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できるか?

今回からカラー鋼板・・・屋根、外壁で多く使われている。

2017-05-20 | 建材
カラー鋼板・・・
その昔は、トタン屋根なんて呼ばれていた。
鋼板(鉄板)に防錆処理として亜鉛を塗り、
その上に、塗料で塗装を施していた。
安いけれど・・・すぐ錆びてしまう印象が強い。

因みに、規格などの公な呼び名では
“塗装鋼板”を呼称とする。

今のカラー鋼板の性能は、驚くほど向上している。
防錆処理の方法が、大きく変わった。

それでは・・・従来のカラー鋼板とは。

亜鉛メッキ鋼板は、メッキ層に含まれる亜鉛が
基材の鉄よりもイオン化傾向が大きいため、
水中などの腐食環境下で、
鉄よりも先に亜鉛が溶け出すことで、
基材である鉄の腐食を防止を効果があった。
この効果を“犠牲防食”と言う。
この亜鉛メッキ鋼板に、塗装を施したのが、
従来のカラー鋼板。

次回は、防錆処理の開発で生まれた
ガルバリウム鋼板。