先日ここで告白したように、もういいトシなのに全然収まる気配がない、私の豚骨ラーメン欲。
今回は、JR新秋津駅改札を出てすぐの場所にある、豚骨ラーメン店『長風』を紹介させていただく。
こちらのお店は、以前は『春樹』という屋号で、ここも『豚骨ラーメン春樹』のような店名だと思いこんでいたが、
下記の店内ノレンで、屋号が長風だと気付いた。店頭写真をよく見ると、黄色い看板の中央に同じマークがある。
屋号は違うが、現在も春樹と母体は一緒のはず。かつては立川にも、つけ麺推しの春樹があり、私もよく利用した。
つけ麺は、当時いろんな店が提供し、「またおま系」と称された、濃厚魚介豚骨スープと太麺の組み合わせ。
これは10年以上前に、ガラケーで撮影した「野菜つけ麺」だが、さすがに画像がひどすぎるので、
春樹HPからつけ麺画像を拝借。こちらは、麺とスープと具材を分けて提供する。
つけ麺は、味自体は悪くなかったものの、当時流行のタイプとは微妙に異なっていたが、
価格は他店より少し安く、しかも麺の増量は無料と、なかなか頑張っていた。
母体の会社は、華僑や在日中国人向け企業なので、春樹従業員の大半は大陸出身者だと思われるが、
仕事面で不満を抱いたことはなく、少なくとも立川市ではまともな方だった。 ※他がひどすぎるのかも
長風も、上記春樹の特徴と同様、値段はそこそこ安く、替玉無料などのサービスがあり、中国人らしき店員さんが働いている。
さっきの店頭画像を再掲載。春樹とは別のお店HPから借りたのだが、こちらは最近更新していない模様で、
デカデカと記された「らーめん550円」や、「替玉無料1玉まで」などの諸条件は、現在は異なっている。
あと、HPのURLに「chofu」の文字があり、長風は「ちょうふう」と読むことが判明。
私は知らなかったが、「長風」という言葉は実際にあり、goo辞書によると、
“非常に遠くから吹いてくる風。また、遠くまで吹いていく強い風。勢いの盛んなことにたとえていう”らしい。
てっきり、和民と魚民のように、同じく替玉無料のチェーン店『風龍』をパクったのかと思っていた。申しわけない。
こちらが最近のメニュー表で、白、赤、黒の博多豚骨ラーメンやつけ麺、ご飯ものやドリンクなども提供。
一番安いラーメンは「白」の700円。ただし、替玉は2玉まで無料になっている。
珍しく券売機も撮影。さっきの表に記載されてない、「替玉」は100円だった。
開業は2018年で、屋号はともかく店の存在自体は知っていたが、初訪問は今年の夏。
友人と近所の『なべちゃん』で飲んだあとのシメに、「近いからここでいいか」と入店。
店内はカウンター数席に、テーブルが3つほど。豚骨臭はないので、お店でスープは炊いてなさそう。
友人は、白ラーメンと「チャーマヨ丼」の「丼セット」800円、私は「赤」750円の食券を買い、テーブル席に座る。
丼セットは、チャーマヨ丼単品が200円なので100円お得だが、替玉は1度しかできないと、
壁ポスターに説明があった(画像右側)。なお、画像左端の客は、扇風機の風がガンガン当たり、涼しいどころか迷惑そうだった。
我々の席近くの壁にも、下記のような「麺の硬さポスター」が貼ってあったり、
卓上調味料の解説も記されているが、正しくは、×ホワイトペーパー→〇ホワイトペッパー、×ニンニクみじん→〇ニンニクおろし である。
ペッパーの絵も「BP(ブラックペッパー)」だし、母体の会社には日本人スタッフもいるはずなので、早急に修正してもらいたい。
しばらくすると、友人の白ラーメン+丼セットと、
私の赤ラーメンが登場。丼の大きさは普通。
チャーマヨ丼は、チャーシューの細切れに、マヨを和えた茶色いソースを絡めた珍しいタイプ。
チャーシューごはん愛好家ゆえ、少し気になったが、友人曰く「しょっぺえ」とのこと。
私が注文した赤は、普通の白に辛味噌ダレを追加したものだが、『一蘭』などのラーメンと比べると、タレが多すぎて辛い。
最近、辛さに弱い私には、この赤ラーメンは「辛ウマい」ではなく「単に辛い」であった。
「失敗だったかも…」と嘆きつつ、しっかり替玉サービスは利用する。
おろしニンニクを入れ、具材を食べ終え、引き続き辛い辛いとボヤいているうちに、またまた麺を食べ終えてしまったので、
「2玉まで無料」というお店のご厚意に甘え、再度替玉をいただくことに。
上記画像ではわからないだろうが、せっかくなので、人生初の「粉落とし」に挑んでみたが、
「やわらか」好きの私には、やはり気に入らず。粉落としとは真逆の「茹ですぎ」のような、超ソフト麺も食べてみたい。
少しでも柔らかくなるよう、しばらくスープに浸し、なんとか麺を食べ切った。
数日後、都内から西武池袋線で帰ってきて、秋津駅から新秋津駅へ向かう途中で、長風さんに寄っていく。
今回の注文は、初訪問時に友人が頼んだ、基本の白ラーメン。
前回触れなかったが、具材はチャーシュー、キクラゲ、輪切りのネギ。盛り付けの悪さはドンマイ。
スープは臭みがなく、油は浮いているがしつこくなく、ライトな仕上がり。麺は九州ラーメンならではの細麺。
以上、特にインパクトはないが、万人受けする豚骨ラーメンという印象。
すぐに麺を食べ終え、この日もやはり替玉をいただき、さらにもうひと玉頼む。
前回は粉落とし麺に挑戦したが、今回は、だいぶ前にどこかのサイトで見た記憶がある、「担々麺もどき」を試してみる。
確か、「豚骨ラーメン店には、ゴマをくるくる回してする(擂る)容器を設置してある場合が多いので、
丼の上でゴマを大量にすり、さらにラー油を加えれば、担々麺のできあがり」のような内容だった。
調べたところ、「スリッキー」と呼ぶらしい容器ですったゴマを投入し、ラー油を垂らし、ふたつ目の替玉を投入。
やる前からわかっていたが、やはり担々麺とは似て非なるモノであった(苦笑)。
それでも、ちゃんと2玉たいらげ満腹に。計3玉食べて700円のラーメンは、私が知る限りでは現在最安だ。
「ごちそうさまです」と挨拶すると、「アリガトゴザイマース」と、中国人男性店員が返事する。
前回も今回も彼のワンオペ。大繁盛でもないが、ダラダラと客が入ってくるし、私のように替玉を頼む客も多く、結構大変そう。
そういえば、数軒隣の立ち食いソバ店『木曽路』も、私の訪問時は毎回、おじさん店員のワンオペだ。
あと余計なお世話だけど、長風さんの厨房は狭く、しかも照明を節約しているのか異様に暗く、気分が滅入りそうだ。
それから数ヵ月後、3度目の訪問をしたところ、この日もやはり、いつもの男性店員のひとり回し。
よく見ると彼は、お笑い芸人「ジェラードン」のアタック西本さんに似ている気がする。
ちなみに、『一ツ橋大勝軒』のときにも書いたが、私の「○○に似ている」は、賛同を得られないケースが多い。
この日はアタック(勝手に命名)の手間を減らすべく、替玉のない「とんこつ魚介細つけ麺」(券売機表記は「魚介つけ麺」)750円の大盛を選択。
春樹のつけ麺は、麺の量を350~900グラムまで、4段階から選べたが、すべて同価格。
こちらは、並と大盛のみで、特盛は+100円だが、無料で大盛にしてくれるのだから文句はない。
いつものように、アタックが調理し自ら運ぶつけ麺がこちら。麺の量は400~450グラムくらいか。
細つけ麺というが、博多風ラーメンの麺よりは当然太く、具材のメンマとチャーシューが乗せられている。
つけスープは、豚骨ベースで魚介風味を加えた例のタイプで、魚粉と輪切りネギが浮いている。
春樹のスープの方が、もっと濃厚で私好みだったが、これはこれで、豚骨ラーメン店のつけ麺らしくていいかも。
卓上にある、替玉のときに使うラーメンダレを加えてみたが、しょっぱくてつけ麺には合わなかった。
私の食事中も、アタックは調理、配膳、洗浄と休む間もなく活躍。無料替玉の注文にも、イヤな顔せず応じている。
自分も利用したくせに書くのも変だが、替玉サービスは、せめて「ひと玉まで」にした方がいいのでは?
そんな彼を少しでも助けるべく、食後はテーブルを拭き、食器をカウンターの洗い場らしき位置に運んだ。
「ソノママデイイデスー」と困惑するアタックに、いつもひとりで大変ですよね、と声をかけると、
「ヒトリタイヘンネ。デモガンバル」と返答。彼の頑張りが報われることを、願ってやまない。
博多ラーメン 長風 新秋津店
東京都東村山市秋津町5-13-42
JR新秋津駅から徒歩約20秒、西武線秋津駅からは徒歩約5分
営業時間 11時~15時、18時~翌1時
定休日 不明だが無休? アタックに休日はあるのか?
※上記データは、駅からの所要時間以外は、お店HPのデータを転記
今回は、JR新秋津駅改札を出てすぐの場所にある、豚骨ラーメン店『長風』を紹介させていただく。
こちらのお店は、以前は『春樹』という屋号で、ここも『豚骨ラーメン春樹』のような店名だと思いこんでいたが、
下記の店内ノレンで、屋号が長風だと気付いた。店頭写真をよく見ると、黄色い看板の中央に同じマークがある。
屋号は違うが、現在も春樹と母体は一緒のはず。かつては立川にも、つけ麺推しの春樹があり、私もよく利用した。
つけ麺は、当時いろんな店が提供し、「またおま系」と称された、濃厚魚介豚骨スープと太麺の組み合わせ。
これは10年以上前に、ガラケーで撮影した「野菜つけ麺」だが、さすがに画像がひどすぎるので、
春樹HPからつけ麺画像を拝借。こちらは、麺とスープと具材を分けて提供する。
つけ麺は、味自体は悪くなかったものの、当時流行のタイプとは微妙に異なっていたが、
価格は他店より少し安く、しかも麺の増量は無料と、なかなか頑張っていた。
母体の会社は、華僑や在日中国人向け企業なので、春樹従業員の大半は大陸出身者だと思われるが、
仕事面で不満を抱いたことはなく、少なくとも立川市ではまともな方だった。 ※他がひどすぎるのかも
長風も、上記春樹の特徴と同様、値段はそこそこ安く、替玉無料などのサービスがあり、中国人らしき店員さんが働いている。
さっきの店頭画像を再掲載。春樹とは別のお店HPから借りたのだが、こちらは最近更新していない模様で、
デカデカと記された「らーめん550円」や、「替玉無料1玉まで」などの諸条件は、現在は異なっている。
あと、HPのURLに「chofu」の文字があり、長風は「ちょうふう」と読むことが判明。
私は知らなかったが、「長風」という言葉は実際にあり、goo辞書によると、
“非常に遠くから吹いてくる風。また、遠くまで吹いていく強い風。勢いの盛んなことにたとえていう”らしい。
てっきり、和民と魚民のように、同じく替玉無料のチェーン店『風龍』をパクったのかと思っていた。申しわけない。
こちらが最近のメニュー表で、白、赤、黒の博多豚骨ラーメンやつけ麺、ご飯ものやドリンクなども提供。
一番安いラーメンは「白」の700円。ただし、替玉は2玉まで無料になっている。
珍しく券売機も撮影。さっきの表に記載されてない、「替玉」は100円だった。
開業は2018年で、屋号はともかく店の存在自体は知っていたが、初訪問は今年の夏。
友人と近所の『なべちゃん』で飲んだあとのシメに、「近いからここでいいか」と入店。
店内はカウンター数席に、テーブルが3つほど。豚骨臭はないので、お店でスープは炊いてなさそう。
友人は、白ラーメンと「チャーマヨ丼」の「丼セット」800円、私は「赤」750円の食券を買い、テーブル席に座る。
丼セットは、チャーマヨ丼単品が200円なので100円お得だが、替玉は1度しかできないと、
壁ポスターに説明があった(画像右側)。なお、画像左端の客は、扇風機の風がガンガン当たり、涼しいどころか迷惑そうだった。
我々の席近くの壁にも、下記のような「麺の硬さポスター」が貼ってあったり、
卓上調味料の解説も記されているが、正しくは、×ホワイトペーパー→〇ホワイトペッパー、×ニンニクみじん→〇ニンニクおろし である。
ペッパーの絵も「BP(ブラックペッパー)」だし、母体の会社には日本人スタッフもいるはずなので、早急に修正してもらいたい。
しばらくすると、友人の白ラーメン+丼セットと、
私の赤ラーメンが登場。丼の大きさは普通。
チャーマヨ丼は、チャーシューの細切れに、マヨを和えた茶色いソースを絡めた珍しいタイプ。
チャーシューごはん愛好家ゆえ、少し気になったが、友人曰く「しょっぺえ」とのこと。
私が注文した赤は、普通の白に辛味噌ダレを追加したものだが、『一蘭』などのラーメンと比べると、タレが多すぎて辛い。
最近、辛さに弱い私には、この赤ラーメンは「辛ウマい」ではなく「単に辛い」であった。
「失敗だったかも…」と嘆きつつ、しっかり替玉サービスは利用する。
おろしニンニクを入れ、具材を食べ終え、引き続き辛い辛いとボヤいているうちに、またまた麺を食べ終えてしまったので、
「2玉まで無料」というお店のご厚意に甘え、再度替玉をいただくことに。
上記画像ではわからないだろうが、せっかくなので、人生初の「粉落とし」に挑んでみたが、
「やわらか」好きの私には、やはり気に入らず。粉落としとは真逆の「茹ですぎ」のような、超ソフト麺も食べてみたい。
少しでも柔らかくなるよう、しばらくスープに浸し、なんとか麺を食べ切った。
数日後、都内から西武池袋線で帰ってきて、秋津駅から新秋津駅へ向かう途中で、長風さんに寄っていく。
今回の注文は、初訪問時に友人が頼んだ、基本の白ラーメン。
前回触れなかったが、具材はチャーシュー、キクラゲ、輪切りのネギ。盛り付けの悪さはドンマイ。
スープは臭みがなく、油は浮いているがしつこくなく、ライトな仕上がり。麺は九州ラーメンならではの細麺。
以上、特にインパクトはないが、万人受けする豚骨ラーメンという印象。
すぐに麺を食べ終え、この日もやはり替玉をいただき、さらにもうひと玉頼む。
前回は粉落とし麺に挑戦したが、今回は、だいぶ前にどこかのサイトで見た記憶がある、「担々麺もどき」を試してみる。
確か、「豚骨ラーメン店には、ゴマをくるくる回してする(擂る)容器を設置してある場合が多いので、
丼の上でゴマを大量にすり、さらにラー油を加えれば、担々麺のできあがり」のような内容だった。
調べたところ、「スリッキー」と呼ぶらしい容器ですったゴマを投入し、ラー油を垂らし、ふたつ目の替玉を投入。
やる前からわかっていたが、やはり担々麺とは似て非なるモノであった(苦笑)。
それでも、ちゃんと2玉たいらげ満腹に。計3玉食べて700円のラーメンは、私が知る限りでは現在最安だ。
「ごちそうさまです」と挨拶すると、「アリガトゴザイマース」と、中国人男性店員が返事する。
前回も今回も彼のワンオペ。大繁盛でもないが、ダラダラと客が入ってくるし、私のように替玉を頼む客も多く、結構大変そう。
そういえば、数軒隣の立ち食いソバ店『木曽路』も、私の訪問時は毎回、おじさん店員のワンオペだ。
あと余計なお世話だけど、長風さんの厨房は狭く、しかも照明を節約しているのか異様に暗く、気分が滅入りそうだ。
それから数ヵ月後、3度目の訪問をしたところ、この日もやはり、いつもの男性店員のひとり回し。
よく見ると彼は、お笑い芸人「ジェラードン」のアタック西本さんに似ている気がする。
ちなみに、『一ツ橋大勝軒』のときにも書いたが、私の「○○に似ている」は、賛同を得られないケースが多い。
この日はアタック(勝手に命名)の手間を減らすべく、替玉のない「とんこつ魚介細つけ麺」(券売機表記は「魚介つけ麺」)750円の大盛を選択。
春樹のつけ麺は、麺の量を350~900グラムまで、4段階から選べたが、すべて同価格。
こちらは、並と大盛のみで、特盛は+100円だが、無料で大盛にしてくれるのだから文句はない。
いつものように、アタックが調理し自ら運ぶつけ麺がこちら。麺の量は400~450グラムくらいか。
細つけ麺というが、博多風ラーメンの麺よりは当然太く、具材のメンマとチャーシューが乗せられている。
つけスープは、豚骨ベースで魚介風味を加えた例のタイプで、魚粉と輪切りネギが浮いている。
春樹のスープの方が、もっと濃厚で私好みだったが、これはこれで、豚骨ラーメン店のつけ麺らしくていいかも。
卓上にある、替玉のときに使うラーメンダレを加えてみたが、しょっぱくてつけ麺には合わなかった。
私の食事中も、アタックは調理、配膳、洗浄と休む間もなく活躍。無料替玉の注文にも、イヤな顔せず応じている。
自分も利用したくせに書くのも変だが、替玉サービスは、せめて「ひと玉まで」にした方がいいのでは?
そんな彼を少しでも助けるべく、食後はテーブルを拭き、食器をカウンターの洗い場らしき位置に運んだ。
「ソノママデイイデスー」と困惑するアタックに、いつもひとりで大変ですよね、と声をかけると、
「ヒトリタイヘンネ。デモガンバル」と返答。彼の頑張りが報われることを、願ってやまない。
博多ラーメン 長風 新秋津店
東京都東村山市秋津町5-13-42
JR新秋津駅から徒歩約20秒、西武線秋津駅からは徒歩約5分
営業時間 11時~15時、18時~翌1時
定休日 不明だが無休? アタックに休日はあるのか?
※上記データは、駅からの所要時間以外は、お店HPのデータを転記