日本シリーズが盛り上がっている中、今さらながら、オリックスのパ・リーグ制覇への道のりをたどるブログ。
前回のプロ野球ブログは9月22日。当時は首位がソフトバンクで、オリックスはゲーム差なしの2位。
ソフトバンクが残り9試合、オリックスは残り5試合で、ソフトに優勝マジック8(実際は7.5)が点灯中。
オリが全勝すれば、ソフトは7勝1敗1分で乗り切らなくてはならず、しかも11日間で9試合と日程も過酷。
昨年と同様、【2位のオリが有利】説も囁かれていたが、投稿日の夜、オリがロッテに13失点の完敗(嘆)。
※バファローズポンタのツイッター画像より、以下同
次戦はエース山本由伸の好投もあり、9-1と楽天に快勝したが、3日後の同カードでは宮城大弥が打ち込まれ、1-6の敗戦。
「5連勝なんてムリムリ。せいぜい3勝2敗だろ」という私の予想が当たってしまい、実に不愉快。
その間、ソフトバンクは地元福岡でのロッテ4連戦を3勝1敗で乗り切ったが、残り5試合はすべてビジター。
西武には敗れたが、楽天から勝ち星を挙げ、着実にマジックを減らしていく。※オリ2敗、ソフト4勝でマジック1.5
迎えた9月30日。オリは地元大阪ドーム最終戦。エース山本が先発し必勝態勢も、相手のロッテが粘り、3-3のまま9回裏へ。
ロッテめ、1週間前にはソフトに3連敗しやがったくせに、なんでウチが相手だと頑張るんだ(怒)。
9回裏は、先頭の紅林弘太郎が二塁打を放ち、T-岡田は三振したが、二死三塁のチャンス。
ここで福田周平がセーフティバント。一塁セーフとなり、サヨナラ内野安打になった。
「3フィート(要するに走路から外れた)でアウトではないか」との意見もあったし、実際そうなのかもしれないが、
紅林がホームインした瞬間、ベンチの選手が飛び出し、場内のファンと一緒に、勝った勝ったと騒いだところで、
「さっきのアウト」と宣告できる球審はいないだろうねえ。
この数分前に、ソフトが楽天を破っており、マジックはついに0.5に。
福田がアウトで延長になり、そのまま引き分けていたら、ソフトの優勝だった。
オリが優勝するには、残り1試合を勝ち、ソフトが残り2試合を連敗しなくてはならない。
ソフトの連敗は考えられず、私自身は「もはやこれまで」とあきらめた。終盤よく追い上げたし、2位でもじゅうぶんだよ。
10月1日はオリは試合がなく、ソフトは西武と対戦。バファローズポンタのツイッターでは、
レオらしき獅子に勝利を託すポンタが描かれていたが、ソフトの先発はエース千賀滉大である。
ソフトの優勝は見たくなかったので、TV観戦はせず、新秋津『竹辰』へ飲みに行った。
ただ、帰り道には西武ファン御用達の立ち飲み店『なべちゃん』があり、当然のように西武-ソフト戦の中継を放映。
さすがに試合経過が気になってしまい、入店して中継を見せてもらうことに。
1杯だけ飲んで帰るつもりだったが、白熱した試合展開にクギ付けとなり、当然ウーロンハイも何度かお替わり。
この日のことについては、後日改めて紹介するが、延長11回裏、二死から森友哉がヒットで出塁すると、
続く四番山川穂高が、レフトへサヨナラホームラン!
※店内TVに映し出された、殊勲打を放った直後の山川
後述するが、9月以降のソフトは、惜しい敗戦が4度あったのだが、一番惜しかったのがこの試合だと思う。
セオリー無視だが、山川を敬遠していれば、たぶん引き分けで終わり、優勝していたのではないか。
迎えた運命の10月2日。オリは楽天、ソフトはロッテとシーズン最終戦。
さっきも書いたが、オリは自分たちが勝ち、ソフトが負けたときのみ優勝。引き分けすら許されない。
さすがの私も飲みに行かず、自宅TVで両チームの動向をうかがっていた。※当然飲酒込み
途中経過は、ソフトが2点をリードし、逆にオリは2点を追いかける、苦しい展開。
その後、まずはオリックスが3-2と逆転。まあ、こちらは予想どおり。
問題はソフトの試合だ。ロッテは今年、地元千葉ではソフトに1勝10敗と負けまくっている。
地元でこんなに負けて、恥ずかしくねえのかバカ野郎…ロッテめ、昨年優勝を逃した腹いせか…
私のボヤキが止まらず、酒量が増えていく中、6回裏にロッテはふたりの走者を出す。
ここで山口航輝が、見逃せばボールだった高めの速球を弾き返し、まさかの逆転スリーラン!
わずか数分で形勢逆転。オリの親会社はとりあえず、山川と山口に特別ボーナスを支給すべきだ(笑)。
その後、ロッテは7回裏にも、幸運なポテンヒットなどで2点を追加。8回表、ソフトも二死無走者から、
エラー、ヒット&エラーで1点を返し、さらに振り逃げと四球で満塁のチャンスを作るも、次打者が凡退し5-3のまま。
一方のオリックスも、楽天が8回から抑えの切り札・松井裕樹を登板させたため、追加点を奪えず。
この日のロッテと楽天は、ともに消化試合であったが、目の前の胴上げを防ぐべく、最善を尽くしたと思われる。
それでも、オリックスは9回に2点を追加。裏は守護神の平野佳寿ではなく、中継ぎエースの阿部翔太を投入。
楽天の攻撃を凌ぎ、5-2で勝利を収めると、数分後にソフトもロッテに3-5で敗戦。つまり、
オリックスのパ・リーグ連覇が決定した!
TV中継とはいえ、今年は生で胴上げを観ることができた。中嶋聡監督、おめでとう!
※NHKのニュースサイトから拝借した…のかな?
去年以上の逆境からの優勝に、私の涙腺も決壊したものである。ク~ッ、泣かせやがって…。
Vについてマスコミは、「強力中継ぎ陣の整備」や「山本と吉田正尚、投打の軸が本領発揮」などを理由に挙げているが、
私は【ライバルチームの失速】が最大の理由だと思っている。
楽天は最大貯金18を0にした、日本プロ野球新記録。
西武は9月11日まで首位とゲーム差なしも、その後怒涛の7連敗。
ソフトバンクはとうとう、マジック0.5を消せぬまま、最後の2試合でまさかの連敗。
先述した山川に一発をくらった10月1日の西武戦と、同2日、これまた山口の一撃に泣いたロッテ戦。
さらに、9回一死から中村奨吾の同点ソロを浴び、延長戦で競り負けた9月23日のロッテ戦、
そして、4点差を逆転したものの、最終回二死から吉田に同点タイムリーを許し、
そのまま延長でサヨナラ負けを喫した、9月19日のオリックス戦。
最終的に、オリとソフトは76勝65敗の同率首位。対戦成績で劣ったソフトが涙を呑んだ形となったが、
上記4試合のうち、どれか勝つか引き分けていれば…ソフトの関係者・ファンの悔しさは想像がつく。
西武戦の山川もだけど、9月19日のオリ戦、9回裏二死一、二塁の場面。
満塁になるとはいえ吉田を敬遠しておけば、どうせ次の頓宮裕真は打てず、ソフトが勝っていたはず。
この試合後、中嶋聡監督は「最後まで、誰ひとり諦めていなかった」と語っていたものの、
正直、何人かの選手は諦めていたと思うよ(笑)。必死だったのは、タイムリーエラー&バント失敗の宗佑磨くらいか。
いずれにせよ、この試合でゲーム差が0になり、オリックス陣営が再度ヤル気を出したのは間違いない。
この試合だけでなく、あの頃の吉田は、味方ながら恐ろしいくらい打ちまくっていた。
9~10月の成績は、打率.416、7本塁打、23打点、ついでに出塁率.500の大活躍で月間MVPに。
観客席で、「オリしか勝たん!」と書かれたボードを持っているファンを何度か見かけたが、
私にいわせれば「オリは吉田しか打たん!」である。言葉の使い方が正しいのかは知らない。
(C)ベースボール・マガジン社
クライマックスシリーズ2ndステージは、3位西武を退けた2位ソフトバンクとの対戦。
2ndステージは、1勝のアドバンテージ(実質1.5勝)、全試合ホームでの開催だけでなく、
2位チームは1stステージで、先発投手を消費するハンデもあるため、1位チームが断然有利である。
案の定、ソフトはエース千賀が1度しか先発できず、4勝1敗でオリが2年連続の日本シリーズ出場決定。
2ndステージ、来年からはもう少し、ハンデを軽くしてもいいのでは。今年みたいに、ゲーム差0ならアドバンテージなしとか。
なお、進出を決めた第4戦、私は同時間帯に放映していた、CSの「アントニオ猪木追悼特集」と交代で視聴。
チャンネルを変えている間に試合が終わっていて、サヨナラ勝ちの瞬間を見逃した(←ファン失格)。
日本シリーズは昨年と同様、セ・リーグを連覇したヤクルトとの対戦となった。
詳細はまた改めて語りたいが、第1戦はオリの絶対的エース山本が、4失点かつ途中降板でよもやの敗戦。
翌日、母校野球部の秋季都大会の観戦に行ったのだが、その日はまたまた、宮本慎也さんも来場し、私の近くに着席。
※試合後にトンボ掛けをする日大三高のメンバー
隣には同僚らしき若い男性がいた。どうやらヤクルトのスカウトらしく、スピードガンで球速を計っていた。
私は知らない方だったが、周囲の知人は「どこかで見た顔」とのこと。おそらく、元選手なのだろう。
このスカウトが、前日の日本シリーズ第1戦の感想を述べていたのだが、
「オリックス、外国人がいないから打線に迫力ないっスね。ウチとは大違い。長谷川(滋利)サンもナニしてんだか…」と、
迫力不足のオリックス打線と、外国人スカウト担当の長谷川氏を批判する始末。
現役時代、2000本安打を記録した宮本さんならまだしも、無名のお前なんか(失礼)に言われたくねえよ!
宮本さんは、周囲の客が聞いていると察したのか、時折うなずく程度で肯定も否定もしない。さすがである。
ただ、このヤクルトスカウトの発言は正しく、日本シリーズでのオリは、普段に輪をかけて打線が沈黙。
現在、なんとか2勝2敗1分の五分だが、打線のダメっぷりは相変わらず。
バカバカ打ちまくるチームが好きな私としては、どうにも納得できない不甲斐なさで…この項つづく。
前回のプロ野球ブログは9月22日。当時は首位がソフトバンクで、オリックスはゲーム差なしの2位。
ソフトバンクが残り9試合、オリックスは残り5試合で、ソフトに優勝マジック8(実際は7.5)が点灯中。
オリが全勝すれば、ソフトは7勝1敗1分で乗り切らなくてはならず、しかも11日間で9試合と日程も過酷。
昨年と同様、【2位のオリが有利】説も囁かれていたが、投稿日の夜、オリがロッテに13失点の完敗(嘆)。
※バファローズポンタのツイッター画像より、以下同
次戦はエース山本由伸の好投もあり、9-1と楽天に快勝したが、3日後の同カードでは宮城大弥が打ち込まれ、1-6の敗戦。
「5連勝なんてムリムリ。せいぜい3勝2敗だろ」という私の予想が当たってしまい、実に不愉快。
その間、ソフトバンクは地元福岡でのロッテ4連戦を3勝1敗で乗り切ったが、残り5試合はすべてビジター。
西武には敗れたが、楽天から勝ち星を挙げ、着実にマジックを減らしていく。※オリ2敗、ソフト4勝でマジック1.5
迎えた9月30日。オリは地元大阪ドーム最終戦。エース山本が先発し必勝態勢も、相手のロッテが粘り、3-3のまま9回裏へ。
ロッテめ、1週間前にはソフトに3連敗しやがったくせに、なんでウチが相手だと頑張るんだ(怒)。
9回裏は、先頭の紅林弘太郎が二塁打を放ち、T-岡田は三振したが、二死三塁のチャンス。
ここで福田周平がセーフティバント。一塁セーフとなり、サヨナラ内野安打になった。
「3フィート(要するに走路から外れた)でアウトではないか」との意見もあったし、実際そうなのかもしれないが、
紅林がホームインした瞬間、ベンチの選手が飛び出し、場内のファンと一緒に、勝った勝ったと騒いだところで、
「さっきのアウト」と宣告できる球審はいないだろうねえ。
この数分前に、ソフトが楽天を破っており、マジックはついに0.5に。
福田がアウトで延長になり、そのまま引き分けていたら、ソフトの優勝だった。
オリが優勝するには、残り1試合を勝ち、ソフトが残り2試合を連敗しなくてはならない。
ソフトの連敗は考えられず、私自身は「もはやこれまで」とあきらめた。終盤よく追い上げたし、2位でもじゅうぶんだよ。
10月1日はオリは試合がなく、ソフトは西武と対戦。バファローズポンタのツイッターでは、
レオらしき獅子に勝利を託すポンタが描かれていたが、ソフトの先発はエース千賀滉大である。
ソフトの優勝は見たくなかったので、TV観戦はせず、新秋津『竹辰』へ飲みに行った。
ただ、帰り道には西武ファン御用達の立ち飲み店『なべちゃん』があり、当然のように西武-ソフト戦の中継を放映。
さすがに試合経過が気になってしまい、入店して中継を見せてもらうことに。
1杯だけ飲んで帰るつもりだったが、白熱した試合展開にクギ付けとなり、当然ウーロンハイも何度かお替わり。
この日のことについては、後日改めて紹介するが、延長11回裏、二死から森友哉がヒットで出塁すると、
続く四番山川穂高が、レフトへサヨナラホームラン!
※店内TVに映し出された、殊勲打を放った直後の山川
後述するが、9月以降のソフトは、惜しい敗戦が4度あったのだが、一番惜しかったのがこの試合だと思う。
セオリー無視だが、山川を敬遠していれば、たぶん引き分けで終わり、優勝していたのではないか。
迎えた運命の10月2日。オリは楽天、ソフトはロッテとシーズン最終戦。
さっきも書いたが、オリは自分たちが勝ち、ソフトが負けたときのみ優勝。引き分けすら許されない。
さすがの私も飲みに行かず、自宅TVで両チームの動向をうかがっていた。※当然飲酒込み
途中経過は、ソフトが2点をリードし、逆にオリは2点を追いかける、苦しい展開。
その後、まずはオリックスが3-2と逆転。まあ、こちらは予想どおり。
問題はソフトの試合だ。ロッテは今年、地元千葉ではソフトに1勝10敗と負けまくっている。
地元でこんなに負けて、恥ずかしくねえのかバカ野郎…ロッテめ、昨年優勝を逃した腹いせか…
私のボヤキが止まらず、酒量が増えていく中、6回裏にロッテはふたりの走者を出す。
ここで山口航輝が、見逃せばボールだった高めの速球を弾き返し、まさかの逆転スリーラン!
わずか数分で形勢逆転。オリの親会社はとりあえず、山川と山口に特別ボーナスを支給すべきだ(笑)。
その後、ロッテは7回裏にも、幸運なポテンヒットなどで2点を追加。8回表、ソフトも二死無走者から、
エラー、ヒット&エラーで1点を返し、さらに振り逃げと四球で満塁のチャンスを作るも、次打者が凡退し5-3のまま。
一方のオリックスも、楽天が8回から抑えの切り札・松井裕樹を登板させたため、追加点を奪えず。
この日のロッテと楽天は、ともに消化試合であったが、目の前の胴上げを防ぐべく、最善を尽くしたと思われる。
それでも、オリックスは9回に2点を追加。裏は守護神の平野佳寿ではなく、中継ぎエースの阿部翔太を投入。
楽天の攻撃を凌ぎ、5-2で勝利を収めると、数分後にソフトもロッテに3-5で敗戦。つまり、
オリックスのパ・リーグ連覇が決定した!
TV中継とはいえ、今年は生で胴上げを観ることができた。中嶋聡監督、おめでとう!
※NHKのニュースサイトから拝借した…のかな?
去年以上の逆境からの優勝に、私の涙腺も決壊したものである。ク~ッ、泣かせやがって…。
Vについてマスコミは、「強力中継ぎ陣の整備」や「山本と吉田正尚、投打の軸が本領発揮」などを理由に挙げているが、
私は【ライバルチームの失速】が最大の理由だと思っている。
楽天は最大貯金18を0にした、日本プロ野球新記録。
西武は9月11日まで首位とゲーム差なしも、その後怒涛の7連敗。
ソフトバンクはとうとう、マジック0.5を消せぬまま、最後の2試合でまさかの連敗。
先述した山川に一発をくらった10月1日の西武戦と、同2日、これまた山口の一撃に泣いたロッテ戦。
さらに、9回一死から中村奨吾の同点ソロを浴び、延長戦で競り負けた9月23日のロッテ戦、
そして、4点差を逆転したものの、最終回二死から吉田に同点タイムリーを許し、
そのまま延長でサヨナラ負けを喫した、9月19日のオリックス戦。
最終的に、オリとソフトは76勝65敗の同率首位。対戦成績で劣ったソフトが涙を呑んだ形となったが、
上記4試合のうち、どれか勝つか引き分けていれば…ソフトの関係者・ファンの悔しさは想像がつく。
西武戦の山川もだけど、9月19日のオリ戦、9回裏二死一、二塁の場面。
満塁になるとはいえ吉田を敬遠しておけば、どうせ次の頓宮裕真は打てず、ソフトが勝っていたはず。
この試合後、中嶋聡監督は「最後まで、誰ひとり諦めていなかった」と語っていたものの、
正直、何人かの選手は諦めていたと思うよ(笑)。必死だったのは、タイムリーエラー&バント失敗の宗佑磨くらいか。
いずれにせよ、この試合でゲーム差が0になり、オリックス陣営が再度ヤル気を出したのは間違いない。
この試合だけでなく、あの頃の吉田は、味方ながら恐ろしいくらい打ちまくっていた。
9~10月の成績は、打率.416、7本塁打、23打点、ついでに出塁率.500の大活躍で月間MVPに。
観客席で、「オリしか勝たん!」と書かれたボードを持っているファンを何度か見かけたが、
私にいわせれば「オリは吉田しか打たん!」である。言葉の使い方が正しいのかは知らない。
(C)ベースボール・マガジン社
クライマックスシリーズ2ndステージは、3位西武を退けた2位ソフトバンクとの対戦。
2ndステージは、1勝のアドバンテージ(実質1.5勝)、全試合ホームでの開催だけでなく、
2位チームは1stステージで、先発投手を消費するハンデもあるため、1位チームが断然有利である。
案の定、ソフトはエース千賀が1度しか先発できず、4勝1敗でオリが2年連続の日本シリーズ出場決定。
2ndステージ、来年からはもう少し、ハンデを軽くしてもいいのでは。今年みたいに、ゲーム差0ならアドバンテージなしとか。
なお、進出を決めた第4戦、私は同時間帯に放映していた、CSの「アントニオ猪木追悼特集」と交代で視聴。
チャンネルを変えている間に試合が終わっていて、サヨナラ勝ちの瞬間を見逃した(←ファン失格)。
日本シリーズは昨年と同様、セ・リーグを連覇したヤクルトとの対戦となった。
詳細はまた改めて語りたいが、第1戦はオリの絶対的エース山本が、4失点かつ途中降板でよもやの敗戦。
翌日、母校野球部の秋季都大会の観戦に行ったのだが、その日はまたまた、宮本慎也さんも来場し、私の近くに着席。
※試合後にトンボ掛けをする日大三高のメンバー
隣には同僚らしき若い男性がいた。どうやらヤクルトのスカウトらしく、スピードガンで球速を計っていた。
私は知らない方だったが、周囲の知人は「どこかで見た顔」とのこと。おそらく、元選手なのだろう。
このスカウトが、前日の日本シリーズ第1戦の感想を述べていたのだが、
「オリックス、外国人がいないから打線に迫力ないっスね。ウチとは大違い。長谷川(滋利)サンもナニしてんだか…」と、
迫力不足のオリックス打線と、外国人スカウト担当の長谷川氏を批判する始末。
現役時代、2000本安打を記録した宮本さんならまだしも、無名のお前なんか(失礼)に言われたくねえよ!
宮本さんは、周囲の客が聞いていると察したのか、時折うなずく程度で肯定も否定もしない。さすがである。
ただ、このヤクルトスカウトの発言は正しく、日本シリーズでのオリは、普段に輪をかけて打線が沈黙。
現在、なんとか2勝2敗1分の五分だが、打線のダメっぷりは相変わらず。
バカバカ打ちまくるチームが好きな私としては、どうにも納得できない不甲斐なさで…この項つづく。