手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

半世紀前にも似たようなプラン・・・

2008-02-02 | 家造り
これは驚き・・・
室内照明の事例を探して、海外建築家の住宅作品を見ていたら・・・
オスロの建築家フェンが、スエーデンに建てた実験的な住宅・・・
これが<終の棲家>に良く似ている。

            
            参考1

プランで上と右が寝室。左がダイニングルームで、下が居間。一番下にポッチリと書かれたのが暖炉。中心にキッチンと浴室関連の水周りを配している。

本の説明では、“これら4つの諸室(寝室等)は、隣り合った二つの空間の共有する
ロジアとも呼べる小さなスペースで、有機的にコネクションされている。・・・”

何か解からないが、テラスに面したところが<ロジア>・・・
これを介して部屋がつながっていて、全体でも単一の空間になっている。
と言う事らしい。

四隅にテラスを持っているところなど<終の棲家>と一緒だが、中央にまで部屋を
設けたら
鬱陶しくないだろうか。

終の棲家では、中央にもテラスを設けて、通気・採光・開放感とオープンな
環境作りを主眼としているが、寒い北方のスエーデンでは、壁に取り囲まれた
閉鎖的な空間で、自然から身を守るような感覚になるのだろうか・・・

環境と国民性は、ものづくりに大きく影響してくる。