Shohei Watanabe's Room

足あと・音楽・気付き などなど

夕張岳 ② 分岐点~憩沢

2021-06-24 23:40:03 | 旅行記


分岐点から山頂はまだ約4.2kmあります。ここまで程の急登ではありませんが、ちょっとずつ標高をあげていきます。

ここから初めて出会う花がたくさん出現します。まずはウコンウツギ

エゾコンゴサク 青の中に見える紫がとても綺麗です。

少し登りが落ち着いた場所。ヒンヤリ感や周囲の樹々の緑具合が自分では関東の新春という感じでした。

急にシラネアオイが左右に広がって来たなーと思ったら、


3.2km地点 石原平(標高1250m)は一面のシラネアオイ群生地でした。まさに今が満開。本当に圧巻でした。

お隣の滝ノ沢岳が真横に見えるようになって、登りも間もなく終わると思ったあたり。展望も開けてきて、

昨日登った芦別岳が見えました。

方角的には東北東~北東方面でしょうか?十勝岳だと思います。

6:32 3.5km地点の望岳台(標高1306m)です。ここで一旦登りは終わりです。

ここまで標高差約800m程登ったので、間もなく山頂も近いのかな?何て思っていましたが、実はまだ中間点にも来ていない事に気付きます。

望岳台から50mくらい歩くと、ついに夕張岳(右側の山)が見えました。一言「遠い!!まだこんなにあるの!」と素直に感じてしまいました。
でも距離は3.6kmながら、山頂直下に150m程標高を上げる登りがありますが、それまでの約3kmで150mしか登らない超フラットな道の為、ここから一気にスピードが上がりました。

ここから山頂までの約3kmは尾瀬ヶ原と非常に似ていました。
この時期はまだ2~3箇所ほど雪渓が残っているので、歩くときは注意です。

エゾノリュウキンカ

湿地帯は近くなり、ちょっと植生も変わってきました。

雪は残っていましたが、ここから先は木道も多く、もうハイキング気分です。

6:57 4.2km地点前岳湿原 憩沢(標高1350m)です。雪が無くなった夏になるととてもきれいな池塘が見えれそうです。
花の楽園はまだまだこれから。山頂まで急ぎつつも、花を見つけては写真を撮るという時間が続きます。
コメント
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