前回のブログで最初に指摘した、
「『餃子の王将 国立駅南口店』は、閉店間際には入口ドアを開け、寒風で客を追っ払う」という行為について、
実際に私とその場に居合わせた方から久々に連絡があり、「今ではあんなことしてないですよ」と教えてもらった。
そうか、ヤツらも改心したのか。あるいはバカ店員がすべて駆逐されたのかな。
基本的に、拙ブログにウソはないが、その後状況が変わる場合もあるかもしれないので、
そのような、記載と異なる事実に気付いた際は、ぜひ情報を提供していただきたい。
なお、「オメエの文章つまんねえよバカ」などといった批判は、一切聞き入れないのでやめておけ。
もうひとつ、前回のブログ「国立『香来』」では最後に、
「ここと同じく、サービス券配布、餃子割引の日、乳酸菌飲料の3点サービスをやっている中華食堂がある」と記した。
なので今回はそのお店、花小金井の『錦乃』さんを紹介しよう。
お店の場所は駅北口から至近。マンションのような建物の入口に看板があり、中をのぞくと、
上記写真のように、ちょっと怪しげな空間内で目立つ、黄色い看板のある場所が店舗。
以前紹介した、同じく花小金井にある、汁無し麺専門店『メンデザイン』の帰りに発見したのだ。
店内はカウンター数席と、大中のテーブル席が4つ。お店を切り盛りするのは、職人風のおじちゃんと接客担当のお母さん。
とりあえず、「餃子」とビールを注文すると、お母さんが「キリンとアサヒどちらにしますか」と丁寧な口調でたずねてきた。
私が珍しく、おばちゃんじゃなくてお母さんと書いた理由がおわかりだろう。とにかく品のいいご婦人なのだ。
しばらくすると、お母さんがよく冷えたキリンビール大瓶600円と、お通しを持ってきてくれた。
ポテトサラダと、自家製らしい浅漬けのお新香。このふた品でビールを飲んでいると、餃子が焼きあがった。
形も焼き色も綺麗にそろった餃子は、標準サイズ6個で300円とこれまた安い。
中身は野菜多めの懐かしいタイプかと思いきや、ほんのりエビの風味がする。
細かくすりおろしたエビか、エビ油を混ぜ込んでいるのかな。安価なのに、なかなか手の込んだ逸品ではないか。
ちょうどビールもなくなったので、ビールと一緒に餃子も、もう一皿お替りしてしまった。
デザートは、「カツカレー」600円にするつもりだったが、50円安い「チキンカツカレー」550円を選択。セコくてすまん。
ちなみに「カレーライス」と「ラーメン」は400円、「チャーハン」と「ソース焼きそば」が500円。どれも30年前の価格だ。
数分後、揚げたてのチキンカツに、福神漬けと生野菜が乗ったカレーが到着。
安いけど、量もたっぷりある。そして…サイドにはオマケもある!
レタスが添えられた冷奴と、乳酸菌飲料「ヨーク」も付いてくるのだ。
あと、冷水と一緒にコップに入っているスプーンも、なんだか懐かしくていいよね。
餃子とビールで少々満腹だったが、スパイシーなカレーとサクサクのカツが美味しくて、ズンズンと食べ進み完食。
もちろん、ヨーク(リンゴ風味だった)もちゃんと飲んだよ。
すっかり満足したところで御会計をお願いしたところ、やはりお通しは無料で、消費税も内税。
さらに、お母さんが「よかったらお持ち帰りください」と、写真の割引券を渡してくれた。
「よかったら」どころか、喜んで持ち帰るよ。「どうもごちそうさまでした」と告げると、
「またいらしてくださいね」というお母さんの声に、厨房のおじちゃんからの「ありあとござんしたー」の声が重なった。
実にイイ店だったので、今後も通うことに決定。
なお、50円割引券に「3日・13日・23日使用不可」とあるのは、こちらのお店は、毎月3が付く日は、
餃子が一人前100円になるのだ。太っ腹すぎる!
そもそもこちらのお店を知ったのも、いつだったかの3の付く日に、長い行列を発見したからだったりする。
ドケチの私だが、並ぶのはイヤだし、あの餃子を100円で食べるのは申し訳ないので、いまだ3の日に入店したことはない。
その後は、お店の夏休みなどもあり、なかなか再訪がかなわなかったが、先日久々に晩餐に出かけた。
前回同様、近所の御老人たちの団体が、早い時間から飲みに来ていた。
会話を盗み聞きすると、どうやら皆さん80歳以上らしい。私もその年齢まで、昼酒を楽しめたらいいな。
今回もやはり、餃子とキリンビールを注文。この日のお通しはもつ煮込みだった。
ラーメンスープを使用しているようで、めちゃくちゃウマイ。レギュラーメニューにしてほしいくらいだ。
この日のデザートは「カツ丼」800円にするつもりだったが、壁に貼ってあるメニューに、
「ミニカツ丼とラーメン700円」と、「カツ丼 半ラーメン630円」などの激安セットを発見!
先述のとおりドケチの私は、一番安いカツ丼&半ラーメンを選択した。
出てきたのがこちら。おおっ、今回も冷奴とヨークが付いてくるのか。
ラーメンの丼は普通サイズだったが、中身の麺は半分だった。
薄口の醤油スープ、甘いメンマ、ややパサついたチャーシュー…これぞ昔のラーメンだ。
カツ丼も、薄いカツが4切れほどと、やや少なめ。さすがに、800円のカツ丼より、量や質を下げているのかな。
最後にヨークを飲み干し、ごちそうさまでした。
御会計時、お母さんが例の割引券をくれようとするので、「あっ、持ってるからいいです」と辞退したら、
「お持ちでしたら50円引きますね」とお釣りを50円多く渡してくれて、「お持ちの券も、また使ってください」だって。
ただでさえ安いから使う気はなかったのだが…このままでは永久に50円引きにしてもらえるようだ。
安い、ウマい、各種サービスがあり、お母さんの応対もよく…心温まる国宝級の良店だね。
おじちゃん、お母さん、これからも末永くお店を続けてくださいね。
花小金井駅付近は、いわゆるラーメン専門店はなく(しいていえばメンデザインだが、ここもラーメンは置いてない)、
※追記 メンデザイン、2022年からラーメン始めました
代わりに、麺類だけでなくチャーハンや餃子などの一品料理も提供する、中華食堂が数軒存在する。
錦乃のすぐ近くにも、『しまむら』という名前の中華屋さんがある。
写真は、お通しのかっぱえびせん(笑)と「肉野菜炒め」500円に、「ギョウザ」350円。
※クリックで大きくなる
こちらも、内装・外観ともに昭和のレストラン風で、なかなか居心地の良い店だった。
花小金井、街中華ファンならば、一度は訪れるべきでしょ。
錦乃(にしきの)
小平市花小金井1-12-2
西武線花小金井駅北口から徒歩約90秒
営業時間 11時~22時
定休日 金曜
「『餃子の王将 国立駅南口店』は、閉店間際には入口ドアを開け、寒風で客を追っ払う」という行為について、
実際に私とその場に居合わせた方から久々に連絡があり、「今ではあんなことしてないですよ」と教えてもらった。
そうか、ヤツらも改心したのか。あるいはバカ店員がすべて駆逐されたのかな。
基本的に、拙ブログにウソはないが、その後状況が変わる場合もあるかもしれないので、
そのような、記載と異なる事実に気付いた際は、ぜひ情報を提供していただきたい。
なお、「オメエの文章つまんねえよバカ」などといった批判は、一切聞き入れないのでやめておけ。
もうひとつ、前回のブログ「国立『香来』」では最後に、
「ここと同じく、サービス券配布、餃子割引の日、乳酸菌飲料の3点サービスをやっている中華食堂がある」と記した。
なので今回はそのお店、花小金井の『錦乃』さんを紹介しよう。
お店の場所は駅北口から至近。マンションのような建物の入口に看板があり、中をのぞくと、
上記写真のように、ちょっと怪しげな空間内で目立つ、黄色い看板のある場所が店舗。
以前紹介した、同じく花小金井にある、汁無し麺専門店『メンデザイン』の帰りに発見したのだ。
店内はカウンター数席と、大中のテーブル席が4つ。お店を切り盛りするのは、職人風のおじちゃんと接客担当のお母さん。
とりあえず、「餃子」とビールを注文すると、お母さんが「キリンとアサヒどちらにしますか」と丁寧な口調でたずねてきた。
私が珍しく、おばちゃんじゃなくてお母さんと書いた理由がおわかりだろう。とにかく品のいいご婦人なのだ。
しばらくすると、お母さんがよく冷えたキリンビール大瓶600円と、お通しを持ってきてくれた。
ポテトサラダと、自家製らしい浅漬けのお新香。このふた品でビールを飲んでいると、餃子が焼きあがった。
形も焼き色も綺麗にそろった餃子は、標準サイズ6個で300円とこれまた安い。
中身は野菜多めの懐かしいタイプかと思いきや、ほんのりエビの風味がする。
細かくすりおろしたエビか、エビ油を混ぜ込んでいるのかな。安価なのに、なかなか手の込んだ逸品ではないか。
ちょうどビールもなくなったので、ビールと一緒に餃子も、もう一皿お替りしてしまった。
デザートは、「カツカレー」600円にするつもりだったが、50円安い「チキンカツカレー」550円を選択。セコくてすまん。
ちなみに「カレーライス」と「ラーメン」は400円、「チャーハン」と「ソース焼きそば」が500円。どれも30年前の価格だ。
数分後、揚げたてのチキンカツに、福神漬けと生野菜が乗ったカレーが到着。
安いけど、量もたっぷりある。そして…サイドにはオマケもある!
レタスが添えられた冷奴と、乳酸菌飲料「ヨーク」も付いてくるのだ。
あと、冷水と一緒にコップに入っているスプーンも、なんだか懐かしくていいよね。
餃子とビールで少々満腹だったが、スパイシーなカレーとサクサクのカツが美味しくて、ズンズンと食べ進み完食。
もちろん、ヨーク(リンゴ風味だった)もちゃんと飲んだよ。
すっかり満足したところで御会計をお願いしたところ、やはりお通しは無料で、消費税も内税。
さらに、お母さんが「よかったらお持ち帰りください」と、写真の割引券を渡してくれた。
「よかったら」どころか、喜んで持ち帰るよ。「どうもごちそうさまでした」と告げると、
「またいらしてくださいね」というお母さんの声に、厨房のおじちゃんからの「ありあとござんしたー」の声が重なった。
実にイイ店だったので、今後も通うことに決定。
なお、50円割引券に「3日・13日・23日使用不可」とあるのは、こちらのお店は、毎月3が付く日は、
餃子が一人前100円になるのだ。太っ腹すぎる!
そもそもこちらのお店を知ったのも、いつだったかの3の付く日に、長い行列を発見したからだったりする。
ドケチの私だが、並ぶのはイヤだし、あの餃子を100円で食べるのは申し訳ないので、いまだ3の日に入店したことはない。
その後は、お店の夏休みなどもあり、なかなか再訪がかなわなかったが、先日久々に晩餐に出かけた。
前回同様、近所の御老人たちの団体が、早い時間から飲みに来ていた。
会話を盗み聞きすると、どうやら皆さん80歳以上らしい。私もその年齢まで、昼酒を楽しめたらいいな。
今回もやはり、餃子とキリンビールを注文。この日のお通しはもつ煮込みだった。
ラーメンスープを使用しているようで、めちゃくちゃウマイ。レギュラーメニューにしてほしいくらいだ。
この日のデザートは「カツ丼」800円にするつもりだったが、壁に貼ってあるメニューに、
「ミニカツ丼とラーメン700円」と、「カツ丼 半ラーメン630円」などの激安セットを発見!
先述のとおりドケチの私は、一番安いカツ丼&半ラーメンを選択した。
出てきたのがこちら。おおっ、今回も冷奴とヨークが付いてくるのか。
ラーメンの丼は普通サイズだったが、中身の麺は半分だった。
薄口の醤油スープ、甘いメンマ、ややパサついたチャーシュー…これぞ昔のラーメンだ。
カツ丼も、薄いカツが4切れほどと、やや少なめ。さすがに、800円のカツ丼より、量や質を下げているのかな。
最後にヨークを飲み干し、ごちそうさまでした。
御会計時、お母さんが例の割引券をくれようとするので、「あっ、持ってるからいいです」と辞退したら、
「お持ちでしたら50円引きますね」とお釣りを50円多く渡してくれて、「お持ちの券も、また使ってください」だって。
ただでさえ安いから使う気はなかったのだが…このままでは永久に50円引きにしてもらえるようだ。
安い、ウマい、各種サービスがあり、お母さんの応対もよく…心温まる国宝級の良店だね。
おじちゃん、お母さん、これからも末永くお店を続けてくださいね。
花小金井駅付近は、いわゆるラーメン専門店はなく(しいていえばメンデザインだが、ここもラーメンは置いてない)、
※追記 メンデザイン、2022年からラーメン始めました
代わりに、麺類だけでなくチャーハンや餃子などの一品料理も提供する、中華食堂が数軒存在する。
錦乃のすぐ近くにも、『しまむら』という名前の中華屋さんがある。
写真は、お通しのかっぱえびせん(笑)と「肉野菜炒め」500円に、「ギョウザ」350円。
※クリックで大きくなる
こちらも、内装・外観ともに昭和のレストラン風で、なかなか居心地の良い店だった。
花小金井、街中華ファンならば、一度は訪れるべきでしょ。
錦乃(にしきの)
小平市花小金井1-12-2
西武線花小金井駅北口から徒歩約90秒
営業時間 11時~22時
定休日 金曜