明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

立川→弘前軒ウォーク

2023年03月22日 | ジョギング、ウォーキング
先月紹介した、味よし量よし愛想よしの人気ラーメン店『弘前軒』


場所は、京王線百草園駅から徒歩すぐなのだが、私は健康のため、自宅のある立川市から徒歩で向かった。
今回はその、弘前軒ウォークで撮影した画像をまとめてみた。
初回は、「往復徒歩はしんどいので、往路は高幡不動までモノレールを利用し、そこからひと駅分歩いた」との記載どおり、
高幡不動駅から少し南下し、川崎街道からはひたすら東へ進む。
下記はナビタイム地図のスクショ。緑色が歩行ルートで、着マークが弘前軒の場所だ。


普通の散歩ブログでは、綺麗な景色や鳥や花などの画像を載せるのだろうが、
いかんせん、私なそんな粋な人間ではないので、最初に撮った写真は「ちょっと気になる飲食店の看板」である。


タイ料理のお店なのに、屋号は純和風な『まい』。店舗の方も撮影してみたら、


こちらには漢字の『舞』看板。どっちが正式名だ? 隣の「やぎ 沖縄そば タコライス」のお店も面白そう。
撮影などせず、普通に歩けば、高幡不動から弘前軒まで15分くらいで着くはずだ。

帰路はお店を出て、踏切を渡って北上。自分でもどの道を歩いたか覚えてないので、ナビタイム地図はナシ。
たぶん、程久保川に浮かぶ鳥さんたち(名称わからず)を眺めながら、


落川橋? を渡りさらに北上し、テニスコートを通過。


そのまま直進するも金網に阻まれ(苦笑)、少々迂回するハメになり、ようやく浅川沿いの遊歩道に到着。


以前も語ったが、10年以上前は下記画像の飛び石を、スーパーマリオのようにぴょんぴょん飛んで渡ったものだが、


今はそんなに元気はないし、そもそも飛び石渡りは禁止されていそうなので、
大回りになるけれど、遊歩道をてくてく歩き、多摩都市モノレール真下の新井橋を目指す。
川向こうに見える、高校野球で有名な都立日野高校は、現在工事中の模様。


野球部には今年も、頑張ってもらいたいね。無論、私の母校との対戦時を除く。
新井橋で浅川を渡り、そこからさらに歩き、日野バイパスの下をくぐり、


今度は多摩川沿いの遊歩道に到着。この辺は、私のジョギングルートでもある。


中央自動車道もくぐると、市営立川球場の照明が見えてくる。奥に見えるビルは「立川タクロス」だ。


日野橋に到着し多摩川を通過。ここまで、大小合わせて3つの川を渡ったことになる。


日野市から見て左側には、仮の橋を建設中。完成後は、現在の橋をぶっ壊し作り直すらしい。


以前、台風で一部が凹んだときは応急処置をしたが、開設100周年を間近に控えており、リニューアルもやむなしか。
日野橋の過去リポートはこちら→ ※破損時  ※応急処置時

仮橋の向こう側、立日橋の上には、さっき新井橋の上にも通っていた、モノレールが走っている。
ちょうど日が暮れてきたので、【夕陽に照らされるモノレール】を撮影しようとしたが、
案の定、こんな画像しか撮れず。ま、私の力量じゃこんなモンだ(反省)。

※モノレール、ちゃんと見える?

日野橋を渡り切り、今度は根川沿いの遊歩道へ。根川緑道っていうのかな。
鳥類に興味のない私だが、幸せの青い鳥を発見したので、あわててシャッターを押す。


帰宅後、「青い鳥 お腹オレンジ」で検索し、「イソヒヨドリ」かと思い、SNSに投稿したところ、


すぐに「それはカワセミだ」との指摘が入った。皆さん、鳥に詳しいんだねえ(←自分が知らなすぎるだけ)。
なお、私が人生初めて見たはずのカワセミは、そんなに珍しい鳥でもないらしいね。
それでも、幸せを呼ぶ青い鳥のお陰で、そのうちいいコトあるかも…競輪で大穴当たるとか(笑)。

最後に、根川近くの工事現場(?)の白壁に記された、ロゴを撮影し第1回弘前軒ウォークは終了。


「立川くらいが、一番いい」とのことだが、住人の民度は、あまりよくないような…。

数日後、今度は往路が徒歩。同じく根川緑道から、多摩川沿いの遊歩道(前回ルートから見て向こう側)を目指す。
そういえば、今の時期の根川緑道は、桜が咲き誇る花見の穴場であるが、このときはまだ咲いておらず、


しかも、弘前軒まで何分で行けるか図るべく、ほとんど立ち止まらず歩き続けたため、
撮影したのは、立川球場近くの「根川貝殻坂橋」と呼ばれる、立川らしくない(?)景観スポットのみ。


とりあえずは、府中四谷橋に向かう。下記の緑ルートは車が多いので、私は黒線の多摩川沿いルートを利用。


立川駅から府中四谷橋まで、だいたい55分くらい。多摩川を渡れば、目標の弘前軒はもうすぐだ。


日野橋が立川と日野を結ぶように、府中四谷橋は府中市と日野市の間にかかっている。


下記ナビタイムの緑ルートは遠回りなので、ここからも黒線ルートで数分歩くと、


京王線踏切の向こうに、弘前軒の店舗が見えてきた。立川からは約65分で到着。


ビールとつけ麺をたいらげ、帰路は1回目と逆に、高幡不動駅まで歩こうと思ったのだが、
途中で百草園があり、前日調べたら「徒歩約10分」だったので、ちょっと寄ってみようと思ってしまった。
まず、ゆるやかな坂があり、下記看板の「あとひといき」を信用したところ、


その後は急坂が続き、ビールの酔いが回り悶絶。実際、右端の紺色服のお年寄りは、本当にツラそうだった。


到着後は入園せず、さっきの坂は下るのもイヤだったので、百草園の目の前に別ルートへの入口があったので、


ここから戻ることにした…までは、弘前軒を紹介したときに記した。
このルートは「七生丘陵(ななおきゅうりょう)散策路」と呼ぶらしく、


ちょっと進むと、いかにも山道風の景色になる。空気がウマく感じたよ。


さらに進み、百草園駅方面へ向かう道を選択し、下っていく。


百草園への昇降は、だいぶ前に紹介した、隣駅の高幡山(標高126m)よりも、よっぽどしんどかった。
この坂を下れば、間もなくゴール。


坂から眺める風景は、なかなか良かったが、遠くに見える立川アクロスが、どうにも無粋でウザい。


もはや、高幡不動駅までの十数分を歩く気力はなく、百草園駅から京王線・分倍河原ルートで立川に戻った。

弘前軒さんのお陰で、たくさん歩いて健康(?)になったし、タイ料理屋・舞など、新たな発見もあった。
私自身、ウォーキングは嫌いではないので、【飲食店ウォーク】シリーズ、今後も続くかも。
ただ、これからはもっと、花鳥風月にも気を配らないなあ。

さて、今日22日の朝には、WBC決勝戦が行われる。世界一を目指し頑張れニッポン!
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桜もチューリップも、日野橋も元気だ。

2020年05月09日 | ジョギング、ウォーキング
緊急事態宣言の発令時、【不要不急の外出は避ける。ただし散歩やジョギングは可】というお達しが出た。
ジョギングはともかく、散歩はたとえ禁止されても、やめるつもりはなかった。
私自身だけでなく、高齢の母親にも、なるべく散歩して日光を浴びることを推奨している。
ネットには「年寄りは出歩くな」「家に閉じ込めて置け」なんて、乱暴な書き込みもあるが、
その結果、歩行困難など健康を害することになってしまったら、本人も周囲も不幸になる。
足腰が弱ることは、ある意味ウィルス感染よりも恐ろしいことだ

本来、4月というのは気候が温暖で、花や緑も生い茂る、年間でもっとも散歩に適している季節なのだが、
今年はコロナウイルス騒動があり、ウォーキングを楽しむどころではなかった。
ついでに、こんな時勢ゆえ、ストーキングも自粛しておいた(←どんな時勢でもダメだろ)。
毎年、いろんな場所で桜の写真を撮影しているのだが(下記画像は3年前の春、多摩川沿いにて)、


今年は花見もできなかったため、撮影したのは、地元立川市の柴崎体育館~根川緑道付近の数枚のみ。






例年なら、3枚目写真のあたりは、平日でも花見客がいるのだが、今年はほんの数名が散歩しているのみ。
四季の彩を楽しむことは、不要不急の外出に該当するのか…個人的には難しいジャッジだ。

華麗に咲き誇る桜の木々も素晴らしいが、道端の片隅にひそかにたたずむ、小さな花も気になる私。
先日は、南口繁華街の裏通りに咲いている、健気なチューリップを発見。




普段は「マッサージイカガデスカー」などと、非合法な性的サービスの勧誘をしてくる大陸系の女が跋扈する、
こんな場所で人知れず咲いているチューリップに、ちょっと感動してしまった。

一輪ではなかったが、チューリップは市内の他の場所でも見かけた。こちらは都立立川高校に接する歩道。


植え込み(っていうのか?)に白いチューリップが数輪咲いていた。生徒が植えたのだろうか。


立高は、この周辺地域の秀才が通う、歴史ある公立校であり、優秀な卒業生を多数輩出している。
あの、「できるかな」のノッポさんも、確かこちらのOBだ。
放課後には、部活動に励む生徒たちの活気ある声が響くのだが、休校中の現在は、さみしいくらいに静かである。

私のジョギングコースは、立高の脇を通過し、そのまま坂を下り、さきほどの柴崎体育館から根川緑道を経て、
日野橋を渡って多摩川沿いの歩道(地元民でないと、わからないよね。ゴメン)を進んでいくのだが、
以前書いたように、昨秋の台風で、日野橋が歪み不通になって以来、そのコースは走っていない。




日野橋の開通は1926(大正15)年。先日紹介した、四つ角飯店さんの創業より1年だけ早い。
破損直後から復旧計画が出されていたが、「再開通は半年後、梅雨の時期あたり」と伝えられていた。
今回のコロナ騒動で、人員派遣が滞り計画も遅延しているかと思っていたが、なんと、今月12日に再開との情報が!
先日、久々に日野橋方面までウォーキングし、現場を見てみることにした。

相変わらず通行止めとなっており、橋の入口には警備員さんが常備している。
だが、曲がっていた橋がまっすぐに戻っているのが遠目でもわかるではないか!


私以外にも何人か野次馬が来ており、そのたびに上記画像の右側に写っている女性警備員が、
橋の状態や工事の過程、12日に再開することなどを、事細やかに説明していた。ご苦労様です。
脇には貼り紙があり、確かに5月12日10時開放と記されている!


医療現場で働く方々に感謝をしよう、という働きかけはよく見かけるが(ただし、拍手を送るのはなんだか違和感)、
私自身は、今回の日野橋再開通にかかわった、すべての工事関係者に敬意を表したい
冬場は多摩川の冷たい風を受け、春先はマスク着用での労働を強いられ…さぞ大変だったことだろう。書いてて涙出てきた。

脇道にそれ、真横からも日野橋を見てみることに。おおっ、ちゃんと真っすぐになってる。


黄色いブルドーザーの上あたりが、台風で曲がっていた箇所だ。あの部分だけ取り替えたようだね。


そして、すぐそばの広場では、少年たちがサッカーやキャッチボールを楽しんでいた。


どこかの地域で、公園で遊んでいる親子に、「こんな時期に遊ぶな!」と、罵声を浴びせたバカがいたらしいが、
子供が外で遊ぶのは当たり前のことではないか。いいぞいいぞ、元気に遊べ少年たちよ!
大丈夫、立川なら「遊ぶな」などと、因縁をつけてくる大人は、滅多にいないはずだ。
その理由が、「大人自身が自粛せず飲み歩いているから」というのが情けないが…。
※目撃例多数

キャッチボールで思い出したが、日野橋のすぐ近くには、立川市営の野球場がある。


高校野球の地区予選を開催し、近隣のチームが練習試合に使用することもあり、
都立日野と日大二(専用グラウンドが立川市にある)の練習試合を、上記画像と同じアングルからのぞいたことがある。
現在は何も表示されていないスコアボードに、点数や選手名が記され、白球が飛び交う日は来るのだろうか。
無観客でもいいから、球児のためにもなんとか夏大会だけは、開催してやってほしい!

日野橋や高校野球など、ちょっとハナシがそれてしまったが、お散歩は本当にオススメだ。
家にこもって、テレビやネットのニュースを目にして、イヤ~な気持ちになるくらいだったら、
外に出て太陽の光を浴び、新鮮な空気を吸い(以前より交通量も減っているし)、草木や花々を愛でた方が、
心身の免疫力も上がり、ウイルスなんかに負けないのではないかな。
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日野橋の早期開通を願う!

2019年10月17日 | ジョギング、ウォーキング
東日本地区に甚大な被害をもたらした、先日の台風19号。
私が住んでいる立川市でも、多摩川に近い地域の住民には避難勧告が出ていた。
台風が去った翌朝の時点では、大きな被害は報じられていなかったが、
昼頃、知人がSNSに「日野橋が破損して不通になってる」と投稿しているのを見た。

知らない方のために説明すると、日野橋というのは立川市と日野市の間を流れる、多摩川にかかる橋であり、
ここが不通になると、多摩川を渡るには立日橋か市外の石田大橋まで、迂回しなくてはならない。
通勤・通学などに利用している方も多く、交通の要としても大事なポイントであり、
近隣住民にとっては、スエズ運河のようなものである。橋と運河は真逆の性質だが。
私自身は、日野橋はジョギングで利用する程度なので、日常生活に支障こそないが、
平成元年開通の立日橋とは違い、物心ついたときはすでに存在していた、日野橋には多少の愛着はある。
不通から3日たった今日、ちょっと様子を見に行ってきた。

ジョギングコース途中にある池がだいぶ濁っており、普段はたくさん泳いでいる大きな鯉がほとんど確認できず。
大雨でみんな流されちゃったのだろうか。濁っている水面の底にいればいいのだが…。
その一方、高校野球の予選が行われる、市営立川球場は、ほとんど無傷だった(ように見えた)。
球場脇の階段を上ると、日野橋が見えてくる。


通行止めを伝える黄色いテープ、手前にはガードレールが設置してあり、交通誘導員も立っている。


テープの向こうには、調査員らしき方々がいて、そしてよく見ると、橋の一部が明らかにへこんでいる


なんか、3日前にネットで目にした画像より、ひどくなったような気がする。徐々に沈んでいるのだろうか。
脇道から撮影した写真がこちら。これでは、交通止めも致し方ない。


立川側からだけでなく日野側からも見てみようと思い、先述した立日橋を利用し、多摩川を渡ることに。


モノレールが走っている下に見える赤いラインが、立川と日野を結ぶ立日橋だ。
拡大して撮影したので、実際はそこそこ歩く。下記写真の歩道、左側は川沿いだったため、


草木がなぎ倒されたような跡が残っている。ちなみに、写真中央上部分にある黒点は、この日釣りをしていた方の頭部だ。


一方の右側は、左のテニスコートも、右の野球用グラウンドも特に異常なし。歩道が堤防になったのだろう。


立川市街地は、日野橋&立日橋からはさらに高台にあるため、川の氾濫の心配はなかったが、
この近辺に住んでいる方は、眠れぬ夜を過ごしたに違いない。そんなことを考えているうちに、立日橋に到着。


立日橋から見た日野橋がこちら。


ズームしたのが下記画像。まっすぐではないのがわかる。


また、橋の下を眺めたところ、写真左手前と上半分では、川の色が違うのに気付いた。


左手前は支流の残堀川で、茶色く濁っているのが多摩川だ。なぜそうなるのかわかる人、ぜひ教えてほしい。
日野側の敷地には、写真のような倒木がいくつか見受けられた。台風が原因なのか、前から倒れていたのかは不明。


日野側に渡り、再び写真の歩道を利用し、日野橋に向かう。


少し歩いたところで、写真の立て看板を発見。過去に何度も通ったのに、今日は初めて気付いたよ。


「日野渡船場跡」と書かれたその看板には、
まだ橋がなかった江戸時代には、船で川を渡っていたこと、その船場がこの辺にあったこと、
そして、日野橋が開通した大正15(1926)年に、渡し船が廃止になったことなどが記されてあった。
日野橋は大正、昭和、平成、令和と、と4つの元号をまたぎ、人々の暮らしに役立ってきたのか!
さっき、「物心ついたときからあった」と書いた日野橋が、93年前に竣工されていたとは、今日まで知らなかった。
過去の災害だけでなく、今回の台風にも崩落することなく、結果的に大きな損害を出さずに済んだ、
そんな日野橋を、地元民の私(ただし、税収にはさほど貢献せず)は誇りに思うよ。

日野側の歩道も歩いてみて、橋などの写真を撮った。こちらの草木も、多摩川の氾濫によってなぎ倒されている中、
ずいぶん鮮やかな色の木の実が残っているなと思ったら、釣りのウキだったりして。みんな釣り好きだな。


また、こちら側からも日野橋を撮影したら、橋の真下に調査隊(?)のみなさんがいた。


奥の橋脚には、「立川あるある」の落書きが。さっきとは逆に、地元民として恥ずかしく思う。
日野側は損傷がないためか、橋の下を通ることも可能(立川側は上下とも通行止め)。


今度は、通り抜けた橋の逆側からも撮影。右の照明は立川球場のものだ。


今週末も、高校野球・東京都秋季大会が行われるが、日野側の方は観戦に行くのがちょっと面倒だな。
歩道を上り、日野側の橋入口に。こちらもやはり、交通誘導員が常駐している。


通行止めを知らなかったらしいドライバーもいて、丁寧に説明し迂回してもらっていた。
日野側から眺めた、橋の様子がこちら。丸囲み部分が、へこみ部分。


そういえば、台風の翌日13日は、夜明け前の時間帯は、おそらく通行止めになっておらず、
橋を渡ったドライバーも何人かいたはずだ。途中で損傷に気付き、ビビったのではないかね。
再び立日橋ルートで戻る前に、日野橋・日野側入口そばにある、中華食堂『松月』にて、食事をしていくことに。


ネットにもほとんど情報のないこちらは、ご近所の常連さん相手に営む、家族経営の小さなお店である。
この日はオムライス800円を注文。意外とケチャップ多めで、中華風というより家庭的で、おいしかった。

※付け合わせの野菜が意外と多い

失礼ながら、それほど新しい建物ではなかったので、台風の被害もなく、元気に営業していて安心したよ。
この店については、また別の機会に紹介しよう。

最後に、立川市のHPから拝借してきた、日野橋開通時の画像を掲載しておく。


最後に。日野橋よ、93年間ありがとう。そしてこれからもよろしく!
※当ブログは、日野橋の早期修復及び開通を、心から願っております
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シロウトの山登り 高水三山編

2019年04月19日 | ジョギング、ウォーキング
知識なし、体力なし、根性なし。そんな登山シロウトが、富士山登頂を目指し鍛錬するシリーズ。
3回目となる今回は、奥多摩の高水三山縦断にチャレンジ。
高水三山とは、高水山(たかみずさん)、岩茸石山(いわたけいしやま)、惣岳山(そうがくさん)のことで、
標高はどれも700メートル台。前回の高幡山は、標高126メートル・登頂時間15分と、さすがにラクすぎたからね(笑)。
最寄り駅は、青梅線の軍畑(いくさばた)駅。しかし、せっかく青梅線に乗ったのだから、登山開始前にまず、
小作駅で下車し、以前紹介した『ライオン餃子』さんで、山頂で食べるお惣菜を買っていくことに。

店主の星田さんは元競輪選手であり、現在も日々の鍛錬を欠かさないアスリートでもある。
鍛錬の一環として(?)、ハードな登山も幾度となく実施しており、奥多摩の大半の山は登頂済みで、
冬の富士山にも挑み、毎回無事に生還している、私とは比較にならない、山登りのクロウトである。
そんな星田さんが作るお惣菜は、味の良さは当然ながら、山登りに持っていけば最高のお守りになると思う。
11時すぎにお店に着いたら、ちょうど餃子を焼き始めた頃。焼きあがるまで時間がかかるので、
電車の都合で餃子はあきらめ、これまた絶品の揚げたて「鶏から揚げ」を購入。
「山に持っていくなら、いつもより少ない方がいいかな?」とたずねられたので、うなずいたのだが、
それでも、大きなサイズが5個も入っている。しかも、ビックリするぐらい安かった!


もうね、ローソンの「からあげクン」(5個で税込み216円)を買うのがバカらしくなるレベルだったよ。
高水山方面に向かうことを告げたら、さすがは「山の神」。いろいろとアドバイスをくれた。
実は、当初の予定では三山では最も高い、ふたつめの岩茸石山に登り、そこで軍畑駅に引き返すつもりだったのだが、
星田さんが「絶対惣岳山まで行って、そこから御嶽駅に下山した方がいい」と勧めるので、従うことにした。
みなさんも、青梅線沿線で山歩きの際は、縁起のいいライオン餃子のお惣菜をぜひ!
※営業時間11~13時くらい、16時~18時くらい

星田店主に「行ってきます」とあいさつし、小作駅から青梅線に再乗する。
さきほど、「電車の都合で」と書いたが、軍畑駅のように青梅駅から奥に行く青梅線は一気に少なくなり、
1本逃すと30分以上足止めをくらうハメになる。時間ロスを防ぐためにも、前もって時刻表を調べておこう。
11時50分頃、軍畑駅に到着。駅ホームでは「ようこそ青梅へ! 高水三山登山口」の看板が迎えてくれる。


ここで最初の試練! こちらは無人駅なので、当然駅員は不在で、下車を妨げる自動改札のドアもない。


つい「電車賃を払わずに通りすぎてやるか…」とよからぬ考えが頭をよぎる。ドケチの私にはツライ試練だ。
まあ、普通の人にとっては試練でもなんでもなく、ICカードをタッチして外に出ればいいだけのことである。
※私も当然、スイカでちゃんと払ったので。念のため

駅を下りてすぐの場所に、写真の看板がある。


ツキノワグマ目撃情報! これはコワい。まあ、結局遭遇しなかったけど。
あと、高水三山について書かれたブログには、「軍畑駅近くに売店がある」という記載もあるが、
確かに売店はあったものの、シャッターが下りて閉まっている
土日や春休みなどには開けるのかもしれないが、一応、飲食物などの買い物は、前もって済ませておこう。

登山口に向かい、道なりに進んでいく。見上げれば緑の山々、そして脇には小川が流れており、歩いていて気持ちいい。




下の写真の地点を右に進んでいくと、最初のポイント「高源寺」に到着。




あるブログに、「お寺にトイレがあるので、登山前に…」と解説があったが、
トイレはひとりしか入れず、横から押されたら倒れそうなほど小さいため(?)、使う気にならなかった。
高源寺の先にも、舗装された道路が続く。駅からずーっと上り道で、実は結構疲れてきた。
そんなとき、ふと脇に視線を送れば、写真のような緑と桜の美しいコントラストが!


しばらく歩くと、ようやく登山口に到着。ここで登山靴に履き替えることにする。


ベンチも設置してあったので、ついでに休憩していくことにした。


ベンチに座ってぼーっとしていたら、ポケットからカメラが落ち、そのままガードレール下の小川に。
あわてて拾いに下りたところ、川の流れはゆるく、カメラは流されることなく無事だったが、
みなさんも、このベンチに座る際は、ガードレール下に貴重品を落とさぬよう、気をつけてほしい。

冷や汗かいて、体温が下がったところで(?)休憩を終え、いよいよ山歩きスタート。
まずは、写真のダムらしきものを横目に、階段を上っていく。


階段を上り切ると、山道っぽい風景が現れた。木々に囲まれ、空気がおいしくなった印象。


「初心者向け」とされる高水山は、難所こそないが、なかなか高低差があり、高尾山よりはだいぶキツイ。
ダラダラと続く上り道に吐息が荒くなる中、脇を見上げれば、写真のような木々と青空がのぞくため、


この木の間を登れば、近道だろうな…と思ったが、「無理はしない」のが私のポリシーなので、
そのまま山道を進み続ける。人間、地道にコツコツやっていくのが一番だ(←無職のくせに)。
しばらく歩くと、高水三山で唯一トイレがある、「常福院」にようやく到着。


ここのトイレは、ちゃんと男女別に分かれており、しかも複数あるので安心だ。
ここから数分後、第一の山・高水山の山頂(759メートル)に到着した。


高水山からは、見晴らしもよくないので、少し休んだらすぐに山歩きを再開。
ちょっとだけ下り道もあるが、その後はやっぱり上り道。


さきほどの高水山山頂から、30分も歩けばやがて絶景が現れ、


第二の山であり、高水三山の最高峰である、岩茸石山の頂上(793メートル)に着く。


休憩用ベンチに座り、さっそく持参した缶ビールを飲む。おつまみは、ライオン餃子さん特製の唐揚げだ。

※1個減ってるのは、登山口の休憩時につまみ食いしたため

気温は低かったものの、とにかく景色がいいし、ビールも唐揚げもウマいし、最高の気分である。






【唐揚げと奥多摩の絶景】。絵になるねえ。撮影した方向が奥多摩なのかは定かではないが。
ビールと唐揚げをたいらげ、汗をかいたシャツを着替える。上半身裸になった途端、別の登山客が山頂に到達したため、
だらしないボディを見られてしまい、なかなか気まずかった(恥)。
気を取り直し、ライオン餃子・星田さんのアドバイス通り、当初の計画を変更し、第三の山に向かい出発。

高水三山なのに、ふたつ目までしか登ろうとしなかった理由は、岩茸石山が最高峰だったことと、
御嶽駅に下るルートなので、青梅線に乗ると軍畑駅より御嶽駅の方が、電車賃が76円高いこと(セコイ!)、
そして最大の理由が、途中に下記写真のように、岩登りの地点があっておっかなかったこと。


根性なしゆえ、登りたくはなかっけど、ここまで来たら、引き返すわけにいかないしねえ。
難所(?)もなんとかクリアし、ついに第三の山・惣岳山山頂(756メートル)に到達。


山頂はそこそこ広かったが、写真の青渭(あおい)神社がある程度で、高水山と同様、見晴らしはイマイチだった。


さて、ここからは下り道。あせって転倒などすることなく、ゆっくり歩いていく。
山歩きは、下りの方がケガの可能性が高いので
御嶽駅へは、他人のブログによると60~70分とあったが、私は慎重に歩いたため、80分かかってしまった。
写真の竹やぶが見えてくれば、ゴールまではあとわずか。


こちらがゴール地点(御嶽からはスタート地点だ)! 御嶽駅は目と鼻の先だ。


登山靴から運動靴に履き替えていると、たまたま通りかかった、近所に住んでいると思われるおばちゃんが、
「お疲れさま」と声をかけてくれた。こういうの、なんだかうれしいよね。

最後に、今回の山歩きでかかった時間を記載しておく。
軍畑駅→(約30分)登山口→(約55分)常福院・トイレ→(約5分)高水山山頂→(約35分)
岩茸石山山頂・休憩→(約25分)惣岳山山頂→(約80分)ゴール地点→(約2分)御嶽駅


約4時間ほど歩いたようなので、さすがに疲れたね。
さっきも書いたが、「初心者向き」との評価がある高水三山だが、決してラクではない。
途中、何度かくじけそうになったけど、文中でも触れた、小川のせせらぎや、美しい花や緑の木々などが、
「ガンバレ!」「あと少しだよ」などと、励ましてくれているような気がしたため、最後まで歩き通すことができた。
…と、私らしからぬ、気持ち悪い表現をしたところで、いつもより長い駄文を終えることにする。
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富士山を目指すシロウトの山登り 高幡山編

2019年03月02日 | ジョギング、ウォーキング
山登りの知識がなく、体力に自信もなく、根性もない。おまけに社交性もなくカネもない、
ないない尽くしの登山シロウトである私が、無謀にも富士山登頂を目指すシリーズ。
前回は高尾山だったので、今回はもうちょっと高い山に挑戦しようと、書籍で調べてみた。
参考にしたのは、守屋龍男さんという方の著書「多摩100山」(新ハイキング社発行)。


翌日、青梅線沿いのとある山に、早朝から挑もうと決めたところ、降水確率が80%と判明。
実は私、けっこうな雨男で、友人たちとトレッキングする際、3回に2回は悪天候に見舞われる。
山登りは無理をしないのを最大のポリシーとしている私は、翌日の登山を断念。
さきほどの「多摩100山」を見直し、晴天だったその日のうちに行けそうな山を探し、
急遽、午後の14時出発で、トレッキングを敢行することに。その山が、今回のタイトルである高幡山だ。
(注:登山は早めの出発・早めの下山を心がけましょう)

そんな山あったっけ? と思う方もいるだろうし、事実、私もそう思った。
先述の著書によると、高幡不動のそばにあるらしい。…そういえば、なんか山らしきものがあったような…。
とりあえず、行けばわかるだろう、と高幡不動に向かってみる。
ホームタウンである立川から高幡不動は、モノレールに乗れば10分くらいで着くのだが、
交通費の260円をケチって…じゃなく、少しでも脚を鍛えようと、徒歩で行くことにした。
約45分ほど歩き、写真のモノレール駅の真下に到着。


私は別のルートで行ったが、モノレールの真下を歩いていくのが、一番わかりやすい(ただし、1時間ほどかかる)。
モノレール駅から京王線の駅方面へ歩いていくと、高幡不動への参道が見えてきて、


数分歩けば高幡不動に到着。正式名は「金剛寺」なんだって。知らなかった。

※正式な正式名(?)は「高幡山明王院金剛寺」らしい

入ってすぐ脇には、このあたりが生誕地とされる、新選組・土方歳三の像が建っている。


この方の名前を聞くと、どうしても「マカロニほうれん荘」を思い出してしまうのだが、
本稿とは関係ないので、これ以上触れるのはやめておく(←じゃあ書くな)。
正面には有名な五重塔があり、その脇道が高幡山への入口となるようだ。


境内には大勢の方がお詣りに来ているが、上下つなぎの迷彩服(←またかよ)を着用しているのは私だけ。
どうも視線が冷たいので、とっとと登り始めることにする。

整備された階段道もあれば、


ごらんの通り、山中っぽい雰囲気の道もある。




いずれにしても、登山靴は不要なので、登ろうと思った方は気軽に運動靴で参加してほしい。
なお、ここ高幡山は、四国のように八十八ヶ所巡りができるらしい。
こちらの、お地蔵さんがいるのは七十六番。お地蔵さんの右側には、さっきの五重塔が見える。


四国の八十八ヶ所巡りは、徒歩だと1ヶ月以上かかるみたいだが、
こちらは約1時間で巡れるらしいので、オリエンテーリングとしても楽しめるようだ。

そうして歩き続けているうちに、写真の場所に到着。どうやら、「見晴らし台」と呼ばれている地点であった。


「高幡山山頂」のような標識はないが(笑)、周囲を見回しても、ここより高い場所はないので、
ここが山頂だろう。高幡山制覇・バンザーイ!?
なお、標高はそれほどでもないが、景色はなかなかよかった。

※前回の高尾山と同様、写真がヘタなだけで、実際はもっとキレイです

さて、登り切ったところで、暗くなって遭難することのないように(笑)、とっとと下山することに。
缶ビールを持参しなかったし、早くふもとで日が沈む前の酒を飲みたかったのでね。
下山中には、「フラダンス教室はこちら」のような広告看板とチラシが置いてあるのを発見。


本当に、すぐそばに教室があったのが、山中らしくなくて面白い。
というか、最初に触れた「多摩100山」によると、高幡山の標高は126メートルだと。
さっきの地点も山中ではなく、民家やダンス教室もある、ただの通路だよね。
下山後に撮影した、高幡山の全体図らしき写真を掲載しておく。山ではなくて、丘かな。


一応、案内看板がこちら。季節によっては、あじさいやつつじなどが見られる、人気のハイキングコースらしい。


こうして、高幡山山頂の踏破に無事成功。ふもとからの所要時間は、約15分だって(笑)。
前回の高尾山(約599メートル)より、だいぶラクではないか。
自宅まで往復徒歩だったはいえ、富士山の練習にはならなかったかなあ。
しかも帰りには、高幡不動尊参道で人気のお店『四八(よんぱち)天丼』にて、ビールと天丼を楽しんでしまった。


安くて美味しい天ぷらを出す、おススメのお店なので、近いうちに拙ブログで紹介しよう。※詳細はこちら
歩数カウンターによると、この日は18529歩、866カロリー消費したらしいが、
四八天丼さんで、間違いなくそれ以上にカロリーを摂取している。
繰り返しになるけど、富士山の練習としては、ふさわしくない山歩きだったみたいだなあ。
コメント (2)
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知識なし・根性なしシロウトの山登り 高尾山編

2019年02月16日 | ジョギング、ウォーキング
実は私、数年前までは、友人の影響もあり、トレッキングをたしなんでいた。
山歩きはツライけど、自然に触れるのは気分がいいし、山頂で飲む「日が沈む前の酒」は最高だったからね。
専門の衣服や道具こそ揃えてないが、一応、登山靴と滑り止めのアイゼンくらいは持っている。
ただし、近年は暴飲暴食による体重増と反比例し、運動量はかなり減り、山登りへのヤル気も失せてしまった。
「これではいかん」と反省した私は、今年こそたるんだ心と身体を鍛え直そう! と決意。
ジョギングの回数を増やし、トレッキングも再開し、昔好きだった女性へのストーキングはほどほどに(←オイオイ)、
身体を絞り、動ける状態にして、今年中にいまだ未踏の富士山頂を目指すことにした。
以前、「富士山なんて、たいしてツラくないっスよ」と、知り合いの若者にナメた口をきかれた際、
「じゃあ、オレのぜい肉と同量の重りを背負って登ってみろ」と反論したことがある。
いい大人ならば、まず相手の立場になり、よく考えてから発言するべきだよな。
わかったか。調理も接客も経営もしたことがない、ただ食べて文句言うだけの食べロガーどもよ。
いかんいかん、「山登り」がテーマなのに、つい食べロガー批判が出てしまった。

閑話休題、日本一の富士山登頂への第一歩として、世界一登山者が多い、高尾山に挑んでみた。
第一歩とはいえ、名門高校を受験するのに、九九から復習するようなレベルだが、まあカンベンしてくれ。
ここからは、先日の高尾山登山をリポートしていくが、山登りシロウトの私が送る、
超・初心者のための高尾山ガイドにもなるので、そのつもりで読んでほしい。
無論、山登りのベテランには、知ってることばかりで参考にならないだろうし、
そもそもシロウトの雑文なので、間違った面も多々あるだろうけど、いちいち突っ込まないでくれ。
なお、上記の「超・初心者」とは、
○登山経験がなく知識もない ○体力に自信がない ○根性もない 
人のこと。ちなみに私は上記に加え、
○あまり社交性もない ○おまけにカネもない
も加わる。そんな人間でも、ギリギリ大丈夫な高尾山の楽しみ方を、以下で紹介していこう。

まずはアクセス。自動車での行き方は、私自身が知らないので割愛するが、
電車ならば最寄りは京王線の高尾山口駅。JR中央線の終点・高尾駅から乗り換えてひと駅だ。

※↑サイト「高尾山遊歩」より。私のブログとは違い、高尾山について役立つ情報が満載である

普通は高尾山口駅から登り始めるだろうが、私はあえて高尾駅からのスタートを推奨する。
「JR利用の場合、京王線を使わないので約130円安い」というセコイ理由もあるのだが、
最大のメリットは、高尾山口までの歩行が「いい準備運動になる」ことだ。
高尾駅の北口から出て、国道20号をだいたい20分くらい歩けば、高尾山口駅に着く。
その、準備運動代わりの「平坦な道20分徒歩」すらツライと感じた方は、すぐに引き返した方がいい(笑)。
登山の途中で「大丈夫かと思ったらダメだった」となっても、いろいろ面倒だからね。
最初に書くべきだったけど、「超・初心者」が守るべきルールとして覚えておいてほしいのが、
まずは、なるべくひとりでの登山は避けること
そして、なによりも大事なのが絶対に無理をしないこと、だ。
とにかく、普段歩く機会の少ない方は、高尾→高尾山口徒歩で、まずは自分の脚力を測ってみてほしい。

徒歩で向かった場合、写真の石像が見えてきたら、まもなく高尾山口駅だ。


駅に到着したら、お土産売場の近くに、写真の案内図があるはず。


そこから高尾山口商店街(本当の名称は知らん)を抜けると、ケーブルカー及びリフトの出発駅(清滝駅)がある。
いろんなコースがあるけれど、ここから山頂に至るのは1号路、6号路、稲荷山コースの3コース。
一番メジャーなのが1号路で、途中にはトイレや食事処などもあり、多くの方がここを利用する。
歩道も大部分が舗装されており、シューズはもちろん、ゲタやハイヒールでも登れないこともない。
普通に歩いて70~90分くらい、さらに、ケーブルカーやリフトを使えば、その後20~40分ほどで山頂に着くはず。
とにかくラクして山頂に行きたい、という方はそのルートを選択すべきだろう。
ただし、カネのない私は、運賃(どちらも片道480円、往復930円)がもったいないので、乗り物を使ったことはない。
そもそも、人見知りの私は、利用者の多い1号路自体が苦手である。
あとから来た人に抜かれるのも悔しいし、登山中なのにいちゃつくバカップルもいやがるし。
そんな私に同意してくれる、ドケチで人嫌いの方には、6号路をおススメしたい。
稲荷山コースは…実はひとりで登ったことがないので、よくわからない。ゴメン。

こちらが、6号路のスタート地点。


この日は、自宅で昼過ぎまで寝ていたので、高尾駅到着が14時45分、この地点に到着したのが15時20分。
さすがに、この時間に登り始めるヤツは私だけで、たまにすれ違う下山者たちが、不審者を見るような視線を向ける。
なお、この日に着用していたのは、迷彩服の上下つなぎ。山岳ゲリラかよ。
念のため書くけど、万が一遭難したとき発見されない危険性があるので、迷彩服での登山は避けるべし!
6号路は、シューズで登るのもギリギリ可能だと思うが、せっかくなので登山靴に履き替えると、少し楽になった。
あ、楽になった理由はね、登山靴は意外と重いため、リュックで背負い重荷になっていたのが解放されたから(苦笑)。
途中、少しだけ脇道にはずれると、琵琶滝を見ることができる。


希望者は、滝に打たれる「水行体験」もできるらしい。夏は涼しくていいかもね(←罰当たりな発言)。
道中は、写真のような、「7 アジサイ」などと、数字と花などの見どころを記した看板が建っている。


看板の端には、頂上までの簡単な地図と道のりも。


番号は1~14まであり、ここは7だから、もう中間くらいに来たのかな…と思いがちだが、
5と6、7と8が妙に近いなど、距離が均等ではないので、実際は1/3くらいしか到達していない。
高尾駅から歩き始めて約1時間。久々の登山でバテてしまったため、11番看板のあるベンチで少し休憩。


ノンストップで山頂まで行きたかったけど、無理は禁物だからね。
その先は、飛び石を渡っていくのだが、石の下はチョロチョロと水が流れているため、滑りやすいので注意。


ようやく最後の14番地点に到達し、あとは階段を登るだけ…なのだが、この階段がキツイ!
どれだけキツイかといえば、写真を撮るのを忘れ、立ち尽くしてしまったほど。
イメージ写真がこちら。前回のブログで紹介した、担々麺『五ノ井』さんの帰りに利用した急階段。

※御茶ノ水駅へ向かうルートより

途中で終わったかと安心したところ、その先にまた階段があるのもムカつく。全部で200段以上あるらしい。
山頂の手前、最後の最後にこんな試練が待っているとは…まるでゲームの大ボスではないか。
引き返すのもイヤなので、気力を振り絞り登っていく。時間的にも下山者はおらず、人の気配もない。
青空の下、聞こえてくるのは、小鳥のさえずりと、オッサン(私だ)の苦しそうな吐息のみ。
階段を登り切り、少し歩いたところで、ようやくゴール!


時刻は16時20分。6号路スタート地点からちょうど1時間。さすがにこの時間だと、山頂にいる人数はわずか。
こんな遅い時間に山頂にいたのは初めてだが、おかげでキレイな夕日を拝むことができた。

※写真がヘタなので、実際はもっとキレイです

しかし、沈んでいる夕日をノンキに眺めている場合ではない。暗くなる前に早く下山しなくては。
最近改装された大型トイレで用を足し、帰路は一番歩きやすい1号路を選択。
他の下山者は、ケーブルカー(リフトは終了していた)の駅に向かっていたが、ドケチの私は当然通過。
ケーブルカー代480円を我慢すれば、下山後にウーロンハイが飲めるではないか。
舗装された道を歩いていくが、ここで超・初心者へのアドバイス。下りこそ慎重に
「早く下山したい」という気持ちはわかるが、あせって下るのはケガの元となる。
下り坂は足が勝手に動くのに、疲労により踏ん張る力が落ちているため、転倒するケースも多い。
私も過去に、足をくじいたり、踏ん張ったときに足の親指に体重をかけ、爪を痛めたことが多々あった。
ただし、登山靴を履いていれば、足の捻挫や骨折などの大ケガはだいぶ防げると思うよ。

その登山靴だが、高尾山の1号路と6号路では、正直必要ない…ともいえる。
せっかく持ってきたのだから、役に立てたいと思った方は、1号路の途中でルートを変えればいい。


写真の、見晴らしのいい金比羅台園地展望台から、国道20号に至るルートがあるのだが、
途中、登山靴が必要な「いかにも山道」な地点があり、登山気分を味わうために、私はよく利用する。
ちょっと遅い時間だけど、この金比羅台ルート(?)を下って帰ることにした。こちらがその入口の道。


撮影したのが17時7分。冬は日が沈むのが早く、しかも木々の中を進んでいくのですぐに暗くなる。
歩き始めて5分後には、下の写真のようになり、


さらに15分後にシャッターを切ると、下記のように真っ暗になる。


実際の私の視界=フラッシュ撮影がこちら。もはや明らかに夜である。


今だから明かすけど、予想以上の暗さに道中は少しビビってた
過去の記憶では、もっと短時間で下れたはずなのだが…高尾山だからといってナメてはいけなかったね。
さっきの写真撮影地点の直後に、人工的な手すりが見えてきて、ようやくゴール。


時刻は17時27分。金比羅台ルートは、ちょうど20分かかったことになる。
ちなみに、このゴール地点のすぐ横は、普通の民家なので、迷惑にならないよう静かに立ち去ろう。


このルートへは、国道20号の途中、「高尾山××入口」と記された石標を曲がったところにある。


調べたところ、「高尾山古道入口」と刻まれているらしいが、読めないね。
とにかく、無事に下山できた。「高尾山で遭難」は、さすがにみっともないからね。
超・初心者に心がけてほしいことを書くのを忘れていた。早めの出発・早めの下山だ。
あと、もう一度繰り返すけど、絶対に無理しないこと
この日の私の行動は、説得力ないけどね。
【シロウト登山シリーズ】(仮称)、今後も続くと思うのでよろしく。
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a walk in the park

2017年10月04日 | ジョギング、ウォーキング
昔から太りやすい体質で、しかも太りやすい食生活を送っている私。
ここ数年、太る→ダイエットで痩せる→油断してリバウンド→再ダイエット痩せ→再油断リバウンド…を繰り返しているが、
当然、リバウンド期間の方が長く、最近ついに、生涯最高の体重を記録してしまった
こりゃあかんと、今日は久々にジョギングをした。しばらく走ってなかったので、ヒザを痛めたかも。

私のジョギングは、痩せるためにイヤイヤ実施しているので、走るのは本当に最低限のみ。
距離よりも時間を重視し、かつては「運動を20分続けると、体脂肪が燃え始める」と聞いたので、
時計を見ながら走り、20分1秒の時点でピタっとやめていた(←マヌケ)。
現在は、自宅から公園の遊歩道を進み河原沿いへ続く、決まったルートを約35分間ゆっくり走り、帰りは約70分歩く。
なので、今回のブログタイトルを「a walk in the park」にしたのだが、
これって英訳すると「公園を散歩」だけでなく、「簡単なこと」って意味もあるとか。
これ、知らなかった人も多いのでは? 私ももちろん、知らなかったよ。
まあ、普通の人なら「簡単に」走れる時間と距離なので、タイトルはこのままにしておく。
なお、安室奈美恵さんについて書いたのかと期待した人、全然関係なくてゴメン。

普段私が走るルートは、車が少なく安全で空気がきれいなのと、人も少なく自分のペースで走れるため、気に入っている。
ランナーの多いコースって、どうしても他人が気になっちゃうでしょ。追い抜かれると、なんだかシャクだし。
いかにもアスリートみたいな若者なら仕方ないけど、近所のガキんちょに抜かれるのは、ちょっと悔しいよね。
数年前、小学生くらいの女の子に抜かれたときは、大人の男のプライド(←小さい)として、全力で抜き返したけど、
はたから見た光景は、必死の形相で女子児童を追いかける中年男だ。
振り向かれて「キャー」「誰か助けてー」なんて叫ばれたら、面倒なことになっただろうね。

ここで、帰路に撮ったジョギングコースの写真を、数枚載せておく。
 
春の桜


初夏の沼


冬の富士と多摩モノレール


私のゴール「行き止まり地点」

上記行き止まりの少し手前に脇道があり、調子いいときは、そこからさらに先のコースに進む。
数年前、帰るのがかったるくなり、ショートカットのため仕方なく、
流れる川の中央に設置された石を、いいトシこいて飛び伝って渡ったことがある(下記写真参照)。


川の上の連続ジャンプという、スーパーマリオみたいなことをするのはガキの頃以来だし、
落ちて濡れても着替えはないし、川遊びしていた親子が見てやがるし(明らかに落ちるのを期待してた)、大変だったよ。

行き止まり地点の付近は、近くに民家もなくゴミ処理場などがあるのみ。
つまり、騒音に対する苦情がこない環境なので、トランペットやドラムなど、楽器練習をする人をよく見かける。
かつては盆踊り、手品&トーク、漫才などを練習している方々も目にしたことがあった。
中でも一番多いのがドラマーなのだが…あるとき事件が起きてしまった!

私がチンタラ走っていると、ずいぶん先から、激しいドラムの音が、止むことなく聞こえてきた。
練習していたのは、ヘビメタかパンクかは知らないが、一心不乱にドラムを叩く、なんだか凶暴そうな男。
そして、そんなドラム男の近くに、散歩中の幼稚園の集団が現れたではないか!
普段目にしない楽器に、興味津々で近づいていく幼児たち。なぜか止めない、若い保母さんふたり。
危険を察した私は走るのを中断し、このあと予測されるトラブルに対処すべく、その場に待機した。
幼児たちとヘビメタの距離は徐々に縮まっていき、ついに先頭のぼうやは、ドラムセットに触れる位置にまで到達。
その瞬間、凶暴そうなヘビメタは演奏をやめ、無言で立ち上がり…ドラムスティックをぼうやに手渡した!
直後、ぼうやは男に許可をもらったらしく、喜び勇んでドラムを叩き始める。
一方のヘビメタは、自分の荷物から予備のスティックを取り出してきて、他のお子さんにも配ってる。
なんだよ、ヘビメタいいヤツじゃねえか(笑)
彼の指導により、楽しそうにドラムに触れる幼児たちの姿を見て安心した私は、ジョギングを再開しその場を離れた。
数分後、いつものゴールまで走り終え、さきほどのドラム地点に徒歩で戻ってくると、
もはやドラム指導だけでなく、お子さんたちを抱っこしたり肩車したりと、大活躍のヘビメタの姿が! 
タンクトップを汗で濡らすほど、全力で遊んでいたあのときのアンタ、バンドマンより保父さんの方が向いているのでは?

ジョギング中に出会った「ちょっといいハナシ」、まだまだあるので、別の機会にまた紹介したい。
とりあえず、しばらくは暴飲暴食を避けて、ダイエットに励まなくちゃなあ。
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