手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

中庭の見せ方<その一>

2008-06-28 | インテリア
中庭に面した窓の設え方で、中庭の利用法が変わる。
<その一>は、
サッシュで大開口を設えた場合。

                
                インテリア13

これは、寝室二部屋とリビング・ダイニングが、四方から取囲んだ中庭。
夫々の部屋に、2間幅の窓がついている。
窓は全面開放でき、中庭と一体化される。
四部屋と中庭を足した畳数は、40畳!
実に広々として快適。
しかし、各部屋のプライバシーはどうだろうか?

四部屋は、夫々中庭に向かって、見合いの形になっている。
ここで生活するのは、家族。
子供が小さい時はまだしも・・・
<終の棲家>として、この開放感は適切だろうか・・・

夫婦間のプライバシーは・・・
来客時の遮蔽性は・・・

慎みある生活空間。
程よく仕切って・・・程よく繋いで。

この一体感は、仕上の面でも反映される。
部屋内がフローリングなら、中庭もデッキ風の設えにしたい。
素足のままで、部屋の内外を行き来する。

<機能性と快適性>気持ちが、この間を行き来する・・・