先日の前編に続く、三鷹の人気中華食堂『高社楼』リポートの後編。
今回は、個人的に気になっていた未食の麺類や、お店の各種情報だけでなく、
店内カレンダーに掲載されていた、八王子店についても語っている。

三鷹界隈に来るたびに、高社楼さんを訪問していたのだが、三鷹駅からはそこそこ距離があるので、いいウォーキングになった。
まずは、前回の最後に、広東麺っぽいチャンポンメンを食べたので、今回は「広東麺」650円そのものをオーダーしてみた。
普段と同様、息子さんが茹でた麺と注いだスープが入った丼に、鍋振り担当のお母さんが、熱々アンをかけて完成。
期待どおりのビジュアルをした広東麺である。

麺はいつもの細縮れ麺で、醤油味ベースのスープに、肉野菜アンの熱気と旨味が加わる。

ここで、チャンポンメン520円の画像を掲載。アンやスープの色は共通している。

ただ、広東麺の方が具材は同じでも量が多く、キャベツ、人参、豚肉は大ぶりで、ナルトはなくなるが、ピーマンが加わる。

炒めたピーマンから、独特の味わいと芳香が生じて、具材と麺はもちろん、スープまで飲み干してしまった。
数日後に通算5度目の訪問。そのうち4度は今年なので、さすがに顔を覚えられてきた。
このときは、客席にいたお父さんに、気になっていた「特製ピリカララーメン」の内容をたずねてみたところ、
「醤油ラーメンの辛いヤツ」と教えてくれた。要約し過ぎている気もするが(笑)、醤油スープはワンタンで味わっているので、
未体験の味噌テイスト=「味噌ラーメン」500円を選択。ワンコインの味噌ラーメンも、今では貴重なはず。
味噌ダレを溶くのではなく、モヤシなどと一緒に鍋で仕上げるスタイルだった。

スープはほんのり甘口で、懐かしくも優しい印象の味噌ラーメンだ。
具材はモヤシに少々のニラと人参、ひき肉ではなく、タンメンや広東麺にも使用していた、細切れ豚肉が入る。
途中でラー油を加えて、一気に食べ終えてしまった。

お腹に余裕があったので、ピリカララーメンを追加しようかと一瞬迷ったが、以前も記したように、
ラーメン+かつ丼の注文や、ラーメンの替玉は平気なのに、ラーメンをもう一杯頼むのは、なぜか恥ずかしい。
というワケで、ピリカララーメンは日を改めて、6度目の訪問で注文することに。
この日は、久々に軽く飲むことにしたのだが、4月くらいから、ドリンク類だけ少し値上げした模様。

「ジュース」がなくなり、「コーラ」120円→150円、「日本酒」330円→350円、ビール大瓶が570→600円、ウーハイが300円→350円に。
もっと上げても全然問題ないし、4年以上変わっていないお食事メニューの価格は、嬉しくもあり心配でもある。
最初はビール、途中でウーハイに変えて、おツマミの「麻婆豆腐」520円をいただく。

底の深くないお皿に盛ってあり、あふれないよう、けれどもヤケドしないよう、慎重に口へ運ぶ。
最近のような痺れる激辛タイプではなく、甘辛く家庭的な味付け。
具材は豆腐の他、麻婆では珍しい玉ねぎと、ひき肉ではなく例の細切れ豚肉。

玉ねぎも他の炒め物で使うし、なるべく共通の食材を用いることで原価ロスを防ぎ、安価を維持しているのだろう。
麻婆豆腐は残っているが、シメの食事として、予定どおり特製ビリカララーメン600円を追加注文。
すぐに完成したのがこちら。確かに、激辛ではなくピリ辛っぽい見た目と匂い。

お父さんは「醤油ラーメン」ベースと仰っていたが、あまり醤油は感じず、けれども味噌や塩でもない、不思議な味のスープである。
具材は、今回何度も記述している細切れ豚肉に、青菜と輪切りのネギ。そこに特製(?)の辛味油が加わる。
豚肉やピリ辛風味が、麻婆豆腐と被ってしまったので、どうせならと、残りを全部丼にドボン。

こちらには、「マーボーラーメン」620円という商品もあるが、たぶん似たようなテイストではないかな。
麻婆が混ざったスープを、いつもの細麺と絡めてすすっていくと、ほどよい辛さ&ほろ酔いで、身体が熱くなってきた。
ウーハイを飲み干し、さらに冷水をコップ1杯(セルフで)いただき、ごちそうさま。
そういえば撮ったことがなかったので、丼とレンゲの「高社楼」の文字を、改めて撮影した。

※食器の高の字は、髙(ハシゴだか)だった
会計後、ご夫妻と少しだけ会話。
お店の名前は、長野県の高社山が由来であること、お父さんが育った実家は、高社山の麓にあったこと、
そして、お父さんの実兄さんが、八王子の高社楼を営んでいることなどを教えてもらった。
せっかくなので、数日後の夜、八王子店へも足を運んだ。
JR八王子駅北口から、そこそこ歩いた場所にお店はあった。三鷹店に負けず劣らず、渋い外観である。

入店すると、厨房には誰もおらず、高齢の男性がテーブル席で休憩していた。この人が、三鷹店のお父さんのお兄さんだろう。
私の存在に気付くと、お父さんお兄さん(以下、店主と記す)が笑顔を浮かべながら立ち上がり、調理の準備や店内の片づけを開始。
夜は来客が少ないのか、カウンターには食材や調味料の他、スーパーなどで売っている廉価シュークリームが2個放置してあった。
おそらく、あとで夫婦で食べるのだろうと思い、僭越ながら「冷蔵庫へしまった方がいいですよ」と助言。
営業中とはいえ、休憩をジャマしてしまった形になったが、店主は常に笑顔を絶やさない好々爺であった。
店主が調理準備している間に、八王子店のメニューを撮影。

三鷹店より少しだけ高いが、「中華そば」は500円で、最高値商品も「天津麺」などの800円と、こちらも昭和価格。
さっき書いた高社山は、「こうしゃさん」or「たかやしろやま」と読み、高井富士の別名もあるそうだが、
高井富士(たかいふじ)を由来にした兄弟のお店が、2軒とも「やすい」のが面白い。
注文したのは、ぺーシックな中華そばと、好物の「餃子」400円。三鷹店にはない「つけそば」も気になったけどね。
しばらくすると、お母さんもやってきて、厨房の店主さんを手伝う。
長年、大勢のお客さんを捌いてきた、夫妻の連係はダテではなく、それほど待つことなく商品が完成。

中華そばは、チャーシュー、メンマ、ノリにネギが入る、クラシカルな東京醤油ラーメン。

丼のサイズは、一般的なお店と同等だと思われる。

餃子は普通サイズのが6個。温かいうちに食べ始めよう。

店主さんはだいぶお疲れのようだし、中華そばの麺は『肉のハナマサ』で売っているモノだったりして、
正直、味はあまり期待していなかったのだが、ラーメンも餃子も意外とイケる!
スープは、薄味化と思いきや、ちゃんとコクがある。それもそのはず、
食事中、お母さんが寸胴から、豚のゲンコツらしき骨を取り出すのを目撃。麺はともかく、スープはお店でしっかり炊いているようだ。
あと、ハナマサの麺も結構美味しかった。さすがは「プロ仕様」と表示しているだけのことはある。

餃子は、三鷹店とは違い緑色ではなく、一般的な餃子に近い色合い。

焼きムラはあったものの、肉と野菜のバランスがよく、なかなか美味しい。
食べ終えたあとは、前回の三鷹店のように、レンゲと丼の「高社楼」ロゴを撮影してからお会計。

お母さんに、三鷹店でこの店を知ったことを告げ、少々会話してから退散。
ふたり営業は大変だろうけど、どうかいつまでもお元気で!
最後に、つい最近三鷹店に行ってきたので、そのとき知った情報も記しておく。
①冷やし中華が始まっていた
店内壁に、冷やし中華メニューが貼りだされていた。基本の「冷やし中華」に、五目とチャーシューの3品…もう一品、あったかも。
価格は、五目とチャーシューが780円と、三鷹店の最高価格メニューになる。しかし、普通の冷やしの価格を忘れてしまった。ゴメン。
ここ数年、撮影する分メモする機会が減り、年齢のせいか記憶力も劣化した気がする。そして、撮影しなかった理由は…
②店内撮影禁止になっていた
カウンターや壁のあちこちに、「撮影禁止!」と記されたステッカーのようなものが貼られていた。
私の知る限りでは、6月1日までそのステッカーはなく、以降に貼られたと思われる。
食べログには、そのルールを無視して撮影・投稿したバカ(しかも女)がいるが、私はとりあえず、遠慮しておいた。
「五目ラーメン」670円、具だくさんで美味しかったけど、お見せできずに残念。
③お店は今年で創業55年
会計後、お父さんとの会話で発覚。同じ三鷹市の『末広』は今年で56年目だが、どちらも最寄り駅は遠いのに、長年人気を維持している。
「55年!?」と驚く私に対し、お父さんは、「向こう(八王子店)に1年遅れた」と補足。八王子店は56年目らしい!
④専用駐車場が2台分ある
お店を出て、十字路を挟んだ斜めの位置に、大きな駐車場があるのだが、その中の181番と182番が、高社楼専用駐車場だ。

※さすがに、撮影禁止のステッカーはなかった
私は徒歩で向かっているが、これからは気温も上がるので、免許と車を持っている方は、利用した方がいいかも。
繰り返すが、高社楼専用は181と182なので、お店の迷惑となる、他の場所への無断駐車は厳禁である。

前後編にわたって、私が知っている限りの高社楼さんの情報と魅力を記載してきた。
昭和の雰囲気を、価格面も含めて守り続ける奇跡のお店=高社楼さんの、今後のご多幸をお祈りすることで、この拙文を締めることにする。
高社楼 三鷹店
東京都三鷹市下連雀6-12-10
JR三鷹駅から徒歩約21分、京王井の頭線三鷹台駅からはもう少しかかりそう。篠原病院入口というバス停から徒歩約2分
営業時間 11時~14時半、16時~20時半くらい。少し早く閉める場合もある
定休日 火曜
高社楼 八王子店
東京都八王子市元横山町2-20-7
JR八王子駅から徒歩約14分
営業時間 昼はわからない、夜は17時~19時くらいまで
定休日 火曜、その他不定休?
今回は、個人的に気になっていた未食の麺類や、お店の各種情報だけでなく、
店内カレンダーに掲載されていた、八王子店についても語っている。

三鷹界隈に来るたびに、高社楼さんを訪問していたのだが、三鷹駅からはそこそこ距離があるので、いいウォーキングになった。
まずは、前回の最後に、広東麺っぽいチャンポンメンを食べたので、今回は「広東麺」650円そのものをオーダーしてみた。
普段と同様、息子さんが茹でた麺と注いだスープが入った丼に、鍋振り担当のお母さんが、熱々アンをかけて完成。
期待どおりのビジュアルをした広東麺である。

麺はいつもの細縮れ麺で、醤油味ベースのスープに、肉野菜アンの熱気と旨味が加わる。

ここで、チャンポンメン520円の画像を掲載。アンやスープの色は共通している。

ただ、広東麺の方が具材は同じでも量が多く、キャベツ、人参、豚肉は大ぶりで、ナルトはなくなるが、ピーマンが加わる。

炒めたピーマンから、独特の味わいと芳香が生じて、具材と麺はもちろん、スープまで飲み干してしまった。
数日後に通算5度目の訪問。そのうち4度は今年なので、さすがに顔を覚えられてきた。
このときは、客席にいたお父さんに、気になっていた「特製ピリカララーメン」の内容をたずねてみたところ、
「醤油ラーメンの辛いヤツ」と教えてくれた。要約し過ぎている気もするが(笑)、醤油スープはワンタンで味わっているので、
未体験の味噌テイスト=「味噌ラーメン」500円を選択。ワンコインの味噌ラーメンも、今では貴重なはず。
味噌ダレを溶くのではなく、モヤシなどと一緒に鍋で仕上げるスタイルだった。

スープはほんのり甘口で、懐かしくも優しい印象の味噌ラーメンだ。
具材はモヤシに少々のニラと人参、ひき肉ではなく、タンメンや広東麺にも使用していた、細切れ豚肉が入る。
途中でラー油を加えて、一気に食べ終えてしまった。

お腹に余裕があったので、ピリカララーメンを追加しようかと一瞬迷ったが、以前も記したように、
ラーメン+かつ丼の注文や、ラーメンの替玉は平気なのに、ラーメンをもう一杯頼むのは、なぜか恥ずかしい。
というワケで、ピリカララーメンは日を改めて、6度目の訪問で注文することに。
この日は、久々に軽く飲むことにしたのだが、4月くらいから、ドリンク類だけ少し値上げした模様。

「ジュース」がなくなり、「コーラ」120円→150円、「日本酒」330円→350円、ビール大瓶が570→600円、ウーハイが300円→350円に。
もっと上げても全然問題ないし、4年以上変わっていないお食事メニューの価格は、嬉しくもあり心配でもある。
最初はビール、途中でウーハイに変えて、おツマミの「麻婆豆腐」520円をいただく。

底の深くないお皿に盛ってあり、あふれないよう、けれどもヤケドしないよう、慎重に口へ運ぶ。
最近のような痺れる激辛タイプではなく、甘辛く家庭的な味付け。
具材は豆腐の他、麻婆では珍しい玉ねぎと、ひき肉ではなく例の細切れ豚肉。

玉ねぎも他の炒め物で使うし、なるべく共通の食材を用いることで原価ロスを防ぎ、安価を維持しているのだろう。
麻婆豆腐は残っているが、シメの食事として、予定どおり特製ビリカララーメン600円を追加注文。
すぐに完成したのがこちら。確かに、激辛ではなくピリ辛っぽい見た目と匂い。

お父さんは「醤油ラーメン」ベースと仰っていたが、あまり醤油は感じず、けれども味噌や塩でもない、不思議な味のスープである。
具材は、今回何度も記述している細切れ豚肉に、青菜と輪切りのネギ。そこに特製(?)の辛味油が加わる。
豚肉やピリ辛風味が、麻婆豆腐と被ってしまったので、どうせならと、残りを全部丼にドボン。

こちらには、「マーボーラーメン」620円という商品もあるが、たぶん似たようなテイストではないかな。
麻婆が混ざったスープを、いつもの細麺と絡めてすすっていくと、ほどよい辛さ&ほろ酔いで、身体が熱くなってきた。
ウーハイを飲み干し、さらに冷水をコップ1杯(セルフで)いただき、ごちそうさま。
そういえば撮ったことがなかったので、丼とレンゲの「高社楼」の文字を、改めて撮影した。

※食器の高の字は、髙(ハシゴだか)だった
会計後、ご夫妻と少しだけ会話。
お店の名前は、長野県の高社山が由来であること、お父さんが育った実家は、高社山の麓にあったこと、
そして、お父さんの実兄さんが、八王子の高社楼を営んでいることなどを教えてもらった。
せっかくなので、数日後の夜、八王子店へも足を運んだ。
JR八王子駅北口から、そこそこ歩いた場所にお店はあった。三鷹店に負けず劣らず、渋い外観である。

入店すると、厨房には誰もおらず、高齢の男性がテーブル席で休憩していた。この人が、三鷹店のお父さんのお兄さんだろう。
私の存在に気付くと、お父さんお兄さん(以下、店主と記す)が笑顔を浮かべながら立ち上がり、調理の準備や店内の片づけを開始。
夜は来客が少ないのか、カウンターには食材や調味料の他、スーパーなどで売っている廉価シュークリームが2個放置してあった。
おそらく、あとで夫婦で食べるのだろうと思い、僭越ながら「冷蔵庫へしまった方がいいですよ」と助言。
営業中とはいえ、休憩をジャマしてしまった形になったが、店主は常に笑顔を絶やさない好々爺であった。
店主が調理準備している間に、八王子店のメニューを撮影。

三鷹店より少しだけ高いが、「中華そば」は500円で、最高値商品も「天津麺」などの800円と、こちらも昭和価格。
さっき書いた高社山は、「こうしゃさん」or「たかやしろやま」と読み、高井富士の別名もあるそうだが、
高井富士(たかいふじ)を由来にした兄弟のお店が、2軒とも「やすい」のが面白い。
注文したのは、ぺーシックな中華そばと、好物の「餃子」400円。三鷹店にはない「つけそば」も気になったけどね。
しばらくすると、お母さんもやってきて、厨房の店主さんを手伝う。
長年、大勢のお客さんを捌いてきた、夫妻の連係はダテではなく、それほど待つことなく商品が完成。

中華そばは、チャーシュー、メンマ、ノリにネギが入る、クラシカルな東京醤油ラーメン。

丼のサイズは、一般的なお店と同等だと思われる。

餃子は普通サイズのが6個。温かいうちに食べ始めよう。

店主さんはだいぶお疲れのようだし、中華そばの麺は『肉のハナマサ』で売っているモノだったりして、
正直、味はあまり期待していなかったのだが、ラーメンも餃子も意外とイケる!
スープは、薄味化と思いきや、ちゃんとコクがある。それもそのはず、
食事中、お母さんが寸胴から、豚のゲンコツらしき骨を取り出すのを目撃。麺はともかく、スープはお店でしっかり炊いているようだ。
あと、ハナマサの麺も結構美味しかった。さすがは「プロ仕様」と表示しているだけのことはある。

餃子は、三鷹店とは違い緑色ではなく、一般的な餃子に近い色合い。

焼きムラはあったものの、肉と野菜のバランスがよく、なかなか美味しい。
食べ終えたあとは、前回の三鷹店のように、レンゲと丼の「高社楼」ロゴを撮影してからお会計。

お母さんに、三鷹店でこの店を知ったことを告げ、少々会話してから退散。
ふたり営業は大変だろうけど、どうかいつまでもお元気で!
最後に、つい最近三鷹店に行ってきたので、そのとき知った情報も記しておく。
①冷やし中華が始まっていた
店内壁に、冷やし中華メニューが貼りだされていた。基本の「冷やし中華」に、五目とチャーシューの3品…もう一品、あったかも。
価格は、五目とチャーシューが780円と、三鷹店の最高価格メニューになる。しかし、普通の冷やしの価格を忘れてしまった。ゴメン。
ここ数年、撮影する分メモする機会が減り、年齢のせいか記憶力も劣化した気がする。そして、撮影しなかった理由は…
②店内撮影禁止になっていた
カウンターや壁のあちこちに、「撮影禁止!」と記されたステッカーのようなものが貼られていた。
私の知る限りでは、6月1日までそのステッカーはなく、以降に貼られたと思われる。
食べログには、そのルールを無視して撮影・投稿したバカ(しかも女)がいるが、私はとりあえず、遠慮しておいた。
「五目ラーメン」670円、具だくさんで美味しかったけど、お見せできずに残念。
③お店は今年で創業55年
会計後、お父さんとの会話で発覚。同じ三鷹市の『末広』は今年で56年目だが、どちらも最寄り駅は遠いのに、長年人気を維持している。
「55年!?」と驚く私に対し、お父さんは、「向こう(八王子店)に1年遅れた」と補足。八王子店は56年目らしい!
④専用駐車場が2台分ある
お店を出て、十字路を挟んだ斜めの位置に、大きな駐車場があるのだが、その中の181番と182番が、高社楼専用駐車場だ。

※さすがに、撮影禁止のステッカーはなかった
私は徒歩で向かっているが、これからは気温も上がるので、免許と車を持っている方は、利用した方がいいかも。
繰り返すが、高社楼専用は181と182なので、お店の迷惑となる、他の場所への無断駐車は厳禁である。

前後編にわたって、私が知っている限りの高社楼さんの情報と魅力を記載してきた。
昭和の雰囲気を、価格面も含めて守り続ける奇跡のお店=高社楼さんの、今後のご多幸をお祈りすることで、この拙文を締めることにする。
高社楼 三鷹店
東京都三鷹市下連雀6-12-10
JR三鷹駅から徒歩約21分、京王井の頭線三鷹台駅からはもう少しかかりそう。篠原病院入口というバス停から徒歩約2分
営業時間 11時~14時半、16時~20時半くらい。少し早く閉める場合もある
定休日 火曜
高社楼 八王子店
東京都八王子市元横山町2-20-7
JR八王子駅から徒歩約14分
営業時間 昼はわからない、夜は17時~19時くらいまで
定休日 火曜、その他不定休?