前回の山登りブログで、「富士山頂を目指し、今後は身体を絞る」と書いておきながら、
今回紹介するのは、タイトルでもおわかりのように、濃厚ラーメンである(苦笑)。
お店の名前は『パワー軒』。こちらには、20年ほど前から通っている。
当初は、こってり豚骨ラーメンと、醤油味の支那そばの二枚看板だったが、数年前からバリエーションが増えた。
ただし、どのラーメンも量が多くボリューミーで、なおかつクオリティが高いのが、このお店のスゴイところ。
現在提供しているメニューは、「燕三条らーめん」「塩豚骨らーめん」「支那そば」「魚介豚骨醤油らーめん」に、
これら4種の味をベースにした「つけ麺」、さらに「油そば」「長浜らーめん」「台湾まぜそば」、
さらには裏メニュー(?)として、醤油豚骨や二郎系があったり、サイドメニューのご飯ものもいろいろ。
初めて来たお客さんは、券売機の前で悩まされること間違いナシだ。
麺の量は小、並、中、大まで4種類。並でも一般的には大盛で、大は危険なレベルなので注意した方がいい。
最近のお店のイチオシは、店頭でもデカデカと宣伝している、燕三条らーめん780円。
※毎度毎度、ピンボケで申し訳ない
新潟の燕三条地区で食べられている、極太麺+魚介醤油スープ+背脂のラーメンを、
パワー軒風にアレンジしたもので、券売機には「さっぱりカツオダシ」と記されているが、
背脂がたっぷり入っているので、「さっぱり」とは言い難い気がする(笑)。
もちろん、こってり好きな私は大満足。卓上のクラッシュニンニクを加えるとさらにウマい。
しかも、「大油」「鬼油」など、背脂マシも無料で応じてくれるのがありがたい。
こちらは、つい最近食べた(←身体絞る気あるのか?)、「鬼油」バージョン。
最初の写真と比較すると、明らかに背脂が多い。まるでヨーグルトがかかっているみたいだ。
高血圧の私はNGなのかもしれないが、血液サラサラ効果のある、刻み玉ネギが相殺してくれるから大丈夫だろ(?)。
お店のおススメは燕三条らーめんだが、私が一番好きなのは、初訪問時からある塩豚骨らーめん。
写真は並730円+味玉100円。燕三条ほどではないが、スープに背脂が溶け込んでおり、かなり濃厚。
豊富な具材や中太麺によく絡むこってりスープは、キレのある塩味や脂の甘味、そして旨味もたっぷり。
エネルギッシュかつ油ギッシュで、まさに屋号を体現したような、パワフルなラーメンだ。
こちらの商品も、ニンニククラッシュは必須だし、+100円で中盛にしたり、小ライスを付けるのもいい。
パワー軒はご飯物も充実していて、「キムチライス」や「高菜ライス」、期間限定で「生姜焼きライス」もあった。
昔からあるのが「チャーシュー丼」300円と「パワー丼」400円で、麺類とのセットだと50円引きになる。
チャーシュー丼は刻んだチャーシューとネギとノリ、パワー丼にはそれに高菜とキムチが加わる。
写真は醤油豚骨らーめんとのパワー丼セットで、730円+350円、さらに生卵50円も。
セットでない単品もある(700円くらい)ので、券売機などには「パワー丼(小)」と表記されているが、
牛丼の並盛くらいの量があるので、全然(小)じゃない。
さっきも書いたが、こちらのお店は全体的に量が多めなので、(小)や(並)というサイズがアテにならない。
たとえば、私が最近気に入っている、おつまみメニューの「ネギチャーシュー」(券売機にないので現金対応)は、
小で220円なのになかなかの量。大の370円は、この倍くらいあったと記憶している。
※ここでも味玉を追加
普通のチャーシューの他に、細切れチャーシューも混ざっている。安価なのにビールがすすむ逸品だ。
ここ数年の私は、まずはおつまみでビールを飲み、シメに麺類を頼むことが多い。お通しの無料キムチもうれしいね。
不定期販売だが、「焼餃子」や「豚の角煮」もあり、これらも絶品であった。
餃子はビッグサイズが6個で550円。丁寧な仕込みと焼き具合で、立川でも屈指の餃子だったと思う。
口の中でホロリと崩れる角煮は、短期間しか販売していなかったので値段は覚えてない。1個250円だったかな?
2個注文し、1個はビールと一緒に、もう1個は小ライスに乗せてミニ角煮丼を自作。当然ウマいに決まっている。
パワー軒のいちファンとして、上記2品のレギュラー化を願ってやまない。
※2023年追記 近年は餃子がレギュラー化、角煮も年に数回、販売されています
シメに濃厚ラーメンはちょっと…と思う方には、夜限定販売の「長浜らーめん」550円を推奨。
スープ自体は、さっき紹介した塩豚骨ほどではないが、こちらも豚骨ベースゆえ当然濃い。
けれども、博多風の細麺なのでスルスルと食べられる。なので替玉100円もしてしまった。
画像はないが、カツオダシ醤油スープの支那そばは、細ちぢれ麺を使用。麺の種類も多いのだ。
これらの絶品ラーメン各種は、すべて店主がひとりで作っている。
見た目はおっかなそうな方だが、挨拶などの応対は意外と(失礼)丁寧で、お客への無礼な振る舞いなど見たことない。
数年前に体調不良で入院し、少しお痩せになったようだが、今では元気に厨房に立っている。
復帰直後は短縮していた、営業時間も少しずつ伸び、現在は以前と同様、昼から夜までの通し営業となった。
なので、私の得意な「日が沈む前の酒」も楽しめる。
お店は最寄りのモノレール駅からは少し歩く。駐車場もないので、アクセスは良いとはいえない。
周辺にはラーメン店がいくつもあったはずだが、ほとんど廃業してしまった。
ファンの多いパワー軒さんは、当分つぶれる心配はないだろうが、店主も現状に甘んじることなく、
ここ数年は、ツイッターを積極的に利用し、客寄せに励んでいる。
「今日は豚骨スープのデキがいい」とか、「ツイッター見た方、100円引き」などの各種情報を投稿したり、
お客さんが少ないときは「SOS」を出すことも。正直でいいね(笑)。
先日、久しぶりに「SOSツイッター」に気付いた私がお店に駆けつけたところ、
すでにツイッターを見て殺到した先客たちにより、ほとんどのメニューが売り切れていた。
みんな、店主とラーメン、なによりパワー軒が大好きなんだろうな。
「もう塩豚骨しかできないんだ」という店主に対し、塩豚骨の「つけ麺」バージョンを初オーダー。
麺の量は小が240グラムで、並360、中480、大が720。大は恐ろしいので中にしておいた。
価格は塩豚骨730円に、つけ麺+100円、中盛+100円の930円。
厨房で、店主が麺を茹で、冷水で締めて器に盛り付けるのを見ていたが…なんだか多い気がする。
そして、出てきたつけ麺がこちら。
わかりづらいけど、器に麺がこんもりと盛られている。中480グラムって茹でる前の量か!
茹でたあとは800グラムを超えるのか。大にしないでよかったよ。 ※追記 一般的に中華麺は、茹でると1.6~8倍になる
つけ麺用の極太麺と、塩豚骨タレとの組み合わせはいいのだが、いかんせん、食べても食べても量が減らない。
私はうどんでもそばでも、タレに麺をたっぷり浸すタイプなので、麺が冷たいのでタレがどんどん冷えていく。
最後の方は、タレの中で脂が固まり、胃袋も含めて厳しい状態になったが、なんとか食べ切った。
パワー軒の量は侮れないことを、改めて再確認し、店主に挨拶しお店を出る私であった。
さっき書いたように、パワー軒さんはモノレールで行くのが普通だが、最近の私は徒歩で向かっている。
交通費をケチっている(セコイ…)のも理由のひとつだが、自宅からの往復だと、軽く1万歩を超える。
冒頭で触れた、前回ブログでの「身体を絞る」宣言通り、ウォーキングをしているのだ。
残念ながら、体重は減るどころかおそらく増えているだろうが、
パワー軒の大盛濃厚ラーメンを食べれば、パワーがみなぎるから問題ナシ!
パワー軒
東京都立川市柏町2-39-46
多摩モノレール泉体育館駅より徒歩約10分、JR立川駅からは徒歩約36分
営業時間11時~21時
定休日 月曜、祝日の場合は翌火曜
※売り切れによる店じまいあり、お店のツイッターでご確認を
パワー軒ツイッター https://twitter.com/powerkentatika1
今回紹介するのは、タイトルでもおわかりのように、濃厚ラーメンである(苦笑)。
お店の名前は『パワー軒』。こちらには、20年ほど前から通っている。
当初は、こってり豚骨ラーメンと、醤油味の支那そばの二枚看板だったが、数年前からバリエーションが増えた。
ただし、どのラーメンも量が多くボリューミーで、なおかつクオリティが高いのが、このお店のスゴイところ。
現在提供しているメニューは、「燕三条らーめん」「塩豚骨らーめん」「支那そば」「魚介豚骨醤油らーめん」に、
これら4種の味をベースにした「つけ麺」、さらに「油そば」「長浜らーめん」「台湾まぜそば」、
さらには裏メニュー(?)として、醤油豚骨や二郎系があったり、サイドメニューのご飯ものもいろいろ。
初めて来たお客さんは、券売機の前で悩まされること間違いナシだ。
麺の量は小、並、中、大まで4種類。並でも一般的には大盛で、大は危険なレベルなので注意した方がいい。
最近のお店のイチオシは、店頭でもデカデカと宣伝している、燕三条らーめん780円。
※毎度毎度、ピンボケで申し訳ない
新潟の燕三条地区で食べられている、極太麺+魚介醤油スープ+背脂のラーメンを、
パワー軒風にアレンジしたもので、券売機には「さっぱりカツオダシ」と記されているが、
背脂がたっぷり入っているので、「さっぱり」とは言い難い気がする(笑)。
もちろん、こってり好きな私は大満足。卓上のクラッシュニンニクを加えるとさらにウマい。
しかも、「大油」「鬼油」など、背脂マシも無料で応じてくれるのがありがたい。
こちらは、つい最近食べた(←身体絞る気あるのか?)、「鬼油」バージョン。
最初の写真と比較すると、明らかに背脂が多い。まるでヨーグルトがかかっているみたいだ。
高血圧の私はNGなのかもしれないが、血液サラサラ効果のある、刻み玉ネギが相殺してくれるから大丈夫だろ(?)。
お店のおススメは燕三条らーめんだが、私が一番好きなのは、初訪問時からある塩豚骨らーめん。
写真は並730円+味玉100円。燕三条ほどではないが、スープに背脂が溶け込んでおり、かなり濃厚。
豊富な具材や中太麺によく絡むこってりスープは、キレのある塩味や脂の甘味、そして旨味もたっぷり。
エネルギッシュかつ油ギッシュで、まさに屋号を体現したような、パワフルなラーメンだ。
こちらの商品も、ニンニククラッシュは必須だし、+100円で中盛にしたり、小ライスを付けるのもいい。
パワー軒はご飯物も充実していて、「キムチライス」や「高菜ライス」、期間限定で「生姜焼きライス」もあった。
昔からあるのが「チャーシュー丼」300円と「パワー丼」400円で、麺類とのセットだと50円引きになる。
チャーシュー丼は刻んだチャーシューとネギとノリ、パワー丼にはそれに高菜とキムチが加わる。
写真は醤油豚骨らーめんとのパワー丼セットで、730円+350円、さらに生卵50円も。
セットでない単品もある(700円くらい)ので、券売機などには「パワー丼(小)」と表記されているが、
牛丼の並盛くらいの量があるので、全然(小)じゃない。
さっきも書いたが、こちらのお店は全体的に量が多めなので、(小)や(並)というサイズがアテにならない。
たとえば、私が最近気に入っている、おつまみメニューの「ネギチャーシュー」(券売機にないので現金対応)は、
小で220円なのになかなかの量。大の370円は、この倍くらいあったと記憶している。
※ここでも味玉を追加
普通のチャーシューの他に、細切れチャーシューも混ざっている。安価なのにビールがすすむ逸品だ。
ここ数年の私は、まずはおつまみでビールを飲み、シメに麺類を頼むことが多い。お通しの無料キムチもうれしいね。
不定期販売だが、「焼餃子」や「豚の角煮」もあり、これらも絶品であった。
餃子はビッグサイズが6個で550円。丁寧な仕込みと焼き具合で、立川でも屈指の餃子だったと思う。
口の中でホロリと崩れる角煮は、短期間しか販売していなかったので値段は覚えてない。1個250円だったかな?
2個注文し、1個はビールと一緒に、もう1個は小ライスに乗せてミニ角煮丼を自作。当然ウマいに決まっている。
パワー軒のいちファンとして、上記2品のレギュラー化を願ってやまない。
※2023年追記 近年は餃子がレギュラー化、角煮も年に数回、販売されています
シメに濃厚ラーメンはちょっと…と思う方には、夜限定販売の「長浜らーめん」550円を推奨。
スープ自体は、さっき紹介した塩豚骨ほどではないが、こちらも豚骨ベースゆえ当然濃い。
けれども、博多風の細麺なのでスルスルと食べられる。なので替玉100円もしてしまった。
画像はないが、カツオダシ醤油スープの支那そばは、細ちぢれ麺を使用。麺の種類も多いのだ。
これらの絶品ラーメン各種は、すべて店主がひとりで作っている。
見た目はおっかなそうな方だが、挨拶などの応対は意外と(失礼)丁寧で、お客への無礼な振る舞いなど見たことない。
数年前に体調不良で入院し、少しお痩せになったようだが、今では元気に厨房に立っている。
復帰直後は短縮していた、営業時間も少しずつ伸び、現在は以前と同様、昼から夜までの通し営業となった。
なので、私の得意な「日が沈む前の酒」も楽しめる。
お店は最寄りのモノレール駅からは少し歩く。駐車場もないので、アクセスは良いとはいえない。
周辺にはラーメン店がいくつもあったはずだが、ほとんど廃業してしまった。
ファンの多いパワー軒さんは、当分つぶれる心配はないだろうが、店主も現状に甘んじることなく、
ここ数年は、ツイッターを積極的に利用し、客寄せに励んでいる。
「今日は豚骨スープのデキがいい」とか、「ツイッター見た方、100円引き」などの各種情報を投稿したり、
お客さんが少ないときは「SOS」を出すことも。正直でいいね(笑)。
先日、久しぶりに「SOSツイッター」に気付いた私がお店に駆けつけたところ、
すでにツイッターを見て殺到した先客たちにより、ほとんどのメニューが売り切れていた。
みんな、店主とラーメン、なによりパワー軒が大好きなんだろうな。
「もう塩豚骨しかできないんだ」という店主に対し、塩豚骨の「つけ麺」バージョンを初オーダー。
麺の量は小が240グラムで、並360、中480、大が720。大は恐ろしいので中にしておいた。
価格は塩豚骨730円に、つけ麺+100円、中盛+100円の930円。
厨房で、店主が麺を茹で、冷水で締めて器に盛り付けるのを見ていたが…なんだか多い気がする。
そして、出てきたつけ麺がこちら。
わかりづらいけど、器に麺がこんもりと盛られている。中480グラムって茹でる前の量か!
茹でたあとは800グラムを超えるのか。大にしないでよかったよ。 ※追記 一般的に中華麺は、茹でると1.6~8倍になる
つけ麺用の極太麺と、塩豚骨タレとの組み合わせはいいのだが、いかんせん、食べても食べても量が減らない。
私はうどんでもそばでも、タレに麺をたっぷり浸すタイプなので、麺が冷たいのでタレがどんどん冷えていく。
最後の方は、タレの中で脂が固まり、胃袋も含めて厳しい状態になったが、なんとか食べ切った。
パワー軒の量は侮れないことを、改めて再確認し、店主に挨拶しお店を出る私であった。
さっき書いたように、パワー軒さんはモノレールで行くのが普通だが、最近の私は徒歩で向かっている。
交通費をケチっている(セコイ…)のも理由のひとつだが、自宅からの往復だと、軽く1万歩を超える。
冒頭で触れた、前回ブログでの「身体を絞る」宣言通り、ウォーキングをしているのだ。
残念ながら、体重は減るどころかおそらく増えているだろうが、
パワー軒の大盛濃厚ラーメンを食べれば、パワーがみなぎるから問題ナシ!
パワー軒
東京都立川市柏町2-39-46
多摩モノレール泉体育館駅より徒歩約10分、JR立川駅からは徒歩約36分
営業時間11時~21時
定休日 月曜、祝日の場合は翌火曜
※売り切れによる店じまいあり、お店のツイッターでご確認を
パワー軒ツイッター https://twitter.com/powerkentatika1