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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

実はお得なジャンボ餃子 三鷹『一圓』

2021年10月23日 | 餃子
コロナ禍以前は、数ヶ月に1度の割合で、友人・知人宅で「餃子パーティー」を開催していた。
私の役目は、餃子を100個分持参するだけ。他の参加者には別の料理や飲み物を用意してもらう。
大半が生餃子だが、「焼き」などの調理はほぼ他人任せで、私はただ飲んで食べてバカ笑いしているのみ。
割り勘ではないため、当初は安く済まそうと、業務用スーパーの特売品などを購入していたが、
近年は“餃子の大将”の称号(自称だが)に恥じないよう、値段より品質を重視し、まともな餃子を選ぶようになった。
よく買うのは、高円寺『赤天』や千歳船橋『ヤマタニ餃子店』など、拙ブログの【餃子】カテゴリーで紹介した名店ばかり。

そのような餃子宴会に欠かせないお店ながら、これまで紹介していなかったのが、中華食堂『一圓』さん。
吉祥寺の本店の他、三鷹の北口と南口、石神井に支店がある。屋号こそ一緒だが、経営者は違うかもしれない。
初めて入店したのは10年以上前。本店を訪問したところ、酒を置いてないことに気付き、あわてて退散。
同じ吉祥寺の井の頭通りにあった店舗に移動し、そこでジャンボな餃子とビールを楽しんだものだった。

※だいぶ前に食べたときの画像。大きさがわかるよう、つまようじを置いてみた

井の頭通り店は、4年前に惜しまれつつ閉店したが、すぐ隣には同系列の『篭蔵(かごぞう)』というお店がある。
こちらは餃子・点心のテイクアウト専門店で、宴会用や自宅用に、たびたび購入している。

ハナシは変わって。今年の4月頃に東京都が適用した、「まん延防止等重点措置」を覚えておられるだろうか。
通常の飲食店は21時までの営業だが、都内23区や一部地域は、1時間短い20時まで、という謎のルール。
1時間の短縮で、まん延が防げるのかは疑問だが、会社帰りの客目当ての飲食店が、苦しくなるのは間違いない。
一部地域とは、私の地元立川市や、八王子市、町田市などガラの悪い…じゃなくて、繁華街のある市ばかり。
その中には、吉祥寺がある武蔵野市も含まれていた。ちなみに吉祥寺も、実はガラの悪い人間が多かったりする。
一部マスコミも指摘していたが、JR三鷹駅は、南口こそ三鷹市だが、北口は武蔵野市なのである。
なので、北側の飲食店は、南側より1時間早く閉めなくてはならない。
これでは、南北にそれぞれお店がある『一圓』は、北側のお店が気の毒である。
不可解な規制に悩まされているお店を、微力ながらも応援するつもりで、北口店へ夕飯のおかずを買いに行った。

お店は、駅からちょっと歩いた場所にあり、やはり餃子がおいしい中華屋さん『大黒屋 三谷店』の手前だ。


訪問時は中休みの時間帯で、シャッターも半分閉まっていたが、


「餃子のtakeoutの方は中へどうぞ!!」のお言葉に甘え、シャッターの下から店員さんに声をかけて入店。


購入したのは、お店の看板商品「ジャンボ餃子」。1個110円×4で440円。


一般的な餃子だと、4個では少ないかもしれないが、こちらの餃子はとにかく重量感がある。


図ってみたところ、4個で300グラム超、つまり1個あたり約75グラムだ。

※容器と輪ゴムの重量も含む

有名チェーン『餃子の王将』が1個25グラムなので、一圓餃子4個は、王将餃子12個分=2人前に該当する。
王将は現在、餃子1人前264円(東日本地区)。これでもじゅうぶん安いが、重量比較では一圓はさらに安いのである。
さっき、「餃子パーティーには100個分持参する」と書いたが、こちらの餃子1個は2個扱いにしてもらっている。
3個分で計算すれば、34個=3740円で済むではないか。次回からそうしよう(笑)。
また、王将より安い中華チェーンもあるけれど、味の面を考慮すれば、そこで買うよりも断然お得である。

後日、今度は店舗で食事をした。餃子はプロの焼き立てを食べるのがもっともウマいからね。
アルコール提供禁止時期だったのでビールを頼めず、まずは餃子3個と「ミニチャーハン」350円を注文。
ここ三鷹北口店は、餃子は2個から頼めるのがありがたい。


しばらくして、餃子とミニチャーハンが同時に登場。


ここの普通の「チャーハン」は800円。メニュー表の写真と比較してみたところ、ミニは1/3くらいか。味は、やや塩分強め。
それより、久しぶりに店舗で食べたジャンボ餃子が、期待以上にウマいではないか。
自宅や友人宅で焼いて食べるのもおいしかったけど、やはりプロが焼いたのは格別。
たくさんの具材を包む皮は、もちろん自家製。分厚くモチモチで存在感あり。
そんな力強い皮の中身はこんな感じ。機械を使わず包丁で刻む野菜は、やや粗目で歯応えあり。


肉とのバランスもいいし、調味料を付けなくてもOK。大きくてもペロリとたいらげられる。
サイズは大きいけれど、味自体はオーソドックスかつ正統派であり、誰もが好きなテイストである。
女性の中には、「ここの餃子は大きすぎて苦手」な方もいるかもしれない。
ただし、「ここの餃子は味が苦手」という方は、申しわけないが、餃子に縁のない人生を送るしかないと思える。
とにかく、日本で生まれ育った人間ならば、一圓さんの餃子は絶対に気に入るはずだ。

この日、チャーハンのミニを頼んだのは、シメに麺類を食べたかったから。選択したのは「ほうれん草らーめん」730円。


ベースのスープは塩味で、具材はほうれん草、チャーシュー、ネギ、そしてシャキシャキの炒め玉ねぎ。


麺も一橋学園の『なにや』でおなじみ、ほうれん草を練り込んだ緑色の特製麺だ。
野菜主体でヘルシーかと思ったら、チャーハンと同様、スープがしょっぱい。酒がススム味付けである。
今度は、酒類販売が解禁されてから来ようと決意し…つい最近、待望の餃子&ビールを楽しんできた。

カウンター席に案内され、さっそく餃子4個とビール「中瓶」550円をオーダー。


餃子4個が、普通のお店の2人前にあたることは先述した。もちろん、冷えたビールとの相性は抜群。
ここで、壁に貼ってあったメニューに、「一圓セット」があるのに気付いた。


前回訪問時は、販売停止中と書かれた紙で隠してあったから、存在を忘れていた。
生ビール380円+餃子2個220円+めんま少々で550円は安い。瓶と生の違いはあれど、このセット+餃子2個にすればよかった。
ちなみに、レギュラーメニューはこちら。ヘタな撮影で、しかも縮小してあるので全然見えないだろうけど。


くわしいメニューや価格などは、お店のHPか食べログで確認してちょうだい。 ※HPはもうひとつある
この日はもう一品、食べたことのなかったメニューから、大好物のKTI=きくらげ玉子炒めも注文していた。


こちらでの商品名は「豚肉と卵とキクラゲの炒め物」680円。ご飯に乗せる「かけごはん」だと850円。
ひと口食べると、おおっ、ガツンと塩分、そしてニンニクの荒々しい味わい。
「熱い! ウマい!」とパクつき、思わず「ウーロンハイ」380円を追加注文。
塩ニンニク調味料として、餃子と絡めて食べてみたら、予想どおりウマさが倍増。


ついついウーロンハイもお替わりし、シメの食事がナシでも、大満足のまま退散。
餃子以外の商品はほとんど未食の私だが、かつて井の頭通り店で食べた醤油味のラーメンは、なかなかイケた記憶がある。

あさって25日から、東京都もようやく、飲食店の時間短縮要請が解除される模様。
もう、餃子&ビールの楽しめない日々なんて、まっぴらだよな。
これからも、一圓さんの店内で飲み食いもするし、テイクアウトも利用する予定だ。
個人的に、今後は高校野球秋季大会もあるし、明日24日は競輪の大レース・寛仁親王牌の決勝戦も行われる。
さらに今年は、よせばいいのにオリックス・バファローズが、まだ優勝争いを続けている!
ぜひ自宅で祝勝会をやりたいね。おつまみは当然、一圓の餃子だ。

ただ、日大三は明日の3回戦は勝つだろうけど、準々決勝であたりそうな東海大菅生にはどうかね。
親王牌の本命は1番車の地元・諸橋愛。あまり人気ないみたいだけど、三連単総流しで勝負!
首位オリックスは残り1試合で、2位ロッテが残り5試合でマジック4。今日の日ハムには、引き分けてほしかった…(嘆)。
どうも祝勝会どころか、ヤケ酒をくらう日々になりそうな予感がしてならない。
その点、どんなときでも期待を裏切らずおいしい、一圓餃子は本当にいいヤツだな(笑)。



一圓(いちえん) 三鷹北口店
東京都武蔵野市西久保1-6-21
JR三鷹駅から徒歩約6分
営業時間 火曜〜土曜11時〜15時40分、17時〜21時 日曜・祝日は20時まで
定休日 月曜
※日曜以外の営業時間、25日からは以前と同様、22時までかも?
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