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見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

前回はセメント系の吹き付け材・・・今回は樹脂系

2017-07-30 | 建材
前回は、呼び名にCの付いた
セメント系の吹き付け材だった。
セメント系は弾性がないので、
下地が動いてしまうような場所には、
使用できない。
従って、セメント系吹き付け材の下地は、
コンクリート、モルタル面、ALC版等
しっかりした動きにくい下地が要求される。

地震の多い日本では、
建物はいつでも動いている。
そうなると・・・動いても切れない、
吹き付け材が必要となる。

これらの要求に基づいて開発されたのが、
樹脂系の吹き付け材。
樹脂には弾性があるので、
多少の動きには、追従する。

JIS A6909の呼称では、
・外装薄塗り材E
・複層塗り材E
・複層塗り材RE
Eはエマルション。
上から
・合成樹脂エマルション系砂壁状吹き付け材
・合成樹脂エマルション系複層模様吹き付け材
・反応硬化型合成樹脂系複層模様吹き付け材

これらは一般名称なので、
実物の吹き付け材は、
イメージできない。

なぜこのような一般名称で
設計図に表記しなければならないのか・・?

これって・・・請負のトラブルにもなっている。