年々、月日が経つのを早く感じる。2022年も、あっという間に大晦日になってしまった。
私の場合、だいぶ前から実質的な大晦日は、競輪グランプリが行われる12月30日である。
前日29日は、決戦に備え自宅でレース研究…などはせず、行きつけのお店の忘年会に行ってきた。
長時間飲み続け、途中居眠りしちゃったりして、「もう帰れ」となったので、大人しく退散。
帰宅後、テレビの電源を入れると、たまたま映った番組に、元スワローズの八重樫幸雄さんが出演していた。
若い頃の我々は、草野球やソフトボールの授業などで、彼のオープンスタンスをマネしたものである。
「八重樫さん、ちょっと痩せたけどお元気そうで…」と思った直後の記憶がない。どうやら寝てしまったらしい。
朝方、スポーツジャーナリストの務めとして、競輪グランプリの原稿を書き上げるも、二日酔いがきつく二度寝。
なお、原稿とは前回ブログのことなので、もちろん報酬はない(嘆)。
昼頃、さすがにもう家を出なくては…と布団から出るも、前夜の酒が残っており、まともに歩けない。
トイレに駆け込み、便器に向かって数回えずいたあと、ようやく自宅を出る。外の空気が冷たくて気持ちいい。
今年のグランプリは平塚開催だが、入場制限あるし交通費かかるしで、当初から行く予定はなく、
私のホームバンクである、立川競輪場の場外発売を利用することに。
※撮影は12月31日
さすがはグランプリ。普段は閑古鳥の場内にも、大勢のファンが詰めかけていた。
二日酔いなので、まずは医務室で胃薬をもらおう…としたが、入口に鍵がかかっている。
私に気付いた女医(というかバアさん)があわてて出てきたが、「胃薬? ないです」と即答し、すぐに入口ドアを閉める。
年々、ファンサービスの質が低下している立川だが、とうとう胃薬もくれなくなったか。
近年の立川競輪場で働いている職員は、客を歓迎するどころか、明らかに迷惑がっている。
今年の競輪CMのキャッチコピーは、「こんなスポーツ、他にないだろ?」であるが、
ファンの来場を拒む立川競輪場こそ、「こんなプロスポーツの施設、他にないだろ?」である。
ただ、客の受け入れを嫌がっている場は、立川以外にもありそうなのが、競輪愛好家としてツラい。
グランプリの車券を購入し終え、逃げるように競輪場から立ち去る。
相変わらず体調不良だが、まだ帰宅はせず、立川屈指のパワースポット『パワー軒』に足を運び、勝利を誓う。
ちなみに、競輪場からパワー軒は、徒歩だとシラフでも30分以上かかる。
正門から出るルートを選び、来春まで公演中の「木下大サーカス」のテントを横切り、
多摩都市モノレールの本社近くを通過中、点検中らしきモノレールが、社内の敷地を徐行運転しているのを発見。
向こう側の歩道からの撮影、しかもヘタでわかりづらい画像だが、地上を走るモノレールの姿は貴重である。
なんだか、ドクターイエローに遭遇したような、幸運に恵まれそうな予感。しばらくすると、パワー軒に到着。
さっそく、長年食べ続けている「塩豚骨らーめん」(並)830円の食券を購入し、「ワンタン」150円を現金で追加注文。
二日酔いでも迷わず、券売機に“超こってり”と記載してあるメニューを選ぶ、自分が誇らしい。
しばらくして、塩豚骨ワンタンメンが登場。どうも、普段よりスープがこってりしている。
体調悪く、量が少ない(小)にしようかとも思ったが、さすがのウマさ。並で正解…イヤ、(中)にするべきだったか。
ワンタンは小ぶりだが、全部肉入りで計7個。150円では安すぎるクオリティだ。
あと、ワンタンの奥に見えるチャーシューが、肉の厚みも脂の乗りも史上最高レベル。シラフで食いたかった(苦笑)。
こってりスープはさすがに残したが、麺と具材は完食。パワースポットでパワーみなぎるラーメンを食べ終え、
競輪グランプリの的中を確信し、意気揚々と帰宅。
パワー軒さん、今年も1年、ありがとうございました。
昨日のブログの予告どおり、私の◎は5番車松浦悠士。9人中6番人気と、人気薄なのもありがたい。
ただし、○の1番車古性優作や、×の9番車脇本雄太らも購入。手本引きでいえば、
松浦が大(大勝ち)、古性が中(やや勝ち)、脇本が止(チョイ浮き)か角(取りガミ)だ。
「手本引き」の説明はしないので、知らない方は身近な大人に聞いてね。詳しい人はたぶんロクデナシだけど(笑)。
レースでは、松浦が周回中から北日本分断策に出る。見知らぬ展開に、競輪初心者はさぞビビったに違いない。
残念ながら、松浦は守澤太志に絡まれ失速(守澤は失格)。早めに巻き返した脇本が、その横を通過していく。
新田祐大を捲り切り先頭に立つと、直線ではマーク古性との一騎打ちに(注:私の目には郡司浩平の姿が入っていない)。
「踏めぇ~!!」「差せ~!!」
古性の1着を願い、上記最大フォント級の絶叫で後押しするも、脇本の末脚は最後まで鈍らず、押し切ってのV。
ゴール後は思わず「(脇本)強えぇぇぇ…」と感嘆の声が漏れた。そんなファンが全国に大勢いたはずだ。
脇本よ、素晴らしいレースをありがとう。個人的には2着の方がよかったが。
わずか数分間、されど濃密すぎて酸欠になりそうな、数分間の激闘が終わった。
酸欠にはならなかったが、喉が裂けるほど叫んだので、一日たった今も、ラッシャー木村のようなかすれ声だ(苦笑)。
そして本日、脇本の1着も押さえていたので、再び立川競輪場へ。結果はプラス5千円チョイ。まあ負けなくてよかった。
払い戻し機の脇には、どこかのバカが捨てたハズレ車券の山があった。
こんな車券、来るはずねぇじゃねえか…とあきれる買い目ばかりだが、
私も今回、ほぼありえない三連単5-3-全通りなどを購入しているので(恥)、他人を笑う資格はない。
払い戻し後は今年もまた、バンクで練習している選手たちを見学していくことに。
上記、バイク誘導しているふたりのうち、前を走るのは女子選手だった。
バンク中央には、男女の選手が待機している。大晦日でも、競輪選手は休まず練習するのだ。
相変わらず顔と名前が一致しないが、彼ら彼女らが、来年も活躍してくれることを願ってやまない。
おっと、来年もっとも活躍してほしい「競輪界の王者」に、祝福のエールを送らなくては。
脇本雄太選手、グランプリ優勝&年間賞金王、おめでとうございます。
※競輪HPより拝借、隣は藤原紀香さん
最後に、今年も拙ブログをご覧いただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
私の場合、だいぶ前から実質的な大晦日は、競輪グランプリが行われる12月30日である。
前日29日は、決戦に備え自宅でレース研究…などはせず、行きつけのお店の忘年会に行ってきた。
長時間飲み続け、途中居眠りしちゃったりして、「もう帰れ」となったので、大人しく退散。
帰宅後、テレビの電源を入れると、たまたま映った番組に、元スワローズの八重樫幸雄さんが出演していた。
若い頃の我々は、草野球やソフトボールの授業などで、彼のオープンスタンスをマネしたものである。
「八重樫さん、ちょっと痩せたけどお元気そうで…」と思った直後の記憶がない。どうやら寝てしまったらしい。
朝方、スポーツジャーナリストの務めとして、競輪グランプリの原稿を書き上げるも、二日酔いがきつく二度寝。
なお、原稿とは前回ブログのことなので、もちろん報酬はない(嘆)。
昼頃、さすがにもう家を出なくては…と布団から出るも、前夜の酒が残っており、まともに歩けない。
トイレに駆け込み、便器に向かって数回えずいたあと、ようやく自宅を出る。外の空気が冷たくて気持ちいい。
今年のグランプリは平塚開催だが、入場制限あるし交通費かかるしで、当初から行く予定はなく、
私のホームバンクである、立川競輪場の場外発売を利用することに。
※撮影は12月31日
さすがはグランプリ。普段は閑古鳥の場内にも、大勢のファンが詰めかけていた。
二日酔いなので、まずは医務室で胃薬をもらおう…としたが、入口に鍵がかかっている。
私に気付いた女医(というかバアさん)があわてて出てきたが、「胃薬? ないです」と即答し、すぐに入口ドアを閉める。
年々、ファンサービスの質が低下している立川だが、とうとう胃薬もくれなくなったか。
近年の立川競輪場で働いている職員は、客を歓迎するどころか、明らかに迷惑がっている。
今年の競輪CMのキャッチコピーは、「こんなスポーツ、他にないだろ?」であるが、
ファンの来場を拒む立川競輪場こそ、「こんなプロスポーツの施設、他にないだろ?」である。
ただ、客の受け入れを嫌がっている場は、立川以外にもありそうなのが、競輪愛好家としてツラい。
グランプリの車券を購入し終え、逃げるように競輪場から立ち去る。
相変わらず体調不良だが、まだ帰宅はせず、立川屈指のパワースポット『パワー軒』に足を運び、勝利を誓う。
ちなみに、競輪場からパワー軒は、徒歩だとシラフでも30分以上かかる。
正門から出るルートを選び、来春まで公演中の「木下大サーカス」のテントを横切り、
多摩都市モノレールの本社近くを通過中、点検中らしきモノレールが、社内の敷地を徐行運転しているのを発見。
向こう側の歩道からの撮影、しかもヘタでわかりづらい画像だが、地上を走るモノレールの姿は貴重である。
なんだか、ドクターイエローに遭遇したような、幸運に恵まれそうな予感。しばらくすると、パワー軒に到着。
さっそく、長年食べ続けている「塩豚骨らーめん」(並)830円の食券を購入し、「ワンタン」150円を現金で追加注文。
二日酔いでも迷わず、券売機に“超こってり”と記載してあるメニューを選ぶ、自分が誇らしい。
しばらくして、塩豚骨ワンタンメンが登場。どうも、普段よりスープがこってりしている。
体調悪く、量が少ない(小)にしようかとも思ったが、さすがのウマさ。並で正解…イヤ、(中)にするべきだったか。
ワンタンは小ぶりだが、全部肉入りで計7個。150円では安すぎるクオリティだ。
あと、ワンタンの奥に見えるチャーシューが、肉の厚みも脂の乗りも史上最高レベル。シラフで食いたかった(苦笑)。
こってりスープはさすがに残したが、麺と具材は完食。パワースポットでパワーみなぎるラーメンを食べ終え、
競輪グランプリの的中を確信し、意気揚々と帰宅。
パワー軒さん、今年も1年、ありがとうございました。
昨日のブログの予告どおり、私の◎は5番車松浦悠士。9人中6番人気と、人気薄なのもありがたい。
ただし、○の1番車古性優作や、×の9番車脇本雄太らも購入。手本引きでいえば、
松浦が大(大勝ち)、古性が中(やや勝ち)、脇本が止(チョイ浮き)か角(取りガミ)だ。
「手本引き」の説明はしないので、知らない方は身近な大人に聞いてね。詳しい人はたぶんロクデナシだけど(笑)。
レースでは、松浦が周回中から北日本分断策に出る。見知らぬ展開に、競輪初心者はさぞビビったに違いない。
残念ながら、松浦は守澤太志に絡まれ失速(守澤は失格)。早めに巻き返した脇本が、その横を通過していく。
新田祐大を捲り切り先頭に立つと、直線ではマーク古性との一騎打ちに(注:私の目には郡司浩平の姿が入っていない)。
「踏めぇ~!!」「差せ~!!」
古性の1着を願い、上記最大フォント級の絶叫で後押しするも、脇本の末脚は最後まで鈍らず、押し切ってのV。
ゴール後は思わず「(脇本)強えぇぇぇ…」と感嘆の声が漏れた。そんなファンが全国に大勢いたはずだ。
脇本よ、素晴らしいレースをありがとう。個人的には2着の方がよかったが。
わずか数分間、されど濃密すぎて酸欠になりそうな、数分間の激闘が終わった。
酸欠にはならなかったが、喉が裂けるほど叫んだので、一日たった今も、ラッシャー木村のようなかすれ声だ(苦笑)。
そして本日、脇本の1着も押さえていたので、再び立川競輪場へ。結果はプラス5千円チョイ。まあ負けなくてよかった。
払い戻し機の脇には、どこかのバカが捨てたハズレ車券の山があった。
こんな車券、来るはずねぇじゃねえか…とあきれる買い目ばかりだが、
私も今回、ほぼありえない三連単5-3-全通りなどを購入しているので(恥)、他人を笑う資格はない。
払い戻し後は今年もまた、バンクで練習している選手たちを見学していくことに。
上記、バイク誘導しているふたりのうち、前を走るのは女子選手だった。
バンク中央には、男女の選手が待機している。大晦日でも、競輪選手は休まず練習するのだ。
相変わらず顔と名前が一致しないが、彼ら彼女らが、来年も活躍してくれることを願ってやまない。
おっと、来年もっとも活躍してほしい「競輪界の王者」に、祝福のエールを送らなくては。
脇本雄太選手、グランプリ優勝&年間賞金王、おめでとうございます。
※競輪HPより拝借、隣は藤原紀香さん
最後に、今年も拙ブログをご覧いただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。