明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

ブログタイトル一新します。

2023年02月25日 | このブログについて
前回で通算400回に到達した拙ブログ。
開設から約2480日。だいたい6日に1回と、更新頻度は高くはないが、私なりに精一杯執筆してきたつもりである。
この節目を機に、前回の文末でチラッと示したように、
ブログタイトル及びプロフィール画像を一新し、再出発することにした。
ただし、内容はこれまでと変わらず、飲んで喰って野球観て競輪打って…という、私のしょーもない日常を綴るだけだ。
今後はプロレス、レベッカ、ウルトラ怪獣、昔のプロ野球など、私が好きだったジャンルを振り返る回があるかも。

変更については、だいぶ前から計画していた。
このタイトルは、競馬競輪などの公営競技を扱う雑誌「週間レース」で連載中のコラムと同名である。
連載コラムの内容や見本については、こちらの回を参照してほしい。
雑誌連載では、公営競技専門誌という性格上、競輪などギャンブルについて語るのが主流で、
先ほど説明した「飲んで喰って野球観て」の部分に触れる紙幅は、無名ライターには当然、与えられない。
それらを補うために開設したのが、ブログ版「日が沈む前に飲む酒はウマい」であった。
ブログ版を見て、雑誌やコラムに興味を持っていただけたら、という希望もあったのだが、
どうやら、そのような方は少ない模様(泣)。週間レースが、普通の本屋さんには置いてないという理由もあるが。
コラムの宣伝、及び連立が成立しないのならば、ブログは独立させ、タイトルを変えようと決心。
主な理由は以下の3点。

○理由1 長く覚えづらい
日が沈む前に飲む酒はウマい、というタイトルは私も気に入っているのだが、やや長めでコンパクトさに欠ける。
私自身も、ブログへのコメントに返信する際は、ハンドルネームを「日が沈む~(略)」と省略しているし。
以前、友人の友人には、「正田さんのブログ見てますよ。“日が昇る前に飲む”ってヤツ」と告げられた。
おちょくっているのか、本当に間違えているのかはわからんが、あまりいい気分ではなかった(←心狭い)。
もっとも、雑誌版の方も、連載開始から間もない頃、たまたま週間レース社の社長に会ったとき、
「オイ、お前のアレ、ほらアレだよアレ。よく書けているな」と褒めていただいたのだが、
タイトル名は最後まで出てこなかった。どうやら、社長も覚えていないらしい(笑)。

○理由2 出版社の許可をもらっていない
この場合の出版社とは、週間レース社ではなく、講談社の方である。
セリフの出典先は、講談社の雑誌「モーニング」で連載されていた、競輪漫画『ギャンブルレーサー』のひとコマで、

※前回まで使用していたプロフィール欄の画像

このキャラクターのセリフに感銘を受け、連載タイトルに採用したのだ。
もちろん、原作者の田中誠先生には、上記画像のブログ記載も含め、使用許可はいただいている。
先生曰く、「原作者が許可したのだから、出版社の許可は不要」とのことだが、
私なりに調べたところ、「アカンのちゃうか」という意見もある。

理由3 私自身の言葉ではない
さっきのコマのセリフも、発しているキャラ(モデルは元競輪選手の故引さん)も、愛着はあるのだが、
私はセリフに注目しただけで、原案も絵を描いたのも田中先生だ。
連載原稿は文が私、カットが田中先生という共作なので、タイトルは現状を維持するが、
私個人でやっているブログ版は、私自身が発案した、もっと覚えやすく簡潔なタイトルにして、
プロフィール画像は、私が撮影したものを使用することに。熟考の末(?)に生み出した、新たなタイトルは…
【明るく正しく強いブログ】! 
まあ、皆さんが目にする頃には、すでに上記タイトルになっているので、最大文字にした意味はなさそう(笑)。

基になったのは、私の母校・日大三の校訓「明・正・強」。少しアレンジしたから大丈夫でしょ。
私が好きだった頃の全日本プロレスの社訓(?)、「明るく楽しく激しいプロレス」に似ているのもお気に入り。
プロフィール画像は、地球の平和を守ってきた方々の集合写真に。


ウルトラ世代の方々なら、興奮必至の写真であろう。撮影したのは、2005年の3月3日。
『ウルトラマンタロウ』のDVD発売にあたり、映像特典として収録された、「ウルトラ5兄弟座談会」を取材したのだ。
DVDは視聴していないが、カットされたと思われる部分も含め、座談会のやり取りはメモしてあるので、
このブログでいつか公開したい、と思っている。とりあえず、ひとつだけ言わせていただくと、
タロウに変身する東光太郎を演じた、篠田三郎さんは、本当にイイ人である
取材時の応対は、まさに正義のウルトラ戦士であった。それに引き換え…※以下自主規制
私が持っているとはいえ、この画像も円谷プロや、5人それぞれの事務所に見つかったらマズそうだが、
怒られたらすぐに変更するので、許してほしい。実はすでに、SNSの本人画像として使用しているのだが。

ここで、新タイトル候補だったものも、いくつかも紹介しよう。
「地球の平和を守るブログ」
さっきの5人の画像を基にしたタイトルだが、すでにとある女性タレントが、同名タイトルを使用していた。
私自身はそもそも、正義のヒーローというより、地球に害を与える怪獣のような存在だし。

「サンセットフリップ」
旧タイトルの日が沈む→サンセット→私の好きなマイティ井上の得意技より。
この技の元祖とされる、エドワード・カーペンティアが、「この技はサンセットフリップと呼んでくれ」と発言したらしいが、
一般的には「サマーソルトドロップ」の名称の方がメジャーだし、私もそう呼んでいる。
悪くないタイトルだが、プロレスブログだと誤解されそうなので、自重しておいた。
ちなみに、井上さんとは数年前、一緒に記念撮影してもらったことがある。


引退してから数年たっていた井上さんだが、私の手を握る力は、まだまだ強かった記憶がある。
プロレスラー・マイティ井上の魅力や思い出についても、いつか改めて語ってみたい。

「何でもないようなことが 幸せだったと思う」
「最高じゃん ハートがしびれる おっとっと」
「ベイビーカモンドンストップザミュージック」
「闇雲に生きてるワケじゃない」
「祈りも 誓いも この愛もささげる」

それぞれ、私が好きな曲の歌詞の一部である。元の曲が全部わかる人、友だちになりましょう(笑)。
一応、漢字→ひらがな、カタカナ→ひらがななど、一部を変えているため、
著作権違反ではないはず…だけど自信がないし、それぞれの熱狂的ファンに怒られそうなので却下。

繰り返しになるけど、拙ブログはこのたび、「明るく正しく強いブログ」に改名した。
基本は明朗だが、嫌いな人間には陰険だし、労働・納税の義務を果たさないなど、生き様は正しくないし、
なにより、全然強くない(特に精神面)人間ではあるけれど、今後もよろしくお願いします
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まもなく、新小平の時代が来る!

2023年02月23日 | 飲食店まとめ
職場や定期の都合で、若い頃は新宿、その後も中野、高円寺など、都内のJR中央線沿線でよく飲んでいた私。
自由業となり、通勤の必要がない現在は、地元立川市周辺の居酒屋や飲食店を利用することが増えた。
時間的にも余裕のある毎日を送ってはいるが、当然ながら金銭的な余裕はないため(泣)、
通うのは必然的に、美味しく居心地よく、そして安いお店に限られてくる。
立川駅など中央線沿線は、土地代はともかく飲食店の価格自体は、都内と比較しても安くはなく、
杉並区の高円寺駅界隈よりも、値が張る店が多かったりする。 ※高円寺が安すぎるのだが

その反面、今でも安ウマな良店が揃っているのが、中央線より北の小平市や東村山市など、西武線が走るエリア。
拙ブログでも、この地域の名店はいくつも紹介してきたし、現在も通わせていただいているが、
最近は西武線を利用せず、JRの新小平駅から徒歩で向かうことが多い。
理由は、ウォーキングでの運動不足解消と、散策による新たな発見であり、
決して、西武線への乗り換え運賃をケチっているのではないことを、ご理解いただきたい。
ちなみに、このエリアはバス路線も充実しているが、どこまで乗っても同料金の都内とは違い、
多摩地区のバスは、乗れば乗るほど料金が加算されるので、滅多に利用しない(←やはりケチなのでは?)。

新小平駅の所在地は小平市で、通っているのは武蔵野線のみ。隣駅は中央線の西国分寺と、西武池袋線秋津駅から近い新秋津。
一日平均利用者数ランキングは、武蔵野線の全26駅中25位らしいし(ビリは2012年開設の吉川美南駅)、
メジャーな駅ではないだろうが、さっき書いたように、素晴らしい飲食店が徒歩圏内に多数あり、
しかも立川駅からは最速10分で到着する(乗り換え次第)ため、個人的には、利用回数の多い駅ベスト5に入っている。
そんな新小平駅に敬意と感謝を表し、今回ブログのテーマにしてみた。

下記はナビタイムの地図だが、新小平駅の周辺の西武線駅では、
 ※新小平が01扱い

02青梅街道、03小川、04鷹の台、05萩山、06一橋学園、07八坂、08小平、09久米川の8駅が、一応徒歩圏内。
04鷹の台と、05萩山には行きつけのお店はなく、08小平には『まっちゃん』、09久米川には『笑顔(にこ)』があるが、
ここ数年ご無沙汰しているため、今回は紹介を控える。

02の青梅街道駅には、手打ちうどんの名店『福助』がある。たぶん、この駅で一番有名な飲食店ではないか。
以前、他のお店とハシゴをしたとき、下記の「月見うどんの白」を食べたのだが、

※うどんは白と田舎の2種がある

そのときに、お酒のツマミとしていただいた、日替わりメニューをいくつか紹介。
こちらは「千切り人参の天ぷら」150円。友人と一緒だったし、この大きさだと2人前かな?


こちらは確か、「アレッタの天ぷら」150円。ブロッコリー(の茎部分?)のような野菜らしい。


デザートとして、「いちごプリン」200円も注文。フルーチェのいちご味を固めたようなプリンだった。


うどんだけでなくおツマミもウマい、さすがは多摩地区屈指の名店である。

03小川駅からは、ブログ未掲載の『九州ラーメン いし』を紹介。
小川にあるブリヂストン東京工場には、企業発祥地の久留米から、大勢の従業員が移住してきた。
そんな彼らに、故郷の味である豚骨ラーメンを提供するため開業したのがこちら。
注文したのは、お店の基本メニューである「ラーメン」700円。
店内はカウンター席のみで、常連風のおっちゃんたちが、昼酒を楽しんでいる。
店主が丼に油、タレ、白い粉などを投入したのち、ラーメンを完成させる。


九州ならではの白濁したスープは、関東人に合わせ匂いを抑えたそうだが、油のせいで意外と熱々。


抑えたとはいえ、豚骨特有の香りを感じる中、一般的な九州ラーメンほど硬くはない、麺を啜っていく。
具材はチャーシュー2枚、固ゆで玉子1/3(半分ではない)、ネギ、そして紅生姜が最初から入っている。
なので、途中からスープがピンク色に変化していく。下記画像より、本物はもっとピンクだ。


麺と具を食べ切りお会計。次回は私も、「餃子」500円で一杯やらせてもらおう。 
※2024年8追記 いしさんのブログ書きました

06の一橋学園駅こそ、新小平通いの最大要因となっている駅で、過去にいろんなお店を紹介している。
中でも、一番来店回数が多いのが、ほぼ月イチで持ち帰りチャーシューを購入している『なにや』


絶品チャーシューは、だいたい100グラム380~400円くらい。端数をオマケしてくれる場合もあるため、実際はさらに安い。
月島にもチャーシューで有名なお店があるが、そちらの方が倍以上高いし、味もなにやさんの方が上である。
以前は、店内冷蔵庫で豚肉も販売しており、価格はスーパーと同等だが、肉質は段違い。


上記のお肉も、100グラム140円では申しわけないレベルであり、店主曰く「儲けがないからやめた」そうだ。
お肉の安さと質の良さの理由を、先日たずねたところ、店主は昔肉屋だったそうで、独自の仕入れルートがあるそうだ。
「料理の腕でも、ある程度は誤魔化せるけど、大事なのはやっぱり食材だよ!」と、自店のお肉に誇りを持っている様子。
現在扱っている豚肉も、ブランド豚「トウキョウX」に近い品種を、格安で提供してくださっているそうだ。
そんな豚肉で作った角煮がゴロゴロ入る、「豚角煮麺」850円(当時の価格)は、間違いのないウマさ。


緑色の翡翠麺とのコントラストも美しく、旨味が溶け込んだスープも飲み干さずにはいられない。


豚角煮麺はレギュラーメニューではないので、あるときは必ず注文すべし!

混みあう時間を避け、なにやさんには13時頃到着することが多いのだが、その時間帯だと、
お隣にある、人気うどん店『むぎきり』は、間違いなく売り切れ早じまいしている。
先日の2月19日、久々にむぎきりうどんを食べようと、早めに行ってみたところ、まさかの臨時休業であった(泣)。
ちなみに、近所の『中華そば と』も、その日は開いてなかった。日曜定休になったのかな?
今年も相変わらず、臨時休業をくらいまくっている私。お祓いでもしてもらおうかね。

結局その日は、なにやチャーシュー購入後、駅反対側にある居酒屋『豆家』で、昼酒を飲んできた。
「午後の紅茶無糖ハイ」480円を頼み、おツマミに「本当はメインの出来たて豆富」580円をチョイス。
豆乳にニガリを加え、蒸し器に入れて15分、文字どおりできたての豆腐が完成。


まずは豆腐だけを味わう。熱々なので注意しながら口に含むと、普通の豆腐より甘味が強い。
麺つゆ、岩塩、柚子胡椒、ネギ、ノリなど、添付の調味料や薬味と一緒に食べると、その甘味がさらに引き立つ。


実は、同時に「ホタテのバター焼き」440円も注文しており、店主が見ていないスキをついて、バタータレも注ぐ。
別に見られても怒られないだろうけど、なんとなく後ろめたくて(笑)。バター豆腐はもちろんウマかった。


紅茶ハイが進んでしまい、退店後は酩酊状態で新小平駅に戻ることになった。

一橋学園駅で忘れてはいけないのが、驚安の殿堂的(←ドンキ風)洋食店の『きっちんコバヤシ』
昨年の11月、久々に訪問し、初めて「ビール」を注文。
すぐにアサヒスーパードライの中瓶、さらにお通しなのか、唐揚げも登場。


ビールの価格は550円。唐揚げが2個付いてこの価格は安い!
しばらくして、頼んでおいた食事メニュー、「インディアンカツカレー」630円がやってきた。


商品名の由来は不明だが、要するにカツカレースパゲティである。ポタージュはサービスかな。
横アングルがこちら。他のメニューと同様、迫力ある盛り具合で、630円では安すぎる。


唐揚げとカツ数切れでビールを飲み干し、生野菜とカツカレースパを一気に食べ進め、「ごちそうさまです」。
ブログアップから1年以上がたち、昨年秋には大半の飲食店がやむなく値上げした中、
きっちんコバヤシさんは値段据え置きだった。もはや、ここより安ウマな洋食屋さんを見つける自信がない。

一橋学園駅は他にも、『うどん屋 武』『一ツ橋大勝軒』など、いいお店がたくさんある。
しかし今回のテーマは、あくまで新小平駅万歳なので、次の最寄り駅にハナシを進める。

07八坂駅にも、きっちんコバヤシと並ぶ驚安の殿堂的中華食堂・『宝来屋』がある。
直近の訪問は昨年12月で、こちらもやはり、以前からの価格を維持。


今どき、チャーシューメンだけでも1000円超が当然なのに、ここは千円札1枚で、
「チャーシューメン」550円に「タンメン」450円も追加できる。そんな組み合わせ、個人で頼む客はいないだろうが。
私が注文したのは、そのタンメン。メニューの説明どおり(野菜たっぷり)だ。


初訪問時に食べた五目ソバで知っていたが、宝来屋さんの塩スープは本当に美味しい。
麺は特にインパクトを感じないが、このスープに合っているのだろう。


きっちんコバヤシさんも宝来屋さんも、ただでさえ安ウマなのに、近所には出前までしている。
近所の方はぜひ、食器をキレイに洗ってから返却してあげてほしい。

ここまで、周辺駅のお店を挙げてきたが、最後に1軒、新小平が最寄りのお店を紹介。
お店の名前は『風の色』。なんとなく、つげ義春先生の作品名のような、シブい屋号である。


お店の位置は青梅街道駅との間だが、少しだけ新小平に近く、食べログでは新小平が最寄り駅扱い。
訪問したのはランチタイム。各種定食があり、値段は500円と750円の2種がある。


カウンター席に案内され、500円の「豚肉の生姜焼き」定食をオーダー。母子らしき男女が調理し、
数分後には定食が完成。小鉢が2種付いてきたりと、値段の割にはクオリティが高い。


メインの生姜焼きは大きめのお肉が5枚。甘さはなく、塩分も控えめのタレで味付けされている。


家庭的な味だが、ご飯も味噌汁も手抜きなく、生姜焼き横のキャベツや小鉢も名脇役。
すぐにご飯がなくなったので、ご飯のお替わりと生玉子を追加注文。


ご飯もオカズも食べ切り、お会計をお願いしたところ、「600円です」!?
間違いかと思い、追加分の価格をたずねたところ、「生玉子もご飯も50円」とのこと。ただでさえ安いのに…。
またまた、驚安の殿堂候補店を発見してしまった。恐るべし新小平エリア!
ちなみに、食べログによると、現在は追加ご飯の価格は100円になった模様。それでも安いけどね。
後日、夜の時間帯に訪れてみたら、開いておらず。別の日にも、お店の前を通ったところ、
現在は夜営業を休んでいる模様。再開したら飲みに行き、ランチの分までお金を使おう。


以上、長々と書き綴ってきたが、新小平駅の魅力をわかっていただけただろうか。
今回タイトルのように、【新小平の時代】が到来するかはさておき、
皆さんも一度、この駅を拠点に、飲食店を巡ってみてほしい。いい店があったら教えてもらいたいね。

最後に。今回で拙ブログは、通算400回に到達しました。
比べるのは失礼ですが、尊敬する金田正一さんの勝利数に並ぶことができ、大変光栄です。
無論、私自身はブログ引退はせず、401、402…とさらに回数を重ねていくつもりなので、
読者の皆さん、今後もよろしくお願いします

※ただし、次回からブログタイトルを変更するかもしれません
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ロードサイドのほのぼの食堂 西立川『ふじみ食堂』

2023年02月19日 | 定食、食堂
以前、『喜楽』さんのときにも記したが、立川駅の周辺は、気軽に利用できる個人経営の大衆食堂が見当たらない。
今回紹介する『ふじみ食堂』も、立川駅からは徒歩約30分と、歩くのはしんどい距離だ。
最寄り駅はモノレールの柴崎体育館になるが、ややマイナーなので、ブログタイトルはJRの西立川駅にしておいた。
立川駅からバスも出ており、なぜか「バス停」と書き込んである(笑)、富士見町七丁目停留所からはすぐだ。


こちらがお店の外観。タバコ屋さんと、昔懐かしい公衆電話も併設してある。

※看板中央のキャラクターは後述

入口のノレンには、「創業55年」と印刷してあるが、このノレンは数年前から変わっていない(笑)。
食べログでは1962(昭和37)年オープンになっているが、調べたところ1963年説もある。
まあとにかく、60年近い歴史を誇る老舗食堂なのは間違いない。
お店は、交通量の多い新奥多摩街道沿いにあるため、車でやってくるお客さんも多く、大きめの駐車場も完備。
ファミレスやコンビニがなかった昭和の時代は、ドライバーにとってロードサイドの貴重な食堂だったはずだ。

こちらのお店は、先月ここで、「2023年初食堂」として紹介している。
食べたのは「スタミナ丼セット」+生玉子だったが、このときが通算3度目の訪問。


初訪問は今から2年前。コロナ禍で公共の交通機関使用を遠慮し、ウォーキングを始めた頃である。
こちらは卓上メニューの麺類、ご飯もの、別紙のおつまみ類。「ラーメン」500円など、全体的にお手頃価格。


初代店主が中華のコックを雇い、現二代目店主が引き継いだので、中華メニューが多い。
こちらはメニュー裏側。一品料理にセット、そしてドリンク類。


「オムレツ」「ポークチャップ」などの非中華メニューもあるので、カテゴリーも「定食・食堂」にした。
どちらのメニューも、撮影したのは今年だが、初訪問以来、ありがたいことに価格は変わっていない模様。

初訪問時に頼んだのは、大好物の「五目そば」650円と「餃子」500円。当時、酒類提供は禁止されていた。
厨房のおじちゃんが手際よく調理し、ほぼ同時に料理2品が運ばれてきた。


餃子は、多めの油で焼いたのか、パリッとした食感。ニンニク控えめで、中華屋さんというか家庭寄りの味わい。


個人的に、五目そば=塩スープという印象があったが、ふじみ食堂さんのは醤油スープ。


伊達巻きやカマボコなど具だくさんで、五目どころか十目はあったはず。これで650円は嬉しい。
すべてたいらげ、お会計をお願い。店内はそこそこ広く、4人用テーブル×9と、客席も多いのだが、
おばちゃん店員が常に3人ほどいるので、料理も会計も、待たされることはない。

2度目の訪問は昨年の冬。酒類は解禁され、飲んでいる先客も数人いた。
私は珍しく仕事があり、この日もお食事だけ。頼んだのは「ポークライス」600円と「水餃子」550円。
まずはポークライスが、スープと一緒に登場。彩りにグリンピース、スプーンの下には福神漬けも。


チキンライスのポーク版、要するにケチャップご飯を予想していたが、味付けは…醤油ベースだと思うがわからん。
食べたことはないが、「ニラレバー炒め」などの炒め物に使用するタレを、ポークライスに流用しているのかもしれない。
焦がしたような香ばしさが食欲をそそる、「チャーハン」とも異なるテイスト。甘口の福神漬けも合う。
少し遅れて水餃子が登場。焼き餃子と同じものが、具材と一緒に醤油スープに入っている。


ポークライスのと同じスープだと思うのだが、水餃子の方がほんのりゴマ油が香る。


ただし、飲み比べてみると、ネギなどの具材で薄まったのか、ポークライスのスープの方が濃くてウマい。
具材は普通のラーメンとは違い(さきほどの「ミニラーメン参照)、チャーシューや青菜はなく、
形状が異なるネギとナルト、そしてメンマの代わりに竹の子とマッシュルームが入るのが面白い。


水餃子のスープだけ少し残し、会計を済ませてお店を出た。さっき書いたように、目の前は交通量の多い道路。
信号待ちは面倒なので、横断歩道から離れた場所から、車が来ないスキに渡ろう…と様子をうかがっていたところ、
お店のおばちゃんが外に出てきて、「お客さ~ん!」と呼び止めるではないか。
ムチャな横断を怒られるのかと思いきや、「忘れ物ですよ」と、客席に置き忘れていたネックウォーマーを届けてくれた。
わざわざ駆け足で届けてくれたご厚意に、「ありがとうございます!」と最敬礼し、
その後は、いいトシこいておばちゃんに怒られないよう(?)、ちゃんと信号のある横断歩道を利用した。

ふじみ食堂さんのようなロードサイド食堂は、勝手な印象で申しわけないが、気の荒いドライバー客が多く、
酒を飲んで騒いだり、時には店内で暴れるのかと思っていた。※元ネタは昭和の映画『トラック野郎』
50年くらい前は、そんな輩もたまにいたかもしれないが、現在はそんな時代錯誤な客はいるはずもなく、
明るく元気なおばちゃんたちが仲良く働く、ほのぼのムードのお店である。
また、写真はないけれど、お店の外では金魚や亀(現在は冬眠中)も飼っており、お子さん客を喜ばせている。
さらに、ほのぼのムードに一役買っているのが、壁に貼ってある7コマ漫画「ふじみ食堂物語」。


常連客だった漫画家さんの作品らしく、入口看板にも描かれていた、主人公のモデルは若い頃の現店主だとか。
店内に数枚貼られており、それぞれ内容が違う模様。漫画のとおり、かつては出前もやっていたらしい。


ほのぼのとした雰囲気の中、ゆっくりお酒を楽しみたくなり、つい最近、通算4度目の訪問をしてきた。
最初のオーダーは、とりあえず「ビール(大瓶)」600円と、「もつ煮込み」550円。
アサヒスーパードライとグラスが運ばれた直後、厨房から「お通し出まーす」と声がかかり、ミニサラダがやって来た。


ドレッシングで味付けされた野菜をつまんでいると、そこそこ大きな鍋に入ったもつ煮が登場。


「熱いのでお気を付けください」というおばちゃんの忠告に従い、用意された取り皿に分ける。
具材はモツの他、大根、人参、コンニャク、豆腐、ネギ。


味付けは濃すぎずやさしめだったので、卓上の七味をたっぶりかけて食べた。
ビール大瓶を飲み終わり、メニューの「焼酎(各種)」400円について、「ウーロン茶割り」があるのかたずねてみたところ、
「できますよ」と応えたおばちゃんが、すぐに作ってくれた。やっぱり、煮込みには焼酎の方が合うよね。


ビールと煮込みをたいらげ、まだお腹に余裕があるのを確認してから、おツマミを追加。
前々回の『だるまや』さんのときみたいに、最近は急に満腹感に襲われることがあるので、注文が慎重になった。
といいつつ、頼んだ料理は、ボリューミーな「焼肉」650円。前回食べた「スタミナ丼」が美味しかったので。
数分後、焼肉&千切りキャベツという、シンプルイズベストなお皿が登場。
あとから、マヨネーズが容器ごと提供されたので、キャベツにかけまくった。

※一品料理は+250円で定食にできる

分厚いステーキのような肉より、薄い肉を何枚も食べるのが好きな私にとって、こちらの焼肉はまさに望み通りの一品。
タレは甘さ控えめで、量も少なめ。キャベツに浸みこむくらいたっぷりだと、さらに嬉しかったのだが。
ポークライスとは違うテイストだったので、焼肉専用のタレがあるのだろう。
ウーロン割りをお替わりし、だいぶ食べ進めたところで、シメのお食事を選択。
麺類の気分だが、水餃子も含め醤油味は3度食べたので、今回の希望は塩味のスープ。
どれが塩味かたずねたところ、厨房のおじちゃんが「タンメンやちゃんぽんはそう(塩味)だよ」と教えてくれたので、
「チャンポンメン」600円をオーダー。「タンメン」550円と50円しか違わないのならば、お得なはず。
数分後にはちゃんぽんが登場。確かに塩味スープだが、意外にもあんかけタイプであった。


今まで、麺類の横アングルを載せていなかったので撮影。丼は一般的なサイズだ。


ちゃんぽんだけ太麺のお店もあるが、ふじみ食堂さんでは、醤油ラーメンなどと同じ麺を使っていた。
具材はモヤシ、キャベツ、人参、玉ネギ、青菜、きくらげ、ナルト、豚肉など。残っていた焼肉もゲスト参戦。


前回の『弘前軒』と同様、細切りナルトを重用(?)してくれているのは、愛好家としては喜ばしい限り。
スープの塩分はきつくなく、つい調子に乗り、ほとんど飲み干してしまった。
もちろん満腹にはなったが、この日は胃の調子もよかったのか、苦しむことなくお会計。
おばちゃんたちの「ありがとうございましたー」という朗らかな挨拶もあり、帰路の歩みも軽やかであった。

立川駅周辺では相変わらず、新たな飲食店が開業したと思ったら、数ヶ月後には廃業し、別の店に代わっている。
失礼ながら、「ダメだったら撤退すりゃいいじゃん」と、軽い気持ちで出店していないか?  特にチェーン店。
そんな店には、どうせバカな店員&バイトしかいないし、常連客もバカ揃いだろう。 ※該当例多数
私は今後も、そんなお店には一切近寄らず、駅から多少遠くても、
ふじみ食堂さんのように安く美味しく、なにより居心地のいいお店に足を運ぶよ。



ふじみ食堂
東京都立川市富士見町7-37-22  ※「食べログ」と「散歩の達人」の住所は誤り
JR西立川駅から推定徒歩19分 立川駅からは約30分、多摩都市モノレール柴崎体育館からは徒歩約15分
営業時間 10時~14時半、16時~20時
定休日 水、日、祝
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味・雰囲気ともに穏やかな永福町系 百草園『弘前軒』

2023年02月16日 | ラーメン、つけ麺など
寒い季節に美味しいのが、熱々スープのラーメン。
中でも、永福町系大勝軒の流れを汲むラーメンは、丼にスープと一緒に油も注ぐため、最後まで冷めることはない。

私が初めて食べた永福町系は、JR横浜線の淵野辺駅南口にあった、通称『鹿沼台大勝軒』。
だいぶ前のことなので、ガラケー画像しかないが、注文したのは「ワンタンメン玉子」1000円。

※玉子は元から半分入るようで、1.5個になってしまった

実際は大盛なのにわかりづらく、しかも、ワンタンが見当たらない、ダメ写真である。
こちらのお店は、長期間休業したのち、閉業してしまったようで、一期一会になってしまったが、
駅反対側の北口には、別の方が営む永福町系大勝軒のお店があるようなので、近いうちに行ってこよう。

永福町系大勝軒の主な特徴や、有名な丸長・東池袋系大勝軒との違いなどについては、
昨年末に紹介した、一橋学園の『一ツ橋大勝軒』の記事で、簡単に説明してある。
初の永福町系大勝軒は淵野辺だったが、実はそれより前に、屋号こそ違うが、永福町系出身者のお店を利用していた。
お店の名前は『弘前軒』。屋号の由来は店主奥様の出身地らしく、当時は京王線の南平駅近くにあった。
食べたのは「ワンタンメン」で当時850円。またまたガラケー画像だが、一応ワンタンが写っている。


別の店で飲んでから寄ったので、ラーメンの味はあまり覚えていないが、ご夫妻の接客が快活だった記憶はある。

その後、弘前軒さんはふたつ隣の百草園駅近くに移転
南平の前店舗もそうだったが、急行が止まらず、決してメジャーな駅ではないのに、お店は繁盛している。
JR昭島駅近くにあった、『昭島大勝軒』が昨日2月15日で閉店してしまったので、
現時点では、弘前軒さんが唯一、立川から徒歩で行ける永福町系である。※1時間以上かかるけど
つい先日、熱々ラーメンが食べたくなり、数年ぶりかつ移転後は初の訪問をしてきた。
往復徒歩はしんどいので、往路は高幡不動までモノレールを利用し、そこからひと駅分歩いた。


到着したのは15時過ぎだったが、店頭の駐車場はほぼ埋まっていた。
さっき書いたように、最寄り駅はメジャーではないため、車で来店する客も多いようだ。
入店するとすぐ、お母さんから「いらっしゃいませー」と元気な声がかかる。久々だけど変わらずお元気そうでなにより。
カウンター席に座り、メニューを眺める。基本の「中華そば」は現在850円。


ただし、永福町系なので当然、並でも麺は、たっぷり2玉300グラム使用している。


この日注文したのは、豚チャーシューが2枚、鶏チャーシューが3枚追加される「特製中華そば」1050円。
厨房のお父さんが、大きな丼を用意し、麺を茹で上げスープを注ぐ。
追加具材のチャーシュー2種は別皿に盛り付け、特製中華そば一式がやってきた。


一ツ橋大勝軒と同様、丼は洗面器のようにデカい。


別皿の具材も盛りつけ、満腹中枢が感知する前に食べ始める。


まずはスープをひと口…熱々なのでヤケドしないよう、慎重に啜る。
そういえば、どこかの食べロガーが、こちらのラーメンについて投稿していたが、
「スープは化学調味料がきつく、食後は舌がしびれて気持ち悪くなった。再訪は絶対なし」だと。
ちょっと考えればわかるが、舌のしびれの原因は、熱々スープによるヤケドだろう。
バカが再訪しないのは、お店にとって歓迎だろうが、勘違いでの悪評を流されるのは不本意なはず。
最近、ネットの誹謗中傷について、侮辱罪などの罰則化が進んでいるようなので、
飲食店の敵である食べロガーなんて、どんどん逮捕されてしまえばいい
その前にこのブログが、食べログに訴えられるかもしれないが(苦笑)。

ハナシが逸れてしまったので、スープをひと口…の場面から再開。
スープは確かに熱々ではあったが、一ツ橋大勝軒ほどではなかった。油は少なめなのかも。
油だけでなく、煮干し由来の風味や苦み、醤油ダレの塩分も控えめで、万人受けするタイプといえよう。
無論、決して物足りないわけではなく、食べている最中はハシが止まらず、たっぷりの麺もどんどん減っていく。
麺は、永福町系でおなじみ、創業者の親族が営む草村商店ではなく、中西食品という会社の麺を使っているらしい。
南武線に乗り、多摩川を渡ると見えてくる、「麺のナカニシ」という看板で有名な(?)製麺所だ。
丸型の鶏と、長方形の豚のチャーシュー2種は、どちらもしっかりとした味付けで、柔らかく煮込まれている。
元から入っているメンマ、ノリ、ナルトにネギも、スープと麺を引き立てる名脇役だ。
あとで気付いたが、永福町系の特徴のひとつである、柚子の皮は入ってなかった。

途中で、卓上の醤油ダレ少々と、ラーメン専門店では珍しい七味を加え、


スープを少し残し、あとは全部たいらげた。2玉でも楽勝だったな。
厨房のお父さんにたずねたところ、「100円増の中盛が2.5玉、200円増の大盛は3玉」とのこと。
この日の調子なら3玉も軽そうだが、まあトシもトシだし、無理はしないでおこう。
会計を済ませ、出口に向かうと、お母さんの「ありがとうございましたー」いう大きな声に続き、
お父さんも、小さめだけどちゃんと聞こえる音量で、「ありがとうございます」と挨拶してくれた。
さっき、万人受けするタイプと記したが、これは接客や清潔感ある店内など、味以外の感想も含まれる。
ご夫婦の応対も含め、全体的に穏やか、というのが弘前軒さんの印象だ。
帰路は立川の自宅まで歩いてみた。カロリーの摂取と消費=プラスマイナスは…まあプラスだよな、絶対。

数年ぶりの再訪から数日たった昨日、今度は往路を徒歩で、3度目の訪問。
立川駅からは65分くらい。下記の京王線踏切を渡った先が弘前軒だ。


着いたのは13時30分頃だったが、店内は満席で、少しだけ待った。
入店してすぐ、「ビール(サッポロ中ビン)」550円に、ラーメントッピングの「煮たまご」100円と「チャーシュー」200円、
さらに、永福町系では珍しい、「つけめん」900円も同時に注文。
他のお店だったら、ビール+つまみを満喫してから、メインのお食事を追加するのだが、
弘前軒さんはランチタイムを過ぎても混雑していたので、長居するのも悪いかと思ってね。
まずはビール、そしてチャーシューと煮たまごが登場。


煮たまごはいわゆる味玉だが、最近は鶏卵の値段も上がっており、現在も100円なのはありがたい。
それより、チャーシューが5枚で200円、1枚40円相当とは、かなり安価ではないか?
しかも、あとから「よろしかったらどうぞ」の声とともに、無料のお通しまでやってきた!


ネギ、メンマ、チャーシューの細切れに、醤油ダレをかけたもので、丸長・東池袋系の大勝軒でも見かける小鉢だ。
メンマが前回より柔らかく、ホロホロ歯触りの絶品で、ビールがグングン進んでしまう。
チャーシュー・味玉に不満はないが、こんな素晴らしいお通しが付くのならば、必要なかったかも。
ビールを飲み終えた頃、タイミングよくつけめんが到着。


麺は中華そばと同様2玉使用だが、つけ麺ならスルスル食べられると思ったのだ。


ついでに、余ったチャーシュー3.5枚と味玉半個を盛り付ける。味玉は昭和チックな固茹でではなく、半熟であった。


一般的なつけダレより大きめの器に入ったタレは、ラーメンスープよりもさらに油控えめ。
メンマとネギの他、麺のように細切りされた、チャーシューとナルトも沈んでいた。ナルト愛好家としては嬉しい。


ビールを飲んだあとなので、今度こそ満腹になる危険性があるので、さっそく食べ始めることに。
つけダレは、ほのかな甘みと酸味が効いたタイプ。煮干しの風味も、それほど感じなかった。
最近の旨味過多なつけダレも嫌いではないが、こういう懐かしいスタイルも、たまに食べたくなる。
おつまみチャーシューも、温かいタレに浸すことで本来の実力を発揮。低温だと脂身が固まっちゃうからね。


麺2玉といっても、うどんのような太麺ではないし、熱々でもないのでどんどん食べ進められる。
結局、ラーメン以上に早く食べ終えたので、滞在時間は酒を飲んでない客と同程度だった。
次回は3玉か、それとも未食の「辛そば」か。チャーシューメンに+200円でさらにチャーシューもいいね。
前回同様、ご夫婦の「ありがとうございました」にお辞儀で返答し、お店をあとにした。

帰路は、最寄り駅の名前の由来となった、「京王百草園」に寄ってみることに。
要するに、植物園というか庭園で、HPによると駅から徒歩10分くらいとのことだが、
途中、バカみたいな角度の急坂があり、一気に酔いが回った。

※こんな坂が長々と続く

HPをよく見たら、途中急坂がありますと、左記のような小さな字で記載してあった(苦笑)。
なんとか入口にたどり着いたが、さらに長い階段を上らなくてはいけないので、入園を断念。


下りは別のルートを利用したが、そっちも当然、急坂を降りるハメになる。酩酊しているので、実に危なっかしい。
疲れ切ってしまったので、帰路は人生初利用となる百草園駅から、京王線に乗ってしまった。
弘前軒さん経由で2度敢行した、【百草園ウォーク】も別の機会に紹介したい。

※おまけ 駅近くにあった、ちょっと気になる飲食店



弘前軒
東京都日野市落川960-3
京王線百草園駅から徒歩約2分、高幡不動駅からは約15分、JRだと西府駅から推定約35分、立川駅からは約65分
営業時間 11時~16時 売り切れ早じまいあり
定休日 月曜
コメント (2)
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食後は立ち上がれない(?)満腹食堂 国分寺『だるまや』

2023年02月09日 | 定食、食堂
昨年12月に紹介した、長年「うな丼」を安く提供している、国分寺の『うな太郎』さん。
かつて600円だったうな丼は、現在1430円。蒲焼のサイズは小ぶりとはいえ、破格である。

他にも、うなぎを安く食べられるお店がないか(『宇奈とと』や牛丼チェーンは除く)、調べてみたところ、
うな太郎さんのすぐ近くの大衆食堂で、「うな重」を950円で提供していることが判明。まさに灯台下暗し!
お店の名前は『だるまや』さん。店の前は何度も通っているので、当然存在は知っていた。
さっそく訪問してみたところ、店頭ガラスに「うな重950円」の貼紙が!


さっそく食べてみよう、イヤ、その前に軽く一杯飲ませてもらおう、と思いつつ入店。
店内は相席前提の8人用長テーブル席が3つと、少し離れた場所に4人用テーブル席がふたつ。
席の間隔は狭く、仕切り用アクリル板もあるため、実際はそれぞれ、6人用、2人用が限界かも。
ランチタイムだったので、客席はほとんど埋まっていたが、ホール担当のお姉さんは私を、
8人用席に相席させず、ひとつだけ空いていたテーブル席へ案内してくれた。
「コイツは酒を飲みそうだから広い場所へ」と気遣ってくれたのか、単に私がデブで相席は窮屈そうだと哀れんだのか。
たぶん後者だろうが(嘆)、ありがたくテーブル席を利用させていただく。

こちらが卓上に設置してあるメニュー。表側には定食や丼ものなどのメイン料理を掲載。

※だるまさんのイラストがかわいい

裏側には、一品料理や飲み物が記されている。まずは「ビール(中)」520円を注文。


(大)のキリンラガーの方がお得なのだが、この日は中のキリン一番搾りが飲みたかったので。
大がラガー、中が一番搾りとわかったのは、先客が飲んでいるのを確認したから。
そこそこ混雑している店内で昼間っから飲んでいる、ロクデナシな彼ら(失礼)のお陰で、心置きなく酒を注文できた。

おつまみは、豊富なメニューの中から、「豚肉の生姜焼き定食」の単品550円と、「手造り餃子」350円を選択。
拙ブログでも何度か取り上げてきた、【定食のおかず単品はいくらなのか】問題だが、
だるまやさんでは、ちゃんとメニューに価格が表記されているのがありがたい。
ただし、私が頼んだ生姜焼きは定食から220円引きだが、上段の「焼肉定食」の単品は190円引き、
他のメニューも、200円引き(カキフライなど)や250円引き(アジフライなど)と、統一されておらず算出法も謎。
悩んでいる間に生姜焼き単品が登場。千切りキャベツ、そして私の好物であるマカロニサラダ付きだ。


お皿が大きいため全体量が多く、これで550円はお得だ。銀のお皿というのも、昭和チックでいいね。
上記の「銀のお皿」、文字色をシルバー(実は灰色)にしてみたけど、見づらかったらゴメン。
生姜焼きは、ゴマ油の効いた甘じょっぱいタレが、やや厚切りの豚肉や野菜を包み込み、ビールをゴクゴク飲ませる。
このタレが、マヨ風味のマカサラに絡むと、ウへへへ…と笑いたくなるくらいウマい。


数分後には餃子も、銀皿に乗せられて到着。なかなかの大ぶりサイズだ。


ひと口かじるとニンニク、ニラ、そして大葉の風味。濃い味付けなので、タレがなくてもイケる。
作る手間に反し儲けが少ないため、最近は業者から仕入れた餃子を出す店も多い。
だるまやさんのは、タレこそ市販のモノだが、餃子自体は明らかに自家製。
他にはないオリジナル商品が食べられて、餃子ファンとしては、それだけで嬉しく感じる。

美味しいツマミで、ビールを2本飲み干し、そろそろシメのうな重…と考え始めたところで、突然満腹中枢が感知。
どうやら、普通より大きい餃子と、普通より多い生姜焼き(しかも肉野菜の歯応えアリ)が、効いているようだ。
小さくなった己の胃を嘆きつつ、選んだチョイスが「半ライス」100円と「生玉子」50円であった。
満腹ではなく金欠では? と疑われそうだが、豚肉が少し余っていたので、ご飯と一緒に食べてしまおうと思ってね。
登場した半ライスは、同じ国分寺市の『ホーライ』さんと同様、ハーフどころか3/4くらいありそう。


溶き玉子を茶碗の中央に流し込み、残ったお肉を周囲に散りばめ、ミニ生姜焼き丼が完成。


満腹だったけど、玉子ちゃんのお陰で、お茶漬けのようにズズっと食べ進められて、「ごちそうさまです」。
さっき席案内してくれたお姉さんよりも、若い女性店員(なんか失礼な書き方だな)にお会計をお願いする。
入店当初は、厨房にお母さん、ホールリーダー(?)のお姉さん、双方の補助が若いお姉さん、の女性3名体制。
途中で「店長」と呼ばれるお父さんがやって来たが、女性陣は家族なのかパートなのかは不明。

だるまさんといえば、転んでも転んでも立ち上がる…という印象だが、
だるまやさんで食事すると、満腹すぎて立ち上がれないほど苦しくなる…というのが今回タイトルの由来。
実際この日は、国分寺駅に向かう階段を上るのに苦労したよ。

後日、今度は苦しくならないよう、お腹をすかせた状態で、夕方の時間帯に再訪問。
注文したのはビール大570円と、「玉子焼き」350円に「肉豆腐定食」の単品580円。
「目玉焼き」や「ハムエッグ」もあったけど、玉子焼きは比較的珍しい気がしたので。
まずはキリンラガー大、そして銀皿に乗った玉子焼きがやって来た。この日はマカサラではなくポテサラだ。


玉子焼きは半分に折りたたんだようで、広げたらこのようにワイドなサイズ。


醤油をちょびっと垂らし、さらにソースをかけた千切りキャベツを巻いて食べたりした。
数分後、肉豆腐が完成。さすがに平たい銀皿ではなく、鉄鍋にこんもり盛られて提供された。


すき焼き風なのか、豚肉、豆腐、玉ネギの他、シメジと春菊も入っている。
たっぷりのダシ汁は、「かつ丼」にも使用するような、甘じょっばいタイプ。
容器のせいか最後まで冷めず、美味しく食べられた。肉豆腐、我ながらナイスチョイスである。
途中で「ウーロンハイ」360円を頼んだら、私の苦手な乙類焼酎だった。これは酔ってしまう…。


酩酊する前に、今回はちゃんとしたシメのお食事を注文。
選んだのは、「カツカレー」880円。普通の「カレーライス」700円に+180円とお得だったので。
オーダーから数分後、お姉さん(若)がカツカレーを運んできた。


受け取ったカレー皿は、出来立てなので熱々。そして、幅が広く底が深い!


ネットで見た画像より、大盛ではないか…とうろたえているうちに満腹中枢が働きそうなので、その前に食べ始める。
カレーは、ドロッとした家庭的なタイプで、豚生姜焼きと同様の形状に刻まれた豚肉、人参、玉ネギ、
さらに、写真のイカや、小さなエビ(カップヌードルの具材くらい)も含まれていた。


スープカレーより、ドロッとした硬めの和風カレーを愛する私だが、腹一杯のときはキツイかも。
カツは、そこそこの厚さの豚肉を六等分。もっと薄くていいのに…。


猫舌ゆえ、カレーもご飯も熱々でしんどかったが、味自体は意外とスパイシーで食がススム。
少し冷めてきたら、ガツガツと食べていき、15分後にはご覧のとおり…まだ半分くらい残っている(涙)。


15分あれば、通常なら食べ終えるはずだが、それだけだるまやさんのカツカレーが多すぎるのだ。
最後の力を振り絞り、なんとか食べ切ったものの、この日もやはり、退店後は駅への階段を上るのがしんどかった。
昔読んだ「ドラえもん」のエピソードで、まだのび太君が小さかった頃、おばあちゃんが、
「ダルマさんのように、転んでも転んでも立ち上がる、強い子になるんだよ」と語りかけたのを思い出し、
私も「おばあちゃん、ボク、ダルマさんになるよ」と心の中でつぶやき、懸命に階段を上った。
実際の私は、人生転びっぱなしで、立ち上がろうともしていない。おばあちゃんゴメン。

さてさて、だるまやさんで2度飲み食いさせていただいたが、当初の目的である、うな重が未食ではないか。
つい先日、足を運んでみたところ、まさかの臨時休業。ホ~ラ、また転んじゃった(嘆)。


後日、お昼に再訪し、例のリーダー風お姉さんに「うな重」950円をオーダー。彼女はランチタイム担当のようだ。
数分後、お盆が運ばれてきた。いいトシになっても、重箱はありがたく、そして緊張する…のは私くらいか。


フタを開けて、蒲焼ちゃんとご対面。値段的には、この大きさでもお得なはずだ。


カツカレーとは違い、ご飯は適量。実は前夜の酒が残っていたので、このくらいの量でじゅうぶん。


あと、定食類を食べたことがなかったので、初めて味噌汁をいただいたのだが、
具材が豆腐、ワカメ、大根、人参、さらにサツマイモも入る大盤振る舞い。肝吸いより嬉しいね。


蒲焼の味は、さすがに専門店にはかなわないが、タレのかかったご飯は、やはり美味しい。
何度も書くけど、今の時代に950円でうな重が食べられるのだから、感謝しなくては。

だるまやさんは中休みがなく、昼酒にも最適だし、今後もちょくちょく通い、酩酊&満腹にさせていただこう。
ちょうど今日、私が尊敬する【母校野球部の監督が退任を表明】というショッキングなニュースが入ってきて、
このブログの執筆を、しばらく中断するほど落胆。さっきまで半ベソもかいていた。
だが、いつまでも落ち込んでいられない。だるまやさんで食事をして、再び立ち上がるぞ!



だるまや
東京都国分寺市本町2-9-8
JR、西武線国分寺駅から徒歩約2分
営業時間 現在は11時~21時
定休日 木曜、その他、ごくまれに不定休(泣)
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世田谷区・千歳烏山駅付近の飲食店

2023年02月06日 | 飲食店まとめ
地元図書館にはない書籍が多く(特にプロレス関連)、昨年2月から通い続けている世田谷区の図書館。
つい最近も、予約していた図書が私の順番になったので、ありがたく借りてきた。

※天龍源一郎著「俺が戦った 真に強かった男」青春出版社発行

以前も書いたように、世田谷区の財産である書籍を、立川市民が無料で楽しむのは申しわけないので、
帰りは必ず、区内で食事や買い物をし、お金を落とすようにしている。
最近は、京王線千歳烏山駅近くの烏山図書館を利用しているので、立ち寄るのも当然、同駅周辺が多くなる。
もっとも利用回数が多いのは、厚焼玉子のテイクアウト専門店『祖仁』さんだ。


今回は、過去に立ち寄った千歳烏山駅付近のお店から、ブログ未掲載の4軒を紹介してみることに。
無名ブログゆえ(泣)、宣伝効果はあまり期待できないが、少しでも世田谷区のお役に立てれば幸いである。

飲食店で一番のお気に入りだった、安ウマ中華そば店の『榮じ』さんは、残念ながら閉店してしまったが、
ほぼ斜めの位置にある『中華そばTORICO(鷄虜)』は、現在も営業中。
上記店名表記はお店ツイッターによるもので、以降はトリコと呼ばせていただく。
店内はおしゃれなたたずまいで、着席すると、下記のような食材の詳細を記した貼紙も。明らかに個人店っぽくない。

※その後リニューアルしたようなので、現在とは異なるかも

帰宅後に調べたら、母体のグループはトリコとは別名のラーメン屋を、都内に数店舗展開しているらしい。
私が注文したのは、ベーシックな「中華そば」780円で、現在は800円。


麗しい見た目に、長い穂先メンマと低温調理チャーシュー。私の苦手な部類のラーメンである。
横アングルも撮影。身勝手な悪印象に反し、丼に近付くといい匂いがする。


まずはレンゲでスープをひと口…おお、ウマいぞ。
私の地元にも、似たようなコンセプトの鶏出汁ラーメンを出すお店があるのだが、 ※『チキント』『おや麺』とは別の店
そちらは鶏の旨味だけでなく、臭みもバッチリ引き出しているため、食べるのがツラかったのだが、
トリコさんのスープは臭みなど皆無で、鶏と醤油の旨味が口内に広がる
厳選小麦で打った麺は、歯応えも茹で具合もちょうどよく、長くて意識高い(?)メンマも美味しい。


唯一、チャーシューはあまり気に入らなかったが、これは単なる私の好みである。
武蔵村山『満月うどん』のときにも書いたが、チャーシューは醤油で炊くのが一番ウマいと思うんだけどなあ。
接客も悪くなく、店内も清潔、しかも駅チカ(徒歩約30秒)。これは人気が出て当然である。
さっき記したように、リニューアルして味やメニューも変わったようなので、再訪して確かめなくては。

ラーメンの次は中華食堂を。新旧いろいろあるようだが、私は旧=歴史あるお店が好きなので、
下記のように、外観がいかにも昭和な『大勝軒』へ。


こちらは有名な丸長・東池袋系でも、永福町系でもなく、中華食堂の人形町系との噂。
「ラーメン」など麺類だけでなく、「チャーハン」や「レバニライタメ」などの一品料理も用意している。
働いているのは、お年を召されたご夫妻と、息子さんくらいの年齢の男性店員。
旦那さんと奥さんは客席で休憩しており、調理はほとんど息子風店員が担当していた。
お水を持ってきてくれたお母さんに、ビールと餃子を頼んだところ、「餃子は今やってないの」とのこと。
確かに、壁のメニュー札に「餃子」が見当たらない。なので同じ点心類のワンタンに変更。
すぐに「ビール」が登場。キリン一番搾りの中瓶がお新香付きで450円。現在ではかなりの安価だろう。


数分後、醤油ワンタンメンの麺抜き=「ワンタン」550円が登場。


メンマ、ナルトにネギ、そして小さいけれど、ノリとチャーシューも入っている。
醤油味のスープは薄口で、濃い味に慣れた若い世代には、物足りなく感じるかもしれない。
一方、メインのワンタンには、肉がちゃんと入っている


これまた若い世代は驚くかもしれないが、昭和の時代は、具入りワンタンは貴重であった(※あくまで個人の感想)。
飲み食いを終えたのは18時を過ぎた頃。シメの食事も注文したかったのだが、
大勝軒さんは19時が閉店時間。先述したようにご夫妻は休憩モードで、男性店員が作ったまかないを食べている。
そのうち、男性店員は自身のまかない(ヤキソバ?)を調理し、厨房内で食べ始めたので、
さすがに追加オーダーは遠慮し(苦笑)お会計。次回訪問時は、塩味の「タンメン」550円を食べてみたいな。
ちなみに、翌日は母校野球部の公式戦があったのだが、大勝軒さんでの食事がゲン担ぎになったのか、
後輩たちが見事に大勝したことを報告しておく。

※ただし、初回のエラーによる2失点にはムカついた

後日、大勝軒さんで望んだ餃子を、近くの専門店で食べることに。お店の名前は『餃子てんほう!』
店主は神戸三宮の専門店『ぼんてん』出身で、当初は八王子で開業し、千歳烏山に移転したそうだ。

※ぼんてんの餃子。このときに少しだけ触れている

料理メニューはこちら。専門店だけあって少数精鋭だ。


オーダーしたのは、「キリンビール(中瓶)」550円に、「焼餃子」と「水餃子」各420円。
作り置きせず、注文を受けてから具材を包むので、ちょっと待たされてから登場。こちらが焼餃子で、


こちらが水餃子。修行元と同様、サイズはやや小ぶり。


卓上に醤油はなく、お店特製のポン酢と、神戸餃子らしく味噌ダレで食べる。


餃子好きのくせに酢が苦手な私は、味噌ダレで食べてみたが、味噌ダレにも酸味があった…(嘆)。
せっかくなので、ネギ入りのポン酢も試したところ、こちらの酸味はクセがなく、むしろ爽やかで餃子と好相性。
酢や酸っぱいモノは好きになれない私だが、てんほう!さんのポン酢は気に入ったよ。
餃子自体も、肉と野菜のバランスが適度で食べやすい。ひとつだけ、皮を開いて中身を確認。


一般的な餃子、たとえば『餃子の王将』と比べると、2/3くらいの重量で、元々の食感も軽いため、
30個くらいはペロリとイケそうだが、30個=5人前頼むと2千円を超えるので、注意が必要だ。

最後は、つい最近食べてきた、「立喰、そば・うどん 美味カレーライス」のお店『ファミリー』


屋号に反し、食事エリアは狭く、家族連れで訪れるのは難しそうだけど、ちゃんとイスがあったりする。
入店すると、おばちゃんから「いらっしゃい」と声をかけられ、お冷やが提供される。
壁に貼られたメニュー札から、「ミニカレーセット」550円をそばで注文。
半分そばに、半分カレーに乗せるための「コロッケ」100円も頼んだが、残根ながら売り切れていた。
そば・うどんメニューは、「もり」、「天ぷら」(かき揚げ)、「肉ねぎ」など、オーソドックスな品揃え。
ただし、カレーは出来合いではなく、自家製でイケるらしい。
先にミニカレー(単品だと300円)が出てきて、直後には、かけそば(単品300円)も登場。
ミニカレーセットの完成である。※ただし、先に提供されたカレーは食べかけ


ソバはやや太めで、ツユは甘辛い関東風。卓上の七味をかければ、さらに温まる。


一方のカレーは、肉や野菜が溶け込むまで煮込むらしく、肉の繊維がいくつか見えた。


野菜由来と思われるコクや甘みもあり、よくある立ち食い店の業務用カレーとは一線を画す逸品。
外のテント看板に、赤字で「美味」と記すだけあって、本当に美味しいカレーである
次回は通常サイズの「カレーライス」500円に、コロッケを乗せて食べたい。「カレーうどん」500円もイイね。
私の滞在中、4人の客が出入りしたが、私以外の全員が常連のようだった。
そのうち、年配の夫婦は食べ終えると「また来るよ」と言いながらお店を出ていき、
事務員風の制服を着用した中年男は、おばちゃんと終始会話をしながら食事をし、
最後にやってきた、まだ10代に見える若い男性は、反対にほぼ無言であったが、
おばちゃんの方から「いつもの肉ねぎね」と声をかけられると、コクンとうなずく、常連中の常連であった
チェーン店の寡占化が目立ち、年々減っている印象がある、個人経営の立ち食いソバ店だが、
固定客を多くつかんでいるファミリーさんは、まだまだ営業を続けてくれそうだ。
ちなみに、千歳烏山駅周辺は今どき珍しく、立ち食いソバ店が3軒も健在。別のお店もそのうち紹介しよう。

今後も、図書館の前後で飲食店に入る予定だし、隣駅の芦花公園エリアを含め、シリーズ続編もありそうだ。
ちなみにこちらは、近日中に訪問したいと思っている、お店の看板だ。


最後になったが、
世田谷区立図書館の皆様、いつも利用させていただき、ありがとうございます
コメント
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