明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

あおいー あおいー あーのそらー 三鷹『ブルーバード』

2020年05月30日 | カレー、ハヤシ
吉祥寺の『うどん白石』さんが、5月18日から昼だけ営業を再開。さっそく食べに行ってきた。
普段は、夜の時間帯に行き、天ぷらやおつまみで一杯やってから、うどんでシメるのだが、
ランチタイムで長居は迷惑なので、「天ぷらうどん」+「とり天」「半熟味玉天」だけで、サクッと退散。

※しっかりラガービールも頼んでいるが

6月からは夜営業も再開するとのことなので、またゆっくり飲み食いさせてもらうつもりだ。
うどん白石さんの最寄り駅は吉祥寺なのだが、三鷹駅からも徒歩圏内である(18分くらい)。
三鷹ルートを利用したある日の夜、下記の看板を発見。


「うまい・うまい」のコピーから、ここは『ラーメンショップ』だと思いこんでいたのだが
つい最近、こちらの店名は『さんちん』であったことが判明。
まあ、ラーショもさんちん(珍珍珍)も同系列なのだが、間違えて認識している方もいると思うので、
「三鷹のラーショ、正しくはさんちん」と、しっかり覚えていただきたい。
もちろん、覚えていなくても、日常生活に不都合が生じるケースはないだろうが(苦笑)。
ちなみに、私はこちらの店に入ったことはないため、今回のテーマは、さんちんの隣にあるお店、
『ブルーバード』である。毎度のことながら、本題に入るまでが長くてゴメン。


看板には「カレー&珈琲」とあるように、こちらの業態はカフェのようだ。
拙ブログで、カフェを紹介するのは初めてとなる。東高円寺の『平日昼だけ』は、カフェと呼ぶには怪しすぎるし(笑)。
ただし、私自身は「カレー店」として利用しているので、ブログのカテゴリーは「カレー」にしておく。
ここブルーバードさんは、カレーなど食事メニューが5~6種類で、その他はデザートや珈琲などのドリンク類。

店内は、落ち着いた雰囲気のいわゆるカフェ的な内装(←知識不足がバレバレ)。男性従業員に案内されカウンター席へ。 
最初に注文したのは、「ドライカレー (目玉焼orゆで卵つき)」。最大の選択理由は「目玉焼」の存在だ。
さらに、カレーと一緒に注文すると、半額の150円になるデザート類から、「杏仁豆腐」をチョイス。
まずはサラダから運ばれてくる。中央に乗った、すりおろし人参を使用したドレッシングが個性的。


しばらくして、「ドライカレー+目玉焼」850円が登場。HPによると、現在は900円になったようだ。


ほぼ同時に、自家製と思われるピクルスと、福神漬けもやってきた。好きな人には嬉しいサービスだ。


さっそくドライカレーを食べてみると、野菜の甘味と旨味を強く感じ、あとからピリっと辛さがやってくる。
和風であり欧風であり、東南アジア風でもある、他で食べたことのない独創的なテイストだよ。
途中で、玉子ちゃんをやさしく崩し、「むひょひょ~」と心の中で叫びながら(声に出すと危ないからね)パクつく。


個人的には、ご飯が熱々でなく、ほどよく冷めていたのが気に入ったが…コレって、悪口になっちゃうかな?
ドライカレーを食べ終わったころ、「杏仁豆腐」(単品だと300円)が運ばれてきた。


口直しにちょうどいい、ほのかな甘さで、チュルンと一気に食べてしまった。
一見不愛想に思える店員さんだが、会計時に営業時間などをたずねたら、丁寧に教えてくれた。
帰り際には「またよろしくお願いします」と声もかけてくれたので、その後も通うことにした。

2度目は、都内で飲んだ帰りに、三鷹駅で途中下車して訪問。
店内黒板に、メニューに載ってない「カレーうどん」の文字を発見したので、「焼きプリン」と一緒にオーダー。
「ライスお付けしますか」と聞かれたけど、飲み食いしたあとなので遠慮しておいた。
こちらが、限定メニューの「カレーうどん」850円。具材はネギ、もやし、ナルトにカイワレなど。


もちろん今回も、サラダ&薬味2種が付いてくる。


福神漬けの奥に、謎のブツが入った容器があるが、これもスパイスの一種(?)らしい。
砂糖みたいなのがあるから、てっきり珈琲用のセットかと思ったため、使いそびれてしまった。
さて、肝心のカレーうどんだが、前回のドライカレーとは当然、味わいも違う。ウマいか否かについては、
最初に断ったご飯サービスを「やっぱりください」と要求したことが回答になるだろう。

※きんぴらも付いてきた

うどんにカレー汁、さらに福神漬けやナルトも盛り付け、ミニカレー丼にして食べたよ。


デザートの「焼きプリン」150円(単品は300円)は、提供直前に表面をバーナーで焼いていた。


スーパーやコンビニで売っている焼きプリンとは違い、キャラメリゼされたパリパリの部分がある。

※キャラメリゼって言葉、人生で初めて使った

プリン本体は柔らかく冷たく甘いのに、外側が硬くて温かくてほろ苦いのが面白い。
デザートは他にも、バニラアイス(300円、食事とセットで150円)やガトーショコラ400円もある。
おそらく、お店独自の工夫が施してあるのだろう。

最後の訪問は今年の3月。注文したのは17時からの限定商品「ミラノ風カツカレー」1050円。


最初のドライカレーにもあったが、揚げたジャガイモがついてくる。
カツは薄いお肉を少ない油で焼くように調理し、妙に細かく切ってある。これがミラノ風カツなのか。
そういえば、いつもの三点セットの他に、カツ用にウスターソースとマスタードも提供された。


カツが小さいため、スプーンにカレーとライスとカツを毎回乗せることができるので、
ミニカツカレーが何度でも楽しめる。当然、残さず食べ切り、ごちそう様。
「また来ます」「お待ちしております」と挨拶を交わした数日後、外出自粛要請が出てしまった。
今度行くときは、まずはビールを飲んでから、ゆっくりカレーとデザートを楽しむつもりなのだが。

さて、ブルーバードさんの店名の由来だが、聞いたことないので私にはわからない。
普通に考えれば、童話の「青い鳥」が元になっているのかな。まさか日産の自動車ではないだろうし、
おそらく、いきものがかりさんの楽曲とも無関係のはず。
ならばなぜ、今回のタイトルが「あおいーあおいーあーのそらー」なのかといえば、
ただ単に、私があの「ブルーバード」という曲を気に入っているから、である。
とはいっても、有線で流れたのを聴いて「あ、この歌いいな」と思った程度で、CDなどは持っていないし、
今日、改めて歌詞を調べて、「あおい」ではなく「蒼い」が正しいと知った。そもそもここだけの話、
私はブルーバードという曲に出会うまで、「いきものがかり」さんの存在自体を知らなかった。世間知らずにもほどがあるね。
というわけで、ブログタイトルを見て、うっかり読んでしまった、いきものがかりファンの皆さん、
無関係な内容でごめんなさい。あと、三鷹ブルーバードの関係者の皆さんにも、
店名に関係なさそうなタイトルをつけたことを、お詫びいたします。



BlueBird(ブルーバード)
東京都武蔵野市中町2-16-1
JR三鷹駅から徒歩約7分 吉祥寺駅からだと20分くらいか
営業時間11時~21時
定休日 土曜

※現在は店内のお食事は20時まで、20時~21時はテイクアウトのみとなっております
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夏の甲子園を潰した犯人

2020年05月22日 | 高校野球
昨日5月20日、全国高校野球選手権大会、いわゆる「夏の甲子園」の中止が発表された。
「春の甲子園」=選抜高校野球大会に続く中止に、選手たちはさぞ、嘆き悲しんでいることだろう。
なにしろ、部外者の私でさえ、昨夜は悔しくて眠れなかったからね。ほんの9時間しか(←じゅうぶん寝てるだろ)
…という、つまらないボケに対し自分自身で突っ込む、いつものパターンではなく、
残念ながら、青字部分は創作で、昨夜は本当に眠れぬ夜を過ごしてしまった。
ひと晩たっても、まだ悔しさは収まらず。ついでに、最近は自宅でほとんど酒を飲んでなかったのに、
昨夜から缶ビールやキンミヤ焼酎を、ちょくちょく飲んでいる。このトシでグレちまった(笑)。笑いごとじゃないけど。
以下で、ブログタイトルにある、甲子園を潰した犯人への恨みつらみをつづっていくが、
いかんせん酔っているので、支離滅裂かつ、自分勝手な内容になっているだろうが、ガマンして読んでほしい。

私は、春の選抜大会でさえ、「観客を入れて開催すべし」と主張していたくらい世論とズレていたのだが、
この頃(3月上旬)は、「春はダメでも、さすがに夏はやるだろう」と考えていた方が、私以外にも大勢いたはず。
その後、新型コロナウイルスの感染者が増え、緊急事態宣言が発令され、高校は軒並み休校となり、
甲子園だけでなく、各県で開催される春季大会も中止に追い込まれた(沖縄だけ開幕していたが、準決勝で中止に)。
おかげで、高校野球関係のニュースは、一時期だいぶ減ったのだが、
たまに目にしたニュースに対し、「高校野球なんかやってる場合か」「夏も中止にすべきでしょう」といった、
否定的な意見を、わざわざ投稿してくるバカが多数いたことに、立腹すると同時に驚かされた。
元来、高校野球は、確かに一部アンチもいただろうが、嫌いな人の割合は、それほど多くなかったはず。
こいつらは、なぜここまで高校野球を憎むんだろう。非合法な野球トバクでヤラれたのか!?

前回の高校野球ブログ(上記ピンク色の「観客を入れて~」の部分をクリックすべし)と一部重複しているが、
アンチの意見は、だいたい以下の通り。
1 学業が遅れているのに、甲子園どころではない
2 部活動自粛により、今年はみな練習不足ゆえ、ケガなどの事故が怖い
3 全国から人が集まるので、球児の感染、または球児からの拡散が心配
4 そもそも、高校の部活動は不要不急のはず
5 大会の運営に必要な、医療関係者の派遣が難しい
6 他の高校生のスポーツ大会は中止。野球だけ特別扱いするな

この他、明確な反対意見ではないが、「残念だけど、中止はまぬがれない。これに懲りず今後の人生頑張ってほしい」という、
なんの慰めにもならない、偽善者丸出しの投稿も多く見られ、極めて不愉快だったことを記載しておく。

またまた前回の繰り返しになるが、1から順に反論していく。
1 学業が遅れているのに、甲子園どころではない

学業の遅れは、野球部の連中には関係ない。あいつらは、野球で大学(あるいは会社)に入るからいいの。
もちろん、学業に専念したい球児あるいはチームは、今年は無理に大会に出場しなくてもいい。
そもそも、1の意見を述べたヤツは、高校時代、ちゃんと勉強してたのかよ
自慢じゃないが、私はもちろん勉強はしなかった。いまだに三単現のSがわからねえよ(←それは中学レベルでは…)。

2 部活動自粛により、今年はみな練習不足ゆえ、ケガなどの事故が怖い

これを言い出したらキリがない。冬場は雪でグラウンドが凍る北海道は、昔から練習量のハンデと戦ってきたわけだし。
全体的に練習不足は事実だが、野球部なんてどんな高校でも、運動神経抜群で体力に自信がある連中がほとんど。
部員不足で、帰宅部のウラナリ君(←死語)をメンバーに入れたチーム以外は、事故・大ケガの心配はまずないだろう。
むしろ、今年は審判講習会なども中止になっているため、ダメ審判のミスジャッジの方が怖い

3 全国から人が集まるので、球児の感染、または球児からの拡散が心配

まずは下記グラフを見ていただきたい。「東洋経済オンライン」で紹介された、年齢別感染者の人数だ。
※表記のように、データは5月7日現在

10代以下の感染者の少なさに、驚かされるでしょ。実際のページの10代グラフをクリックすると、
「10代:356名 死亡:0 重傷者:1 軽傷・無症状・確認中:355名」と表示される。
ちなみに20代を含めても死者は0。重傷者すら6名(20代が4、10代未満が1)だ。
若者ってのは、大人以上にはしゃぎ、騒ぎ、大声を出し、じゃれ合いまとわりついているはず。
飛沫もバンバン飛ぶだろうし、間違いなく濃厚接触者のはずなのに、この感染者の少なさ。要するに、
【日本の若者はコロナにかからない。かかってもまず重症化しない】といえるだろう。
球児が地元や家族にウイルスを持ち帰る可能性だが、その辺は帰郷前にしっかり検査すればいいし、
感染しにくい10代の甲子園遠征より、毎日仕事に出かけているオッサンの方が、危険度は高いのではないか。

4 そもそも、高校の部活動は不要不急のはず

世間的には、高校生の部活は不要不急なのかもしれない。ただ、関西大学の発表によると、
今回の甲子園中止による経済損失は672億円超とのこと。
球児への不平不満をネットに書き込んでいる輩は、これほどの大金を動かし、日本経済に貢献できているのか。
あと、これは科学的根拠のない個人的な意見だが、高齢者の方々は男女問わず、高校野球や相撲の中継をよく観ている。
外出を自粛され、パソコンやスマホも見ない、人生の先輩たちにとって、今ではテレビが唯一の娯楽だったりする。
昨秋に高齢の父親を亡くし、やはり高齢の母親と同居している私には、高校野球中継は不要とは思えぬ。

5 大会運営に必要な、医療関係者の派遣が難しい

上記は素人の投稿ではなく、5月21日に報じられた、高知・明徳義塾の馬淵史郎監督へのインタビュー記事での発言だ。
甲子園だけでなく、地方予選の球場にも医師が待機するのだが、現時点では派遣している余裕がないようだ。
高校野球ファンを自称していながら、医療関係者の協力については、気づいてなかった。反省。
馬淵監督が記事中でおっしゃった通り、現在は医療危機の心配があるが、夏頃には患者も少なくなっているはず。
球場数を減らし、その分試合数を増やすことで、医師の派遣人数を減らすことは不可能だろうか。

6 他の高校生のスポーツ大会は中止。野球だけ特別扱いするな

この意見が一番多かった。全国高等学校体育連盟、いわゆる高体連が4月下旬にはインターハイの中止を決めたため、
「なぜ野球だけ、高野連だけ特別されるのか」という批判が異様に増えた。私がまず疑問に感じたのが、
高野連を叩く前に、開催を早々と取りやめた高体連に不満はないのか、ということ。
即決も大事だが、最後まで開催の可能性を追求し、努力を惜しまない方が、高校生ファーストではないのか。
あ、今の高校生ファーストってのは、東京五輪の「アスリートファースト」のパクりね。
もちろん、インターハイの方が(競技によっては)予選開始が早いため、早急な決断もやむを得ないのだが。
ただ、甲子園中止決定の報を受け、コメントを求められた高体連の関係者が、
「もし開催したら“なぜ野球だけ”と選手から不満が出るからね」と語っていたのにはムカついた。
こいつらも普段から「野球だけ特別かよ…」と妬み、劣等感を抱いているのではないか。

もうひとつ、「なぜ高校野球だけ特別なの」と問われたら、「昔からそうだから仕方ない」と返答するしかない。
「不公平だ、差別だ、けしからん!」と憤慨する方もいると思うが、世の中とは不公平なものである
上記のように怒っている方に問いたい。あなたは差別をしたことないのか、と。
どんな女性でも、合コンに行ったら、ろくに女性と目を合わせられない挙動不審な男=私より、愛想のいい男を選ぶだろう。
書いてて自分が情けなくなるが、そんなときだって私は、女性に「差別だ!」などと抗議したことはないぞ。
男性だって、フーゾクに行けば、入店直後の写真指名でブスではなく美人を選ぶだろう。それだって立派な差別だぜ。
なお、どっちを選んでもブスが出てくるケースもあるが、ハナシが逸れるので、これ以上は語らない(←最初から語るな)。
そもそも、高体連と高野連は、字面こそ似ているが、まったく異なる団体なので、比較するのがおかしい。
甲子園の野球だけ、NHKでの全試合中継があったりと、以前から不公平感はあったと思うが、
文句は高野連ではなく、力不足の高体連や、過度な報道をしているマスコミにいってほしい。
ましてや球児を恨むなんて、とんだ見当違いだ。
以上、高校野球を愛するがゆえ、否定派の文句について、ひとつひとつ反論してみたつもりだが、
納得してもらえただろうか…してもらえねえよな。私もアンチの意見なんて聞く耳もたねえし。

私個人は、今年の甲子園が中止になった最大の理由は、コロナでも学業の遅れでもなく、
世間の反対意見及び重圧に、高野連が屈したからだと考えている。
私が見たのはネットニュースの投稿欄だけだが、ツイッターなどのSNSでも、中止を求める意見が多かったと聞く。
ちりも積もれば山となる。「球児ファースト」とは思えない、高野連の判断は非常に残念だ。
…と、ダラダラと書きなぐっているうちに(途中酔って寝ちゃった)、日付が変わってしまった。
なので、文中の「昨日」「昨夜」は、正しくは「一昨日」「一昨日の夜」となる。

最後に、高校野球を強く否定し、内に秘めるだけでなく、世間に持論を発し同意を求めた方々、
言い換えれば、ブログタイトルにある「夏の甲子園を潰した犯人」たちに問いたい。
みなさんは、なぜ反対意見をわざわざ世に発信したのか。高校野球が日常生活に与える不安や損失は、ほぼ皆無なのに。
コロナ収束のために、甲子園は阻止すべきだと思ったのか。野球の特別扱いに不満があったのか。
中には、投稿への「いいね」や「そう思う」欲しさとか、自粛生活への不満を球児にぶつけただけ、といった、
単純な動機のヤツもいるのではないか。絶対にいるだろう。

おめでとうございます。みなさんのおかげで甲子園は中止となり、大勢の球児たちが泣くハメになりました。
これで満足なのか? お前らは。
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所沢の「ザ・昭和居酒屋」『百味』が閉店していた… ※その後復活

2020年05月19日 | 居酒屋・バー
所沢在住の飲み仲間から、久しぶりにメールが届いた。
さては、自粛疲れでそろそろ一杯やりたくなったのか。まったくしょうがねえなあ…と、
飲みの誘いかと思い(←もちろん断る気ナシ)内容を確認したところ、愕然とさせられた。
そこにはただひと言、「百味コロナ閉店」と表示されていたのだ。

以前、『カッパハウス』というラーメン店を紹介したときに少しだけ触れたが、
『百味』(ひゃくみ)というのは、所沢駅を出てすぐのプロぺ通りにある、大衆居酒屋のことである。
このプロぺ通り、なかなか賑わっているのだが、居酒屋はチェーン系か、若者向けのしゃらくさい店ばかり(やや偏見)。
なので大人の酔客、要するに酒好きオヤジたちが目指すのは、ここ百味さんしかなかった。
営業は基本年中無休で、午前11時から22時半まで、中休みナシ!
毎日12時には、約80席の広い店内が満席になる。定食などのランチもあるが、大半の客がアルコールを注文するとか。
「百味」というだけあって、料理は和食を中心に常時100種類以上(?)と豊富で、
酒類も、昨秋の増税後でもビールは大瓶460円、サワー類も230円~と、個人店では破格。
立ち込めるタバコの煙、座布団つきのお座敷席、知らぬ者同士の相席、活気ある(ないときもあり)厨房、
さらには一見おっかなそうなおじちゃん店主に、頼ませじょうずなおばちゃん店員の存在など、
まさに「ザ・昭和居酒屋」的ムードあふれる名店だったのである。

友人のメールを受け、さっそく「開店閉店.com」を確認したところ、閉店したのは先週12日だった様子。

※サイトに投稿された@sweetpotato14さんのツイートより

「閉店・東京」はたびたびチェックしているが、埼玉は見逃していたよ。それにしても、あんな繁盛店が閉店とは。
埼玉県は今日5月19日、約2ヶ月ぶりに感染者0だったのに…おのれ、コロナウイルスめ!
ここからは、いつか紹介しようと思っていた、料理の画像を掲載していく。
百味さんは、刺身やお寿司も人気なのだが、私が生ものが苦手なので、それらの写真はない。スマン!
料金は、一品料理はだいたい300~500円台。刺身や天ぷらは、もうちょっと高かったかな。
まずはタン・カシラなどの「もつ串やき」各種(1本130円~)と、「とりの唐揚」。


串焼きに付属の味噌ダレがうれしい。あと、唐揚げは、昔懐かしい「コロモが硬い」タイプでった。
揚げ物が続いて申しわけないが、こちらが「ちくわ磯部揚」で、


これは、ホールのおばちゃんにオススメされた、日替わりメニューの「白子の天ぷら」。


こちらも、たぶん日替わりの「揚げしゅうまい」に、「おしんこ」。お新香は、毎回内容が違った記憶がある。


ただでさえメニューが多いのに、黒板や壁貼り紙でも日替わり料理を推しており、何度通っても飽きなかった。
冬場限定のお鍋メニューも紹介。「湯豆腐鍋」700円から「百味よせ鍋」1500円までと、やっぱりリーズナブル。
こちらは「とんキムチ鍋」1100円を2人前で注文。要するに豚キムチ鍋だ。


キムチの上にかかっている味噌が、味の決め手だそうで、キムチの辛さと味噌のコクが好相性。
ある程度食べてから、シメにうどんを追加したのだが、食べるのに夢中で撮影を忘れてしまった(笑)。
その次の機会に頼んだのは、「かき鍋」1100円。こちらの鍋にも、例の味噌が鎮座している。


このときは結構満腹だったのだが、おばちゃん店員が、残っていた鍋の具材を私と友人の取り皿に強引に分け、
「シメはどうする? うどんでいいわね!」と強要されたため(やや誇張)、今回もうどん300円を追加。


私が大好きな玉子ちゃんもついてきたが、これがおばちゃんのサービスか、有料だったのかは不明。
いずれにしても、牡蠣のダシが効いた味噌スープと絡む、うどん&玉子は抜群にウマく、満腹を忘れてパクついたのであった。

最後に紹介する料理は、カッパハウスのときにも載せた、私が一番好きだった「つくね辛口」


これは、一緒に頼んだ右の「若どり」が小さいのではなく、つくねが巨大なのである。価格はなんと1本160円!
ほどよい辛さで、これ1本でビール大瓶が空いてしまう。そりゃあ、毎回頼んじゃうよね。
遅い時間には売り切れることも多かった、この巨大つくねを、もう1度食べたかったなあ。

ブログで紹介するにあたり、座敷席など店内の様子も撮影したかったのだが、
常にお客さんがあふれている状態ゆえ、結局撮ることができなかった。
唯一の店内画像(?)が、最後の訪問となった今年1月、トイレに行く途中、なんとなく撮影した下記の貼り紙。


「地元密着 足かけ五十年 新鮮 味 安さで」
昭和40年創業らしいので、実際は55年間にわたり、地元に密着した、新鮮、味ヨシ、安価なお料理とお酒を提供してきた、
百味さん、長い間お疲れさまでした。皆さんお元気で!


追記
12月9日から、営業を再開したそうです!

続報はこちら
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すべての飲食店に感謝をこめて その3 都内編

2020年05月17日 | 飲食店まとめ
私の行きつけの飲食店の中で、最近の営業状態が判明しているお店を選び、
拙ブログ投稿時の料理と、その後に食べたメニューを紹介するシリーズ。
立川市編多摩地域編に続き、今回は都内23区のお店を掲載する。
営業時間などの情報は、私自身が直接、お店で確認したわけではなく、各店のHPやツイッターなどを参考にした。
なので、「こんなときに都内で飲み歩いてるんじゃねえよバカ」といったクレームは、見当違いだから送ってくるなよ。

私の地元立川市から、近い順に紹介していく。まずは杉並区・西荻窪にある『最後に笑え』さん。
満足できて満腹になれる、店主の創作料理が人気を集める、隠れ家的な深夜食堂兼BARだ。


上記の「ロコモコ丼」など日替わりメニューの他、パスタやチャーハン、各種おつまみなどもあり、どの料理も絶品。
私が気に入った日替わりメニューのひとつが、「大人のお子様ランチ」1200円。


オムライス、ナポリタン、チーズハンバーグ、タンドリーチキン、ポテトサラダをひとつの皿に盛り合わせた、
子供だけでなく大人も大喜び必至の、夢のような一品! 当然、すべての料理がおいしい。
ハンバーグが鴨バーグになったり、豚の生姜焼きが加わる場合もあるが、毎回好評ですぐに売り切れるようだ。
基本の営業時間は、20時から翌4時くらいまで(あくまで基本)だったが、都の要請を受け4月一杯は全休。
5月からは不定期で、昼13時頃から夕方まで、お弁当のテイクアウトを開始
メニューはルーロー飯やグリーンカレーなど日替わりで、価格はワンコインの500円。安い!
完売による早じまいもあるようなので、営業日や時間などの詳細は、店主のツイッターでご確認を。
追記:6月から店舗営業再開。しばらくは麺料理主体になるようです

続いては隣駅の荻窪へ。お手頃価格の気さくな「ちょいバル」・『グレートスコット!』さん。
2月下旬にめでたく3周年を迎えた直後、コロナ騒動に見舞われてしまい、現在は営業時間を変更。
火~金が16時~20時、土は14時~20時、日は14~18時で、月曜ほか不定休に。
店内メニューも一部変更し、カレーライスなどテイクアウトも始めたそう。詳細はHPにて確認を。
以前のブログでは、下記の「焼きカルボナーラ」を紹介したのだが、


その後、スパゲティではなく「ペンネでカルボナーラ」も作ってもらった。価格は同額の1000円。


ペンネの方が、穴が開いている分、ソースとの絡みがいいような気がして、私は好きだ。
なお、さきほど「カレーライスなどのテイクアウトを始めた」と書いたが、カレー自体は、昨秋から店内メニューに登場。
こちらがその、「焼きチーズカレー」950円。とろけるチーズとカレーの相性の良さは、語るまでもない。


ただし、こちらはグレスコさんお得意のオーブン料理で、容器ごとじっくり焼いてあるので、
普通のカレーのつもりでパクつくと、舌が焦げる惨事に見舞われるので注意しよう。※経験者は語る

続いては、グレスコさんからほど近い場所にある、感動レベルの「木耳玉子炒め」を出す中華食堂『啓ちゃん』さん。


以前から、木耳玉子炒め=KTIという略語を提唱しているが、誰もマネしてくれないまま現在に至る(泣)。
ちなみに、こちらのKTIのことは、「世界一の木耳玉子炒め」と呼び、崇めている。
日本から出たことのない私だが、とにかく、啓ちゃんのKTIは世界一ウマいのだ。
店内だけでなく、これまでに何度も、自宅や友人宅で楽しむため、テイクアウトを購入している。
   左写真の容器には、大盛りの「大」マーク入り。価格は650+150=800円。

先日は珍しく、KTI以外メニュー「五目焼きそば」900円を食べてみた。

※スープ付きがうれしい

アンの下はこの通り。麺も具材も火の通し方が最適で、パリッとシャキッといい歯応えだった。


最近の啓ちゃんは、営業時間を3時間短縮し、20時までの営業となっている。
「うーばーいーつ」とかいう出前サービスを頼む客が増え、相変わらず繁盛しているようだ。

お次の紹介は、高円寺駅からちょっと歩いた場所にある、私が一番好きな餃子のお店『赤天』さん。
メニューは「餃子」とびんビールだけ、というストイックな専門店だが、当然のように餃子は絶品である。


酢醤油に、自家製のラー油と味噌を合わせた、自分好みのタレ(上記写真右上にある)を付ければ、
大げさでなく、何個でも食べられるのである。私の最高記録は6人前=42個だ。
赤天さんの店内席数は5席と少なく、テイクアウトを利用する方が大半だが、
マスターの軽妙なトークが楽しめ、餃子を仕込む様子も見学できる、イートインの方が断然オススメだ。
私が直近でこちらに訪れたのが、3月の中旬。マスターは変わらず元気そうだった。


餃子は1人前7→6個になっていたが、赤天さんは国産の肉野菜を使用しているため、これでもまだ安いと思う。


その後は、お店に足を運んでいない私だが、赤天の近隣に住む知人からの情報で、
最近はテイクアウト専門で営業中と聞いた。確かに、客席は密接しているから仕方ないか。
繰り返すが、赤天さんの餃子は店内で食べるのがベターだ。一日も早い店舗営業の再開を望んでいる。

お次は、中央線御茶ノ水駅から少し歩く、神保町の『排骨担々 五ノ井』さん。
渋谷の名店『亜寿加』で修業した方が開いたお店で、名物は屋号にもある「排骨担々麺」だ。


豚肩ロース揚げ=排骨にかぶりつき、麺とスープをすすり、無料ライスと一緒に食べる、この幸福。
ほどよい辛さのスープは、冬場は身体を温め、夏場は適度な発汗を誘い身体を活性化させる…はず。
私は、排骨単品などで一杯やったあと、シメに麺類を頼むのだが、昨年の秋頃、日替わりのおつまみメニューが増えた。


「ちゃーしゅーエッグ」や「トロトロ角煮」はおいしかった。別の機会に改めて紹介したい。
以前のブログで、「“みそらーめん”が冬季限定で登場」と記したが、夏場には「塩らーめん」が登場する。
こちらは「塩排骨」980円。黄金色の塩スープが美しい。


担々麺がウリのお店に失礼かもしれないが、実はここの塩らーめん、かなりウマい
可能ならば、このスープだけの販売もしてもらいたい。酒を飲んだシメには最高だと思うのだが。
最近は都内に足を運ぶ機会が減り、五ノ井さんもすっかりご無沙汰してしまったが、
HPによると、営業時間は平日は20時まで、土曜は15時まで、とそれぞれ1時間短縮。
平日は中休みが15時半~17時と30分増え、お酒の提供は19時までとのこと。
「汁なし担々麺」や「排骨飯」などのお持ち帰りメニューも販売しているようだ。

お次は城北方面、東十条駅近くで、入口扉に「このお店は怪しくないです。」という貼り紙があった『花ぼっくり』さん。
ファミコンなど昔のゲームと、女将さん自家製のお料理が楽しめる、全然怪しくないお店である。
こちらは私がよく注文する「鶏あみ塩焼 ゆず胡椒添え」。480円とは思えぬ鶏肉の量だ。


その後、先輩と飲みに行った際、「ボリュームたっぷり とん平焼」550円などを注文し、


さらに「ファミリースタジアム」で対戦。見事私のタイタンズが先輩のホイールズを撃破。

※まゆみ、ばあす、おかだがホームランを放った

ブログでも最後に触れたが、花ぼっくりさんは区画整理のため、立ち退きが決定していたが、
今年3月から現店舗の場所で営業開始。新しい住所は東京都北区中十条3-16-15-102に。
旧店舗は東十条駅から徒歩約2分だったが、今度は改札から徒歩約30秒。いい場所が見つかったようだ。
ただ、自粛要請により、花ぼっくりさんは4月から現在も休業中。移転直後にこれは気の毒。
再開時期については、女将さんのツイッターで発表されると思うので、こまめにチェックしたい。

今度は中央区築地。本願寺の近くにある、絶品餃子と沖縄料理のお店『餃子と沖縄』さん。
ニンニクががっつり効いた「手作り餃子」は、他ではなかなか食べられない、フツーじゃない味。


気さくな店主と、かわいいバイト女性(複数在籍)との会話も楽しく、築地方面に行ったときは、だいたい立ち寄っていた。
下記写真は沖縄料理の「ソーメンチャンプル」800円。汁多めのビーフンみたいで、食事にもツマミにもなる一品だ。


こちらのお店は、基本年中無休。なんと、昨年10月の大型台風の日も営業していたそうだ。
店主は「沖縄出身ゆえ、台風には慣れているから」とのことだが、日野橋が壊れたくらいのヒドイ台風で、よく店を開けたなあ。
さすがに女性バイトは休ませたそうだが、驚いたことに、客がふた組来店したらしい。店主だけでなく、客もどうかしてる(笑)。
そんな餃子と沖縄さんだが、さすがに今の時勢で深夜営業はしていない様子。お店のインスタグラムによると、
〜5/15までは17時頃〜時短営業中、餃子以外のテイクアウトも開始とのこと。
時短とは20時まで? あと、もう15日は過ぎたが、どうなったんだろ?
都内での仕事がなくなり、もう半年以上顔を出していないけど、またあの餃子を食べたいなあ。

最後は新宿に戻り、青春が甦る昭和歌謡曲酒場、新宿三丁目の『ヤングマン』さんを紹介。
  

上記右画像にも記載してあるが、ここはお酒飲み放題、食事は持ち込み可能。
お店で提供しているおつまみは、お通し代わりのお菓子と、数種のピザ800円のみ。なので料理画像はナシ。
ヤングマンさんの楽しみ方は以下の通り。
1 昭和歌謡曲リストブックから、リクエストする曲を選択
2 リクエストした曲の動画が、店内設置の大きなモニターに流れる
3 映像を楽しむ、あるいは曲に合わせて歌う
4 ふと気づけば、知らぬ者同士が声をそろえ、合唱状態に
上記を読んだだけでは、「これって楽しいの?」と思う方もいるだろうが、やってみると、カラオケとは違う楽しさがあるのだ。
1、2 リクエストし、しばらく待つと曲が流れて

※尾崎紀世彦「また逢う日まで」

3,4 映像に合わせて歌い出し、気づけば知らぬ者同士が肩を組んで熱唱


画像中央の男ふたり、片方は私の友人だが、もう一方は赤の他人である。客の大半が同世代ゆえ、意気投合するのも早い。
二次会とかで利用すると、すごく盛り上がると思うのだが、ヤングマンさんも現在、自粛要請を受け休業中
再開時期は、HPでお知らせするとのこと。昭和生まれには絶対オススメのお店だよ。

以上でシリーズ3部作(←大げさ)が完結。20軒のみの紹介に終わってしまったが、
私が愛するお店は、おじちゃんおばちゃんが営む個人店が多く、彼らはHPやSNSなどで、情報を発信することはない。
皆さん、元気にしていらっしゃるだろうか。「ちょうどいいリフレッシュ休暇になった」という結果になればいいのだが…。
あと、第2弾の多摩地区編でも書いたので繰り返しになるが、今回紹介したお店の、
営業時間や休業期間が今後さらに変わる可能性があることは、忘れないでほしい。
さらに繰り返しになるが、
すべての飲食店関係者のみなさん、いつもありがとうございます。そして、
これからもよろしくお願いします!
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日野橋の先の「びっくりうどん」 日野『どんたく』

2020年05月12日 | そば、うどん
前回日記で記した通り、本日5月12日、日野橋が約7ヶ月ぶりに通行可能に

※日野側から撮影

破損した箇所だけを交換したようで、下記画像の歩道が黒い部分が、新しくなった箇所だ。


その取り換えた部分の端と端の地点には、お清めの塩が撒いてあった。


なんとなく、お塩に向かって手を合わせて拝んでから、歩を進めた。
日野橋を渡り切った先には、以前ちょっと触れたように、『秋月』という小さな食堂もあるが、
この日はもう少し先まで歩き、モノレールの甲州街道駅の先にある、うどん屋さん『どんたく』で食事をすることに。


上記画像は、だいぶ前、夜営業の時間帯に撮影したもの。イラストのように手打ちうどんがウリのお店だ。
店内に入るとすぐ、製麺用のスペースがあり、期待が高まる。


本日食べたメニューを紹介する前に、どんたくさんの名物メニューを紹介。
その名物とは「がっかりうどん」。確か“見てがっかり 食べてびっくり”のようなキャッチコピーがあったはず。
こちらがその、がっかりうどん850円。なるほど、麺とネギとワサビだけで、「見てがっかり」だが、


うどんの下には、牛肉&玉ねぎ、味付け玉子、カマボコ、きつね、ワカメ、キュウリとたくさんの具材が!

※別添えの冷たいダシ汁をかけて食べる

あえて具材を隠すとは、まさしく「食べてびっくり」の面白い商品である。
このがっかりうどん、以前は1日限定20食とのことだったが、現在は30食になったようだ(お店のメニュー表より)。
実は私、こちらのお店を訪れるのは、年に1度くらいなので、以下で紹介したことも、今では変わっているかもしれない。

あるときはまず、瓶ビール(当時は確か600円)を注文し、「かきの天ぷら」650円で晩酌。


ビール以外にも、九州の焼酎や日本酒なども多数用意してあり、夜は飲み客も結構見かける。
おつまみも、天ぷら各種や唐揚げなどの他、サラダにおでん、福岡の郷土料理「筑前煮」などもある。
なお、店名の『どんたく』からもおわかりだろうが、店主の出身地は福岡県だそうだ。

この日はシメに「麦切」700円をオーダー。要するに大根抜きの「ぶっかけうどん」だ。


刻み揚げ、おかか、ネギ・ショウガと、具材はシンプルだけど、シメにはぴったりのうどんであった。
そういえば、福岡・博多のうどんは、メチャクチャ柔らかいはず(詳細はこちら)だが、
こちらのは決して柔らかくなく、むしろ程よいコシがある
温かいうどんも試してみたくなり、次回訪問時は、かけうどんを食べてみることに。
かけだけではさみしいので、数あるご飯ものとのセットの中から、「牛たぬき丼セット」1050円をチョイス。

※セットは冷たいうどんも可能

かけうどん(単品550円)は、価格を考慮するとこれでもハーフサイズなのかな? それにしては結構な量だ。 


麺はやっぱりコシがあり、私の好みに近い硬さであった。透明なうどんツユは、やや薄味に感じた。
しかし、そう感じた理由はおそらく、この牛たぬき丼(単品850円)が想像以上にしょっぱかったから。


さきほどのがっかりうどんにも入っていた、牛肉と玉ねぎの煮込みに揚げ玉を散りばめ、さらに玉子でとじてある。
見た目は開花丼に近い料理だったが、いざ食べてみたら、揚げ玉の存在感が強い!
牛肉などの具材を煮込むときに、濃厚なダシ(かけではなく、ざるうどんのツユ?)を使用していると思われるが、
そのダシを揚げ玉がガッチリ吸ってしまい、かじると「めんつゆ」のような味が、口いっぱいに広がる。
牛肉ではなく、まさか揚げ玉が主役とは…意外とウマかったけど、ノドが乾く味だったね。
なのでついつい、サービスのお茶だけでなく、うどんツユもゴクゴクと飲み干し、すっかりお腹いっぱいに。
どんたくさんも最近、テイクアウトを始めたようだけど、牛たぬき丼はたぶん、冷めた状態でもおいしいと思う。
あと、紅ショウガも付けてもらえたら、さらにありがたいね。

その後はコロナ騒動もあり、久々の入店となった本日。
店員さんにお願いされ、入口に設置された消毒用アルコールを両手に吹きかけたのち、テーブル席に案内された。
皆さん、もう忘れかけていたと思うが、ここでようやく、今日食べたメニューの紹介となる!
注文したのは、最初に紹介した、がっかりうどんの姉妹品(?)である「びっくりうどん」850円。
待っている間、店内の壁に貼ってあった、かつて雑誌に紹介されたときの記事を読んでいたところ、
「うどんは讃岐風」という店主のコメントを発見。だから柔らかくないのか!
しばらくしてびっくりうどんが到着。具材は、キュウリがないのと味玉が生玉子になった以外は、「がっかり」とほぼ同じ。


それより、写真がヘタでわかりづらいが、丼自体がかなりデカく、普通のお店の倍くらいの量だ
このうどんと比較すると、前回の「牛たぬき丼セット」のうどんは、やはりハーフサイズだったのか、と思わざるを得ない。
まずは、中央の生玉子ちゃんに肉やワカメをかぶせてフタをし、余熱で温める状態にしたのち、うどんを食べ始める。
ツユは前回と同様、最初は薄く感じたが、食べ進めていくうちに、塩分が強くなっていく印象。
そういえば、ここまでうどんのアップがなかったので紹介。手打ちらしく不揃いなので、いろんな食感が楽しめる。


半分ほど食べ進めたのち、半熟に育てた玉子ちゃんを崩し、牛肉と絡めて食べる。うひょうひょ、やっぱりウマい!


うどんだけでなく、そばでもラーメンでも、生玉子を崩すタイミングは、一生を費やしてでも研究すべきテーマだな(?)。
麺と具材をたいらげ、ツユを少々残した状態で「ごちそうさま」。量が多かったので、食べ終えるのに時間がかかったよ。

会計時、店員さんに最近の営業時間をたずねてみたところ、
現在、夜営業はやっていないが、近日、20時閉店で再開予定とのことだ。
お店を出て、膨れたお腹をさすりながら、再び日野橋を渡り、ゆっくり歩いて帰宅することにした。
日野橋・市営球場から柴崎体育館へ向かう遊歩道の途中に、写真の小さな石段があるのだが、


そこの脇に、色鮮やかな黄色い花がたくさん咲いていたので、ついつい撮影。


ネットで調べてみたところ、この花は「キショウブ・黄菖蒲」らしい…たぶん。
花言葉は「幸せをつかむ」「信じる者の幸福」「私は燃えている」などなど。
今の時勢を意識し、「信じる者の幸福」
を大々的にアピールし(←文字を大きくしただけ)、今回の結びとしよう。



手打うどん どんたく
東京都日野市日野1352-6
多摩都市モノレール甲州街道駅から徒歩約2分、JR日野駅からは推定徒歩約15分
営業時間 11時~14時半、17時半~21時 火曜は昼のみ 
定休日 水曜
※アクセス以外は、お店のパンフレットより転記
※2020年5月12日現在の営業時間は、文中に記載の通り
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桜もチューリップも、日野橋も元気だ。

2020年05月09日 | ジョギング、ウォーキング
緊急事態宣言の発令時、【不要不急の外出は避ける。ただし散歩やジョギングは可】というお達しが出た。
ジョギングはともかく、散歩はたとえ禁止されても、やめるつもりはなかった。
私自身だけでなく、高齢の母親にも、なるべく散歩して日光を浴びることを推奨している。
ネットには「年寄りは出歩くな」「家に閉じ込めて置け」なんて、乱暴な書き込みもあるが、
その結果、歩行困難など健康を害することになってしまったら、本人も周囲も不幸になる。
足腰が弱ることは、ある意味ウィルス感染よりも恐ろしいことだ

本来、4月というのは気候が温暖で、花や緑も生い茂る、年間でもっとも散歩に適している季節なのだが、
今年はコロナウイルス騒動があり、ウォーキングを楽しむどころではなかった。
ついでに、こんな時勢ゆえ、ストーキングも自粛しておいた(←どんな時勢でもダメだろ)。
毎年、いろんな場所で桜の写真を撮影しているのだが(下記画像は3年前の春、多摩川沿いにて)、


今年は花見もできなかったため、撮影したのは、地元立川市の柴崎体育館~根川緑道付近の数枚のみ。






例年なら、3枚目写真のあたりは、平日でも花見客がいるのだが、今年はほんの数名が散歩しているのみ。
四季の彩を楽しむことは、不要不急の外出に該当するのか…個人的には難しいジャッジだ。

華麗に咲き誇る桜の木々も素晴らしいが、道端の片隅にひそかにたたずむ、小さな花も気になる私。
先日は、南口繁華街の裏通りに咲いている、健気なチューリップを発見。




普段は「マッサージイカガデスカー」などと、非合法な性的サービスの勧誘をしてくる大陸系の女が跋扈する、
こんな場所で人知れず咲いているチューリップに、ちょっと感動してしまった。

一輪ではなかったが、チューリップは市内の他の場所でも見かけた。こちらは都立立川高校に接する歩道。


植え込み(っていうのか?)に白いチューリップが数輪咲いていた。生徒が植えたのだろうか。


立高は、この周辺地域の秀才が通う、歴史ある公立校であり、優秀な卒業生を多数輩出している。
あの、「できるかな」のノッポさんも、確かこちらのOBだ。
放課後には、部活動に励む生徒たちの活気ある声が響くのだが、休校中の現在は、さみしいくらいに静かである。

私のジョギングコースは、立高の脇を通過し、そのまま坂を下り、さきほどの柴崎体育館から根川緑道を経て、
日野橋を渡って多摩川沿いの歩道(地元民でないと、わからないよね。ゴメン)を進んでいくのだが、
以前書いたように、昨秋の台風で、日野橋が歪み不通になって以来、そのコースは走っていない。




日野橋の開通は1926(大正15)年。先日紹介した、四つ角飯店さんの創業より1年だけ早い。
破損直後から復旧計画が出されていたが、「再開通は半年後、梅雨の時期あたり」と伝えられていた。
今回のコロナ騒動で、人員派遣が滞り計画も遅延しているかと思っていたが、なんと、今月12日に再開との情報が!
先日、久々に日野橋方面までウォーキングし、現場を見てみることにした。

相変わらず通行止めとなっており、橋の入口には警備員さんが常備している。
だが、曲がっていた橋がまっすぐに戻っているのが遠目でもわかるではないか!


私以外にも何人か野次馬が来ており、そのたびに上記画像の右側に写っている女性警備員が、
橋の状態や工事の過程、12日に再開することなどを、事細やかに説明していた。ご苦労様です。
脇には貼り紙があり、確かに5月12日10時開放と記されている!


医療現場で働く方々に感謝をしよう、という働きかけはよく見かけるが(ただし、拍手を送るのはなんだか違和感)、
私自身は、今回の日野橋再開通にかかわった、すべての工事関係者に敬意を表したい
冬場は多摩川の冷たい風を受け、春先はマスク着用での労働を強いられ…さぞ大変だったことだろう。書いてて涙出てきた。

脇道にそれ、真横からも日野橋を見てみることに。おおっ、ちゃんと真っすぐになってる。


黄色いブルドーザーの上あたりが、台風で曲がっていた箇所だ。あの部分だけ取り替えたようだね。


そして、すぐそばの広場では、少年たちがサッカーやキャッチボールを楽しんでいた。


どこかの地域で、公園で遊んでいる親子に、「こんな時期に遊ぶな!」と、罵声を浴びせたバカがいたらしいが、
子供が外で遊ぶのは当たり前のことではないか。いいぞいいぞ、元気に遊べ少年たちよ!
大丈夫、立川なら「遊ぶな」などと、因縁をつけてくる大人は、滅多にいないはずだ。
その理由が、「大人自身が自粛せず飲み歩いているから」というのが情けないが…。
※目撃例多数

キャッチボールで思い出したが、日野橋のすぐ近くには、立川市営の野球場がある。


高校野球の地区予選を開催し、近隣のチームが練習試合に使用することもあり、
都立日野と日大二(専用グラウンドが立川市にある)の練習試合を、上記画像と同じアングルからのぞいたことがある。
現在は何も表示されていないスコアボードに、点数や選手名が記され、白球が飛び交う日は来るのだろうか。
無観客でもいいから、球児のためにもなんとか夏大会だけは、開催してやってほしい!

日野橋や高校野球など、ちょっとハナシがそれてしまったが、お散歩は本当にオススメだ。
家にこもって、テレビやネットのニュースを目にして、イヤ~な気持ちになるくらいだったら、
外に出て太陽の光を浴び、新鮮な空気を吸い(以前より交通量も減っているし)、草木や花々を愛でた方が、
心身の免疫力も上がり、ウイルスなんかに負けないのではないかな。
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すべての飲食店に感謝をこめて その2 多摩編

2020年05月03日 | 飲食店まとめ
前回の続き。私の行きつけの飲食店の中で、
最近の営業状態がわかっているお店を選び、拙ブログ投稿時の料理と、その後に食べた未掲載メニューの双方を紹介。
この前が私の地元・立川市内のお店だったので、今回は周辺地域である、多摩地区の6軒を掲載する。
多摩地区というのは要するに、東京都の23区と島を除いたエリアを指すため、
おしゃれタウンの吉祥寺も、お下品タウンの立川(笑)も、実は同じ多摩なのである。
なお、営業時間や休業期間が、今後さらに変わる可能性があることは、留意しておいてほしい。

とりあえず、ブログアップが古い順に紹介していこう。
まずは東村山市の久米川駅近くにある、笑顔になれる中華屋さん、その名も『笑顔(にこ)』さん。
麺類もご飯類も一品料理も、すべて美味しいのだが、日本酒や焼酎も多数揃っており、夜は飲める中華食堂になる。
名物は、麺と具材が上下反対のあんかけ焼きそば、正式名は「什景炒麺(すちんつぉうめん)」。


ナイフとスプーンも用意されるので、ピザのように切り分けて食べよう。
 ※小さい画像はクリックで大きくなります。以下同

全体的にやや量が多いため、じっくり飲み食いするなら大勢の方がいいかも。先日は、「北京風回鍋肉」850円で一杯。


予想通り、ひとりではキツイ量で、甘すぎないけれど、味が濃くて酒(たぶんご飯も)がススム。
独特の味噌ダレで味付けされた、たっぷりのキャベツ、豚肉、キノコ類は、かなりの食べ応えだった。
店主は北京料理のお店でも働いたことがあるらしく、こちらの回鍋肉も、そのとき収得した料理にアレンジを加えたとか。
また、つい先日は友人と訪問。彼は日本酒好きなので、中華食堂らしからぬ豊富な品揃えに、感激していた。
日本酒は二代目が好きらしいのだが、現店主が好きなのが釣り。お店定休日の水曜には釣りに出かけることが多く、
翌日の木曜日に行くと、釣果が一品料理として、登場することも
この日も木曜だったため、「店長の釣った やりいか刺身」700円がホワイトボードに記されていたので、さっそく注文。


こんなに大きくて新鮮なイカ刺しは、普通の居酒屋では700円では食べられないはず。
せっかくのやりいかなので、普段は嗜まない私まで日本酒を注文。そのせいか、この日は結構酔ってしまった(苦笑)。
最近の営業時間は、お店のフェイスブックによると、夜は17時半~20時までとなった。
一品料理は持ち帰り可能、ラーメンなどの汁物も、お鍋持参で対応とのこと。ここは麺類もウマいので、ご近所の方はぜひ!

続いては、調布にある地球を守る中華食堂『台北飯店』さん。
「ウルトラセブン」で地球防衛軍の女性隊員アンヌを演じた、ひし美ゆり子さんのお店として、特撮マニアの間で話題だったが、
現在ではアンヌ隊員は、お店にはほとんどタッチしていない様子で、私も残念ながら、彼女とは一度も会ったことはない。
2018年の秋頃、店舗の場所がすぐ近所に移動し、さらに公式HPができているのを発見。
新しい住所は東京都調布市小島町1-34-6で、営業時間は11時半~14時 17時~翌3時まで。休日は不定休。
以前、お店の方にたずねたところ、「だいたい0時くらいまで」とおっしゃってたので、
「食べログには3時までとあるが信用しちゃダメ」と、わざわざ追記したのだが、その後本当に3時になったのか。
ただし、最近は都の要請を受け、5月6日までは11時半から20時までの通し営業になった。
追記:5月6日まで→5月中と変更になりました

ひし美ゆり子さんの著書でも紹介されていた、「チョウヅメ」(※メニュー表記はHPより)をブログにも掲載し、


さらに「左のバットに置かれていた、角煮のようなチャーシューもウマそうだ。」と書いたため、


その次の訪問時には、有言実行で「チャーシュー」770円を頼んでみた。


腸詰めもそうだったけど、付け合わせのネギや豆板醤と一緒に食べるとおいしい。
他にも「カシラ」や「トンソク」など、台湾料理屋さんでよく見かける豚肉の小皿料理や、
「エビチリ」や「ソフトシェルクラブの豆鼓炒め」など、千円以上のちょいと高級なメニューもある。
最近ご無沙汰している、ひし美ゆり子さんオススメの「チャーハン」も、また食べたいな。
台北飯店さんには、同じ調布市の京王閣競輪場でヤラれた帰り、懐具合がさみしいときに寄ることが多いので、
いつかは大勝ちして、それらの料理を片っ端から注文してみたいね。

3番目は吉祥寺の成蹊大学近くにある、老若男女に愛される良店『うどん白石』さん。
私がうどんの美味しさに目覚め、食べ歩くようになったのは、こちらのお店がきっかけである。
「ざるうどん」のムチっとなめらかな感触と、それに相反する適度な歯応えは、官能的ですらあった。


 こちらは麺のアップ。光沢が美しいね。

ブログ掲載後も、こちらには通い詰めており、いろんなうどんを食べてきたが、もっとも豪華だったのが、
写真の期間限定メニュー「甘やかしすぎうどん」。海老天、きつね、揚げ餅、玉子が入っている。


あるマンガに似たような商品が出てきたそうだが、最近は「ゴルゴ13」以外のマンガを読んでいない私にはわからず。
価格は1100円くらいだったと記憶しているが、具だくさんの贅沢な一品ゆえ、満足度はかなりのもの。
また、女将さんが担当する揚げ物では、どら焼きの天ぷら「どら天」200円が新登場!


どら焼きを揚げるとは驚きのアイデアだが、塩分の多いうどんとの相性は、決して悪くない。
デザートだけでなく、私のようにウーロンハイのツマミにしても美味しいよ。
店主には手が空いたときに、うどんの基礎知識やオススメのお店など、いろいろと教えてもらっていた。
そんなうどん白石さんだが、4月上旬から完全休業中で、5月8日再開予定だったが、
緊急事態宣言延長を受け、5月18日再開、営業時間は20時までとの情報が入ってきた。
大きな声では言えないが、休業が明けたら真っ先に駆けつけようと思っている。
追記:5月18日再開は変わりませんが、当面は昼のみ営業とのことです
追記2:6月より夜営業も再開なさるそうです


4軒目の紹介は、中国宮廷も好んだエメラルド色の麺を出す、一橋学園駅からほど近い『中国宮廷麺 なにや』さん。
下記画像の「中国麺」をはじめ、麺料理にはすべて、ホウレン草を練りこんだ翡翠(ひすい)麺を使用している。


化学調味料は使用せず、素材の味を大事にしているのも、なにやさんの特徴だ。
また、ここはチャーシューが絶品であり、私は以前からお持ち帰りを購入していた。
重さや肉質などにより、毎回価格が変わるが、ここのチャーシューはいつ食べても抜群にウマい

※このときは1本2600円

知人宅でのパーティーでのお土産や、お歳暮として持参すると、すごく喜んでもらえるよ。
 ※家主さんにスライスしてもらいました

しっかり濃い味付けなのだが、こちらの商品も化学調味料なしの無添加仕上げなのがうれしい。
先日なんて、お持ち帰りチャーシューを購入しておきながら、店内で「チャーシューメン」1300円も食べてしまった。


噛みしめるたびに幸せを感じる、絶品チャーシューが6枚も入った、まさに至福の一杯であった。
なにやさんはブログ投稿後、土日も平日と同様、11時半~14時半、17時半~19時半と、中休みを取るようになったが、 
最近は夜営業は休み、11時半~14時半のみとなった。
なお、チャーシューは売り切れることもあるので、前日のうちに電話予約しておくのが賢明だ。

5軒目は、立川市と隣接する国分寺市にある、多彩な種類の馬蹄型餃子を出す酒場『谷信』さん。
具を包んだ皮の両側をくるっと丸めた、馬の蹄(ひづめ)型をした餃子が特徴で、
写真の「チェダーチーズ餃子」のように、具材やソースなどの乗せモノが、きっちり収まる。


ブログ投稿後に食べた商品で、印象に残ったのが「トマトソース餃子」450円。


濃厚な旨味とほのかな酸味のトマトソースが、中身の詰まった餃子と好相性。
しかも、せっかくのトマトソースをこぼすことなく食べられるのもいいね。
最近は15時~20時営業になったが、火曜が定休日ではなくなり、ほぼ年中無休に。
餃子のテイクアウトも実施しているので、生餃子を自宅で焼き、何かを乗せるのも面白いかも。例えば卵黄とかね。
追記:5月26日より15時~21時営業になったそうです

多摩地区最後の紹介は、「NO UDON, NO LIFE!」と印刷されたTシャツを着用している店主が、
絶品うどんを提供する、東村山市の『手打ちうどん こげら』さん。
先日は、お持ち帰りうどんも紹介させてもらった。
初めてお店に足を運んだのは、今から3年前の夏。オーダーしたのは、ざるうどんの並に、


 げそ天と卵かけご飯がつく、「こげらセット」500円。

当時も、税率アップ後の現在も、低価格を維持している、お店の企業努力には頭が下がる思いだ。
昨年7月には、当日限定メニューの「冷やし中華風うどん」(500円…だった記憶)を食べる機会に恵まれた。
正式名は「こげらっ妻特製冷やし中華UDOON」。女将さんが用意した具材やタレを、いつものうどんと合わせる。
生のトマトが苦手な私は抜いてもらったが、実際はプチトマトが2個つく、色合いも美しい逸品であった。


普段のダシとは異なる、冷やし中華風の酸味が効いたタレと、こげらさん自家製の太いうどんが、意外とマッチしていた。
女将さんが、「具材がまだ余ってる」とおっしゃるので、「釜玉うどん」の小をお替わりし、玉子とハムも追加してもらった。


 カルボナーラみたいになるかなあと思ったが、ちょっと違った(笑)。
でも、釜玉小とトッピングで200+100=300円とは破格。今度お持ち帰りしたときに、自家製カルボナーラに挑戦しよう。
こちらもうどん白石さんと同様、現在はテイクアウトも含め完全休業中
お店のツイッターによると、確定ではないが、5月中旬くらいまで休むとの店主発言も。
あの、ぶっとくて安ウマなうどんを、再び食べられる日が待ち遠しい。
追記:5月中は再開しないそうです
追記その2 お店ツイッターにて、6月4日再開が発表されました!


以上、多摩地区の名店6軒を紹介してきた。今回も執筆に10時間ほどかかってしまった(昼寝、その他雑用含む)ので、
残る「都内・その他の飲食店」はまた別の機会にする。最後は前回の繰り返しとなるが、
すべての飲食店関係者のみなさん、いつもありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします!
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