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明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

ラーショについて語ってみる。

2025年03月22日 | ラーメン、つけ麺など
拙ブログの左側に、【カテゴリー】という枠があるが、最多なのが「ラーメン・つけ麺など」の82回。
「天下一品」の9回と合わせると、これまでに91回、ブログのテーマにしてきたことになる。
お店1軒につきだいたい3杯、豚骨ラーメン特集などのときは5杯、別カテゴリーだが「中華食堂」のときも毎回1杯は食べているし、
「餃子」や「定食・食堂」などのお店でも、メニューにラーメンがあれば頼むし、「飲食店まとめ」記事にも登場する。
数えたわけではないが、このブログではこれまで、推定400杯のラーメンを紹介していると思う。

その400杯のうち、独立枠のテンイチや、家系、福岡系豚骨はしょっちゅう取り上げているのに、
今回テーマのラーショこと、ラーメンショップ系列のラーメン画像は、1度も掲載したことがない。
 ※後述する小川店の店頭

しいて挙げれば、立川『ラーメン チャチャチャ』(閉店)の「ラーメン」だが、こちらは、インスバイア店であり、系列ではない。


とはいえ、まったく食べていないわけではないので、今回はラーショについて、語ってみることにする。

まず、ラーショの特徴を挙げてみたいが、私の認識では以下の数点。
○赤い看板に、「ラーメンショップ」と「うまい」「うまい」の文字
冒頭の店頭画像のように、「うまい ラーメンショップ うまい」と、両脇のうまいで挟むケースが多い。
○推し商品は、白髪ネギを辛口タレで和えたものを乗せる「ネギラーメン」
○基本のラーメンは、東京風の豚骨醤油スープで、背脂とワカメが入る
○「クマノテ」という謎の調味料を、本部から仕入れて使用している
○幅が広い、水色の丼を使用
○おろしニンニクと豆板醤が置いてある
○全国に支店があるが、本部からの縛りはゆるく、店舗によって味やメニューが異なる
○本部の椿食堂から仕入れているお店は「椿系」と称され、マニアの評判が多い。「マルキ系」などの別系列もある
○朝早くから営業している店が多い
○ロードサイドなど、店舗はだいたい郊外にあり、駅チカのお店が少ない

上記は、あくまで私の印象であり、朝営業をしていなかったり、丼が水色でないお店もある。

個人的には、最後の「郊外にある」→「車でないと行けない」という理由から、訪問回数は少ない。
最初に食べたのは、現在は閉店している立川駅の南口にあった店舗で、10年以上前なので、写真はない。
確か「チャーシューメン」を食べたのだが、後述のラーショと比べ、スープが薄く物足りなかった。

その次に訪れたのが、武蔵小金井駅から少し歩くお店。当時の屋号は『ラーメンショップ椿』で、現在は『つばき食堂』と名乗っている。


入店したのは2018年の秋。注文したのは「チャーシュー並」950円で、普通の「ラーメン並」は当時630円。
今調べたら、現在のラーメンは680円と50円だけ上がっていたが、チャーシューは940円と、安くなっていてビックリ! 
出てきたチャーシューメンがこちら。具材はチャーシュー5枚に、メンマ、ワカメ、ノリ、ネギ。


麺は中細のストレートで、ほどよい濃度の豚骨醤油スープとマッチしていた。


ラーメンショップ椿さんこと、「ムサコのラーショ」は、評判どおり美味しかったが、
お腹イッパイになったので、スープは残した。なぜならこの日は、こちらで食事をする前に、
当時は夜営業をやっていた一橋学園『なにや』で、ビール2本とお通し2皿(出てくるので)、そして塩ラーメンをたいらげていた。
連食を当然のようにこなしていた、7年前の私は元気だったなあ。

ラーショ系列で、次に私が食べたのは、立川駅の北口から結構歩く、『麺ショップ 花路』。はなじではなく「はなみち」と読む。
愛読しているラーメンブログによると、ここの店主の親族も、ラーショを経営しているそうだ。
こちらの訪問も2018年の秋。今触れたブログでは、数年前まで16時以降は、タイムサービスで「ラーメン390円」だったそうだが、
私の訪問時も、定価600円の「ラーメン並」が480円だったので迷わず注文。サービスラーメンだけで申しわけないが、
実はこの日も、すぐ目の前の『パワー軒』で食事をしており、入店時はすでに腹八分状態。
こちらがラーメン並。ここの具材はワカメとメンマがなく、きくらげとモヤシが入っていた。


武蔵小金井のお店では取り忘れた、横アングルはこちら。さっき記したように、口径の広さもラーショの特徴だ。


480円と安価な割には、しっかりしたラーメンだったが、連食だったため味の記憶がない。スープがやや薄口だったかな。
並サイズでも大盛のパワー軒のあとに連食するとは、7年前の私は本当に元気だったんだなあ。

私にとって4軒目のラーショは、東大和市駅の近くにあった、『ラーメンショップ マルキチェーン 東大和店』。
武蔵小金井の椿はもちろん、花路も椿系だが、屋号どおりこちらはマルキ系。「あった」と過去形で書いたように、現在は閉店している。
訪問したのは2019年4月。すぐ近くの串カツ屋さん『串寅』で、友人と飲み食いしたあとに寄ってみた。
私が注文したのは「チャーシューメン」800円。味玉は、最初から入っていたのだろう。


こちらは、友人が頼んだ商品。商品名は覚えていないが、「欲張りラーメン」750円という商品があったので、それかもしれない。


ちなみに私は、お得価格の「ミニカレー」200円も頼んでいた。


チャーシューメンは、チャーシュー5枚に味玉1個分と、ワカメ、コーン少々にネギ。スープは椿よりもマイルドだが、薄くはない。
カレーは、たぶん業務用のルウがベースだろうけど、結構ウマかったよ。
あと、卓上にはおろしにんにくなどの他、珍しい「きくらげラー油」も置いてあったが、味の記憶はない。


いずれにしても、串カツ屋で飲んだあとなのに、ラーメン&カレーを…以下同。

その後はコロナ禍もあり、ラーショ巡りもしばらく途絶えた。
このときちょっと触れた、朝5時56分(※日によって異なる)という斬新な開店時間だった『ラーメンショップ 小川店』は、
 ※冒頭画像下部分の拡大

その後何度か行ってみたが、早じまいだったり、下記のようにお休みに入っていたりして、とうとう入店できないまま、2022年に閉店。


国立の住宅街にある『ラーメンショップ 国立店』も、2度行ったけど開いてなかった。
営業時間が不明だったが、グーグルによると最近は、木、土と週2回だけの11~15時営業らしい。

さっきから、別の店で食べた2軒目、つまりついでに入ったケースばかりのラーショ。
つい最近、初めてシラフ&空腹で訪問したのが、東小金井の『らーめん関口』。
東八道路沿いにあった、ラーショ系列の『ラーメン関口』が店舗老朽化で閉店したあと、
味を継いだ別のオーナーが、東小金井駅の南口にある『武蔵家』の隣で、再オープンしたらしい。
写真はないが、お店ファサードは赤ではなく黒で、「うまい うまい」の文字もなく、外観ではラーショ系とは思えない。

夜の開店時間直後に訪問し、券売機で「ラーメン 並」700円の食券を購入。


水色で、妙に幅広い口径の丼は、まさしくラーショ系列。


具材はチャーシュー、ワカメ、ノリ、ネギとシンプル。しょっぱい豚骨醤油スープと中細ストレート麺は、ラーショ共通。
しかし、ここで告白するが、私の目当てはラーメンではなく、サイドメニューの「ギョーザライス」であった。
ギョーザライスとは、餃子とご飯ではなく、餃子の中身にウズラの卵黄を乗せたものを、ご飯に盛ったものである。


アップ画像はこちら。当時の価格は300円で、今は350円になっていた。


野菜多めの具材は、最初から味が付いており、食べてみたらやっぱりウメエ!
理想は鶏卵の黄身ちゃんだが、ウズラでもまろやかさが増し、メシが進む。


最後はラーメンのスープもかけて、ジャブジャブと飲むように食べ切った。


餃子の中身を玉子でとじて、塩ラーメンに乗せる「とつげきラーメン」が大好きな私は、このギョーザライスも当然気に入ったが、
今回のテーマはラーショなので、関口限定メニューの称賛はこのへんでやめておく。

1970年代には、既に支店展開していたとされるラーショだが、私が食べ始めたのは2010年以降。
先述した、「車がないので店舗に行けなかった」のもそうだが、もうひとつの理由として、
ラーショに似て非なるラーメンを先に知ってしまい、そのラーメン店で満足していたからである。
そのラーメン店とは、○「ネギラーメン」推し○豚骨醤油スープに背脂とワカメ○幅広の水色丼○おろしニンニクと豆板醤
の4つが共通し、ラーショ系列ではないけれど、何らかの影響は受けたと思われる、『壱発ラーメン』である。

30年以上前から通っている壱発は、ラーショと比較すると、
○チャーシューが美味 ○トッピング豊富 ○スープが濃厚 ○八王子店は自宅から近く、年中無休で営業時間が長い…などの長所がある。
特に強調したいのはスープの濃さで、壱発の方が、豚骨の旨味や背脂由来の甘味が強く、満足度が高い。
無論、私が未訪のラーショ店はたくさん存在し、壱発よりウマいスープの店もあるだろうが、
現時点の私の評価は、ラーショ<壱発である。 「<」の記号は、「しょうなり」と入力して変換すると知った。

壱発の魅力である「豊富なトッピング」は、ネギ、チャーシュー、コーン、メンマだけでなく、
大根おろし、とろろ、めかぶなど、ラーショどころか一般的なラーメン店では扱っていないものが多い。
私が最後に食べたのは、「チャーシューメン」1050円+「めかぶ増し」150円。


めかぶチャーシューメンなんて、食べられるのは壱発だけではないか。「別に食べたくねえよ」という突っ込みはNGだ。
めかぶが妙に絡むため、麺が啜りづらく、スープも当然ぬるくなって…正直、めかぶ増しは失敗だった(苦笑)。
 ※ハート型の昆布がかわいい

壱発の高評価はさておき、私自身は、まだまだラーショ経験値が足りないのは承知している。
今後はもっと、「うまいラーメンショップ」のお店を探索するつもりなので、そのときはまた、改めてリポートしたい。
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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (たびどり)
2025-04-01 16:01:43
ラーメンショップ、自分は入ったことないのですが南多摩駅からさほど離れていないところに稲城店がありますね
付近の日帰り温泉行く際に見かけてました

ちょっとググったらなんともいなたい公式ホームページもありましたのでご参考までに

http://irasyo.web.fc2.com/
返信する
ラーメンショップ (馬場)
2025-04-01 17:25:13
初めまして、小平市在住の馬場と申します。
いつも楽しく拝見致しておりました。
僭越ながらラーショ、営業日時間共に
ハードルが高いですが国立店には是非。
他には箱根ヶ崎と東福生のYAMANAKAを
お薦めしたく存じます、少なくとも昨年時点で
基本のラーメンが400円という驚愕の低価格で
量もお味も問題無しと思っております。
共に駅から歩けないことはないレベルで
機会がありましたらこちらにも是非。
返信する
Unknown (明正強)
2025-04-02 13:46:55
たびどり様
コメントありがとうございます。

訪問こそしていませんが、多摩地区のラーショは、
だいたい頭に入っているので、南多摩のお店はもちろん知ってます。
返信する
Unknown (明正強)
2025-04-02 13:50:17
馬場様、
コメントありがとうございます。

こちらこそ、どうも初めまして。
ラーショ国立店は未訪のままですが、
実は東福生のお店は、既に利用しております。
そのうちブログアップする予定なので、
「ラーメン400円」などの情報は内緒にしておいてください(笑)。
返信する

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