西八王子の中華屋さん『あづまかん』の並びに、『八作』というラーメン店があった。

ファサードにも記されているように、こちらは東京では珍しい、「九州大分のとんこつラーメン」のお店で、
先日、八王子球場の帰りに、基本の「塩とんこつラーメン」を味わってきた。

未踏だった大分県のラーメンを食べたことで、めでたく九州全県のラーメン制覇を達成。
今回は記念(?)として、私が今まで食べた、九州8県のラーメンをそれぞれ紹介していく。
まずは、つい最近もここやここで取り上げ、九州ではもっとも食べている福岡県から。
お店は、昨年からちょくちょく通っている、国分寺の『木村亭』。
先日は、基本の「豚骨ラーメン」750円に、初注文のトッピング「岩のり」100円を追加した。

いつもどおり美味しく、すぐに麺を食べ切り「替玉」100円を注文。スープには岩のりがたっぷり浮いている。

画像はないが、福岡県では20年以上前に、有名な『元祖長浜屋』で食べたことがある。当時は「ラーメン」400円、「替玉」50円であった。
あと、博多駅のホームにあった、立ち食いソバならぬ立ち食いラーメン屋にも入っている。
お店のおばちゃんに、かしわ(鶏肉)を入れるかたずねられ、「ハイ」と返答したら、無料サービスじゃなく30円余計に取られた(苦笑)。
続いては、福岡の次に杯数が多い熊本県。
数週間前、西荻窪駅からほど近い『ひごもんず』で、「角煮ラーメン」1130円を食した。

角煮が3個も入るのだが、提供時はその角煮が、スープに沈んでしまっている。
以前も指摘したが、ひごもんずさんは実際の商品より、店内壁に貼ってあるメニュー画像の方が見栄えがいいよ。

壁メニューの「角煮ご飯」にも惹かれたので、

私も「半ライス」100円を注文し、自家製「角煮ご飯」を作ってみたが…あまり美しい盛り付けではないね。

ラーメン自体は、「コクありアッサリくさみなし」のスープが、相変わらずウマくて満足。
こちらのオーナーは、新宿の人気店『桂花』出身だが、本家桂花の角煮ラーメン=「太肉麺」は、角煮が2個なのに現在は1300円もする。
外国人観光客向けなのかもしれないが、ちょっと手を出しづらい価格になったので、今後もひごもんずさんに頼ることになりそうだ。
私が実際に訪れたことがある九州の県は、福岡、長崎、佐賀だけで、熊本などは未訪問。
長崎県では本場のちゃんぽんと皿うどん、そしてトルコライスを味わったけど、ラーメンは食べそこなった。
先日、三鷹で餃子巡りをした際、『グラバー亭』で「長崎ラーメン」700円を注文したが、

これは「長崎ちゃんぽんのお店が出す豚骨ラーメン」という意味合いが含まれており、厳密には長崎ラーメンではないかもしれない。
だいぶ前に紹介した、『西海』改め『西海製麺所』は、間違いなく長崎ラーメンのチェーン店だが、最近はご無沙汰している。

※府中競馬場内の支店で食べた、基本のラーメン「西海」(当時の名称)とビワ茶
続いても、仕事で訪問したことがある佐賀県。
8年前、武雄市にあった『佐賀ラーメン 喰道楽』で、一杯やったあとに「生卵入りラーメン」を食べた。

佐賀ラーメンは久留米ラーメンをルーツとしており、生玉子が入るのが特徴だとか。
今HPを確認したら、ラーメンの前に挑んだ「焼酎飲み放題350円」が、価格こそ460円になったが、現在も実施していた。

あのときは翌日取材があり、瓶の4割くらいしか飲めなかったので、再挑戦したいね。
ちなみに、JR横浜線の矢部と淵野辺の間にあるラーメン店『梅吉』は、「佐賀熊本らーめん」と名乗っている。

昨秋久々に訪問し、麺1玉、1.5玉、2玉が同料金の「梅吉らーめん」1000円を、2玉で食べてきた。

とろけるチーズに、結構厚めの焼豚2枚と、なかなかボリューミーだったので、麺2玉にしたのを少し後悔(苦笑)。
さて、ここからは未訪の県ばかりで、ラーメン画像もなかったりする。
宮崎県は以前、千歳船橋や荻窪にあった、『九州宮崎とんこつらーめん日向屋』というお店で何度か食べた。
もう20年くらい前のことで、当時は撮影もしてないので、手持ちのラーメンガイドの画像を撮影&掲載。
※2002年発行 成美堂出版「首都圏 絶対食べたいラーメン店220軒」より
豚骨だが福岡よりスープがオレンジ色で、九州のモヤシが乗るのが特徴だったが、今の東京には、もうお店がない模様。
あと、江古田駅近くに『RAMEN KAGURA』という、つけ麺と豚骨ラーメンを出すお店があるが、
こちらは以前、『宮崎とんこつ 神楽』と名乗っており、私の訪問時もその屋号であった。
ただし、私はラーメンを頼まず、「カルボナーラつけ麺」800円(2016年の価格)を食べており、これは当然、宮崎ラーメンではない(笑)。

続いて鹿児島県。新宿や高円寺にあった『ラーメン専門店 ザボン』が、鹿児島ラーメンを名乗っていた。
過去に2度訪問したが、最後の訪問は15年以上前でやはり撮影しておらず、再びラーメン本の写真を拝借。
※2000年発行 KKベストセラーズ「首都圏版 最強のラーメン139」より
スープは、白濁というより茶褐色で、キャベツ、モヤシ、揚げネギなどが入っていて、個人的にはゴチャゴチャしていた印象。
普通のラーメンが5~600円台だった時代に、800円と割高だったこともあり、ザボンに好印象はないが、
6年前に惜しまれつつ閉店した、八王子の『九州らーめん 桜島』は大好きだった。

上記画像「味噌バターラーメン」は550円。コーヒーやキムチなどもサービスされるため、2019年でもこの価格は安い。
屋号の由来は知らないが、「桜島」と名乗っているのだから、鹿児島ラーメンの一種…なのかな?
最南端の沖縄県は、「沖縄そば」は有名だが、「沖縄ラーメン」と名乗る商品は、私は食べたことがない。
沖縄そばは、築地の居酒屋『餃子と沖縄』で、酔ってベロベロになったあとのシメにいただいた。

商品名も「沖縄そば」で、2019年当時で800円。ラフテー2個入りにしてはお手頃価格。
魚介ダシも入っているので、うどんダシが好きな私の口にも合う。
最近は築地方面に行くことがなくなったが、また餃子と沖縄さんで、ニンニクたっぷりの餃子で一杯やりたいよ。
最後に、冒頭で軽く触れただけの大分県=八作さんについても追記。
こちらで提供しているのは、“コクがあるのにさっばりしている”“毎日食べても飽きない味”の塩豚骨ラーメン。

最初に載せたラーメンの横アングルがこちら。具材はチャーシュー2枚に茹で玉子半分、ネギ、モヤシ、ノリ。

麺はストレートの中細麺で、福岡系よりはちょっと太く、白すぎない気がする。

スープは白濁してないが、油が入るため熱々。臭みはないが豚骨の匂いはするし、しっかり旨味もある。

さきほどの店頭看板の説明どおり、「こってり」感はないが決してあっさりはしていない、美味しい豚骨ラーメンであった。
むしろ、こってり濃厚なのは、客席に置いてある本や、来店客のサイン。
ラーメン屋さんの本といえば、「ビックコミック」などの漫画雑誌や週刊誌が一般的だが、
ここ八作さんはなぜか、「ゴング」や「プロレス」などのプロレス雑誌。しかも週刊ではなく月刊時代のもので、大半が1960~70年代。
私は、69年に発行された、馬場と猪木が表紙の「プロレス&ボクシング」を読ませていただいた。

大勢の客で混み合っていたので、撮影するヒマがなかったが、壁に貼ってあるサイン色紙も、
私自身もファンである、ザ・グレート・カブキやマイティ井上などレスラーばかり。店主はたぶん、プロレス好きなのだろう。
次回はアイドルタイムに訪問し、「ビール」を飲みながら、昔のプロレス雑誌を熟読したいよ。
ここ八作さんについてブログ投稿するときは、カテゴリーは【ラーメン】ではなく【プロレス】になるかも(笑)。
今回、九州8県のラーメンを紹介しているうちに、しばらくご無沙汰している、餃子と沖縄や西海製麺所に行きたくなった。
可能ならば、数年ぶりに九州にも足を運び、ラーメンだけでなく各県の名物を飲み食いし、のんびり旅行したいものである。

ファサードにも記されているように、こちらは東京では珍しい、「九州大分のとんこつラーメン」のお店で、
先日、八王子球場の帰りに、基本の「塩とんこつラーメン」を味わってきた。

未踏だった大分県のラーメンを食べたことで、めでたく九州全県のラーメン制覇を達成。
今回は記念(?)として、私が今まで食べた、九州8県のラーメンをそれぞれ紹介していく。
まずは、つい最近もここやここで取り上げ、九州ではもっとも食べている福岡県から。
お店は、昨年からちょくちょく通っている、国分寺の『木村亭』。
先日は、基本の「豚骨ラーメン」750円に、初注文のトッピング「岩のり」100円を追加した。

いつもどおり美味しく、すぐに麺を食べ切り「替玉」100円を注文。スープには岩のりがたっぷり浮いている。

画像はないが、福岡県では20年以上前に、有名な『元祖長浜屋』で食べたことがある。当時は「ラーメン」400円、「替玉」50円であった。
あと、博多駅のホームにあった、立ち食いソバならぬ立ち食いラーメン屋にも入っている。
お店のおばちゃんに、かしわ(鶏肉)を入れるかたずねられ、「ハイ」と返答したら、無料サービスじゃなく30円余計に取られた(苦笑)。
続いては、福岡の次に杯数が多い熊本県。
数週間前、西荻窪駅からほど近い『ひごもんず』で、「角煮ラーメン」1130円を食した。

角煮が3個も入るのだが、提供時はその角煮が、スープに沈んでしまっている。
以前も指摘したが、ひごもんずさんは実際の商品より、店内壁に貼ってあるメニュー画像の方が見栄えがいいよ。

壁メニューの「角煮ご飯」にも惹かれたので、

私も「半ライス」100円を注文し、自家製「角煮ご飯」を作ってみたが…あまり美しい盛り付けではないね。

ラーメン自体は、「コクありアッサリくさみなし」のスープが、相変わらずウマくて満足。
こちらのオーナーは、新宿の人気店『桂花』出身だが、本家桂花の角煮ラーメン=「太肉麺」は、角煮が2個なのに現在は1300円もする。
外国人観光客向けなのかもしれないが、ちょっと手を出しづらい価格になったので、今後もひごもんずさんに頼ることになりそうだ。
私が実際に訪れたことがある九州の県は、福岡、長崎、佐賀だけで、熊本などは未訪問。
長崎県では本場のちゃんぽんと皿うどん、そしてトルコライスを味わったけど、ラーメンは食べそこなった。
先日、三鷹で餃子巡りをした際、『グラバー亭』で「長崎ラーメン」700円を注文したが、

これは「長崎ちゃんぽんのお店が出す豚骨ラーメン」という意味合いが含まれており、厳密には長崎ラーメンではないかもしれない。
だいぶ前に紹介した、『西海』改め『西海製麺所』は、間違いなく長崎ラーメンのチェーン店だが、最近はご無沙汰している。

※府中競馬場内の支店で食べた、基本のラーメン「西海」(当時の名称)とビワ茶
続いても、仕事で訪問したことがある佐賀県。
8年前、武雄市にあった『佐賀ラーメン 喰道楽』で、一杯やったあとに「生卵入りラーメン」を食べた。

佐賀ラーメンは久留米ラーメンをルーツとしており、生玉子が入るのが特徴だとか。
今HPを確認したら、ラーメンの前に挑んだ「焼酎飲み放題350円」が、価格こそ460円になったが、現在も実施していた。

あのときは翌日取材があり、瓶の4割くらいしか飲めなかったので、再挑戦したいね。
ちなみに、JR横浜線の矢部と淵野辺の間にあるラーメン店『梅吉』は、「佐賀熊本らーめん」と名乗っている。

昨秋久々に訪問し、麺1玉、1.5玉、2玉が同料金の「梅吉らーめん」1000円を、2玉で食べてきた。

とろけるチーズに、結構厚めの焼豚2枚と、なかなかボリューミーだったので、麺2玉にしたのを少し後悔(苦笑)。
さて、ここからは未訪の県ばかりで、ラーメン画像もなかったりする。
宮崎県は以前、千歳船橋や荻窪にあった、『九州宮崎とんこつらーめん日向屋』というお店で何度か食べた。
もう20年くらい前のことで、当時は撮影もしてないので、手持ちのラーメンガイドの画像を撮影&掲載。

豚骨だが福岡よりスープがオレンジ色で、九州のモヤシが乗るのが特徴だったが、今の東京には、もうお店がない模様。
あと、江古田駅近くに『RAMEN KAGURA』という、つけ麺と豚骨ラーメンを出すお店があるが、
こちらは以前、『宮崎とんこつ 神楽』と名乗っており、私の訪問時もその屋号であった。
ただし、私はラーメンを頼まず、「カルボナーラつけ麺」800円(2016年の価格)を食べており、これは当然、宮崎ラーメンではない(笑)。

続いて鹿児島県。新宿や高円寺にあった『ラーメン専門店 ザボン』が、鹿児島ラーメンを名乗っていた。
過去に2度訪問したが、最後の訪問は15年以上前でやはり撮影しておらず、再びラーメン本の写真を拝借。

スープは、白濁というより茶褐色で、キャベツ、モヤシ、揚げネギなどが入っていて、個人的にはゴチャゴチャしていた印象。
普通のラーメンが5~600円台だった時代に、800円と割高だったこともあり、ザボンに好印象はないが、
6年前に惜しまれつつ閉店した、八王子の『九州らーめん 桜島』は大好きだった。

上記画像「味噌バターラーメン」は550円。コーヒーやキムチなどもサービスされるため、2019年でもこの価格は安い。
屋号の由来は知らないが、「桜島」と名乗っているのだから、鹿児島ラーメンの一種…なのかな?
最南端の沖縄県は、「沖縄そば」は有名だが、「沖縄ラーメン」と名乗る商品は、私は食べたことがない。
沖縄そばは、築地の居酒屋『餃子と沖縄』で、酔ってベロベロになったあとのシメにいただいた。

商品名も「沖縄そば」で、2019年当時で800円。ラフテー2個入りにしてはお手頃価格。
魚介ダシも入っているので、うどんダシが好きな私の口にも合う。
最近は築地方面に行くことがなくなったが、また餃子と沖縄さんで、ニンニクたっぷりの餃子で一杯やりたいよ。
最後に、冒頭で軽く触れただけの大分県=八作さんについても追記。
こちらで提供しているのは、“コクがあるのにさっばりしている”“毎日食べても飽きない味”の塩豚骨ラーメン。

最初に載せたラーメンの横アングルがこちら。具材はチャーシュー2枚に茹で玉子半分、ネギ、モヤシ、ノリ。

麺はストレートの中細麺で、福岡系よりはちょっと太く、白すぎない気がする。

スープは白濁してないが、油が入るため熱々。臭みはないが豚骨の匂いはするし、しっかり旨味もある。

さきほどの店頭看板の説明どおり、「こってり」感はないが決してあっさりはしていない、美味しい豚骨ラーメンであった。
むしろ、こってり濃厚なのは、客席に置いてある本や、来店客のサイン。
ラーメン屋さんの本といえば、「ビックコミック」などの漫画雑誌や週刊誌が一般的だが、
ここ八作さんはなぜか、「ゴング」や「プロレス」などのプロレス雑誌。しかも週刊ではなく月刊時代のもので、大半が1960~70年代。
私は、69年に発行された、馬場と猪木が表紙の「プロレス&ボクシング」を読ませていただいた。

大勢の客で混み合っていたので、撮影するヒマがなかったが、壁に貼ってあるサイン色紙も、
私自身もファンである、ザ・グレート・カブキやマイティ井上などレスラーばかり。店主はたぶん、プロレス好きなのだろう。
次回はアイドルタイムに訪問し、「ビール」を飲みながら、昔のプロレス雑誌を熟読したいよ。
ここ八作さんについてブログ投稿するときは、カテゴリーは【ラーメン】ではなく【プロレス】になるかも(笑)。
今回、九州8県のラーメンを紹介しているうちに、しばらくご無沙汰している、餃子と沖縄や西海製麺所に行きたくなった。
可能ならば、数年ぶりに九州にも足を運び、ラーメンだけでなく各県の名物を飲み食いし、のんびり旅行したいものである。