明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

今こそ地球人の素晴らしさを見せるとき!

2020年03月31日 | しゃかい
依然として、終息する気配のない「新型コロナウイルス」問題。
我が国の感染者数は、今日3月31日21時の時点で約2900人(クルーズ船を含む)。
全人口約1億2600万人との割合では、0.0023%で、43448人にひとり。パーセンテージで言えば、ごくわずかな人数である。
しかし、日常生活に不満を抱いている人の割合は、おそらく90%を超えているのでは。
各種スポーツやイベント、花見や宴会、さらには週末の外出、最近は夜の飲酒まで…度重なる自粛の要請。
先の見えない情勢に対し、労働や賃金をカットされ、さらに娯楽まで制限されては、不満が生じるのも当然である。
5回前の拙ブログで危惧したように、最近の人々は明らかに脅え、落ち込み、イラ立っていて、
負の感情が、悪性ウィルス以上に蔓延してしまっている
まあ、そういう私も、「○○県で新たな感染者が確認されました!」
などのニュースを報じるキャスターに向かって、「うるせえ!」と毒づいたりしているけどね。
令和の時代に、テレビ画面に向かって話しかけるヤツは珍しいと思うが。
そんな私も含む日本人…イヤ、世界中の人々へ贈りたいのが、今回のブログタイトルの言葉だ。

この言葉、実は元ネタがある。昭和の特撮ヒーロー番組『ミラーマン』だ。
放映されたのが1971~72(昭和46~47)年。私もリアルタイムではなく再放送やビデオで視聴した。
↓こちらがミラーマン。念のため書いておくが、手鏡でのぞき見をしたとされる、植草教授は無関係だ。
(C)円谷特撮ヒーローシリーズ

メジャーではないかもしれないが、怪獣好きの私にとって、『ウルトラ』シリーズ同様、好きな作品である。
左側の青年が、主人公ミラーマンに変身する鏡京太郎で、右側の白髪の方が御手洗博士。


両者の関係は、鉄腕アトムとお茶の水博士、または仮面ライダーとおやっさんのようなものだ。

ミラーマンと博士ら防衛軍の活躍により、地球侵略計画を阻止され続けた、悪のインベーダー一味は、
最終回ではなんと、自分たちの母星を地球に激突させる、というムチャクチャな作戦を決行。
惑星激突=地球滅亡の危機を知り、人々はパニックを起こし、どこかへ逃げ出す(逃げるとこないんだけどね)。
そんな人々の騒乱を嘆き、御手洗博士が発したのが、ブログタイトルの名言であった。
がけっぷちのような謎の場所で、真っ赤な夕日(?)を背に、時には腕を振りかざし、訴え続ける博士。


元のセリフはそこそこ長いが、以下で全部分を掲載する。

すべての地球人よ 全世界の人々よ
動揺してはいけない 理性を失ってはいけない
我々には 不可能を可能に変える 科学の力がある!
そして その科学の力に 人類の勇気と愛と理性が加われば
必ず この試練を乗り切れるのだ!
全世界の人々よ! 今こそ地球人の素晴らしさを見せるときだぁ!!
どうか 頑張ってくれ 頑張ってくれぇ…


どうだい。グッとこなかったかい? 私なんて、転記しながら涙を流していたぞ(←情緒不安定では?)。
前回のブログでは「無断転載おことわり」と書いたけど、上記7行だけはOKとしよう。
影響力ある方、よかったらSNSなどで、この「博士の訴え」を世の人々に伝えてほしい。
いきなり「出典:ミラーマン」だと、特撮オタクだと怪しまれるかもしれないが、そこはガマンしてくれ。

ちなみに、惑星が地球に衝突することを、世間に真っ先に公表したのが、実は御手洗博士だったりする。
自分がビビらせたくせに、「地球人よ、動揺するな」とは、とんでもねえジジイだよな(笑)。
ミラーマンはフィクションだが、悲しいことに現実の世界でも、バカなマスコミが似たようなことをやっている。
今回のコロナ騒動では、さっきも書いたが「○○県で感染者」「△△県でも感染」なんてのは逐一報じられるし、
最近は、わざわざニュース速報で「東京都で68人感染 過去最多更新」なんて流しやがる。
ついさっきも「東京都で新たに死者7名」なんて表示が出た。これって、速報すべき事例か?
特に、「過去最多更新」は腹が立った。王選手のホームラン世界新記録じゃあるまいし…例えが古くてスマン。
さらに、女性キャスターが「みなさんどうか落ち着いて」なんてシレっと言い放つのがムカつく。
お前らのやってることは、御手洗博士と一緒じゃねえか!

「トイレットペーパー品薄」「マスク買い占め」も、わざわざ空白になった売り場を映像などで報じるから、
買い占め・転売するヤツが新たに出てくるわけで。混乱を招いたのは、マスコミにも原因があるのではないか。
あと先週末、東京の「不要不急の外出自粛要請」を受けた取材陣が、渋谷とかの繁華街でロケを行い、
「自粛を守らず出歩く若者」などと評した映像を流し、「けしからん」と叩いてねえか? 未確認だけど絶対やってるだろ。
※4月1日追伸 ちょっと調べてみたら、NHK、日テレ、朝日新聞などが、やっぱりやってた
そもそも、取材しているテメエらだって「不要不急の外出」じゃねえか。
バカな若者に、日々のイラ立つ気持ちをぶつけたいという気持ちはわかるが、それをマスコミが扇動するのはダメだろ!
イカン、書いているだけでイライラしてきた。さっきの博士の言葉を思い出し、「理性を失う」前に話題を変えよう。

今日の昼間は、以前紹介した、東村山市の手打ちうどん店『こげら』さんでお食事。

※釜玉うどん300円、天ぷら各種100円。安い!

さらに、うどん玉とダシもお持ち帰りさせてもらった。

※茹でうどん1玉100円、ダシは300cc100円。やっぱり安い!

こげらさんのお持ち帰りうどんについては、次回紹介するつもりだ。
安くて申しわけないお会計を済ませ、帰り道は東大和市駅まで続く遊歩道を、お散歩することに。


小川では、色とりどりの大きな鯉が泳いでおり、小鳥たちは元気にさえずり、木々は青々とした葉を生やし、


駅前では、まだ満開の一歩手前だが、桜が咲き誇っている。


先が見えない、暗い日常が続いていたが春は着実に到来している。元気出さなきゃ。
繰り返しになるが、全世界の人々よ! 今こそ地球人の素晴らしさを見せるときだ!!
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ブログ変更点のちょっとしたお知らせ 2

2020年03月25日 | このブログについて
ジャーナリストを自称する、実際はほぼ無職のオッサンが、ヘタな文章と画像を掲載している当ブログ。
そんなブログが、最近なぜか、少しずつ閲覧者が増えてきている。ちょっとうれしい。
どのくらい増えたかといえば、gooブログでトップの方と比較すると、だいたい1/20~1/100
たいしたコトねえじゃねえか、と笑われそうだが、開始当初は1/2000~1/10000だったのだから、大幅増である。
もちろん、一般的にはまだまだ無名のブログであるが、無名であるがゆえ、勝手に引用されているのを何度か発見。
結果的に、ブログの宣伝になっているのかもしれないが、知らない人間に無断で紹介されるのは、正直気味悪い。

最近発見したのは、「はてなブックマーク」というページでの投稿。
『餃子の王将』で、特にメニューの多い店についての記事に対し、コメント欄で
日本一のメニューを誇る餃子店なら宇都宮のイキイキギョーザでFA。600種類あるし、色々おかしい。
という文とともに、私のブログ記事「個人的には宇都宮一の餃子店『イキイキ・ギョーザ』」のURLが記されていた。
投稿者が誰なのか不明だが、私のブログを批判しているわけではないし、気にしなくてもいいのだろうが、
この投稿を見た方が、投稿者=私自身だと思うかもしれない。これは相当恥ずかしい!
赤の他人が見る場所で、自分のブログを宣伝するほど、私は自信家ではない(←ゴルゴ13風)。
おまけに私は、「FA」のようなネット発祥(2ちゃんねる?)の言葉は、絶対に使わない。
どうやら「FA→ファイナルアンサー→間違いない」という意味らしいが、私がFAという言葉から真っ先に想像したのは、
ヘンリー塚本率いる老舗AV制作会社FAプロであった。そっちの方が、ネット用語より恥ずかしい気もするが。

もうひとつ例を。
ある日、ワンタンメンの美味しい店を検索していたところ、「NAVERまとめ」というサイトで記事を発見。
途中、私も気に入っている御茶ノ水の『こうや麺房』を称賛する意見をいくつか紹介しており、その中に、
いまだにここを超えるワンタンは知らない。餃子や焼売にも負けない(中略)ワンタンを、ぜひ一度賞味していただきたい
という、なんだかエラそうな文章があり、どこのバカが書いたんだよ…と確認したところ、
出典 ワンタンで一杯やるなら 御茶ノ水『こうや麺房』 - 日が沈む前に飲む酒はウマい
「オレのブログじゃねえか!」とビックリ。

こちらも、私への批判ではないから許してもいいのだが、このまとめ記事は、微々たる額だがギャラが発生するはず。
自分の文章が、他人の飯のタネになっているかと思うと、心の狭い私はメチャクチャ悔しい。
ちなみに記事タイトルは「美味しい!エンドレスで食べれる!超絶品『ワンタン麵』の店」だが、
○「食べれる」ではなく「食べれる」だ。ら抜き言葉はよせ
○「ワンタン」と麺の字を旧字と変換ミス。気をつけろ。 と著者に忠告しておく。
ちなみに私の文も、「賞味していただきたい」ではなく「ご賞味いただきたい」が正しい。気をつけろ、オレ!
大勢の方が見ると思われるサイトで紹介されたテキストが、よりによって間違っているとは…(恥)。 ※ブログ修正済み

他にも、赤の他人がTwitterで引用していたこともあったので、本日からブログ左端に表示される自己紹介欄にて、
※内容の無断転載はやめてくださいのお断りを入れることにした。
「無断はダメだって…じゃあどこに連絡するんだよ」というツッコミに備え、
直接のメッセージなどはbutakakuniramen@yahoo.co.jpへお願いします。
と、ヤフーメールのアドレスも掲載することにした。上記アドレスは、普段ほとんど使用しておらず、
「バイアグラ」「長茎術」といった迷惑メールが毎日のように届いている。
なので、メールをいただいても、数日間スルーしてしまう可能性もあるが、そこはお許し願いたい。

あと、「豚角煮ラーメン@ヤフー~」というマヌケなアドレスの理由は、
登録した当時の私が、あるお店の「豚角煮入りラーメン」にハマっていたからに他ならない。
その商品を紹介したいのだが、当時は食べ物を撮影する習慣がなく、そのお店はすでに廃業してしまった。
一応、店名を検索すれば、食べログなどの画像が出てくるので、それを掲載しようかと思ったが、
それこそ、さっきまで私が苦言を呈していた無断転載である。
代わりに、間違いなく私が撮影した、地元立川の中華食堂『四つ角飯店』の角煮ラーメンの写真を掲載しておく。


この商品の名前は、お店の屋号が付く「四つ角ラーメン」1100円。スマホより大きいサイズの角煮が入る人気メニューだ。
四つ角飯店さんは、私がガキの頃から通っているお店なので、近いうちに拙ブログで取りあげたいと思っている。
あと、さっき触れた、廃業したお店の角煮ラーメンも、昔のガイドブックに載ってるはずなので、いつか紹介したい。
最後にひと言。メールアドレスを掲載しましたので、お仕事の依頼などありましたらよろしく!
また、迷惑メールの送信はやめください。頼むよ!
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小さな名店の逸品「正田スペシャル」! 小平『まっちゃん』

2020年03月16日 | 居酒屋・バー
以前紹介した、東久留米市滝山にある中華食堂『珍来』さん。
先日は友人と一緒に、日が沈む前の酒を楽しんだ。注文したのは、名物の「焼ギョウザ」200円を2人前と、

※20個でも400円!

初めて注文した「炒麺(ヤキソバ)」500円。これでビールや酎ハイをゴクゴクと流し込む。


焼きそばは、ソース味ならペヤングが好きだが(焼いてないけど)、こういう中華風のも美味しいよね。
常連らしい先客たちも昼酒を楽しんでおり、ゆる~く流れる時間を満喫した。
会計後、初めてトイレを借りたが、通路やトイレ内に、味のあるイラストが飾ってあった。下記がそのひとつ。


急ぐとも 心しずかに手をそえて まわり散すな 松たけのつゆ
別の飲み屋のトイレでも、見かけた記憶のあるポエム(?)だが、ちゃんと言われた通りにしたよ。
まあ、私のモノは、松茸ほど立派ではないのだが…。 ※注 左記の告白、覚えておいてほしい

さて、この日は小平駅に15時集合。珍来さんへは徒歩で往復したため、再び駅に戻ると17時になり、
2次会に予定していたお店がオープンする時間となった。そのお店の名前は『まっちゃん』
小平駅南口を出て、少し歩けば見つかる、ご夫婦で営む渋い外観の焼鳥屋さんだ。


すでにお店は開いていて、店頭にはお持ち帰り串焼きを待っている女性、そして店内にも先客がひとり。
カウンター数席と4人用の小上がり席がふたつ。「そちらへどうぞ」と案内されたので、小上がり席に座らせてもらう。
壁に貼ってあったドリンクメニューから、私はビール大ジョッキ800円を、友人はレモンサワー450円を注文。


お通しの自家製らしいお新香は無料サービスらしかった。


お料理メニューはこちら。まずは基本の串焼きと煮込み。


串物7種の価格表記はないが、会計時にオール80円だったことが判明。安い!
そしてこちらが、ホワイトボードに記された、日替わりと思われるメニュー。


ヘタな撮影ではあるが、刺身系やサーロインステーキに混ざり、妙な品名があったのにお気づきだろうか。
そう、左から2番目の「正田スペシャル」100円である。
普段、正田を名乗っている私(本名なので当然だが)としては、頼まずにはいられない料理だ。
2軒目だったため、さほどお腹は空いてなかったので、煮込みと串焼き数本、そして正田スペシャルを2人前注文。
なお、こちらのお店は、温厚そうなおばちゃんが焼き物担当で、一見頑固そうなおじちゃんが接客担当という、珍しい体制。
まずは「煮込み」300円が到着。第一印象では、大きめにカットされた大根が目立つ。


まっちゃんの煮込みは、モツを使用しておらず、ほぼ大根でお肉少々、という構成であった。


上記サイズの大根が、器の中にすき間なく入っており、値段以上に量が多い一品だった。
続いて、おばちゃんが焼いた串物が登場。お持ち帰りの注文が次々と入ったため、やや時間がかかった。


左から「レバー」「ひなやき」「かしら」「しろ」「はつ」。味付けは全部タレでお願いした。
甘辛いタレで焼かれた串焼きは、やや小ぶりだが臭みなどはなく、お酒のツマミにぴったり。
小学生だった頃、父親がお土産に買ってきてくれた焼鳥も、こんな味だった記憶がある。
そして、わたくし正田が切望した、「正田スペシャル」2人前が登場。


その正体はウインナー焼きであった! そういえば、私のも松茸ではなく、この程度で…
どうだい、さっきの「注 左記の告白、覚えておいてほしい」という伏線を、ここで回収したぞ(笑)。

ネーミング理由をたずねたところ、予想通り、常連客の正田さんのリクエスト、ということであった。
だが、この人物は私のような小物(というか無名)ではなく、かなり大物の元プロ野球選手。
そう、広島カープのセカンドで首位打者にも輝いた、あの正田耕三さんのことであった!
知らない方のために説明すると、現役時代の正田選手は、好守好打で俊足のスイッチヒッター。
常に他人以上の練習量を課し、実際の試合でも、闘志あふれるプレイを心がけ、ユニフォームはいつも泥だらけ。
現役引退後は、コーチとして複数の球団で辣腕を振るっており、彼を高く評価するファンや関係者は多い。

しかし、広島の選手がなぜ小平に? 生まれも東京ではない(和歌山)のに? 私の問いに対しおじちゃんが、
「数年前、彼がリトルリーグのコーチをしていたことがあり、その帰りによく来ていた」と教えてくれた。
そうか。正田さんは近鉄バファローズや阪神タイガースのコーチだけでなく、少年たちの指導もしていたのか。
しかし、大のオトナである彼が、わざわざウインナーを要求するとは…よほど好きだったのかね(笑)。
どうやら、店主夫婦は野球好きのようで、店内には、リトルリーグや阪神タイガースの写真やグッズ、
さらには「Giants 55」のサイン色紙も飾ってある。サイン主はやはり、松井秀喜氏だろうか(吉村禎章氏の可能性は?)。
「実は私の名字も正田なんです…」と余計な告白をしたのち、酩酊&満腹のため退散。当然、お会計は安かった。

数日後、今度はひとりで訪問。小雨降る悪天候の中、持ち帰り客が頻繁に訪れ、注文の電話が何度もかかってきていた。
昭和の価格を維持するこちらの焼鳥が、地元の方々に愛されているのがよ~くわかった。
この日もビール大に、串焼き3本を塩で、さらに正田スペシャルを注文。

※左からレバー、かしら、ひなやき、正田

かしらは塩の方がウマかったけど、ここの串焼きは、個人的にはタレの方が好みかな。
この日はさらに、日替わりメニューから「うなぎ」1200円をかば焼きで注文。我ながら豪勢だな。


もちろん、その場で捌いたウナギを焼いて出す、専門店の商品にはかなわないが、
最近は価格が高騰し、スーパーマーケットで売ってるパックのヤツでも1300円以上するはず。
なので1200円は破格だし、そもそも、マジメなおばちゃんが焼いてくれたウナギだ。ウマいに決まっている。
調子に乗って、かば焼きには日本酒だろう、とチェンジ。「冷酒」は700円で「御酒」が300円。寒かったので熱燗を選択。

※熱燗=御酒=300円であった

滅多に飲まないため、日本酒の味はよくわからん私だが、いい気分になったのは間違いない。
お客さんが途絶えたのを見計らい、おじちゃんと少し会話し、名字が植松で、生まれは淡路島だということを知った。
植松さん=まっちゃんが店名の由来なのかな? その後、焼き場もようやく手が空き、おばちゃんもしばし休憩。
ご夫婦仲良く、お茶を飲みながら、店内に設置されたテレビを眺めてほほ笑んでいた。
そういえば、店内にかかっていたノレンには、かわいいフクロウのイラストと、
「楽しいときも 悲しいときも いつも一緒」という文字が記されていた。


実は、「おしどり夫婦」のおしどりは、雌が産卵すると雄は巣から出て行ってしまうのだが、
フクロウの雄と雌は、ずっとパートナーを変えないため、仲良し夫婦の象徴ともされている。
まさしく、ご夫婦を表すようなノレンに、ちょいとホロリとさせられ、日本酒と涙をグッと飲み干しお会計。
「また来ます」と告げてお店を出ると、相変わらず気温は低いが、小雨は上がっていた。

公称T170と、プロ野球選手としては小柄だった正田氏が、わざわざ通い詰めた『まっちゃん』は、
彼自身と同様、小さいながらも多くのファンに愛されている名店であった。
温かい雰囲気と、安くて美味しい串焼きを守ってきた、ご夫婦の多幸を願うと同時に、
こういうお店が近所に残っている、周辺住民の方々に、少々嫉妬してしまった。



まっちゃん
東京都小平市美園町1-28-17
西武線小平駅から徒歩約2分半
営業時間 17時~最近は21時くらい(とおっしゃっていた)
定休日 日曜 
※串焼き、煮込み、うなぎはテイクアウトあり
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祝・ペヤングソースやきそば発売45周年

2020年03月13日 | ペヤング
今日3月13日は、【ペヤングソースやきそばの日】らしい。
今から45年前のこの日、まるか食品さんが発売したのが、当時は画期的だった、
まろやか~で四角くて食べやすい、「ペヤングソースやきそば」だったのである。
(C)まるか食品

せっかくの記念日なので、拙ブログでもペヤング商品について書いてみる。
まずは、最新作の「超大盛やきそば マシマシキャベツ」。メーカー希望価格の300円+税で購入。


量が2倍の「超大盛」に、キャベツをマシマシした商品らしい。偶然にも、前回日記からマシマシ続きだ。
3月9日からファミリマートで先行発売され、4月から一般発売。開封し、中身の「かやく」を取り出したのがこちら。


ソースの袋と比べると、明らかに具材、特にキャベツの量が多い。
計測はしていないが、普通の「超大盛やきそば」の4~5倍くらいはありそう。
ということは、ノーマルペヤングの約10倍のキャベツとなる。なるほど、確かにマシマシだ。

いざ調理準備に入るが、ここで私はミスを犯した。投入後の具材が麺の下に落ちるよう、箱を揺すってしまったのだ。
これは、キャベツがフタに張り付くのを防ぐ、ペヤング愛好家なら当然のテクニック(?)なのだが、
それをやってしまうと、下記画像のように、キャベツの多さが伝わりにくい。

※とはいえ、結構な量であることはわかってもらえるはず

ある著名ブログでは、まずは熱湯を入れる前の麺に、乾燥具材を乗せた画像を掲載したのち、
具材だけ回収し、別の湯で戻してから、湯切りした麺の上に再度盛りつけた(たぶん)画像を掲載していた。
手間はかかるが、読者の視線を意識し、わかりやすさを重視した、素晴らしい写真であった。
ブログよりも「いかにウマい状態で食べるか」という、己の欲望を優先しているようではダメだな。

食べた感想は、基本的には、いつものペヤングにキャベツを増しただけのはずなのだが、
どこを食べてもキャベツたっぷりなため、妙に歯応えがいい。


あと、明治の「チョコベビー」みたいな形状をした、ペヤング独特の肉片も、キャベツ同様マシマシになっている気がする。
ただし、キャベツから水分が出るのか、普段よりソースの味が薄まった印象も。
それでも、「マシマシキャベツ」の商品名はダテではなく、野菜不足の私にとっては、ヘルシーな食事となった…
ワケはなく、総カロリーは1267kcalだって。全然ヘルシーじゃねえな(苦笑)。

ここからは、私が保持する「ペヤング・データベース」(仮称)に残っている、過去に発売された商品を紹介しよう。
まずは、2019年2月頃に発売された、「ギョウザじゃんやきそば」。近所のコンビニでは見当たらなかったが、
ある日、酔って終電に乗り遅れ、徒歩で帰宅する際、トイレを借りるために入店した24時間営業のドラッグストアで偶然発見!


価格は税込149円。コンビニだったらもっと高かったはず。帰宅後、深夜にもかかわらず食べてみることに。
こちらが中身。具材にはニラらしき緑色のもの、ソースはややオレンジ色で、ラー油を想像させる。


パッケージには「ギョウザは入っておりません。」と書いてあったが、そんなのわかってるって(笑)。


こちらが完成した状態。先述したように、読者の視線を意識していない、ヘタクソな写真でスマン。


ペヤングと同様、餃子も大好きな私にとっては、夢のような商品であったが、食べてみたところ…
「おっ、確かに餃子じゃん!」であった。
添付調味料がいつものソースベースではなく醤油ベースで、酢とラー油を意識したような、酸味と辛味がある。
ポークとニンニクのエキスを使用しているらしいが、臭みはそんなになかったので、
途中でチューブのおろしニンニクを追加したらウマくなった…気がする。
具材はキャベツと肉、そしてニラ。ゲスト食材のニラの印象が強い。また、画像をよ~く見ればわかるけど、
例のチョコベビー肉が、普段より細かい。餃子らしくひき肉に近い形状に変えたのかも。
もちろん、実際の餃子とは非なるものだが、確かに「ギョウザ風」ではあり、これはこれで面白い商品であった。
そのうち紹介するけど、「チョコ味ペヤング」なんて、ヒドかったからね。
※追記:チョコ味ペヤング、こちらで紹介

もうひとつ、ちょっと古い商品を紹介。まるか食品HPによると、2010年3月発売だったらしい、「スープやきそば」。


調理前のパッケージは撮り忘れ、しかも画質の悪いガラケー写真しかなくて申し訳ない。
お湯を入れたあと捨てずに、さらにスープを加えるタイプの珍しい商品だ。
麺は日清「チキンラーメン」みたいなオレンジ色で、具材はキャベツと肉で、肉はチョコベビー型ではく平べったい形状。
スープは確か、ラーメン風の醤油味と、ソース味が混ざったような、表現が難しいテイストだった。
栃木に「スープ焼きそば」というご当地メニューがあるらしいが、それを模倣したのかも。
なお、これを食べたのは、当時働いていた職場だったのだが、私の調理と食事を見ていた方に、
「ペヤングの作り方を間違えたバカ」だと思われたことが異様にムカつき、味の印象は正直薄い。
日本屈指のペヤング愛好家として、あれは屈辱であった!

というわけで、自称・日本屈指の…(以下略)がつづる、ペヤングシリーズは、今後も続くのであった。
1回あたり、3個くらい紹介のペースでやっていこうかね。
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コンドルからチャチャチャへ 立川『立川マシマシ』

2020年03月06日 | ラーメン、つけ麺など
現在のラーメン業界でも特に人気があるとされる『二郎』系
発祥の地・目黒から港区の三田へ移転し、近所の慶大生を中心に人気を博すと、やがて味にほれ込み修業した者が支店を出し、
さらにそこから独立し、別の屋号を名乗る店や、味やスタイルを模倣した店なども登場し、今では日本全国に広がっている。

二郎及び二郎系と称されるラーメンとは、だいたい以下の特徴がある。
○量多く噛み応えのある極太麺 ○山のように盛られた大量の野菜 
○「ブタ」と称される煮豚 ○たっぷりの背脂 ○ニンニクと化学調味料も多い 
○「小」でも大盛、「大」は危険なレベル ○量の割に値段はさほど高くない

他にも、専用の醤油・みりんを使用する、ただでさえ多い野菜、背脂、ニンニク、ついでにタレ(カラめ)も無料で増やせる、
ニンニクマシマシ…など独特の注文コールがあり、さらに「ジロリアン」と呼ばれる熱狂的なマニアが存在する、という特徴も。
とまあ、二郎を知ってる人にとっては簡略化しすぎて物足りず、知らない人にとってはどうでもいい情報はこのへんでやめる。
私もそんなに詳しい方ではないので、ジロリアンに指摘されるのが怖いからね。
肝心の写真がまだだった。こちらは、私が最後に食べた二郎インスパイア系『らーめん 大』高円寺店のもの。
※ガラケーで撮影

これを食べたのが2011年。確か「小らーめん+野菜マシ」で680円だったと思う。野菜といってもほぼモヤシなのだが。
ちゃんと残さず食べ切ったが、感想はただひと言「疲れた」であった。
今ではもう、量が食べられなくなり、食後苦しくなるので、この手のラーメンは9年間口にしていない。
そもそも、二郎は、客が多いのは当然ながら、量自体も多いため回転が悪く、長い行列ができる店が多い。
さらに、店の従業員や同席したジロリアンが、残したり食べるのが遅い客には圧をかけるとの噂もあり、
並んでまで不快な思いはしたくないので、なおさら興味が失せた。
とはいえ、私自身は食べるスピードが(当時は)速く、そのような店員や客に遭遇したことはない、と断言しておく。

さて、いつも通り長ったらしい前置きを経て、ようやく登場する『立川マシマシ』さん。
屋号でもわかるように立川が1号店で、荻窪店が最近閉店したものの、系列店は15店舗ほどある様子。
ラーメン以外のメニューにも力を注いでおり、数ある二郎系の中でも、話題を集めることの多いお店である。
私が「ノーモア二郎」の誓いを破って入店したのも、立川店の下記看板のようなラーメンが目当てでなく、

※毎度毎度、撮影がヘタで申しわけない

とあるメニューが気になったため。それが、写真の「すごい冷やし中華」950円だ!


辛子とキュウリはともかく、大量の焼肉とタルタルソース(間にはガリも)は、冷やし中華の具材としては斬新!
麺は200~500グラムまで選べるが、私は400にしておいた。500だと意地汚いと思われるので(!?)。
せっかくの盛りつけだが、油そばのように混ぜて食べることに。途中で、卓上のニンニクや一味も加えた。
麺は、普段のラーメンに使用しているものと同じ(だと思われる)極太麺。


ここ立川マシマシさんは、かつて「焼肉重」というラーメン店らしからぬメニューも提供していたので、
具材の焼肉も、それの流用であろう。甘辛いタレで焼かれた、間違いのない味。ニンニクもよく合う。
マヨネーズではなく、刻み玉ねぎが多く含まれるタルタルソースなので、意外と爽やか…そんなわけはない。
ただし、ツユが意外と酸っぱいのは、やはり「冷やし中華らしさ」を意識してのものか。
肉、タルタル、麺、キュウリ…とガツガツ食べ進め、ペロリと完食。確かに「すごい」料理だった。
深夜0時台の割には混雑していたが(←そんな時間にコレを喰うな)、店員さんたちの接客は悪くなかった。
ただ、この日は「やや混雑」程度だった立川マシマシさんは、その後も着々と客を増やしていき、
深夜でも行列ができるように! なので私の足は、再び遠のいた。

それから月日がたち、昨年9月、隣の店舗が空き、替わりにマシマシ系列のお店が入ることに。
新しいお店は『まぜそばコンドル』。二郎風ラーメンとは異なる、汁なし麺の専門店だ。
オープンから数日後に覗いてみたら、マシマシには行列があるのに、コンドルの客入りはそうでもない。
ならば、と食券を購入し、お店のウリであるまぜそばを食べてみることに。
正式名は「すばらしいまぜそば」890円。麺の量は250~500グラムまで同額。私はやはり、400をチョイス。
ちょいと高いと思ったが、写真のように具だくさんなので、890円は適正価格といえよう。


チャーシュー、ひき肉、大葉、ネギ、ゆで卵半分にナルト。大きめのナルトと完熟玉子が、個人的に好感。
こちらは横アングル。さすが400グラム。明らかに一般的な丼より大きい。

※丼には屋号「コンドル」のマークが

さらにスープと、この日限定のサービスである「ジンジャーマヨ」(通常100円)もついてきた。


さっそく、グチャグチャとよく混ぜて、食べてみる。丼の下に沈んだタレが絡まった、麺の歯応えがいい。
途中で、さっきのジンジャーマヨと卓上のニンニクとコショウを加えると、味の変化が楽しめる。


ジンジャーマヨ、私はこの店が初体験だが、鶏の唐揚げとか、いろんな料理に使えそうだね。
あと、予想外に合っていたのが大葉。あまりラーメン類には使用されない具材だけど、口直しに最適。
そして、さらに特筆したい口直しアイテムが付け合わせのスープ

※少し飲んだので、さっきの提供直後の写真より減っている

醤油ベースのよくあるタイプのスープだけど、こってりしたまぜそばにはベストマッチ。
未食なのでわからんが、立川マシマシで出しているラーメンのスープよりウマいのでは?
これを書いている今、スープに麺をつけて食べてみればよかった、と後悔。

次に紹介するのは、立川マシマシのもうひとつの看板メニュー「マシライス」750円。
さっきのまぜそばにも入っていたひき肉、これはマシライスの具材=「マシルー」と呼ばれている。
ひき肉を独自のタレで味つけしたものを、ご飯にかけて卵黄を添える、単純だけどクセになると評判の一品だ。
こちらの商品は、立川マシマシ本店だけでなく、隣のコンドルでも注文可能。
どっちで食べても同じならば、並ばず着席できるコンドルの方がラクだからね。
食券を渡しご飯の量をたずねられ、確か300~500グラムまで選べ、またまた400グラムを選択。
女性店員が、計量器にお皿を乗せ、ご飯をよそっていく。途中、しゃもじでペタペタと固め、ドーム状にしていく。
完成した商品がこちら。例の絶品スープもついてくるのがいいね! 


ちなみに、スープはお替わり自由だった記憶があるが、小心者の私は頼めず。
食べた感想は…ひき肉の味はそんなに濃くなく、ほどよい甘さ、ほどよい脂(油)加減だ。
気になったのは、ライスが硬いこと。HPによると、コシヒカリを使用しているらしいが。
おそらく、コンドルにはまぜそばを食べにくる客が大半で、マシライスの注文はほとんど入らず、
私が食べた分は、長時間炊飯器に入っていたのかも。ラーメンとか汁っ気の多い商品には、バッチリ合うと思うが。
また、ライス400グラムは、マシルーや卵黄1個に対しては多かったのか、食べ切るのに苦労した。
煮豚1枚「豚マシ」200円か、「ガリバタ」150円を追加すればよかったかな。

そんなコンドルさんだったが、今年2月に突然の閉店。
跡地には、3月に新店舗がオープン。店名は『ラーメン チャチャチャ』だって。
従業員募集広告には、立川マシマシの店員と思われるお姉さんの写真を掲載していたし、
プレオープン時は、同じくマシマシユニフォームの男性店員が、陣頭指揮を執っていたので、
コンドルと同様、マシマシグループだと思うのだが…はっきりと断定はできない。
チャチャチャが提供するのは、ラーメン、つけ麺、黒カレーライスなど。推しているのは「ネギチャーシューメン」かな。
私が訪問した際は、「ラーメン」750円が開店セールで550円に。黒カレーは用意されてなかった。
カレーをあきらめ「ライス(小)」100円とラーメンを選択。
しばらくして、水色で浅く広い、どこかで見た丼のラーメンが登場。


丼だけでなく、具材のノリやワカメ、麺の細さやスープの色で、マニアならすぐわかっただろうが、
これは「うまい! ラーメンショップ」のキャッチコピーでおなじみ「ラーショ系」である!
横からの写真を撮っていたら、小ライスもやってきた。


今回のライスはもっちりとしていい炊き具合。ただし、ラーショや家系などのしょっぱいスープには、
前回の硬くパサパサで古古米のようなライスの方がマッチする

※ラーメン丼、イマイチだね

肝心のラーメンは、ラーショ系にしては味が濃くなく、卓上のニンニクを追加しても匂いがせず、
これはまさか…と、スープを口に含んだまま、カウンター下に設置されたティッシュで鼻をかむと、
おおっ、これぞ口内に広がるラーショの味!
どうやら、毎年恒例の花粉症に、突然かかってしまったようだ。おかげで、半分以上味ナシ状態で喰っちまった。
もったいないので、近いうちに再訪しよう。黒カレーライスってのも気になるし、
卓上にある、ラーメン店では珍しい(牛丼屋ではよく見る)白菜のお新香や、「お新香用」の化学調味料も使ってみたい。

※「魔法の粉」とは(笑)

もちろん、チャチャチャだけでなく、たまには母体である立川マシマシにもお邪魔しなくては。
でもなあ…二郎系のガッツリラーメンは、カロリーが心配だからなあ…(←ナニをいまさら)。


※追記 『ラーメンチャチャチャ』は6月末で閉店、
同系列の『立川マシマシ試作館』という店に変わったそうです
※追追記 その後、『立川マシマシ試作館』も閉店しました



立川マシマシ 総本店(Twitterの表記に準ずる)
東京都立川市錦町1-2-16 立川アーバンホテル「らーめん たま館内」
JR立川駅から徒歩約2分半 多摩都市モノレール立川南駅からは徒歩約3分
営業時間 月~土11時~15時、18時~25時 土は中休みなし 日・祝11時~24時
定休日 年末年始
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センバツ高校野球、なんとしても開催すべし!

2020年03月04日 | 高校野球
まずは今朝5時半頃に配信された、「スポニチアネックス」の記事を一部抜粋して紹介。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本高野連はきょう4日午後2時から、大阪市内で第92回選抜高校野球大会(19日から13日間、甲子園)の運営委員会と緊急理事会を開き、開催の可否を協議する。通常開催は困難と判断し、無観客での開催か中止のどちらかの方向性を出す。どちらの決定がなされても選抜大会では史上初となる。
上記を受けたのが下記の一文。 
無観客か中止か…。センバツの行方は、この二者択一に絞られ、(中略)最終的な方向性が決まる。

この駄文を書き始めたのが14時30分。そのうち、ニュース速報が流れるかもしれないので、テレビをつけておく。
ただいま、フジテレビの「グッデイ!」では、「トイレットペーパー品薄デマ」を流した人間について伝えている。
デマを流す人間が悪いのは当然だが、うのみにして大騒ぎする人間もどうかと思う。
東日本大震災のときも、怪しげな情報が錯綜したのを、もう忘れちゃったのかね。
とりあえず、みなさん、もっと落ち着きなさいよ。

批判を承知で告白するが、コロナウイルスが話題に上がって以降の私は、以前と変わらぬ生活を続けている。
最近ようやく、飲食店に入った直後や帰宅時に、手を洗うようになったくらいだ。
職業:フリージャーナリスト(要するに無職)ゆえ、どこかへ出勤する必要はないのだが、
自宅にこもることなく、外で太陽の光を浴び、ウォーキングをする。ストーキングは、最近はしていない(←余計なコトを言うな)。
不用意な外出は避けるべし? 冗談じゃねえよ。目に見えないウイルスにビビってられるか。
私が非常識なのではなく、世間が騒ぎすぎなんだよ。さっきも書いたけど、みんな、落ち着けって。
感染者や死者の数が、万が一にも現在より大幅に増えたときは、ようやく私も生活態度を改め、
「以前、見通しを誤ったブログを書いてしまったことをお詫びします」と謝罪し、今回のブログを削除するよ。

だいたい、致死率はともかくとして、風邪やインフルエンザなどの患者も少なくはないし、
死者の数だけなら、自殺者(年間2万人!)や交通事故の方が断然多いのに、そっちはなぜ対策をしないのだ。
プロ野球オープン戦、競馬競輪など公営競技の無観客開催、マラソンやコンサートなど大規模イベントの中止、
さらには感染率が低いとされる、子供たちが通う学校の休校…どれもこれもやりすぎだ!
まあ、高齢者だらけの競輪場だけは、入場禁止も致し方ないかな。おかげで車券を買えず、最近カネが減らないぞ(笑)。

さて、ここで冒頭の高校野球の話題に戻る。「無観客開催」か「中止」、なぜこの二択なんだ!?
私の希望は「観客を入れた通常開催」or「やむを得ず延期」の二択だ。
忘れてはいけないのが、高校野球の試合ってのは、ベンチ入りしたレギュラーの選手たちだけでなく、
スタンドで応援している控え部員やマネージャーも一緒に戦っているわけで。
もちろん、大舞台に備えて練習してきた、吹奏楽部やチアガールなどの応援団たちも一緒だ。
つまり、無観客試合というのは、サッカー(11人)→フットサル(5人)、ラグビー(15人)→7人制ラグビーのように、
例年の高校野球とは、似て非なる競技…それこそソフトボールや三角ベースに変更するようなものなのだ。

最初に紹介したスポニチアネックスについて、ネットには様々な意見が寄せられているが、大半が「中止すべき」だ。
いくつかの意見を紹介すると、
1 「学校が休校なんだから部活も」
2 「他の高校生のスポーツ大会も中止。野球だけ特別扱いするな」
3 「そもそも高校野球は教育の一環のはず」
4 「球児が感染したら、あるいは球児から拡散したら、どう責任とる」
5 「球児たちには気の毒だが、仕方がない」
上の5つが主な意見。どいつもこいつも正論語ったつもりでいやがる(推測、でも当たってるはず)のが気に喰わねえ。
だいたいこいつらは、野球なんてやったことのない、球児の気持ちもわからない部外者ばかりだろう(推測、以下同上)。

1への反論
さっきも書いたけど、子供同士の感染率は低いのだから、休校にしたのが間違い。
また、政府の休校要請が出されたのは3月2日で、期間は「2週間くらい」だった。3月19日開幕の選抜は期間外だ。
2への反論
膨大な死者・被災者を出し、放射能の危険性も訴えられた、9年前の東日本大震災時も野球は開催された。
被災地東北からも批判は少なかったはずだし、歴史も人気もある高校野球は「特別」なのだから仕方がない。
3への反論
なにを今さら…。高校野球が教育とは無関係で、立派なスポーツビジネスであることなんて、
「パチンコは換金できる」「ソープランドでは性行為が行われている」と同様、ガキでも知っている常識である。
4への反論
いま現在、球児たちが全員、室内にこもっておとなしくしているとは思えない。おそらく、何度か外へ出て、
ランニングなど軽い運動をしているはず。甲子園遠征によって感染する確率は、地元にいても変わらない。
5への反論
本当にそう思うなら黙っていろ。誰も頼んでないのに薄っぺらい投稿をするな。てめえは食べロガーか。

結局、上記の「中止しろ」という投稿をしているヤツらは、マスクを買えなかったり、外出を控えさせられたり、
不自由な日常を送っているうっ憤を、球児に晴らしているだけではないか。「オレも苦しい、だから球児も苦しめ」ってね。
そういう負の感情の蔓延こそ、コロナウイルスよりタチが悪い!

とはいえ、上記の私の反論も説得力は薄いし、社会情勢を考慮すれば、今大会の通常開催は正直苦しいと思う。
ただし、無観客開催はさっき書いたように、高校野球の本来の姿とはかけ離れているため、避けてほしい。
希望はやはり「やむを得ず延期」。実施時期はズバリ、夏休み期間、つまり夏の甲子園との合同開催だ。
春の選抜甲子園の出場校は32、夏の選手権大会出場校は49。併せて81校でトーナメントをやるのだ。
もちろん、夏の予選も例年通り行う。中には、春に続き夏でも出場権を獲得するチームも出るだろう。
それが11チームなら81-11=70校。朝7時プレイボールで1日5試合やれば、例年よりちょっと長い程度だ。
優勝したチームには、夏の深紅の優勝旗はもちろん、春の紫紺の優勝旗も贈られる。

※2011年夏、深紅の優勝旗を掲げて行進する日大三・畔上主将

私の知る限り、まだ誰も提案していない、「春夏合同・最大81校での大会」案、どうかなあ?

9年前の東日本大震災時は、開幕5日前の18日17時59分に、NHKでニュース速報を知らせるチャイムが鳴り、
【選抜高校野球、開催決定】と報じられ、無事23日に大会を迎えた。
現在16時30分。まだ詳細は発表されないが、結論はもう少しだけ、先延ばしにしてもいいのでは?
いずれにしても、全員が納得できることはまず不可能。ならば部外者は黙って、関係者の決定に従おうではないか…
あ、そもそも私も部外者だった(苦笑)。

※拙ブログは、高校野球の開催と同様に、
新型コロナウイルス問題の早期終息も当然願っております


追記1 3月4日 18時15分に「無観客試合を前提に準備 開催中止も視野」との緊急ニュースあり
追記2 3月11日 やはり開催中止。出場予定だった球児たちの悲しみは、計り知れない
私の提案、春夏合同開催=32+49=81校の大会はダメかい!?
追記3 3月11日20時 元阪神タイガースの赤星憲広氏が、私の持論とほぼ同意見を提案
追記4 3月12日4時 元読売ジャイアンツで元甲子園球児の江川卓氏も、合同開催を提案 どうなる!?
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変なシャツのひと -メンズコレクション2020 春-

2020年03月03日 | その他
数ヶ月前の日記で、ガリガリ君のTシャツが当たったと書いた。


その後、いろいろあって「当たり棒」の発送が遅れてしまい、送ったことも忘れかけていた年末のある日、
使い回したような、シワシワで小汚い紙袋(失礼)の郵送物が届いた。


袋の下を見てみると、「ガリガリ君キャンペーン 事務局」の文字が。
さっそく開封してみると、おおっ、当たりの景品・ガリガリ君Tシャツが送られてきたのか!


左が表面のイラストで、右が背中面のもの。クリックすると大きくなるのでご確認を。
  

冬季のキャンペーンなので、ガリガリ君と雪だるまとの微笑ましいイラストが描かれている。
普段はあまり棒アイスを食べない私だが、春夏秋冬揃えたくなってしまったではないか。
とりあえず、メーカーの赤城乳業さん、どうもありがとうございます!
感謝の気持ちを込めて、今後、履歴書を提出する際、免許・資格欄には、
2019年 12月 ガリガリ君Tシャツ 取得と記入しますので!
どうせ、どこも雇ってくれねえだろうし、履歴書を書く機会はなさそうだが…。

そもそも、私は昔からTシャツ、それも一風変わったデザインを愛用しており、
いいトシこいた現在でも、暖かい季節にはTシャツ姿で街中をうろつく。例えば、こういうの。


平日の昼間に、こんなシャツを着てプラプラしている、職業不詳のオッサンに、近所の視線は当然冷たい。
数年前、地元の某スーパーへ「給料泥棒」と書かれたシャツを着ていったら、レジ担当の若い女性が吹き出した。
私の後ろにも何人か並んでいるのに、レジ操作もせずに腹を抱え、身体を上下に揺らし笑い続ける女性店員に、
さすがの私も「おいねーちゃん、笑いすぎだ」と苦言を呈した。これだから立川はイヤなんだ

ただし、こういうシャツを着ている人間は、その是非はともかくとして、印象には残るはず。
実は人見知りで、ロクに挨拶もできず、特に初対面の女性とはいまだに、目を合わせることすらもできず(だらしねえ)、
当然、相手の顔なども覚えられないダメ人間の私だが、再度会ったときには女性の方が、
「この前、面白いTシャツを着ていた方ですよね」と、名前はともかく存在自体は覚えてくださっている。ありがたいね。
ただし、上記のようなセリフはごくまれで、たいていは表情を歪めながら、今回のブログタイトルのように、
「ああ、この前の“変なシャツのひと”ね」と言い放たれるケースの方が多い(泣)。
確かに、下記のようなシャツを好んで着ているのだから、仕方ないか。


こちらは、中野の『バカTドットコム』(いい店名だ)さんのオリジナル商品。ブランド名は「スパイス」だって(笑)。

※これで「す“ぱい”す」と読むらしい

中野のお店だけでなく、以前は「その手のシャツ」を扱うお店を求め、上野アメ横や下北沢も巡ったものだったが、
最近は、行きつけだったお店がほぼ通販専門になってしまい、店舗自体がなくなってしまった。
店頭で、目で見て手に取って確認して買う主義の私は、服でも書籍でも食物でも、いまだにアマゾンなどの通販は利用しない。
個人店、特に本屋さんがどんどん廃業に追い込まれていく、近年の風潮はどうにかならないもんかねえ。

そういえばアメ横には、自分が望んだ文字を入れたシャツを、その場で作ってくれる店があった。
外国人観光客がよく購入していくらしく、私も1度だけ利用したのがコレ。


本当は「I ♡ 餃子」にしたかったのだが、「漢字は無理っす」とのことで、やむなくローマ字に。
正しくはGYŌZA、あるいはGYOUZAではないか、との指摘も受けたが、もう作っちまったのだから仕方ない。
費用は確か3000円くらいだったはずだが、「現在は作っていない」そうだ。

それから数年たった最近、客が希望するデザインのTシャツをその場で、1枚から作製してくれる、新たなお店を発見。
しかも値段は安く、漢字もOKで、さらに店主が元競輪選手という、私にとっては願ったりかなったりの条件が揃っていた。
お店の名前は『CHEDAN(チェダン)』。場所は埼玉県川口市で、店主は彼末(かのすえ)智広さん。
  
※お店のHPより

最寄りの西川口駅から10分ほど歩き、お店に到着したところ、彼末オーナーが自ら応対してくれた。
希望するデザインを告げ、その後は「Tシャツ好き」であり「競輪も好き」であることを明かすと、
彼末さんは作業をしながらも、選手時代のエピソードなど、いろんなお話を聞かせてくれた。
これは、私が競輪ファンだったからではなく、彼末さんは来店したお客さんとは必ずじっくり話し込んでいる。
HPの言葉を借りると、「お客様によりそって、ご満足いただける」よう、希望に沿った商品作成を心がけているのだ。
もちろん、メールでも依頼はできるようだが、先述のように店頭で確認したい私としては、
事務的な対応をされるより、コミュニケーションを取り相談にも乗ってくれる、チェダンの方針はとても気に入っている。
そうして作っていただいた、私にとってチェダン第1作がこちらのシャツ。


「正義は勝つ」。これを着て、母校野球部の試合観戦に行こうと思っている。対早実戦が理想。
これで2250(税込2475)円。1枚から作ってもらえるのに破格だ! 
もちろん作りも丈夫で、粗悪メーカーのシャツのように、文字が剥がれる心配などはナシ。
「これからもよろしくお願いします」と感謝の言葉を告げ、お店をあとにした。

先日は、以前紹介した、荻窪『グレートスコット!』さんの開店3周年祝いのシャツを作成。
贈り物だと、ちゃんと包んでもらえるのがうれしい。しかも包装紙はサービスだ。


文言は、店名の日本語訳である「なんてこった!」。撮影を忘れたので、お店のFacebookページの画像を勝手に拝借。


祝い酒を飲みすぎて覚えてないのだが(笑)、店主には喜んでいただけたようで何より。

今後も友人・知人の誕生日や周年、昇進や左遷など、いろんなお祝いの場面でチェダンさんを利用させてもらうつもりだ。
「セクハラ大好き」とか「脱税野郎」などのシャツを送ってやるから、覚悟しておけよ。ヒヒヒヒ。
↑「それって自己紹介では?」などの疑問は受けつけない。



CHEDAN(チェダン)
埼玉県川口市並木4-20-11
JR西川口駅東口から徒歩約11分
営業時間10時~18時半
定休日 日曜(営業している場合もあり)
※お店のHP→https://www.chedan.biz/
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