手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

今回から、47坪弱・・建設費3800万大型住宅を造ろう!

2014-08-09 | 家造り
大型住宅・・・住宅展示場でしか見られないような規模。
しかし・・・計画するのは自由。

何を住宅に見出すか・・・
住宅規模が変わると、見えてくるものも変わる。

間取りを計画する前に、“コンセプト”を明確にしよう。
ぶれない筋書きが出来れば、間取りは半分以上出来た様なもの・・・

計画住宅のコンセプト

         
         20140809

「和」の住宅を「モダン」の発想で・・・

和風住宅に潜む伝統を、モダンの発想で現代に甦えらせる・・・
襖・障子で仕切ったり、開くことによって自在に組み替えられた空間を、
「主・従空間」に分化することにより、
「主空間」を、単一で分化しやすい纏り在るものとする。
主空間とは、リビング・ダイニングであり、寝室を指す。
従空間は、浴室・洗面他の日常生活を支える諸室。
明確に分化された「主空間」は、世代交代・家族構成の変化にも、追随する。
100年住宅には、欠かせない空間構成である。

和風住宅に備わる外観の「風格・品格」を、現代風「門構え」で表現する。
道路(共用空間)と「主空間」の間に、門構えを挿入することで、
住宅の格調と品質を確保しよう。

反面、周辺とのコミュニティー・調和も、確保しなければならない。
前面の公共道路のほかに、「家」周辺には「伝い抜け小路」を計画する。
佐渡・宿根木に見る、細路地である。(吉永小百合が、舟屋の間を抜けて、旅するコマーシャルに出てくる)
ひょっこり顔出したご近所と・・・「こんにちは」
何とも自然な“ふれあい”

経年変化に耐え抜いた和風住宅。100年住み続けるには・・・
豊かで剛健な材料に支えられた住宅を、
現代構造システムで解決。
貧弱な材料でも、力学的に適った使い方をすれば、
地震・風に負けない・・・100年使い続けられる住宅が出来る。

工夫と発想・・・これから楽しもう!