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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

3月8日は「餃子の日」らしいです

2024年03月08日 | 餃子
1972年の3月8日に、『味の素』が「冷凍餃子」を発売した記念として、一昨年から3月8日は餃子の日になったらしい。
「○○の日」などは、あまり興味がないが、せっかくなので今日は、餃子について語ろうと思う。

食堂でも居酒屋でも、メニューに餃子があれば必ず注文する私だが、餃子専門店の新規開拓は滞っている。
既知のお店でじゅうぶん満足できるし、年齢とともにフットワークが軽くなくなったのも原因だ。
都内には行きたいお店もあるのだが、安くて美味しい餃子を、交通費かけて食べに行くのも変だしねえ。
しかも、最近は飲食店の価格が軒並み上がっており、安くない餃子も増えてきた。
以前、「大きさにもよるけど、餃子は1個あたり100円、たこ焼きは50円を超えると、割高に感じる」と記したが、
大きさは普通なのに、100円超の値段設定となる餃子も、近年は珍しくない。
無論、私の価値観も古いのだろうが、派手な肉汁、数種類のタレ、パクチーなどの飾りつけ、オッシャレ~な内装やBGMのジャズなど、
餃子本来の味で勝負せず、見た目や雰囲気をウリにして、価格を上乗せする店は、どうも納得できない。

かつては「ニンニク臭い」など、負のイメージもあった餃子が、ここ数年で女性の支持も得て、親しみやすい存在となったのは間違いない。
需要が増えれば当然、供給する側も増え、餃子を扱う新規業者が参入し、無人販売店なども登場した。
選択肢が多くなったのは歓迎すべきだろうが、その分、ブームに便乗した、質の悪い商品も出回っているはず。
我々愛好家も、見た目などで安易に飛び付かず、餃子の味や質を見極める眼力を養わなくてはならない。
…と、偉そうなコト書いている私も、「安い」だけで認めてしまう傾向があるので、気をつけなくてはな。

新規開拓こそサボっているが、餃子自体はちょくちょく食べている。
以下では、自称「餃子の大将」の私が最近食べた、お気に入りのお店10軒を紹介。 ※一部数年前のもあり
すでに拙ブログで取り上げたお店ばかりだが、画像は一応、初公開のものばかりだ。

私の地元・立川市から近い順に紹介していこう。
まずは、北海道ラーメンのお店なのに、煮込みとつけ麺ばかり食べている立川『味源』
「餃子」は一人前8個で500円だが、私はビールとのセット餃子しか食べていない。
かつては瓶ビール500円で餃子も500円、なのにビール&餃子セットも500円、という不思議な価格設定だったが、
その後は、瓶ビールを含むドリンク+お通し+餃子5個で600円のセットが登場。


そしてつい最近は、餃子が4個に減ったものの、


セット価格は500円に。この時勢で値下げとは嬉しいねえ。


具材は、やや肉の甘味を感じるが、ビールの苦みとの相性は良好。
下記貼り紙は、3年前に撮影したものなので、今年で創業33年となる。


「無数にあるらーめん屋から 味源本店をお選び頂きありがとうございます」という、お店からのメッセージも好感が持てる。

続いては、味源からもほど近い、同じ立川の『四つ角飯店』
最近はYouTubeか何かで取り上げられたようで、餃子半額の日(毎月5日・15日・25日)以外でも行列ができている。
ブログアップした2020年は330円だった餃子は、その後何度か値上げし、現在は450円。
『餃子の王将』が、長年200円(税込、税別含む)だったように、四つ角飯店の餃子も300円(同)時代が長かったため、ちょっと違和感がある。
もう何度も食べているし、撮影もしていなかったのだが、約1年前に初めて「海老のチリソース」を注文したとき、


うっかりチリソース餃子を試してしまった。予想どおり、相性はイマイチ。


それにしても、常に行列ができ、長居するのが申しわけなく感じる、近年の人気ぶりには困っちゃうね。

お次は、隣市の国立にある『香来』
ブログアップした2017年に360円だった、基本の餃子である「普通餃子」は、現在400円に。


こちらは、前回ブログでは紹介できなかった「ニンニク餃子」480円。


他の餃子と区別がつかないので、中身を見せようとしたら、なんだか残酷な画になってしまったが、味自体はいい。


餃子は5種類あるが、おススメは韃靼粉を皮に練り込んだ、「ダッタン餃子」かな。

お次も同じ中央線駅から、八王子にある『餃子のパプア』
こちらは、「ニンニク餃子」(右側)と、「チーズカレー餃子」で、どちらも462円。


特製黒酢で食べる「水餃子」は418円。チュルンとした歯触りは相変わらず。


毎週火曜のドリンク半額サービスはやめたようだが、価格自体は、ブログアップ時の2017年とたぶん変わっていないのは素晴らしい!

次は、立川市から北上し小平市へ。ほぼ毎月チャーシューを買っている『なにや』では、生餃子を購入することもある。
店内で食べると1個180円で2個以上~だが、生餃子はもう少し安いはず。記憶にないが、おそらくオマケもしてもらっている。


ちゃんと焼き方の説明も付いてくる。記載されている「水餃子」も美味しい。


粉で真っ白だが、商品名は「手打ち三色大餃子」なので、焼くとカラフルになる。


私自身は、なにやさんでもっとも好きなのはチャーシューだが、友人・知人は餃子ファンが多い。

小平からさらに北上し、清瀬の人気店『みゆき食堂』へ。
今年久々に訪問したら、おばちゃん店員に「すみませんが、最近値上げしまして…」と告げられた。
どうやら、価格表示が内税から外税に変わったようだが、元の値段が安いので、10%くらい問題ない。
「ジャンボぎょうざ」は495円。500円以下では申しわけないボリュームだ。


みゆき食堂さんは、どの商品も安くてウマいが、中でも餃子は肉々しくボリューミーでおススメ。
餃子のライバル(?)「しゅうまい」は、8個300円と記載されているが、ご覧のとおり13個やってくる(笑)。


ホッピーの中も濃いし、「やっぱりこの店はスゴイ」と再認識させられた。

中央線に戻り、三鷹駅へ。まずは餃子土産の常連店である『一圓 三鷹北口店』
2021年のブログアップ時に1個110円だった「ジャンボ餃子」は、昨年末の購入時が120円で、つい最近140円になった模様。
それでも、重量は一般的な餃子の3倍あるので、コスパは良い。
生で持ち帰り、自宅で焼いて食べることもあれば、


店頭に用意されている、焼餃子を買うこともある。 ※撮影時は1個110円時代


いずれにしても、テイクアウトはお店の袋を利用する。焼餃子の場合、電車内で匂いがダダ漏れだ(笑)。


オーナーは違うようだが、上石神井の一圓にも、行ってみたいものである。

続いては、一圓から徒歩ですぐの『大黒屋 三谷店』へ。
近所にあった、通称『中華 大黒屋』が閉店したため、現在は「三谷店」と書かなくていいかも。


昨年末に訪問し、「味噌ラーメン」と一緒に注文。餃子の価格は、4年前のブログアップ時から変わらず350円。
まずはバター入りの味噌ラーメンがやってきて、


あとから焼き上がった餃子が到着。見てのとおり、つけダレには味噌ラーメンのスープを流用。


元々の餃子がウマいので、コーンが混ざってても気にならない。バターも加えるべきだった!

中央線をさらに上り、阿佐ヶ谷のラーメン店『萬福本舗』へ。
以前はなかった「餃子」が、レギュラーメニューになった。1人前5個400円で、現在は420円。


皮はパリパリで、中身の野菜は粗く刻まれており、手作り感が伝わる、


ブログで紹介した「焼きワンタン」のときと同様、ラーメンのトッピング兼ツマミにもなる、「肉味噌」を付けて食べた。


ビール、餃子&肉味噌、そして味玉。なんとも幸せな三位一体である。

最後はブログ未公開のお店から、テイクアウト専門店の府中『くりばやし餃子』を紹介。


店主(プロ)が焼いたのを、その場で食べるのが、焼餃子のもっとも美味しい食べ方だと信じている私ゆえ、
イートインスペースがないのは残念だが、それでもこちらには、結構昔から通っている、


餃子は7種類あり、営業中も、店員さんがせっせと具材を包んでいる。


一番人気の「オリジナル餃子」は、今どき珍しいニンニクががっつり効いた、私好みのテイスト。「スタミナ餃子」は、さらにニンニクが多い。
テイクアウトでは、お店ロゴ入りの赤い箱に詰めてもらう。


オリジナルは1人前5個537円だが、生餃子だと1個サービスで6個になる。


1個あたり48グラムと、一般的な餃子のほぼ倍サイズと、そこそこ大きめ。比較のため爪楊枝を置いてみた。
他の餃子メニューなど、詳細については、こちらのお店HPを見てほしい。

実際に焼いてみたのがこちら。ビールが「糖質0」なのが恥ずかしいね。


中身の撮影…はまたまた失敗し、見苦しいカットになったが、野菜が多いことはわかってもらえただろうか。


最近こそ、府中に足を運ぶことの多い私だが、10年以上前の行き先は、分倍河原の『ホルモン大学』と、ここくりばやし餃子さんだけであった。

以上、10軒のお店を紹介してきたが、23区内のお店が萬福本舗だけなのは、最近の私が遠出していない証拠だな。
個人的に一番ウマいと思っている、世田谷区の『ヤマタニ餃子店』も、2年以上ご無沙汰している。
なお、私が一番好きな餃子店『赤天』は、昨年末にいったん閉店し、現在は新店舗を探している段階。
来年の今日もまた、【最近行った餃子店10軒】を発表できるよう、今後は都内のお店も巡らなくては。
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2 コメント

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Unknown (hobohobo)
2024-03-20 12:51:19
先週(15日)「四つ角飯店」に餃子を買いに行ったんですが、持ち帰り半額は2月で終了したようです。店内半額は継続で、4時ごろにもかかわらずすごい行列でした。以前は持ち帰りはすごく並ぶけど店内飲食はわりとすんなり入れたと記憶してるんですが。
たしかに最近いつも行列だなぁ… と思ってましたが、そういう事情だったんですね。
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Unknown (ブログ主)
2024-03-20 13:43:15
hobohobo様、
コメントありがとうございます。

地元民なのに、持ち帰り半額中止は、知りませんでした。
かつて、年末の12月25日は、「冷凍して正月に食べるのよ」と言いながら、
生餃子を50人前(300個!)も購入するオバハン客がいたんですけどね。
並ばず入店できて、店員さんたちが喫煙・飲酒しながら働いていた、
屋号どおり四つ角にあった、旧店舗時代が懐かしいです。
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