではできない、
曲面の樋を作るときとか、
長期にわたって、
メンテナンスフリーにしたい場所等
特殊事情が、ある場合だろう。

三菱ケミカルでは、
“ヒシメタル”と言う、
鋼板に耐候性処理の塩ビフィルムを積層した金属板で、
樋を商品化している。
硬質塩ビ樋に比べて、
温度差による伸縮が極めて小さい・・とのこと。
紫外線劣化に対しても、耐候性が強いらしい。

利点もあるだろうが、
欠点も併せ持つ。
建材選定には、
判定のプライオリティーを、
しっかり持っている必要がある。