あるラーメン店の女性オーナーが、ツイッターに投稿した内容が、一部で話題になっている。
「ラーメン評論家の入店お断りします」「マイナスしかない」。彼女によるとそいつらは、
影響力を誇示してのサービス強要や、上から目線のマウンティング発言、さらにセクハラもやらかしたらしい。
そんな輩は迷惑と思い距離を置くと、裏で悪評を流されるなどの被害も受けたそうだ。
ツイートで「出禁」扱いされた、ラーメン評論家や関係者数名が反発しているが、
サービスの強要やセクハラなどについては、誰も否定していないので、女性店主の告白は真実だった様子。
※追記 「オレはやっていない」というヤツはいた ※追記2 該当者が「泥酔してた」「覚えてない」などと言い訳
女性店主が「ラオタ」と呼ぶ、一部のマニアやブロガーの中には、そういうクズがいるのは知っていたが、
評論家連中も、そのような嫌がらせをしていたとは…トップ食べロガー(嘲笑)の「うどんが主食」と同類ではないか。
店主のツイッターによると、9月27日の早朝、TV番組で詳細を語るそうだ。原文の一部を転記させていただく。
グッド!モーニング/テレビ朝日 7時より7時30分の間の5分間程
ラーメン評論家の出入り禁止 癒着、セクハラ、パワハラについて(中略)
明日の放送で伝えきれない部分についてはネット記事で全て公開致します
「伝えきれない(=TV局がカットする?)部分はネットで全公開」とは、決着をつける気マンマンだね。
きっと、眠れぬ夜を過ごしている評論家もいることだろう。実にいい気味である。
そもそも、若い女性店主に対する、年長男性からのパワハラや、癒着の要求などは想像できるが、
ラーメン店でセクハラって、どうやってやるんだよ!?
店主を応援する意味でも、彼女が営む神奈川県大和市のお店『八雲』へ、ラーメンを食べに行こうかな。
可能ならば、食後は店主に直接、「業界浄化のためにも、頑張ってください」などと激励したい。
ついでに、記念として握手を求めたりして…あっ、これがセクハラか! ※絶対にしませんので
私自身は、ラーメン店でセクハラなんぞしたことはないが、過去には「逆セクハラ」を受けたことがある。
そのお店が、今回のブログタイトルとなった『せい家』さんだ。いつも以上に、長い前フリで申しわけない。
ここまで文字ばかりだったので、基本の「らーめん」の画像を掲載しておこう。
せい家さんは、濃厚スープに太麺を合わせた豚骨醤油ラーメンを出す、いわゆる家系のチェーンである。
もう10年以上前、阿佐ヶ谷駅近くにあったお店を利用したときのこと。
昨春に閉店してしまったが、ここ阿佐ヶ谷店にはお得なセット(後述)もあり、飲み食いで何度も利用している。
ある日、ひとりで訪問したところ、アジア系の若い女性店員に「イラサイマセー、ココドウゾ!」と、席に案内された。
まだ日本語は不慣れな様子で、ちょっと口調が乱暴であった。
乱暴なのは言葉だけでなく、店内をドタバタと駆け回り、商品提供時は、音を立てて置いていく。
私が座らされたカウンター席の右隣には席がなく、厨房からホールへ商品を渡すエリアとなっていた。
ラーメンが完成するたびに、例の女性が取りに来るのだが、毎回、隣席の私にぶつかってくる。当然、謝罪はない。
謝罪はないが、彼女のバストが必ず、私の右肩に押しつけられていくため…抗議できず(恥)。男ってバカな生き物だよな。
そんなサービス…じゃなくて逆セクハラにも屈せず、今も通い続けている、
せい家さんの魅力について、以下で語っていく。
こちらのウリは、らーめん1杯500円という価格。家系では破格で、普通のラーメン店と比較しても安い。
自分の店でスープを炊かない、エセ家系チェーンでさえ、690円くらい払わされるのに。
ただし、数年前からやむなく外税になったため、実際の価格は550円なのだが、
せい家HPには今でも、「せい家は、500円」と大きな文字で、(税抜)の文字は小さく表示しているので、
今回のタイトルも文中も、それに倣うことにした。
2023年4月追記:さすがのせい家さんも、昨年とうとう、1杯650円に値上げ。
その後も、HPでは「せい家は、500円」のコピーを残していたが、最近ようやく、その表記も消した模様
らーめん500円は共通だが、お店独自のメニューやセットがあったりする。
麺の量は、一般的な家系より少なく感じたこともあったが、安価ゆえの印象かもしれない。
支店がいくつかあり、一部店舗は他店のスープを利用しているそうだが、大半の店は、自分の店でグツグツと炊いている。
私が入ったことがあるのは、さっきの阿佐ヶ谷の他、高円寺、下高井戸、三鷹の店舗。
上記店舗は、過去に拙ブログで紹介した『武道家』、『大山家』、『ぱたぱた家』ほどではないが、満足できる濃さである。
最初に載せたらーめんの画像は三鷹店のもので、食べたのは数年前の深夜0時近く。
日によってブレがあるのは否めないが、このときは遅い時間でよく煮込まれていたのか、最高にウマかった。
ニンニクとショウガをたっぷり入れて、麺はもちろん、スープも一滴残さず飲み干したものである。
最近は三鷹店しか行ってないので、以下で紹介するのも、すべて三鷹仕様である。
もうひとつ、せい家さんの特徴として、家系では珍しく「細麺」と「替玉」がある。
細麺も価格は一緒で、替玉は細麺オンリーで100円。太麺と違い、茹でる時間が短いからね。
こちらは「らーめん」細麺バージョン500円。麺以外は特に変わっていないはず。
こちらが麺。さっきの太麺バージョンと比べると、明らかに細い。
チラリと見えるメンマと玉子は、らーめんの前に一杯やったツマミの残りだ。
ここで、三鷹店のメニューの一部を紹介。撮影したのは、酒類が一時的に解禁された今年の春。
こちらは主な麺類。具だくさんの「せい家スペシャル」1350円は、らーめんが安い分、割高な印象。
こちらは追加トッピングやおつまみ類。この日、私が注文したのは「おつかれ様セット」220円である。
チャーシュー1枚にネギ、味玉半分、メンマ3本にほうれん草。豪華なようでチープだが、まあ220円だしね。
阿佐ヶ谷店には「ビールセット」というのがあり、生ビール中ジョッキにお疲れ様セットとほぼ同内容の具材が付いて、
480円というサービス価格で提供していた。普通の居酒屋で生中だけ頼んでも、それくらいするでしょ。
現在の三鷹店のアルコールメニューは、「生ビール」が500円で、「瓶ビール」550円、「酎ハイ」300円など。
こちらは同じ日に頼んだ「肉汁餃子」3個270円。5個だと450円なので、単価は90円。
阿佐ヶ谷や昔の高円寺店では、餃子は1人前、6個200円だった記憶がある。ただし、味は今の方がおいしい。
一時期販売を中止していた、1個から頼める「から揚げ」は100円、新商品の「はるまき」は1本150円。
どちらの味も悪くはないが、どこかで食べたことのあるテイストだった。
私の大好きな「家系丼」を作るためのご飯は、三鷹店では半ライス100円、並が150円。阿佐ヶ谷は60円で食べ放題だった。
せい家さんは「つけ麺」もやっている。らーめんと同様、こちらも600円と安い。
よくある豚骨魚介タイプだったが、ちゃんと家系らしさも感じられる。
もうひとつ、最近加わったと思われるのが、「昆布水つけ麺」750円。
いくつかのラーメン店で提供しているのは知っているが、食べるのは初めて。なにも、家系のお店で試すこともないと思ったが。
出てきたのがこちら。一見すると、普通の「つけ麺」と、さほど変わりはない。
普通のつけ麺より150円高い理由は、麺に注がれた「昆布水」だ。
北海道羅臼産の昆布を使ったその昆布水は、麺全体ではなく、底の方に1/3くらい溜まっていた。
最初に麺だけを食べてみたが、特に味の違いはわからず。ところが、温かい汁に浸して食べると昆布の香りが!
今度は、昆布水だけを口に含んでみた。やはり味を感じないが、つけ汁と合わせると昆布が出てくるのか不思議。
なお、あとから食べる麺の方が、昆布水に浸かっていた部分や時間が多いため、昆布の風味がより強まるのも面白かった。
ただし、豚骨主体のスープを基にしたつけダレは、昆布との相性はあまり良くない気がした(苦笑)。
やはり家系のお店では、素直に普通のラーメンを食べた方が賢明なようだ。
競合店が値段を上げていく中、500円という価格を守る、せい家さんの経営方針は素晴らしい。
ラーメン評論家は、まず取材に来ないと思われるお店だが、若い女性に訴えられるようなヤツらに見せつけるべく、
清く正しく美しい商売を、今後も続けていただきたい。
最後に、しょーもない逆セクハラ体験を紹介したことを、お詫びさせていただくことで、本稿の締めとする。
せい家 三鷹店
東京都三鷹市下連雀3-33-3 ※3並び!
JR三鷹駅から徒歩約4分
営業時間 11時~翌2時半 ※9/30までは20時まで
定休日 なし
「ラーメン評論家の入店お断りします」「マイナスしかない」。彼女によるとそいつらは、
影響力を誇示してのサービス強要や、上から目線のマウンティング発言、さらにセクハラもやらかしたらしい。
そんな輩は迷惑と思い距離を置くと、裏で悪評を流されるなどの被害も受けたそうだ。
ツイートで「出禁」扱いされた、ラーメン評論家や関係者数名が反発しているが、
サービスの強要やセクハラなどについては、誰も否定していないので、女性店主の告白は真実だった様子。
※追記 「オレはやっていない」というヤツはいた ※追記2 該当者が「泥酔してた」「覚えてない」などと言い訳
女性店主が「ラオタ」と呼ぶ、一部のマニアやブロガーの中には、そういうクズがいるのは知っていたが、
評論家連中も、そのような嫌がらせをしていたとは…トップ食べロガー(嘲笑)の「うどんが主食」と同類ではないか。
店主のツイッターによると、9月27日の早朝、TV番組で詳細を語るそうだ。原文の一部を転記させていただく。
グッド!モーニング/テレビ朝日 7時より7時30分の間の5分間程
ラーメン評論家の出入り禁止 癒着、セクハラ、パワハラについて(中略)
明日の放送で伝えきれない部分についてはネット記事で全て公開致します
「伝えきれない(=TV局がカットする?)部分はネットで全公開」とは、決着をつける気マンマンだね。
きっと、眠れぬ夜を過ごしている評論家もいることだろう。実にいい気味である。
そもそも、若い女性店主に対する、年長男性からのパワハラや、癒着の要求などは想像できるが、
ラーメン店でセクハラって、どうやってやるんだよ!?
店主を応援する意味でも、彼女が営む神奈川県大和市のお店『八雲』へ、ラーメンを食べに行こうかな。
可能ならば、食後は店主に直接、「業界浄化のためにも、頑張ってください」などと激励したい。
ついでに、記念として握手を求めたりして…あっ、これがセクハラか! ※絶対にしませんので
私自身は、ラーメン店でセクハラなんぞしたことはないが、過去には「逆セクハラ」を受けたことがある。
そのお店が、今回のブログタイトルとなった『せい家』さんだ。いつも以上に、長い前フリで申しわけない。
ここまで文字ばかりだったので、基本の「らーめん」の画像を掲載しておこう。
せい家さんは、濃厚スープに太麺を合わせた豚骨醤油ラーメンを出す、いわゆる家系のチェーンである。
もう10年以上前、阿佐ヶ谷駅近くにあったお店を利用したときのこと。
昨春に閉店してしまったが、ここ阿佐ヶ谷店にはお得なセット(後述)もあり、飲み食いで何度も利用している。
ある日、ひとりで訪問したところ、アジア系の若い女性店員に「イラサイマセー、ココドウゾ!」と、席に案内された。
まだ日本語は不慣れな様子で、ちょっと口調が乱暴であった。
乱暴なのは言葉だけでなく、店内をドタバタと駆け回り、商品提供時は、音を立てて置いていく。
私が座らされたカウンター席の右隣には席がなく、厨房からホールへ商品を渡すエリアとなっていた。
ラーメンが完成するたびに、例の女性が取りに来るのだが、毎回、隣席の私にぶつかってくる。当然、謝罪はない。
謝罪はないが、彼女のバストが必ず、私の右肩に押しつけられていくため…抗議できず(恥)。男ってバカな生き物だよな。
そんなサービス…じゃなくて逆セクハラにも屈せず、今も通い続けている、
せい家さんの魅力について、以下で語っていく。
こちらのウリは、らーめん1杯500円という価格。家系では破格で、普通のラーメン店と比較しても安い。
自分の店でスープを炊かない、エセ家系チェーンでさえ、690円くらい払わされるのに。
ただし、数年前からやむなく外税になったため、実際の価格は550円なのだが、
せい家HPには今でも、「せい家は、500円」と大きな文字で、(税抜)の文字は小さく表示しているので、
今回のタイトルも文中も、それに倣うことにした。
2023年4月追記:さすがのせい家さんも、昨年とうとう、1杯650円に値上げ。
その後も、HPでは「せい家は、500円」のコピーを残していたが、最近ようやく、その表記も消した模様
らーめん500円は共通だが、お店独自のメニューやセットがあったりする。
麺の量は、一般的な家系より少なく感じたこともあったが、安価ゆえの印象かもしれない。
支店がいくつかあり、一部店舗は他店のスープを利用しているそうだが、大半の店は、自分の店でグツグツと炊いている。
私が入ったことがあるのは、さっきの阿佐ヶ谷の他、高円寺、下高井戸、三鷹の店舗。
上記店舗は、過去に拙ブログで紹介した『武道家』、『大山家』、『ぱたぱた家』ほどではないが、満足できる濃さである。
最初に載せたらーめんの画像は三鷹店のもので、食べたのは数年前の深夜0時近く。
日によってブレがあるのは否めないが、このときは遅い時間でよく煮込まれていたのか、最高にウマかった。
ニンニクとショウガをたっぷり入れて、麺はもちろん、スープも一滴残さず飲み干したものである。
最近は三鷹店しか行ってないので、以下で紹介するのも、すべて三鷹仕様である。
もうひとつ、せい家さんの特徴として、家系では珍しく「細麺」と「替玉」がある。
細麺も価格は一緒で、替玉は細麺オンリーで100円。太麺と違い、茹でる時間が短いからね。
こちらは「らーめん」細麺バージョン500円。麺以外は特に変わっていないはず。
こちらが麺。さっきの太麺バージョンと比べると、明らかに細い。
チラリと見えるメンマと玉子は、らーめんの前に一杯やったツマミの残りだ。
ここで、三鷹店のメニューの一部を紹介。撮影したのは、酒類が一時的に解禁された今年の春。
こちらは主な麺類。具だくさんの「せい家スペシャル」1350円は、らーめんが安い分、割高な印象。
こちらは追加トッピングやおつまみ類。この日、私が注文したのは「おつかれ様セット」220円である。
チャーシュー1枚にネギ、味玉半分、メンマ3本にほうれん草。豪華なようでチープだが、まあ220円だしね。
阿佐ヶ谷店には「ビールセット」というのがあり、生ビール中ジョッキにお疲れ様セットとほぼ同内容の具材が付いて、
480円というサービス価格で提供していた。普通の居酒屋で生中だけ頼んでも、それくらいするでしょ。
現在の三鷹店のアルコールメニューは、「生ビール」が500円で、「瓶ビール」550円、「酎ハイ」300円など。
こちらは同じ日に頼んだ「肉汁餃子」3個270円。5個だと450円なので、単価は90円。
阿佐ヶ谷や昔の高円寺店では、餃子は1人前、6個200円だった記憶がある。ただし、味は今の方がおいしい。
一時期販売を中止していた、1個から頼める「から揚げ」は100円、新商品の「はるまき」は1本150円。
どちらの味も悪くはないが、どこかで食べたことのあるテイストだった。
私の大好きな「家系丼」を作るためのご飯は、三鷹店では半ライス100円、並が150円。阿佐ヶ谷は60円で食べ放題だった。
せい家さんは「つけ麺」もやっている。らーめんと同様、こちらも600円と安い。
よくある豚骨魚介タイプだったが、ちゃんと家系らしさも感じられる。
もうひとつ、最近加わったと思われるのが、「昆布水つけ麺」750円。
いくつかのラーメン店で提供しているのは知っているが、食べるのは初めて。なにも、家系のお店で試すこともないと思ったが。
出てきたのがこちら。一見すると、普通の「つけ麺」と、さほど変わりはない。
普通のつけ麺より150円高い理由は、麺に注がれた「昆布水」だ。
北海道羅臼産の昆布を使ったその昆布水は、麺全体ではなく、底の方に1/3くらい溜まっていた。
最初に麺だけを食べてみたが、特に味の違いはわからず。ところが、温かい汁に浸して食べると昆布の香りが!
今度は、昆布水だけを口に含んでみた。やはり味を感じないが、つけ汁と合わせると昆布が出てくるのか不思議。
なお、あとから食べる麺の方が、昆布水に浸かっていた部分や時間が多いため、昆布の風味がより強まるのも面白かった。
ただし、豚骨主体のスープを基にしたつけダレは、昆布との相性はあまり良くない気がした(苦笑)。
やはり家系のお店では、素直に普通のラーメンを食べた方が賢明なようだ。
競合店が値段を上げていく中、500円という価格を守る、せい家さんの経営方針は素晴らしい。
ラーメン評論家は、まず取材に来ないと思われるお店だが、若い女性に訴えられるようなヤツらに見せつけるべく、
清く正しく美しい商売を、今後も続けていただきたい。
最後に、しょーもない逆セクハラ体験を紹介したことを、お詫びさせていただくことで、本稿の締めとする。
せい家 三鷹店
東京都三鷹市下連雀3-33-3 ※3並び!
JR三鷹駅から徒歩約4分
営業時間 11時~翌2時半 ※9/30までは20時まで
定休日 なし