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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

日野橋の先の「びっくりうどん」 日野『どんたく』

2020年05月12日 | そば、うどん
前回日記で記した通り、本日5月12日、日野橋が約7ヶ月ぶりに通行可能に

※日野側から撮影

破損した箇所だけを交換したようで、下記画像の歩道が黒い部分が、新しくなった箇所だ。


その取り換えた部分の端と端の地点には、お清めの塩が撒いてあった。


なんとなく、お塩に向かって手を合わせて拝んでから、歩を進めた。
日野橋を渡り切った先には、以前ちょっと触れたように、『秋月』という小さな食堂もあるが、
この日はもう少し先まで歩き、モノレールの甲州街道駅の先にある、うどん屋さん『どんたく』で食事をすることに。


上記画像は、だいぶ前、夜営業の時間帯に撮影したもの。イラストのように手打ちうどんがウリのお店だ。
店内に入るとすぐ、製麺用のスペースがあり、期待が高まる。


本日食べたメニューを紹介する前に、どんたくさんの名物メニューを紹介。
その名物とは「がっかりうどん」。確か“見てがっかり 食べてびっくり”のようなキャッチコピーがあったはず。
こちらがその、がっかりうどん850円。なるほど、麺とネギとワサビだけで、「見てがっかり」だが、


うどんの下には、牛肉&玉ねぎ、味付け玉子、カマボコ、きつね、ワカメ、キュウリとたくさんの具材が!

※別添えの冷たいダシ汁をかけて食べる

あえて具材を隠すとは、まさしく「食べてびっくり」の面白い商品である。
このがっかりうどん、以前は1日限定20食とのことだったが、現在は30食になったようだ(お店のメニュー表より)。
実は私、こちらのお店を訪れるのは、年に1度くらいなので、以下で紹介したことも、今では変わっているかもしれない。

あるときはまず、瓶ビール(当時は確か600円)を注文し、「かきの天ぷら」650円で晩酌。


ビール以外にも、九州の焼酎や日本酒なども多数用意してあり、夜は飲み客も結構見かける。
おつまみも、天ぷら各種や唐揚げなどの他、サラダにおでん、福岡の郷土料理「筑前煮」などもある。
なお、店名の『どんたく』からもおわかりだろうが、店主の出身地は福岡県だそうだ。

この日はシメに「麦切」700円をオーダー。要するに大根抜きの「ぶっかけうどん」だ。


刻み揚げ、おかか、ネギ・ショウガと、具材はシンプルだけど、シメにはぴったりのうどんであった。
そういえば、福岡・博多のうどんは、メチャクチャ柔らかいはず(詳細はこちら)だが、
こちらのは決して柔らかくなく、むしろ程よいコシがある
温かいうどんも試してみたくなり、次回訪問時は、かけうどんを食べてみることに。
かけだけではさみしいので、数あるご飯ものとのセットの中から、「牛たぬき丼セット」1050円をチョイス。

※セットは冷たいうどんも可能

かけうどん(単品550円)は、価格を考慮するとこれでもハーフサイズなのかな? それにしては結構な量だ。 


麺はやっぱりコシがあり、私の好みに近い硬さであった。透明なうどんツユは、やや薄味に感じた。
しかし、そう感じた理由はおそらく、この牛たぬき丼(単品850円)が想像以上にしょっぱかったから。


さきほどのがっかりうどんにも入っていた、牛肉と玉ねぎの煮込みに揚げ玉を散りばめ、さらに玉子でとじてある。
見た目は開花丼に近い料理だったが、いざ食べてみたら、揚げ玉の存在感が強い!
牛肉などの具材を煮込むときに、濃厚なダシ(かけではなく、ざるうどんのツユ?)を使用していると思われるが、
そのダシを揚げ玉がガッチリ吸ってしまい、かじると「めんつゆ」のような味が、口いっぱいに広がる。
牛肉ではなく、まさか揚げ玉が主役とは…意外とウマかったけど、ノドが乾く味だったね。
なのでついつい、サービスのお茶だけでなく、うどんツユもゴクゴクと飲み干し、すっかりお腹いっぱいに。
どんたくさんも最近、テイクアウトを始めたようだけど、牛たぬき丼はたぶん、冷めた状態でもおいしいと思う。
あと、紅ショウガも付けてもらえたら、さらにありがたいね。

その後はコロナ騒動もあり、久々の入店となった本日。
店員さんにお願いされ、入口に設置された消毒用アルコールを両手に吹きかけたのち、テーブル席に案内された。
皆さん、もう忘れかけていたと思うが、ここでようやく、今日食べたメニューの紹介となる!
注文したのは、最初に紹介した、がっかりうどんの姉妹品(?)である「びっくりうどん」850円。
待っている間、店内の壁に貼ってあった、かつて雑誌に紹介されたときの記事を読んでいたところ、
「うどんは讃岐風」という店主のコメントを発見。だから柔らかくないのか!
しばらくしてびっくりうどんが到着。具材は、キュウリがないのと味玉が生玉子になった以外は、「がっかり」とほぼ同じ。


それより、写真がヘタでわかりづらいが、丼自体がかなりデカく、普通のお店の倍くらいの量だ
このうどんと比較すると、前回の「牛たぬき丼セット」のうどんは、やはりハーフサイズだったのか、と思わざるを得ない。
まずは、中央の生玉子ちゃんに肉やワカメをかぶせてフタをし、余熱で温める状態にしたのち、うどんを食べ始める。
ツユは前回と同様、最初は薄く感じたが、食べ進めていくうちに、塩分が強くなっていく印象。
そういえば、ここまでうどんのアップがなかったので紹介。手打ちらしく不揃いなので、いろんな食感が楽しめる。


半分ほど食べ進めたのち、半熟に育てた玉子ちゃんを崩し、牛肉と絡めて食べる。うひょうひょ、やっぱりウマい!


うどんだけでなく、そばでもラーメンでも、生玉子を崩すタイミングは、一生を費やしてでも研究すべきテーマだな(?)。
麺と具材をたいらげ、ツユを少々残した状態で「ごちそうさま」。量が多かったので、食べ終えるのに時間がかかったよ。

会計時、店員さんに最近の営業時間をたずねてみたところ、
現在、夜営業はやっていないが、近日、20時閉店で再開予定とのことだ。
お店を出て、膨れたお腹をさすりながら、再び日野橋を渡り、ゆっくり歩いて帰宅することにした。
日野橋・市営球場から柴崎体育館へ向かう遊歩道の途中に、写真の小さな石段があるのだが、


そこの脇に、色鮮やかな黄色い花がたくさん咲いていたので、ついつい撮影。


ネットで調べてみたところ、この花は「キショウブ・黄菖蒲」らしい…たぶん。
花言葉は「幸せをつかむ」「信じる者の幸福」「私は燃えている」などなど。
今の時勢を意識し、「信じる者の幸福」
を大々的にアピールし(←文字を大きくしただけ)、今回の結びとしよう。



手打うどん どんたく
東京都日野市日野1352-6
多摩都市モノレール甲州街道駅から徒歩約2分、JR日野駅からは推定徒歩約15分
営業時間 11時~14時半、17時半~21時 火曜は昼のみ 
定休日 水曜
※アクセス以外は、お店のパンフレットより転記
※2020年5月12日現在の営業時間は、文中に記載の通り
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