手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

条件を想定・・・

2013-05-19 | 家造り
想定した用途地域・・近隣商業地域とは、
どのような土地柄だろうか?
商業地(店舗などサービス業の集積した地域)に隣接した、繁華街を思い起こしてほしい。
個人住宅は少なく、夜間でもかなりの人通りがある。
道路の幅も広く、中層のビルも建っているかもしれない。

このような地域は、十分な日照も期待できない。
日影の対象になる建物は、高さが10mを超えるものに限る。

3階建てを計画するに当たって、建物高さを10m未満にすることは、
規制要件の一つをクリアーする手立てでもある。

住宅に要求される、採光は確保できるだろうか?
10mの3階建てを計画した場合、1階では敷地境界線から
1.8mも外壁位置を後退させなければ、窓面からの採光は確保できない。
敷地の狭い計画地では、せいぜい50センチ位しか後退できないだろう。
では、どのように採光を確保するか・・・

前面道路に面して大開口を確保し、ここから全ての居室の採光を
確保することになる。
建売住宅で、隣地との距離が十分取れない住宅では、
このようなスタイルが多いと思うが・・・
ほとんどの家は、歩行者の視線を気にして、障子やカーテンを閉めっぱなしで
生活している。
何とも鬱陶しい家が出来上がってしまう。

これらを解決して、気持ちのよい住宅を創るには・・・