明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

久々にテンイチで食べてきた。

2023年08月27日 | 天下一品
先日観戦した西武-オリックス戦では、試合開始直前に始球式が行われたのだが、
投手を務めたのが、下記画像の株式会社『ナウイエンタープライズ』の社長。


社名の由来は謎だが(まさか「ナウい」じゃないはず)、この会社は近日中に、球場近くの狭山ヶ丘に、
こってりラーメン『天下一品』のフランチャイズ店を開業するらしく、
始球式の前には、ライオンズ球団に「天下一品ラーメン1年分」(365食?)を寄贈したことも発表された。
始球式では、ノーバウンドどころか5バウンドするクソボール(笑)を投じた社長だが、
テンイチの新店舗は失敗しないよう願っている。可能ならば、他の支店よりも安い価格設定にしてもらいたいものだ。

たった今もお願いしたように、テンイチの度重なる値上げに、どうしても納得できない私は、
抗議の意味を込めて、2021年12月の府中中河原店での食事以降、利用していなかった。
何度も書くけど、一番安いラーメンが940円(東京の一般的なお店の価格、2023年8月現在)というのは、
チェーン店ゆえ食材の大量調達で仕入れ値が抑えられ、自店でスープを炊かないためガス代と人件費が浮き、
しかも、いくら他にない味とはいえ、スープ以外は極めて平凡なのだから、この価格は暴利だろう。
規模は異なるとはいえ、諸経費の高騰に苦しみながらも、価格維持で頑張っている個人店をたくさん知っているだけに、
近年のテンイチの価格設定には、有名チェーンの驕りのようなものを感じてしまう。

と、このようにグチグチと文句をたれる客向け(違うか)の格安冷凍ラーメンが、『ローソン』にあると聞いた。
商品名は「キンレイ 天下一品監修ラーメン」で、価格は税込495円。テンイチの約半額だ。
コンビニの冷凍ラーメンに興味を持ったことはなかったが、せっかくなので購入してみることに。


包装紙の裏に、レンジでの加熱時間が記載してあったが、600Wで7分50秒とは長い!


指示に従い、約8分温め終えた状態がこちら。見た目は即席ラーメン風だ。


全体をかき混ぜたのち、沈んでいた麺を引き上げてみる。量は本物より少なめかな。


まずスープを飲んでみたら、粘度こそないものの、テンイチ独特の風味やコク、ザラつきもしっかり感じられる。
麺のチープさ、粉っぽさも本物に近い気がする。リフトもしてみたが、さすがにスープは絡みつかず。


具材はネギ、メンマ、チャーシュー。一度冷凍したものを戻しているので、本物の具材以上にショボい。

※チャーシューは味がしなかった

ただ、全体の印象としては、再現度は意外と高めだ。
このときに紹介した、『サンヨー食品』のカップ麺よりも、実物に近い。
      

もちろん、本物の「こってりラーメン」よりは薄く感じたが、テンイチのダメ店員が、
「10人前注文が入ったけど、スープは7人前しか残ってないから、お湯で薄めてごまかしちゃえ」
なんて手抜き調理をしたら、こんなテイストになるのではないかね。
加熱時間こそ長いが、価格だけでなく、カロリーも450と、実物949の半分以下だし、
なにより、店舗に行かなくても近い味が食べられる、いい商品だと思う。

家系や二郎系と違い、テンイチと似た系統のラーメン店はなかなか見当たらないが、
数少ない例外が、関西に3店舗存在する『どろそば将(まさ)』
この夏に泊まったホテルの徒歩圏内に、たまたま支店(堺筋本町店)があり、店外に貼ってあったメニューを見たら、
昨夏までは、レベル1「軽どろ」~レベル4の「極どろ」の4段階だったのに、新たにレベル5の「鬼どろ」が登場していた。
その日はもう満腹だったので、帰京する日の朝、まずは新世界『酒の穴』で飲んだあと、わざわざ寄ってみた。

注文したのは当然、「鬼どろそば」1500円。極どろも1000円→1200円に値上げしていたが、さらに高価だ。
煮詰めるのに手間がかかるのか、そこそこ時間がたってから、レベル5の鬼濃厚なラーメンが到着。


スープをすくってみたら、今まで見たことのない粘度で、もはやスープではなくスライム


麺との絡みもバッチリ、というか絡みすぎるため、ひと口含めば濃厚な風味が一気に広がる。


カロリーは相当高そうだが、こちらは無添加らしいので問題ないだろう…たぶん。
そういえば、どろそば将さんは麺も、自家製の全粒粉入りのはずだが、スープまみれで気付かなかった。
店員さんから「ランチタイムはライス10円なのでよかったら」と教えていただいたので、うっかり追加。


テンイチと同様、ライスにスープをかけ、さらに辛子ニンニクを少量乗せる。


見た目は相当悪いが、混ぜて食べれば、シチューライスやドリアのようでなかなか美味しい…と思いきや、
辛子ニンニクの酸味で、急に気持ち悪くなってしまった。そもそも、ここに来る前に、酒の穴でワインとか飲んでるからね。
皆さんも、どろそば将さんで鬼どろそばを食べるときは、くれぐれもシラフで!

類似店で1500円(+10)円も使ったからには、「高いから」と避けていた元祖テンイチで出している、
こってりを超えた、「こってりMAX」1210円も食べてみようと決意。
つい先日、中野に行く用事があったので、天下一品中野店にも寄ってみた。

注文したのは、こってりMAX・並のみ。※大盛は1400円
昨年は、一日5杯限定で「超こってり」という商品を1300円で売っていたが、今回のMAXは終日販売のようだ。
どろそば将さんのように調理時間は必要としないのか、すぐに提供された。


上記画像だと逆で読みづらいだろうが、丼には「天下一品史上 こってりMAX 最強こってり」の文字が。
レンゲですくったスープは確かに、テンイチ史上最強のこってり具合


一応麺リフトも撮ってみたが、麺や具材はたぶん、通常のラーメンと同じはず。


さっき、テンイチは「スープ以外は極めて平凡」と書いたが、平凡どころか普通の店よりも劣る気がする。
スープを引き立てるため、わざとイマイチな麺や具材を使っているのでは? と疑いたくなる。
しかし、MAXスープのウマさは抜群で、ついつい米が欲しくなり、「ライス(小)」120円を追加。
同時に、私は食べたことのない「こってり唐揚げ」1個110円と、「こってり杏仁」190円、
さらに以前は卓上にあった、無料の「にんにく薬味」もお願いした。
「杏仁はすぐお持ちしてよろしいですか?」とたずねられたので「はい」と返答。
本当にすぐに出てきたが、サイズの小ささに驚く。横のハシ袋と比較すると、スプーンも本体もとにかく小さい。


下記画像ではわかりづらいが、HPによると「こってりスープに近い色を表現した」らしい。


「オリジナルのスイーツ」といいつつ、味はよくある杏仁豆腐で、この量で190円は割高だ。
さっきの画像には唐揚げが写っていたが、到着したのは杏仁から約5分後。
注文後に揚げるのだから仕方ないが、ライスとにんにく薬味も5分後だったのが残念。
同時に出した方が楽だし、最初のオーダーで頼まなかった私も悪いけど、応対した若い店員さんは、
温かいスープににんにくを入れて、ご飯と一緒に食べたい、ファンの気持ちがわからないのかなあ。
到着後、ヌルくなったスープににんにく、辛味噌、コショウを投入し、


ご飯に唐揚げとスープを乗せて食べる。杏仁だけでなく、テンイチのライス小は本当に小だ。


どろそば将さんの10円ライスはもっと多かったし、120円のライスでここより少ない店はないのでは?
そういえば、「こってりスープに漬け込んだ」唐揚げは、スープ&ライスと一緒に食べたせいかもしれないが、
味の印象は特にナシ。そもそも、唐揚げもまた、あの大きさで110円は高い。※通常店舗はバラ売りはなく、5個で550円
久々に来たテンイチだが、ラーメン以外の商品は相変わらず満足度が低く、しかも割高に感じてしまった。
それでも、食後は相当な満足感が得られたのは、こってりMAXスープのお陰だろう。

2018年に、創業者の木村勉氏から現社長に引き継いで以降、新商品の開発と値上げが頻繁になったテンイチ。
業績に結び付いたのかは知らないが、私は値上げはもちろん、大半の新商品が気に入っておらず、
唯一支持するのが今回のこってりMAXだが、ベースのスープを編み出したのは、前社長である。
偉大な創業者と比較される、二代目の重圧は相当だろうし、先代との違いを見せよう、という意気込みもわかるが、
個人的には、現社長になってからのテンイチで、良かったことはひとつもない。
通常のラーメン丼の底に記してある、「明日もお待ちしてます。」のメッセージの意味を、
もう一度考え直すべきではないか……と、今回も生意気なコト書いて、申しわけない!
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もはやブルジョア御用達!? -最近の『天下一品』-

2023年03月29日 | 天下一品
以前、とある居酒屋のカウンター席で、店主夫妻と会話しながら飲んでいたときのこと。
途中、こってりラーメン『天下一品』の話題になり、私がファンであることを告げると、
ご夫妻も同意してくれた。くわしく聞いてみると、旦那さんよりむしろ奥様が好きなようで、
奥様「最近は行けてないけど、行ったときは2杯食べます」 私「へえ、そうなんですか……えっ!?
サラッとした口調での大胆発言ゆえ、「えっ!?」の声が、つい大きくなった。
私も、かつては天下一品高円寺店で、こってり&あっさりの双方を食べたことはあったが、


体格のいい(デブともいう)男性の私でも少々恥ずかしかったのに、華奢な女性が2杯頼むとは…。
この居酒屋は以前、拙ブログでも紹介した名店だが、奥様の名誉(笑)のために、屋号は明かさないでおこう。

テンイチ愛好家ではあるものの、近年の度重なる価格上昇には、ちょっと納得いかない私が、
「並ラーメンで790円は上げすぎですよね」とボヤくと、店主が「今は850円くらいになったんじゃない?」と返答。
すぐにネットで検索してみたところ、東京のお店はだいたい、890円になっていた。値上げ幅がキツイ…。
その会話は昨年のことで、今回ブログを書く前に再度調べてみたら、現在は940円らしい!
チェーン店でこの価格とは…もはや意識高いどころか、ブルジョア御用達のラーメンだ!!

最近の価格を知らなかった理由は、790円時代の2021年以降、テンイチで食べていないから。
最後の食事は、多摩地区で一番好きな府中中河原店。注文したのは「こってり並」+「コーン」+「スープ増し」で990円。


あまり見たことのない模様の丼なので、横アングルも撮っておいた。スープ増し専用丼だったりするのかな?


トッピングは100円~と安かったが、現在は110円~になり、他店ではあまり見かけない「きくらげ」もなくなった模様。


麺はもちろん、増したスープもコーンも残さずたいらげて以来、もう1年以上テンイチを食べていない。

食事はしていないが、実は昨年2月、1日5名限定の「超こってり」1200円狙いで、地元立川店を訪問していた。
だが、11時開店で11時5分に到着したら、その日の分はもう売り切れ。


あとで調べたら、立川店だけでなく他の店舗でも、開店前から並ばないと食べられないそうだ。
その後、超こってりは夏場にも限定販売していたが、相変わらずの1日5食限定、しかも具材はネギのみ、
そのくせ1300円と、2月よりさらに100円値上げしたのに不満を抱き、最初から行く気はなかった。

私が愛読しているラーメンブログによると、だいぶ前には中河原店でも「超こってり」を提供していた。
+100円でスープを増やし、それを煮詰めるそうで、+200円ならば、さらに濃厚になる。
当時は並が700円なので、900円も払えば具材付きの超こってりが食べられたのだ。
そのブログを見た数日後に、私も中河原店を初訪問したのだが、
「本部からの通達により、スープを煮詰める“超こってり”はできないんです」と、断られてしまった。
どこかのバカが他店で、「中河原店で出してるんだからお前もやれ」などと要求したのかな。それじゃあ本部も黙ってないよな。
結局、私にとって超こってりは、縁がないまま終わりそうだ。

最近、「唐揚げ」(こってりスープに漬け込む)と「餃子」(羽根付きに)はリニューアルしたようだが、あまり興味なし。
新商品のこってりスープをぶっかけた「こってり天津飯」も、

※天下一品ツイッターより拝借

すでに3年半前、高円寺店の「天津飯定食」で、似たようなことを試していたので、やはり食指が動かず。

※詳細はこちらの記事

そんな中、久々にそそられたのが、一部店舗で限定販売されている「こってり咖喱(カレー)定食」。

※さっきと同じ

ただ、唐揚げやらニラにんにくやら、余計なモノを乗せた挙句の1500円という価格に納得いかず、
食べに行くのは断念したが、「こってりスープ味のカレー」単体は各店舗で販売しているようなので、
先日、地元立川店で購入。1人前200グラムで価格は320円。


天下一品と調味料製造会社のアリアケジャパンとの共同開発だそうで、
原材料には「その他」「野菜」などと表記し、こってりスープの原材料はやはり、秘密のベールに包まれたまま。


温めてパックから出したカレーソースがこちら。具材は見当たらず、チャーシュー、味玉、メンマなどのトッピングを推奨。


なので、拙ブログではおなじみの『なにや』チャーシュー、桃屋の瓶詰メンマ、自家製目玉焼きなどを用意。


崩れた目玉焼きが、私が料理下手なことと、そんな画像を載せちゃうブログのダメさを証明している(泣)。
肝心の味だが、最初はカレーっぽいスパイス感が出て、あとからこってりスープらしさを感じる。
ただし、こってりの粉っぽさも再現してしまい、1+1=2ではなく、むしろ互いの魅力を消しているので、1以下かも。
世田谷区に、某プロレスラーが営む飲食店があり、10年ほど前、そこで「味噌カレーラーメン」を食べたとき、
「味噌とカレー、別々のスープで食べた方がいいのでは?」と感じたのを思い出した。
ただ、個人的には黄色いカレーが好きなので、ビジュアルは気に入った。


唐揚げと餃子の改良、さらに天津飯やカレーの開発もいいけれど、私がテンイチに望むのは、
HPでも「こってり一筋50年」掲げているメイン商品・こってりラーメンのブラッシュアップである。
スープは変えられないだろうが、麺や具材、さらに調味料などは、改良の余地があるのではないか。
麺は、店舗によっては細麺も選べるが太麺はない。茹で時間が長く客の回転は鈍るが、あの濃厚スープには太麺も合うはず。
チャーシューはいまどき珍しい、薄くパサパサで旨味少なく、メンマも極めて平凡、ネギは家系と比べたら異様に少ない。
ただ、悪さをする青鬼がいたから、赤鬼が人間たちに好かれたように、
こってりスープも、麺と具材がイマイチだからこそ、ウマく感じるのかもしれないな。
青鬼と赤鬼の比喩、最初はブッチャーとテリーにしたんだけど、わからない方が多そうなので修正した。
あと、改良の余地があるのは、接客や衛生ね。店の汚さがラーメンの味を引き立てる…なんてことは絶対ないし、
某店の夜番なんて、ダルそうな態度の店員ばかり。そんなにイヤなら、他の仕事を探せばいいのに。

文句ばかり連ねてしまったので、フォローではないけれど、以前食べた、水道橋店のおススメメニューを紹介。
こちらのお店は、このとき紹介したように、牛すじ煮込み、スタミナ丼、かつてはエビフライなど、独自メニューが豊富。
最近は「カニクリームコロッケ」が加わったので、こってりスープと共演させてみることに。
まずはこってりラーメンが到着。珍しいおろしニンニクもあったので、持ってきてもらう。


通常の辛子みそと辛子ニンニクと同様、おろしニンニクもやはり、こってりスープと好相性であった。
数分後、カニコロッケが2個、キャベツやソースと一緒に提供される。まず1個をふたつに割り、片方を食べてみた。


無難なテイストで、当時は420円だった。おそらく自家製ではないと思う。
残り1個半は、丼に浮かべる。こってりスープ&コロッケ、さらに麺&カニクリームの組み合わせも新鮮。


カニクリームコロッケinこってりスープ、だまされたと思って、一度試してほしい。
ただし、付属のウスターソースは、エビフライのタルタルと同様、こってりスープとは合わなかった。


煮込み、角煮、さらには座敷席もあり、飲むのに最適だった神田店(昨年11月に閉店)に代わる、
東京の【飲めるテンイチ】筆頭格として、水道橋店には頑張ってもらいたい。

飲食店はどこもツラいのは承知しているし、多少の価格改訂は仕方ないと理解している。
ただ、他の飲食チェーンと比較すると、テンイチは特に値上げが頻繁であり、以前との価格差も大きい。
ブルジョアという表現は大げさだが、ラーメン店にしては明らかに高めの価格帯になってしまったのに、
味やサービス面は過去のままでは、いくら唯一無二のこってりスープでも、遠慮せざるを得ない。
価格とのバランスを再考慮し、接客などにも尽力していただきたいものである…生意気なコト書いてゴメンなさい。

私らしくない終わり方だったので、唐突ではあるが、2023年のプロ野球シーズン開幕直前ゆえ、
セ・パ両リーグの順位予想を記載しておく。一応、スポーツライターなので。

<パリーグ>
1位 ホークス
2位 ライオンズ
3位 バファローズ
4位 マリーンズ
5位 イーグルス
6位 ファイターズ

<セリーグ>
1位 ベイスターズ
2位 スワローズ
3位 ジャイアンツ
4位 ドラゴンズ
5位 タイガース
6位 カープ


パリーグは、ホークスにも不安があり、全体の差は意外と少ないと思われ、この予想もまったく自信ナシ。
セリーグも難しいが、Bクラスはこの3チームではないか、と確信している。詳細はまた改めて。
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祝・『天下一品』創業50周年!

2021年11月15日 | 天下一品
度重なる値上げにより、1杯790円という意識高い系価格となり、「もう2度行かねえ!」と決意するも、
唯一無二のこってりスープを求め、つい店舗に足を運んでしまう、悪女のような(?)ラーメンチェーン『天下一品』
ちなみに790円というのは、東京の店舗の一般的な価格であり、水道橋店820円のように、さらに高値の店もある。
そんなテンイチも、先日の11月10日に、めでたく創立50周年を迎えたそうだ。

昨年と同様、行列による密を防ぐためか、10月1日=テンイチ=「天下一品祭り」は、無料券配布をせず、
オリジナルグッズか当たる「スピードくじ」の実施のみとなった。しかもこのくじが、
アプリがどうのインストールがこうので、アナログな私には理解できず。ガッデム!

※10月1日に、立川店の卓上に貼ってあったお知らせ

昔は無料券をくれたし、くじのハズレも100円割引券だった(現在は50円券)。価格も上げたし、テンイチも変わっちまったな。
この思いはもう二度と届かないのか、そんな私を慰めるヤツはもういないのか…と思ったらいた。テンイチだ! 
※上記の文、よくわからんけど、著作権違反だったら失礼
正しくは、11月10日の天下一品50周年創業記念イベント=「ラーメン次回無料券配布」である。
50周年記念では他にも、ムック本の「天下一品Walker」が発売されたらしいけど、売れたのかな?

10日当日は、アイドルタイムの16時台に、地元の立川店に向かったが、こんな時間帯でも、行列ができてる。
無料券をくれるときだけ並ぶなんて、さすがは立川市民、私を含め意地汚ねえヤツが多いね。
並ぶのは恥ずかしいので、とりあえず都内へ。いくつかの店で飲み、深夜の時間帯に初訪問の吉祥寺店へ。
店舗の場所は、公園口から出てすぐのはずだったが、なぜか見当たらない。
そのとき、タイミングよく「さっ、キャバクラの方はいかがっすか!?」と声をかけてきたバカ…いや、呼び込みがいたので、
テンイチの場所をたずねてみたところ、親切に説明してくれた(笑)。なんだよ、呼び込みいいヤツじゃねえか。

幸運なことに、並ぶことなく入店できたが、私の食事中は、行列ができていた。
以前は、ダメなフランチャイズという悪評もあった吉祥寺店だが、イベントの日は、さすがに混雑するようだ。
この日、店員さんたちのユニフォームの背中には、周年を表す数字の50と、ローマ字の「kotteri」が記されていた。
このシャツの方が、「テンイチウォーカー」なんて本より売れそうな気がするけど(笑)。
注文したのは、こってり並790円+東日本では珍しい「ニラにんにく」150円。
待っている間、カウンター席に貼ってあったトッピング一覧を眺めていたが、普通の店舗より少しずつ高い。


しばらくすると、こってり・ニラにんにくが登場。辛子味噌と辛子ニンニクをたっぷり入れて食べる。


ニラにんにくの印象は薄いが、初の吉祥寺店、スープの濃さはまずまず。むしろ、かなりウマく感じてしまった。
混んでいた割には店員さんの応対も悪くなかったし、悪評を信じ、避けていた私が間違っていた。
ただし、地下のトイレに行く階段は、ロクに清掃しておらず汚かったぞ(苦笑)。
スープまで飲み干し、無料券をいただき、満足したまま退店。


この無料券、以前は裏に「この券でラーメン(並)1杯のみ提供いたします」のような注意書きがあり、
立川店で「こってり並+コーン」を頼み、無料券と差額の100円(当時、以下同)を払おうとしたら、
「この券はラーメン並しか使えません!」と突っぱねられ、コーンラーメンの代金820円を要求されたことがある。
確かに、「ラーメン(並)1杯のみ」と書いてあったので、素直に払ったけど、以前の高円寺店では100円だけで済んだのに。
この無料券拒否事件(?)も、私が立川店を避ける理由のひとつだったりする。
今回は券の裏に、「ラーメン(並)以上の価格となる単品ラーメンをご注文の場合は(略)差額を頂戴する」との記載があった。
ちなみに、かつての府中中河原店では、ラーメン無料=720円割引=720円分のお食事券扱いしてくれたため、
単品ラーメンには含まれない、定食の割引も可能で、私は「豚キムチ定食」980円を260円で食べることができた。
この定食割引サービスも、私が中河原店を支持する理由のひとつである。近くには立ち飲み『たけちゃん』もあるし。

せっかくの無料券、中河原店で使おうかと思ったが、移動が億劫で、つい立川店で食べてしまった。
注文したのは、こってりとあっさりの間とされる「屋台の味・並」。過去の事件を踏まえ、トッピングはせず。
一見すると、「ちょいと薄目のこってり」という印象である。


味も、こってりよりはサラサラだが、一般的なラーメンと比較すれば、当然ドロドロである。
数年前の立川のこってり濃度は、これくらいだったような…それは言い過ぎか。

さっき、吉祥寺店の店員が着用していた、「50こってり」のシャツを売ればいいのに、と述べたが、
テンイチはすでに、オリジナルのTシャツを販売していた。
私が大好きな高級ブランドショップ『ドン・キホーテ』とのコラボで、発売されたのは6月。
いつでも買えるだろうと、6月末に地元のドンキへ買いに行ったら、店員曰く「残り1着」だと。ホントかな?
その、購入した残り1着がこちら。ラーメンはこってりなのに、シャツのデザインはあっさりである。


一応、胸のデザインのアップや、首部分のタグのアップも載せておこう。
     ※クリックで大きくなる

ちなみに価格は1098円だって。さすがはドンキ、まさに「驚安の殿堂」だ(笑)。

テンイチ関連の商品としてもうひとつ。「サッポロ一番」でおなじみ『サンヨー食品』から、
天下一品監修のカップ麺「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」が登場。西日本先行発売で、東日本は10月25日にリリース。


私はドンキで270円くらいで買ったが、カップ麺にしては高いね。
50周年記念の数日前に、食べてみることにした。まずは「かやく」だけ入れて熱湯を注ぐ。麺はノンフライだ。


具材の撮影を忘れたが、メンマもチャーシューも、かなり小っちゃかった。
熱湯を注ぎ4分後、指示どおり麺をほぐしてから、液体と粉末のあと入れスープ2種を注ぐ。白い固まりが粉末だ。


この怪しげな白い粉が、スープをドロドロにする要因なのだろうが、さすがにテンイチの領域には届かず。
白い粉をかき混ぜ、スープが落ち着いたら完成。具材のさみしさが目立つ。


味は、時折「おっ、テンイチっぽい!」と思う瞬間もあったが、やはりカップ麺独特のチープさからは脱せず。
でもよかったよ。もし本物そっくりだったら、店で790円も出して食べるのがバカらしくなるからね。
来年の51周年では、私が愛してやまない、「ペヤング」の『まるか食品』とのコラボを期待したい。
「ペヤングこってり風やきそば」、なんだかウマそうな気がしない? しないか。
最後にもう1度、天下一品創業50周年、おめでとうございます!
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最近食べた『天下一品』新メニュー

2021年04月23日 | 天下一品
2019年秋、チェーン店にもかかわらず、790円という意識高い系価格に値上げしてしまった『天下一品』
東京ではバイトの最低賃金が1000円を超えるなど、人件費が異常に高騰したため、仕方ないのかもしれないが、
その割には、私の地元(あえて名前は明かさないが、このあと何度か出る)にある店舗は、従業員のレベルは以前のままだ。
店員の意識は低いのに、価格だけは意識高い系ってのは残念だよ。
そのような不満もあり、さらにはコロナ禍も重なったことで、最近はテンイチでの食事回数はだいぶ減った。
以下で紹介する新メニューがなかったら、もっと少なかったかもしれない。

テンイチは、新商品の開発にはあまり積極的ではない印象だが、値上げ以降は珍しく、2種の新メニューを発表。
ひとつは2020年9月に登場した「味噌ラーメン」。店舗によって値段が異なると思うが、立川店は890円。


チャーシューやメンマはなく、具材はひき肉、もやし、ネギのみ。これで890円とは、やはり意識高い。
麺はいつものヤツだと思うが、「こってり」をベースにした味噌スープはなかなかおいしく、
辛子みそと辛子ニンニクとの相性も良好。個性的な味噌テイストで、味自体は満足できた。


おそらく、「コーン」のトッピングや、ご飯を入れて食べる「味噌おじや」もウマいと思う。

もうひとつは、新商品というか、一部店舗限定販売の新トッピング「赤ん粉」(あかんこな)


赤唐辛子と山椒をブレンドした赤い粉で、「1辛」が50円で、「2辛」100円、「3辛」150円となる。
年齢とともに辛さへの耐久性が弱ってきたので、1辛にしておいた。
下記画像は、赤ん粉がかかった「こってり」に小ライスがつく、立川店限定の「サービス定食」850円。

※小ライス100円+こってり790円=890円なので、40円お得

「1辛」=+50円にしては意外と辛く、スープをすすったらムセてしまった。
私は絶対に無理だと思うが、辛いのが好きな方は、「3辛」をぜひお試しあれ。
個人的に、辛さよりツラかったのが、この日の麺の茹で具合。
すぐにくっつき固まる、珍しい(というかヒドイ)状態だったので、いわゆる「麺リフト」画像を撮影してしまった。


ギャル曽根さんなら、ひと口で食べちゃいそうだ。これで790円は、やっぱり値段に見合ってない気がする。

本部直営で、私も大好きな高円寺店では、最近、焼売やアジフライなどが登場したと聞いた。
ウマいかどうかはさておき(笑)、選択肢が増えるのはいいことだ。
最近は高円寺店にもなかなか行けず、最後に訪問したのが、値上げ直後の19年10月。
確か「おつまみ3点盛り」でビールを飲み、シメに頼んだのは、高円寺限定(?)の「天津飯定食」988円。


1年半前のことなので、ブログタイトルの【最近食べた新メニュー】には該当しないかもしれないが、一応紹介しておく。
天津飯は、私の苦手な酸味がきついタイプではなく、醤油ベースでクセのない味わい。


最初は普通に食べ進め、途中で当然のようにこってりスープを注ぐ。


見た目はよろしくないが、さすがは世界三大スープのひとつ(注:私個人の認定)。
ズルズルと一気にすすり、ラーメンともども完食。そういえば、以前はこってりラーメンのことを「煮込み」と呼んでいたが、
誰もマネしてくれないし(泣)、私自身も忘れていたので(嘆)、煮込みと呼ぶのはしばらくやめる。

最後は、昨年11月にオープンした、中野店の新メニューを紹介。
こちらは、東京では唯一の提供となる(関西ではよく見かける)「ニラにんにくラーメン」や、
「スープ増し」よりお得な、やかんで提供する「追いスープ」なんてモノもある。
 ※グルメサイト「えん食べ」より拝借

以前から、こってりラーメンの麺抜きで一杯やりたいと思っていた私にとって、待望の新商品だが、
残念ながら、ラーメンを注文せずやかんスープだけ頼むのはダメらしい(小ライスとのセットはある)。
そんな中野店に、先日、初めて訪問してきた。目的はやかんスープではなく、
紙コップに注がれた、テイクアウト専用のこってりスープだ。


正式名は「コップdeこってり」で、価格は150円。個人的には「de」の表記がちょっと恥ずかしい。
すぐ出てくると思ったが、「そちらの席でお待ちください」と告げられる。そうか、小鍋で温める手間があるのか。
待っている間、中野店のメニューを見ていたら、以前紹介した、高円寺限定「チーズパンラーメン」もあった。


数分後、ようやくコップスープが完成。「熱いのでお気をつけください」と手渡されたが、
紙コップが薄いのか、本当に熱い! 
持ち切れずに落としてしまった客もいるのではないか、と思わせる、罰ゲームレベルの熱量であった。
下記の画像2点も、熱さに耐えながら紙コップを持ち、苦労して撮影(笑)したものだ。




こってりスープには少々の青ネギと、薄~いチャーシューの切れ端が、ほんの少しだけ入っている。
肝心の味は、いつものこってりスープ…とはちょっと違い、妙なケモノ臭さがある。
麺の入っていない状態のスープを飲むのは初めてだが、これが本来のこってりスープの味なのだろうか。
豚骨ラーメンも好きな私は許容範囲だが、純粋に「テンイチこってり」の味を求める方にはどうかなあ。
ただし、スープ単品を150円というお手頃価格で売るのは、なかなかいいプランだと思った。
行きつけの居酒屋や友人宅などへ、お土産として持参したいが、熱くて持てないし、フタがないのも困る。
こってり臭+ケモノ臭のするコップを持ったまま移動するのは、さすがに恥ずかしい。電車やバスにも乗れないし。
なお、帰宅後に調べてみたところ、フタが+10円で付けられることを知った。
一時期、タピオカミルクティーが爆発的ブームとなり、歩きながら飲んでいる姉ちゃんたちをよく見かけたが、
この熱さと女性受けしないテイストでは、持ち帰りテンイチスープが支持を得ることは、まず無理だろうな。

マクドナルドと不二家がコラボし、ミルキー味のマックシェイクを売り出したように、
天下一品グループもそのうち、他の業種と組んで、斬新な商品を発表するかもしれない。
私の好きな「ペヤング」のまるか食品や、「ガリガリ君」の赤城乳業あたりと提携し、
「こってりペヤング」「こってりアイス」を出してほしいが…売れねえかなあ。



天下一品 中野店
東京都中野区新井1-9-3
中野駅北口から徒歩約5分
営業時間 11時~翌3時  
現在は20時閉店、今後は不明
定休日 基本無休
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お座敷も牛丼もある『天下一品』神田店

2020年04月07日 | 天下一品
前回日記の最後の方で予告していた、『こげら』さんのお持ち帰りうどん+『天下一品』スープを試してみた。



※こってりスープ、ニンニク薬味、ラーメンタレのセットで500円

スープを購入した際、「ニンニクと味噌、どちらをお付けしますか」とたずねられ、ニンニクを選択したのだが、
「両方もらうのはダメなの!?」と思ったことを告白しておく。

さて、実際に作ってみたのがこちら。まずはスープにうどんを合わせ、つづいてニンニクを入れる。


具材や薬味はあえて入れず、純粋にこげら+テンイチのコラボを楽しむ。


よ~く混ぜたところで、うどんを啜ってみると、ビックリするほどウマい!


モチモチの極太麺が、濃厚なスープと絡み、まさに1+1=10にも20にもなる最高の組み合わせ。
上品なうどんダシだけでなく、下品な(注:ホメ言葉)テンイチスープとも合うとは、こげらさんのうどんはスゴイ!
麺を食べ終えたあとも、残ったスープに鶏唐揚げなどを浸して食べる「テンイチ・フォンデュ」も楽しんだ。


うどんも素晴らしかったが、最近ご無沙汰していた天下一品のこってりスープも、やはり認めざるを得ない。

ご無沙汰していた理由は、昨年10月の日記の冒頭でも触れたが、大幅値上げが納得できなかったから。
夏まではラーメン1杯720円だった神楽坂店が、10月1日のテンイチの日に行ってみたところ、790円になってる!
10月から税率が10%になったし、多少の値上げは覚悟していたが、70円も上がるとは計算外。
調べたところ、神楽坂だけでなく東京の他店舗も790円になった様子。意識高い系の価格だ!
もちろん、原材料価格や人件費の高騰など、いろいろ理由があるのは理解しているつもりだけど、
自分の店でスープを炊かない(人件費とガス代が抑えられる)チェーン店が、ラーメン1杯で790円とはねえ…。
その日、神楽坂店で食べたのは、こってりラーメン並のスープ増しにライス並。

※スープがちょっと多い

御会計は1080円。酒も餃子も頼んでねえのに、ラーメン店でこの価格は悔しい!


「もう天下一品なんて行かねえぞ!」と誓ったが、この日「次回無料券」をもらっていたため、誓いは即瓦解(笑)。
結局その後、年内だけで3度ほど足を運んでしまった。今後もたぶん、持ち帰りスープを何度か買うと思う。
悔しいが、やはりテンイチのこってりスープはオンリーワンの味だ。

そんな、憎み切れないろくでなし(?)な天下一品を、私が初めて食べたのは、今から20年以上前の神田店であった。
「関西発祥のポタージュみたいなどろどろスープのラーメン屋がある」と何かの本で知り、入ってみたのだ。
その後も、神田店は数回利用しており、直近に食事をしたときの様子を、今回リポートさせていただく。
入店したのは昨年の春ごろ。念のため繰り返すが、「入店は昨年の春」だからな。
「こんな大変な時期に食べ歩くのは最低」なんて批判コメントを、わざわざ送ってくるなよ!
今日、「緊急事態宣言」が発令されたようだが、私の姿勢は前回日記の最後に記してある。文句は一切受け付けない。

ブログタイトルにあるように、神田店にはお座敷席があり、夜は団体の飲み客もよく見かける。
もちろん、アルコール類やおつまみも多数用意されており、その充実度は東京のテンイチではナンバー1ではないか。
私もそれまでに、餃子や角煮で飲んだ記憶があるが、この日はまず、びんビールに「豚角煮」、


そして「もつ煮」を初めて頼んでみた。置いてある店舗は関東では少ないはず。


ビールは中びんで確か543円、角煮と煮込みは412円。税率5%なら400円になる計算だ。
先述のように、昨年10月に全店値上げしているので、現在はもうちょっと高いはず(以下の価格も同)。
味の方は、角煮も煮込みも自家製ではなく、業務用のヤツを湯煎して出すタイプだったため、
不満はないけど、無難でクセがないというか…要するに、どこかで食べたことのある味。
煮込みなんか、こってりスープを使用すれば、メチャクチャおいしいのができるはずだけどね。
それでもビールをお替りし、ほろ酔いになったところで、シメのこってりラーメン。
これも初めてとなる、牛丼とこってりラーメンのセット「牛丼定食」1037円をオーダー。
こちらが牛丼。最初から紅ショウガが添えられた状態で出てくる。単品だと486円。


ラーメンには、角煮ともつの残りを加えた(丼中央の上あたり)。スープの濃度もなかなか。


厨房での様子は見ていなかったが、牛丼の具材もおそらく業務用タイプだと思う。ちょっと肉が硬い。
いっそのこと、『吉野家』の「冷凍牛丼の具」を使えばいいのに…それだとコストがかかるのか。
牛丼には生玉子をつけたいところだが、テンイチって置いてないんだよね。頼めば出してくれそうだけど。
牛丼を半分、ラーメンの麺を食べ終えたところで、禁断のコラボレーション牛丼+こってりスープ!

※汚い画像でゴメン

ネットニュースか何かで「ウマい」って報じていたけど、やってみたら…たいしたことない
具体的には、牛丼の旨味とスープの旨味がぶつかり合ってしまう。双方ともキャラ(味)が濃いからねえ。
牛丼とこってりラーメン、どちらもシングルプレイヤーとしては超一流だが、タッグを組むとイマイチといえる。
あのルー・テーズとカール・ゴッチも、猪木&坂口とのタッグ戦では、チグハグしていたらしいし、
スタン・ハンセンとブルーザー・ブロディのタッグも、強かったことは間違いないが、
ブロディ(こってりスープ)の魅力をもっとも引き出したのは、ハンセン(牛丼)ではなくジミー・スヌーカ(白米)だし、
同様に、ハンセンにとっては、テッド・デビアス(味噌汁)の方がベストパートナーだったよな。
以上、昭和のプロレスファンにしか通じない比喩を用いてみた。一般の方にはわかりづらくてゴメン。

居酒屋としても利用できる、神田店のもうひとつの長所が、接客がなかなかいいこと。
この日、私の対応をしてくれた、リーダー的な男性従業員(店長?)を中心に、外国人バイトもテキパキ働いていた。
こういうお店なら、ついつい長居して、気が済むまで飲んじまいたくなるよ。
さっき触れた緊急事態宣言によると、飲食店は「営業OK」だが、居酒屋は「自粛が望ましい」とか。
はっきり線引きしないと、天下一品神田店とか、ラーメン店で堂々と飲酒するオヤジが出てくるぞ。
私? さすがに飲まないよ。自宅のある立川から神田は遠いし…(←近かったら飲むのか?)。


※拙ブログは、営業or自粛にかかわらず、全国の飲食店・居酒屋を応援しております


天下一品 神田店
東京都千代田区内神田3-23-8
JR神田駅北口から徒歩約2分
営業時間 月~金 11時~翌2時 土、祝日は22時まで
定休日 日曜日
※HPによると、4/7以降は当分、月~金 11~22時、土日は定休だそうです


※追記 残念ながら、ビルの老朽化により、2022年11月12日に閉店しました
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『天下一品』高円寺限定メニュー

2019年04月02日 | 天下一品
拙ブログでは「煮込み」と呼んでいる(そして、誰もマネしてくれない)、『天下一品』のこってりラーメン。
前回10月の投稿↓では、水道橋店が770円に値上げしていたのを嘆いたのだが、
https://blog.goo.ne.jp/shiyoudayuuji/e/91e85833cf49f05d980d2141f92df2e9

調べたところ、東京で770円は水道橋と赤坂だけで、あとは新宿西口と吉祥寺が730円で、他はだいたい720円のままのようだ。
以前も書いたが、テンイチは店舗によってスープの濃度に差があるが、これはオーナーがそれぞれ違うからであり、
同様の理由で、メニューや価格も微妙に異なっているので、自分の好みの店を探すのもまた楽しい。
私が好きなのは、つまみメニュー豊富な水道橋(値上げは残念だが)、濃厚なのに意外と空いている穴場店の府中中河原、
そして、営業時間の長さや席数の多さ、スープの安定感などの総合力で、高円寺を最上位に推したい。

高円寺は、天下一品・京都本部の直営店らしく、「アメトーーク!」などメディアに露出する機会も多い。
スープはいつでも濃厚で、連日お客さんも途切れることなく、私自身も味について不満を抱いたことはないが、
お店側は現状に満足することなく、新たなメニューの開発・提供にも熱心なのである!
ただし、それは高円寺店の意思ではなく、本部からの指令で、イヤイヤやっているだけなのかもしれないが(苦笑)。

たとえば、だいぶ前に紹介した「回鍋肉」は、東京では高円寺と、おなじく直営店の神楽坂でしか見たことない。

※回鍋肉は単品550円、定食は1090円

回鍋肉、意外とウマかった印象があるよ。こってりとのセットは相当カロリーが高そうだが。
また、今から2年ほど前には、【ハバネロを練り込んだ辛口の餃子】という、幻のメニューがあった。
どのくらい幻かというと、正式なメニュー名を覚えてないほど。結局、一度しか頼まなかったし。
ネットで調べたところ、正式名は「辛餃子」で、読みは「しんぎょうざ」だった様子。
こちらがその写真。酒のツマミとして、「豚キムチ」単品と一緒に注文した。


見本の写真は、もっと真っ赤だったのだが、見た感じは普通の餃子とさほど変わらないよね。
しかし、いざ食べてみるとハバネロの辛味が……たいして効いておらず、ほんのりピリ辛。
一番わかりやすいのが、「うまい棒」のめんたい味(笑)。豚キムチの方が、よっぽど辛かった。
結局、レギュラーメニューにならなかったので、あまり評判よくなかったのかも。

さらに、昨年10月の「天下一品祭り」の時期に訪問した際には、卓上にて写真のメニューを発見。


テンイチなのに最中アイス!? 甘党の私だが、さすがに注文するのをためらってしまった。
料理の世界では「シェフこだわりの味」などと、いい意味で使われるケースの多い「こだわり」だが、
本来は「つまらないことに執着し、行動が停滞する」という、どちらかといえばネガティブ要素の強い言葉である。
つまり、この場合の「こだわり最中」は、日本語的には正しいといえるだろう(笑)。
ちなみに、昨日(4/1)の時点でもまだ販売していたが、味は2種類のままだった。

さて、昨日の私が注文したのは、まずはびんビール600円と、写真のおつまみセット412円。


以前より、盛り付けが美しくなった。さすがは高円寺、従業員がマジメだ(…と思う)。
辛口キムチですぐに1本、玉子とメンマに卓上の辛味噌を乗せてもう1本ビールを飲み、そろそろシメに。
この日は、店内壁ポスターでひっそりと表示していた、高円寺限定・期間限定・数量限定のメニューを選択。
そのメニューとは、「こってりチーズパンラーメン」である!

高円寺店のみの提供、期間は3月~8月の半年間、1日30食限定らしい。
30食の割には、21時45分の時点でも売り切れてなかったので、あまり人気ないのかも(笑)。
ポスターのイメージ写真を見ると、カットしたバケットらしきパンが2枚、こってりスープに沈んでいた。
パン2枚で、普通のラーメンに+230円(計950円)とは、ちと高い気もするが、
原価はともかく、オーブンを使用するため、調理の手間が余計にかかっているので仕方がない。


写真のオーブンが「チーン」と鳴り、中からバケットを取り出し、ラーメンに乗せて完成…と思いきや、
店員が首を傾げつつ、再度オーブンに入れ直しているのを見てしまった。どうやら焼きが甘かったらしい。
修正するのはさすがは高円寺の店員だが、すでに完成したラーメンの麺がノビるのでは…と不安になった。
数分後、再びオーブンから取り出したバケットが、無事に丼に添えられた状態でやってきた。
見よ、これが「こってりチーズパンラーメン」だ! 

※よせばいいのに小ライスも追加

心配していた麺は、さほど伸びておらず。こってりスープはいつもの高円寺店ならではの高濃度。
そしてチーズパンは…残念ながら、チーズのインパクトが薄く、あまり風味を感じなかった。
ただでさえスープが強い商品なのだから、負けないようにチーズの量を増やすか、少し焦げ目をつけた方がよかったかも。
しかし、時間がたってスープを吸うと、なんだかウマそうなビジュアルになってきたではないか。


この「スープ吸いパン」と、テンイチ独特のチープな麺を、小ライスに乗せて…
トリプル炭水化物・特製テンイチ丼が完成!


スープをかけて、ズルズルもぐもぐガツガツと食べる。わかっていたけど、やっぱりウメえ。
先日の健康診断で、中性脂肪が大幅に増えていた私だが、炭水化物を控える気は一切ない。

今回の限定メニューは、先述の通りチーズがイマイチなので、チーズなしでもいいと思った。
むしろ、パンは今後も、追加トッピングとしてレギュラー化してもいいのでは?
シチューにバケットはもはや常識だし、最近はもつ煮にパンを付ける居酒屋も珍しくはない。
こってり煮込み+パン、ベストマッチではないかね
あ、こってり煮込みとはテンイチの「こってりラーメン」のことね。念のため。

繰り返すが、天下一品は店舗によって、オリジナルメニューがあったりする。
たとえば、大阪の喜連瓜破(きれうりわり)店では、かつて「ハンバーガー」を売っていた。

※7年前にガラケーで撮影

写真は確か「フィッシュバーガー」だが、ハンバーガーの味自体も、こってりとの相性も悪くなかった。
テンイチマニアとしては、全国の店舗を巡って、独自のメニューを食べまくってみたいねえ。



天下一品 高円寺店
東京都杉並区高円寺南4-7-1
高円寺駅南口から徒歩約4分
営業時間 11時~翌3時
ほぼ年中無休


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10月1日はテンイチ=天下一品の日

2018年10月02日 | 天下一品
「ポタージュ」とも「煮込み」とも評される、ドロドロのスープがマニアから絶大な支持を集める、
京都発のラーメンチェーン『天下一品』のこってりラーメン。
ちなみに、煮込みと呼んでいる人間は、私以外では見たことない。周囲でも全然定着しねえし。
昨日10月1日は、年に一度のテンイチ=「天下一品の日」(正しくは“天下一品祭り”)として、
全国の天下一品店舗にて、ラーメン類を食べた客に、次回無料券を配布している。
この日だけは、普段はさほど混んでいない店舗にも、店頭に長い行列ができる。
タダ券目当てに長時間並ぶなんて、意地汚ねえヤツらだ、とあきれつつも、
列の最後尾に並んでしまう私。我ながら、意地汚さはまさに天下一品だ。

2年前は、拙ブログでも紹介したけど、府中中河原店にて、こってり+コーンを注文。


16時頃の到着ゆえ、すぐに入店できたが、会計時にはもう行列ができていた。
なお、この日の中河原店には、普段は見かけない美人店員が働いていた。
以降は見かけないし、10月1日だけ臨時で雇われたのかな。できればレギュラー勤務を希望(←余計なお世話)。

昨年は、立川店に14時過ぎに到着し、5分ほど並んで入店。ここでもこってりコーンを選択。


最近はそうでもないが、以前の立川店はスープが薄くて量も少なく、店員のやる気もなく、
おまけに客層もよろしくなく(これは「立川あるある」)、できれば利用したくない店だった。
この日のラーメンも、特に問題はなかったが、かつての悪印象が残っているのか、どうも満足できず。
実際、スープの濃度は、人気店と比較すると薄く感じたので、その日の夜に再び高円寺店へ。
さすがは本部直営の高濃度こってり提供店。0時を過ぎても15人くらい並んでいた。


終電を気にしながらも、この日2杯目のこってりは、トッピングにチャーシューを追加。


テンイチの普通のチャーシューは、薄くて旨味も皆無なのだが、並ラーメンだけでは悪い気がしてね。
「1日に2杯喰うなんて…」とあきれる方もいるだろうが、3年前は、高円寺店で1度に2杯喰った


途中で飽きないよう、こってりとあっさりの2種を注文。そういえば以前、立川店であっさりだけを頼んだところ、
「テンイチでこってりを頼まないとは…」「こいつおかしいんじゃねえの?」と周囲がざわついたのを覚えている。
立川店では、あっさりを選ぶと変質者扱いされるので気をつけよう(苦笑)。
とはいえ、高円寺店でも2杯同時に食べると、やっぱり周囲から冷ややかな視線を受けたけどね。

さて、今年のテンイチの日は、都内で仕事をしていたため、神田店で食べることに。
19時頃お店に向かうと、店頭には4人ほど並んでいる…と思いきや、その4人から離れ、角を曲がった通路に大行列が!
ヒマなので数えてみたところ…ちょうど50人! 神田店は座敷席もあり、飲み屋として利用するサラリーマンも多く、
他の店舗より回転が悪いので、51人目として並んでも入店まで何時間かかるかわからないので断念。
そこからふた駅先の水道橋店に行ってみたら、偶然行列も少なく、2分後にはもう入店できた。
ただし、店内は終始満席状態で、私が店を出たときは、外に20人ほどの行列ができていた。

ここ水道橋店は、酒のツマミも多く、だいぶ前に「牛すじ煮込み」を紹介したが、


かつては、こってりの上の「超こってり」があったり、さらにはエビフライ定食もあったので、
写真のようなこともできた。ただし、こってりスープとタルタルの相性は悪かったけどね。

※画像、古くて失礼

現在は、「スタ丼」のような丼メニューもあり、アタマ(具材)だけの注文も可能。
こちらの写真は、1年前に食べた「スタ玉丼定食」。カロリーは相当高そうだな。


この日はまず、生ビールと「スタ玉皿」を注文。スタ玉皿は確か330円だった。


さすがに、大混雑のテンイチの日でゆっくり飲むわけにもいかないので、ビールのお替りはせずシメのラーメン。
こってり並をオーダーし、スタ玉皿の残った具を自分でトッピング。


見た目はよろしくないけど、なかなか美味しかった。さらにもう1個、生玉子を落としたかったね。
ズルズルガツガツと食べ進め、すぐにお会計。並でライスもないと、食べ終わるのも早い。
酒類はともかく、なぜ大盛りやライスを追加しなかったというと、もう1軒行くつもりになったので。
なぜなら、この日のラーメン並、770円もしやがったんだよ!
つい先日、神楽坂店で食べたときは720円だったので、短期間で50円も値上げしたことになる。
この値上げが水道橋店だけなのか、あるいはこの10月1日だけなのか気になって、他店も確認したかったのだ。
候補は高円寺店か立川店だったが、その前に腹を空かせるため、行きつけの居酒屋で小休止。
ところが、テンイチの話題でガバガバ酒を飲んでいたら、さらに満腹になってしまった(←当たり前だ)。
結局、こってりハシゴは断念し、酩酊(泥酔)したまま帰宅。

翌日、私なりに調べたところ、地方の支店ではだいぶ前から、770円で提供しているらしい。
ただ、失礼を承知で書かせてもらうが、テンイチで770円は暴利だよ
この価格ではもはや、食材だけでなく食器や内装にもムダにこだわる「意識高い系ラーメン店」のようだ。
我々のような意識低い系ファンのためにも、テンイチには安価で頑張ってほしいんだけどなあ。
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その後の『天下一品』煮込み

2018年01月25日 | 天下一品
以前、「お気に入りの煮込み」というタイトルで紹介した、
http://blog.goo.ne.jp/shiyoudayuuji/e/a2e7625309e3434ff2cb8781881c8609
『天下一品』の「ラーメン・こってり」。
(C)天下一品

「煮込み」と呼んでいいのかはさておき、あのドロドロスープをツマミに、昼夜を問わず酒を飲むことは多い。
そんな、テンイチの煮込み…というか、こってりラーメンに魅せられた私は、
3年ほど前、「他の支店とは味が違う」と噂の京都総本店(一号店)にも足を運んだ。
京都駅からはバスで30分以上の道のり。なんとか開店直後に到着したものの、すでに行列ができていた。
「さすがは総本店!」と期待が高まる中、列の最後尾に並んだところ、
すかさず店員さんが近寄ってきて、メニューを渡し、その場で注文を聞いてくる。
私が選んだのは、関東では未見の「牛すじラーメン」。値段は普通のラーメンの200円増しくらいだったはず。
煮込みのようなラーメンに牛すじの煮込み、絶対に相性がいいと思ってね。

約20分後、ようやく入店でき、カウンター席に座るとほぼ同時に、待望のラーメンが運ばれてきた。


スープをすすると、期待通りの旨味と濃厚さ。具の牛すじ煮込みも悪くはない。
ただ、麺がちょっと柔らかすぎていただけない。まあ、最初から覚悟はしていたのだが。
先に注文を取る→現在食事中の客の様子から、新規客の着席時間を予測し調理開始→ラーメン完成→
しかし、食べ終わった客が席を立たない→やむなく放置→運ばれてきたときには麺が伸びている
というプロセスを経たと思われる。前もってオーダーを取る繁盛店ではよくあることだが、正直ガッカリ。
私の大好きな(笑)食べログに、「さすが総本店はウマい!」と絶賛しているバカ…イヤ、投稿が見受けられるが、
個人的には「そんなに期待しない方がいいよ」と言っておく。
アクセスはよくないし、そもそも並び客が多くて、落ち着いて食べていられないしね。
ちなみにこちらが、総本店に寄った証拠となるのれんの写真だ。こんなアングルだと、証拠にならないか。


牛すじトッピングのアイデアはよかったので、先日入った水道橋店にて、まずは「牛すじ煮込み」単品でビールを飲み、


辛子味噌やニンニクをまぜたのち、こってりラーメンに乗せて食べた。


見た目はよろしくないかもしれないけど、おいしかったよ。
水道橋店は昔から一品料理が多く、飲み屋としてテンイチを利用するなら、東京ではここがオススメ。

上記のように、テンイチは各店舗でオリジナルメニューを出している。
大阪の喜連瓜破(きれうりわり)店ではかつて、全国のテンイチで唯一、ハンバーガーを売っていたくらいだ。
昨年訪問した、京都駅に近い八条口店では、ビールのつまみに「味玉」と、“名物”らしい「鶏天」を注文したところ…


上記のような巨大な物体が出てきた。確か3個480円と記載されていたはずだが、デカい固まりが5~6個あったぞ。
ところで、今気づいたんだけど、妙に長い物体はカエルの脚では…? 味は鶏だったけどさ。
その後、さらにこちらのお店のオリジナルメニューらしい、麺が3玉入る「得特ラーメン」を追加オーダー。


麺が3倍、チャーシューも3倍、しかし値段は1380円と、2倍分くらいのお得価格。残った味玉もスープに浮かべたよ。
大好きなこってり煮込みを、普段の3倍も食べられるとは幸せだ…と思ったのは最初の数口。
スープを吸った麺は、食べても食べても減らず、徐々に気持ち悪くなってきた。
完全にハシが止まってしまった自分を、「トシのせいか、喰えなくなったもんだなあ…」と嘆いたものだが、
今考えると原因は、直前に食べた巨大鶏天だろう。どうせ悪い油使ってるだろうし。
帰りの新幹線で吐くわけにもいかず、3人前頼んだのに1人前残してギブアップ。食材をムダにしてしまい申しわけない。
やっぱりテンイチこってりは、写真の特盛(麺2玉)くらいが限度かな。えっ、ライスは余計だろって?

※深夜の高円寺店にて

このようにテンイチのこってりを愛してやまない私は、最近では、類似品にまで手を出してしまった。
それは、中華ファミレスチェーン『バーミヤン』の「こってり!スッキリ! 京都風こってりラーメン」だ。


テンイチをパクったと思われるラーメンで、「こってり」を2回使うひどい商品名が個人的に×。
見た目はそこそこ似ているが、味の方は…やっぱり本家には及ばなかった。
スープのドロドロ具合は似ているが、本家と比較すると、まろやかな旨味に欠ける。
「おつまみ豆板醤・柚子胡椒・フライドオニオンの味変えトッピング」(←HPより引用)も、さほど効果なし。


↑盛り付け方にも、愛を感じないし、薬味ではやはり、テンイチの味噌とニンニクの方が上だね。
ただ、麺のチープさはテンイチに近く、麺を裏返したら、一気にスープを吸ってしまった。


メンマはバーミヤンの方が上だが、見た目がウマそうだったチャーシューは、ただ豚臭いだけで期待ハズレ。


これなら、今どき珍しいほどパサパサな、テンイチチャーシューの方がマシか(笑)。
何よりムカついたのが価格で、ファミレスなので安いかと思ったら、
1 699円という表示は税抜きで、税込みだと755円。一般的なテンイチの720円よりも高いとは!
2 (大盛りできます)と書いてあったので大盛りにしたら有料(108円)だった!
3 22時過ぎての入店だったので、10%の深夜料金を取られた!
以上、合計949円とは割高感があるね。悔しいので、少しでもモトを取ろうとスープを飲み干したら、
底に沈んでいた柚子胡椒の辛味が一気に押し寄せてムセた。ガッデム!
テンイチよ、浮気してすまなかった。

それにしても、バーミヤン=すかいらーくグループという大会社でも、例のこってりラーメンの再現は難しいようだ。
家系や二郎系が乱立する、パクリ上等なラーメン業界において、テンイチ系の模倣店は、まだ現れる気配がない。
そんな孤高の道を行く(?)天下一品の煮込みを、私は今後も支持していくつもりだ。
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お気に入りの煮込み その1

2016年08月25日 | 天下一品
居酒屋のメニューで、あるとだいたい注文するのが煮込み
ホッピーやビールのお供に、なかなか頼りがいのあるヤツだ。

煮込みといっても決まった定義はなく、牛、豚、鶏など使用する肉や部位は、店によって異なるし、
味付けの方も、味噌、醤油、塩にカレー、そして汁自体もサラサラorドロドロなど、とにかく多彩だ。
以前、武蔵小山のとあるモツ焼き店で「煮込み」を頼んだら、


写真のような、イタリア料理のトリッパ風の煮込みが出てきてビックリさせられた。
ちなみに私は、トマトが苦手なので、結構キツかった記憶がある。
トマト味はともかく、煮込みに入る肉の種類や味付けについては、特に好き嫌いはない。
しいていえば、汁はサラサラよりドロドロの方が好きだね。
おかげで、私の血液はすっかりドロドロらしい(涙)。

煮込みの美味しい店は、何軒か知っているが、最近私が気に入ってる店の煮込みは、少し変わってる。
汁はドロドロで旨味じゅうぶん。具にこんにゃくや大根などは使用せず、ネギと少々の豚肉、
そして珍しいことにメンマ、さらには麺まで入ってる…
世間では、これをこってりラーメンと呼んでいるようだ。


そう、私が好きな煮込みの店とは、ラーメンチェーン『天下一品』のことである。
先述のように、明確な定義はないのだから、これも煮込みの一種だろう…違うか。
関西の支店みたいに、トッピングにホルモンや牛スジとかがあれば、さらに煮込みっぽくなるのに。
とはいえ、このドロドロスープだけでも、ビールが飲めるよ

そういえば、誰もが知ってる有名タレントも、大ファンらしいね。


↑あ、ただ単にCMで使ってもらってただけか。
最近ヒマみたいだから、ここのお店でバイトでもすればいいのに。

『煮込みや天下一品』(←私だけが使ってる名称)は、昼間っから飲めるので、よく利用しているが、
いつも悩むのが、煮込み(要するにこってりラーメン)を頼むタイミング。
なぜなら、餃子や豚キムチ炒めなどのツマミ単品で一杯やり、シメ&トドメにラーメンを頼むよりも、
ツマミとラーメンが一緒になってさらに小ライスが付く、定食セットの方がだいぶお得な価格だからだ。
食事だけのお客ならば、当然そちらを選ぶべきだが、
私のように、ビール飲んで豚キムチ喰って、スープをすすってビールお替り…などとやっていると、
麺がスープを吸ってデロデロになっちゃうからねえ。
周囲の客や店員の「うわ、マズそう…」という冷たい視線がツラいんだ。
もっとも、冷たい視線は、昼間から飲んで赤ら顔になっているのが原因かもしれんが。

そんなワケで、普段はツマミとラーメンを別々に頼む私だが、
先日は珍しく、高円寺店でホイコーローの定食を注文。


麺は少なくていいので、約200円安くなる「麺半分」でお願いしたら、全体の量も半分になりガッカリ。
いっそのこと、「こってりラーメン、麺抜きで」とか注文出来ればいいのに。
ホイコーローで1本、こってりスープ&スープかけご飯(絶品!)で1本、
残ったドロドロの麺に、ラー油やタレをかけて無理矢理1本と、びんビールを3本飲み干した。
当然スープも飲み干したのだが、いつもは丼の底に書いてある、天下一品からの熱きメッセージ、
「明日もお待ちしてます。」がないではないか!


麺半玉サイズの丼だからか、昼から飲んでる迷惑客だからなのかは不明だが、
こんなイヤがらせ(?)にもめげず、これからも煮込みを目当てに、通わせてもらうつもりだ。
ちなみに、東京都内で高円寺以外では、府中中河原と神田の支店がオススメだよ。



天下一品 高円寺店 
東京都杉並区高円寺南4-7-1
高円寺駅南口から徒歩約4分
営業時間 11時~翌3時
ほぼ年中無休
※残念ながらホッピーはないです
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