餃子の美味しい店や、地味だが実力のある中華食堂が多い印象がある、三鷹駅周辺のエリア。
数ヶ月前、三鷹の餃子店を数軒紹介したが、もっとも私好みの餃子だったのが『餃子菜館』。

※お店HPより拝借
HPによると、創業は1959(昭和34)年で、以前は別の場所にあったそうだが、数年前に現在の場所に移転。
上記画像のように、なかなか店構えも立派で、店内はカウンター席やテーブル席の他、宴会場まである。
ちょっと高級な中華店というイメージだが、価格は街中華レベルなので、万年金欠の私でも安心して食事ができる。
餃子は全6種類あり、初訪問時は、基本の「焼餃子」と「特製にんにく餃子」をオーダー。

どちらも美味しく、「他の餃子や料理も試したくなったので近いうちに再訪する」と記したので、数日後に本当に再訪。

まずはドリンクとして「サッポロラガー 大瓶」750円を注文。この日のお通しはもやしナムル。

おツマミ第1弾として、「茹で餃子」500円と「辛し味噌餃子」600円を選択。
焼いた餃子よりも早く、茹で餃子がポン酢と一緒に出てきて、

すぐに辛し味噌餃子も登場。よく確認せず頼んだため、ベースが同じ茹で餃子なのに気付かなかった(苦笑)。

食べてみると、中身は焼餃子とおそらく一緒。野菜が細かく刻まれて、にんにくもしっかり効いている。

辛し味噌餃子は、茹で餃子にピリ辛の味噌ダレを乗せたもので、ほのかにセロリの風味がした。
香ばしい焼餃子に対し、皮がモチモチの水餃子。どちらも甲乙つけ難いね。
食べている途中で、ビールから「ホッピー白」450円にチェンジ。
店員さんに「三冷にしますか」とたずねられたので、そうしてもらう。中華屋さんで用意してあるのは珍しいかも。

餃子計12個を食べ終えたので、おツマミ第2弾として、好物の「玉子ときくらげ肉炒め」を追加しようと思ったら、
ちょうど隣テーブルの家族客に、玉子ときくらげ~が届いたので、真似したと思われたくないので(←向こうは気にしてないよ)、
「豚肉生姜焼き定食」900円のおかず単品に変更。会計時に価格は800円と判明。

豚肉と長ねぎを一緒に炒めるスタイルで、キャベツやレタスなどの生野菜が添えてある。
ちょっと前に、是政の洋食屋さん『レストランはなみ』の「豚肉生姜焼き定食」を絶賛したが、
中華屋さんが提供する生姜焼きも、火や油の使い方が独特で、これまた絶品なのである。
こちらの生姜焼きは、油と絡んだ豚肉が光沢を放ち、見ただけで食欲がわいてくる。

味付けは醤油が濃い目で、ホッピーもいいけど、白メシが欲しくなったね。
ホッピーもお替わりし、生姜焼きも半分以上食べ進めたところで、シメのお食事を頼むことに。
温かいスープを欲したので、汁あり麺から「五目ソバ」800円をチョイス。
後日撮影した、見えづらい写真で申しわけないが、麺類を頼むとABCのお得なセットが付けられる。

Aがライス+漬物+サラダで、Cがミニマーボー飯+サラダ。私はBの半チャーハン+サラダを選択。価格は300円。
サラダは生姜焼きに添えられていたので辞退し、さらに+200円でドリンクやデザートも付けられるので、杏仁豆腐を追加。
まずは半チャーハンが登場。実はその前に、不要と告げたサラダがやってきていたのでキャンセルしている(笑)。

妙に黄色いが、もちろんサフランなどは入っていない。完成から少し時間がたったのか、ちょっとパサついている。
チャーハン自体の味は薄いので、生姜焼きの残りを乗せてみた。

続いて、具だくさんで塩味スープの五目ソバが登場。

麺は、中華屋さんでよく見かける、パインジュースのように透きとおった黄色(←変な例え)の縮れ麺。

中華の旨味が溶け出したスープも、飾り切りされた味玉やチャーシューなどの具材も美味しく、スルスルとお腹に収まっていく。
途中で杏仁豆腐が届き、今さらながら3点セットが揃ったので撮影。

杏仁豆腐は通常価格350円だが、量も同じなのかは不明。ちなみに味の方は、見てのとおりの「よくあるタイプ」。
五目ソバは味玉、チャーシュー、海老、ナルト、キャベツ、きくらげ、人参の他、スープの底にインゲンやイカも沈んでいた。

正直、半チャーハンと杏仁豆腐はイマイチだったが、五目ソバは満足できた。
それから数ヶ月後、餃子菜館さんに3度目の訪問。
4月に価格改定があり、ほどんどの料理は+100円、瓶ビール大は+150円となった。
前回は三冷ホッピーを試したので、今回は外と中が分かれ、グラスに氷が入る一般的な「ホッピーセット白」550円にした。

昔、飲み仲間の先輩に、「こうやって飲むのが正しいんだ」と、三冷ホッピーをドヤ顔で勧められたが、
私は下記のように、ホッピーは氷を入れてかき混ぜて飲むタイプが好きである。

※この日もお通しはもやしナムル
おツマミは、餃子6種のうち未食の2種、「水餃子」700円と「甘酢揚げ餃子」750円を注文。
最初に、スープに入った水餃子が来て、

続けて、甘酢ダレがかかった揚げ餃子が運ばれてきた。

双方を食べてみたが、中身はやはり他の餃子と同じ。下記の揚げ餃子だけでなく、水餃子の中身も撮影したが、もう載せなくていいでしょ。

揚げ餃子は、サクサクとした皮の歯応えが心地よいが、甘酸っぱいタレが個人的に苦手。前回の辛味噌ダレの方がいいね。
水餃子はスープに味がついており、そのままでも美味しいが、胡椒とラー油も入れてみた。

餃子6種を食べてみたが、ベーシックの餃子が素晴らしいので、どれも高レベルである。
私が一番好きなのはやはり、にんにくたっぷりの「特製にんにく餃子」だ。
ホッピーの「なか」250円を追加し、そのあとは「活命茶ハイ」550円という見慣れないドリンクがあったので、頼んでみた。
なお、焼酎は通常はいいちこを使用しているが、金宮への変更も可能なのでそうしてもらう。
こちらが活命茶ハイ。味の方は、ウーロン茶よりもスッキリとした、飲みやすいお茶であった。

ネーミング的にも、寿命が延びる身体にいいお茶に違いない。
追加おツマミとして、以前から気になっていた焼きそばメニューから、「五目ヤキソバ」900円を選択。
気になっていた理由は、「当店の焼そばは開店より太麺を塩味で炒めてます。」という壁の貼紙。

太麺の五目ヤキソバは、食べた記憶がほとんどないし、シメの食事も兼ねるため迷わずオーダー。
出てきた商品は、たっぷりの具材を使用した、熱々のあんかけがかかっている。

実にウマそうだが…これって太麺!?

女将さん風の女性店員にたずねたら、「太麺は(普通の)ヤキソバだけで、五目は違います」とのこと。しまった!
とはいえ、汁ありの五目ソバと同様、野菜に魚介にお肉にウズラと、五目ヤキソバも具だくさんで美味しい。

残っていた水餃子のスープに浸してみたが、冷めていたせいかイマイチだった。

次回こそ、太麺ヤキソバを頼もうと決意し、この日は退散。
会計してお店を出ると、「さいかん」と平仮名で記された看板に気付いた。

こちらのお店は、かつて『さいかん』という屋号だったそうだが、移転後に現在の屋号に変更した模様。
実際、どの餃子も美味であり、「餃子菜館」と名乗るのはダテではなかった。
既にお気づきの方もいるだろうが、今回のブログカテゴリーは「中華食堂」ではなく、あえて「餃子」にした。
三鷹の餃子屋さんや中華食堂は、他にもまだまだ知っているので、随時紹介していきたいが、
グーブログは、約半年後には廃止されるそうなので、別のブログに引っ越す準備もしなくては…。
中華銘菜 餃子菜館
東京都三鷹市下連雀3-20-7
JR、地下鉄三鷹駅から徒歩約7分
営業時間 11時半~21時 ラストオーダーは30分前
定休日 木曜
※14時~17時まで、仕込みのため休憩する場合あり
数ヶ月前、三鷹の餃子店を数軒紹介したが、もっとも私好みの餃子だったのが『餃子菜館』。

※お店HPより拝借
HPによると、創業は1959(昭和34)年で、以前は別の場所にあったそうだが、数年前に現在の場所に移転。
上記画像のように、なかなか店構えも立派で、店内はカウンター席やテーブル席の他、宴会場まである。
ちょっと高級な中華店というイメージだが、価格は街中華レベルなので、万年金欠の私でも安心して食事ができる。
餃子は全6種類あり、初訪問時は、基本の「焼餃子」と「特製にんにく餃子」をオーダー。

どちらも美味しく、「他の餃子や料理も試したくなったので近いうちに再訪する」と記したので、数日後に本当に再訪。

まずはドリンクとして「サッポロラガー 大瓶」750円を注文。この日のお通しはもやしナムル。

おツマミ第1弾として、「茹で餃子」500円と「辛し味噌餃子」600円を選択。
焼いた餃子よりも早く、茹で餃子がポン酢と一緒に出てきて、

すぐに辛し味噌餃子も登場。よく確認せず頼んだため、ベースが同じ茹で餃子なのに気付かなかった(苦笑)。

食べてみると、中身は焼餃子とおそらく一緒。野菜が細かく刻まれて、にんにくもしっかり効いている。

辛し味噌餃子は、茹で餃子にピリ辛の味噌ダレを乗せたもので、ほのかにセロリの風味がした。
香ばしい焼餃子に対し、皮がモチモチの水餃子。どちらも甲乙つけ難いね。
食べている途中で、ビールから「ホッピー白」450円にチェンジ。
店員さんに「三冷にしますか」とたずねられたので、そうしてもらう。中華屋さんで用意してあるのは珍しいかも。

餃子計12個を食べ終えたので、おツマミ第2弾として、好物の「玉子ときくらげ肉炒め」を追加しようと思ったら、
ちょうど隣テーブルの家族客に、玉子ときくらげ~が届いたので、真似したと思われたくないので(←向こうは気にしてないよ)、
「豚肉生姜焼き定食」900円のおかず単品に変更。会計時に価格は800円と判明。

豚肉と長ねぎを一緒に炒めるスタイルで、キャベツやレタスなどの生野菜が添えてある。
ちょっと前に、是政の洋食屋さん『レストランはなみ』の「豚肉生姜焼き定食」を絶賛したが、
中華屋さんが提供する生姜焼きも、火や油の使い方が独特で、これまた絶品なのである。
こちらの生姜焼きは、油と絡んだ豚肉が光沢を放ち、見ただけで食欲がわいてくる。

味付けは醤油が濃い目で、ホッピーもいいけど、白メシが欲しくなったね。
ホッピーもお替わりし、生姜焼きも半分以上食べ進めたところで、シメのお食事を頼むことに。
温かいスープを欲したので、汁あり麺から「五目ソバ」800円をチョイス。
後日撮影した、見えづらい写真で申しわけないが、麺類を頼むとABCのお得なセットが付けられる。

Aがライス+漬物+サラダで、Cがミニマーボー飯+サラダ。私はBの半チャーハン+サラダを選択。価格は300円。
サラダは生姜焼きに添えられていたので辞退し、さらに+200円でドリンクやデザートも付けられるので、杏仁豆腐を追加。
まずは半チャーハンが登場。実はその前に、不要と告げたサラダがやってきていたのでキャンセルしている(笑)。

妙に黄色いが、もちろんサフランなどは入っていない。完成から少し時間がたったのか、ちょっとパサついている。
チャーハン自体の味は薄いので、生姜焼きの残りを乗せてみた。

続いて、具だくさんで塩味スープの五目ソバが登場。

麺は、中華屋さんでよく見かける、パインジュースのように透きとおった黄色(←変な例え)の縮れ麺。

中華の旨味が溶け出したスープも、飾り切りされた味玉やチャーシューなどの具材も美味しく、スルスルとお腹に収まっていく。
途中で杏仁豆腐が届き、今さらながら3点セットが揃ったので撮影。

杏仁豆腐は通常価格350円だが、量も同じなのかは不明。ちなみに味の方は、見てのとおりの「よくあるタイプ」。
五目ソバは味玉、チャーシュー、海老、ナルト、キャベツ、きくらげ、人参の他、スープの底にインゲンやイカも沈んでいた。

正直、半チャーハンと杏仁豆腐はイマイチだったが、五目ソバは満足できた。
それから数ヶ月後、餃子菜館さんに3度目の訪問。
4月に価格改定があり、ほどんどの料理は+100円、瓶ビール大は+150円となった。
前回は三冷ホッピーを試したので、今回は外と中が分かれ、グラスに氷が入る一般的な「ホッピーセット白」550円にした。

昔、飲み仲間の先輩に、「こうやって飲むのが正しいんだ」と、三冷ホッピーをドヤ顔で勧められたが、
私は下記のように、ホッピーは氷を入れてかき混ぜて飲むタイプが好きである。

※この日もお通しはもやしナムル
おツマミは、餃子6種のうち未食の2種、「水餃子」700円と「甘酢揚げ餃子」750円を注文。
最初に、スープに入った水餃子が来て、

続けて、甘酢ダレがかかった揚げ餃子が運ばれてきた。

双方を食べてみたが、中身はやはり他の餃子と同じ。下記の揚げ餃子だけでなく、水餃子の中身も撮影したが、もう載せなくていいでしょ。

揚げ餃子は、サクサクとした皮の歯応えが心地よいが、甘酸っぱいタレが個人的に苦手。前回の辛味噌ダレの方がいいね。
水餃子はスープに味がついており、そのままでも美味しいが、胡椒とラー油も入れてみた。

餃子6種を食べてみたが、ベーシックの餃子が素晴らしいので、どれも高レベルである。
私が一番好きなのはやはり、にんにくたっぷりの「特製にんにく餃子」だ。
ホッピーの「なか」250円を追加し、そのあとは「活命茶ハイ」550円という見慣れないドリンクがあったので、頼んでみた。
なお、焼酎は通常はいいちこを使用しているが、金宮への変更も可能なのでそうしてもらう。
こちらが活命茶ハイ。味の方は、ウーロン茶よりもスッキリとした、飲みやすいお茶であった。

ネーミング的にも、寿命が延びる身体にいいお茶に違いない。
追加おツマミとして、以前から気になっていた焼きそばメニューから、「五目ヤキソバ」900円を選択。
気になっていた理由は、「当店の焼そばは開店より太麺を塩味で炒めてます。」という壁の貼紙。

太麺の五目ヤキソバは、食べた記憶がほとんどないし、シメの食事も兼ねるため迷わずオーダー。
出てきた商品は、たっぷりの具材を使用した、熱々のあんかけがかかっている。

実にウマそうだが…これって太麺!?

女将さん風の女性店員にたずねたら、「太麺は(普通の)ヤキソバだけで、五目は違います」とのこと。しまった!
とはいえ、汁ありの五目ソバと同様、野菜に魚介にお肉にウズラと、五目ヤキソバも具だくさんで美味しい。

残っていた水餃子のスープに浸してみたが、冷めていたせいかイマイチだった。

次回こそ、太麺ヤキソバを頼もうと決意し、この日は退散。
会計してお店を出ると、「さいかん」と平仮名で記された看板に気付いた。

こちらのお店は、かつて『さいかん』という屋号だったそうだが、移転後に現在の屋号に変更した模様。
実際、どの餃子も美味であり、「餃子菜館」と名乗るのはダテではなかった。
既にお気づきの方もいるだろうが、今回のブログカテゴリーは「中華食堂」ではなく、あえて「餃子」にした。
三鷹の餃子屋さんや中華食堂は、他にもまだまだ知っているので、随時紹介していきたいが、
グーブログは、約半年後には廃止されるそうなので、別のブログに引っ越す準備もしなくては…。
中華銘菜 餃子菜館
東京都三鷹市下連雀3-20-7
JR、地下鉄三鷹駅から徒歩約7分
営業時間 11時半~21時 ラストオーダーは30分前
定休日 木曜
※14時~17時まで、仕込みのため休憩する場合あり