明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

そろそろ当たれ! 「ケイリングランプリ2020」

2020年12月30日 | ギャンブル
スポーツジャーナリストを自称する、わたくし正田が自信を持って(ウソ)送る、年末恒例の競輪予想。
私が初めて競輪の車券を買ったのが、坂本勉が優勝した「グランプリ'90」。予想はカスリもしなかった。
それから30年。グランプリで払い戻しを受けたのはわずかに3回。そのうち1回は取りガミだ。
毎年何点も購入しているのに、それらの目を絶妙にすり抜け、きっちりハズレる。我ながらたいしたモンだ、と感心する。
車券デビュー30周年を迎えた今年は、そろそろいいコトあってもいいのではないかね。

ただし、このブログを始めて以降のグランプリ予想は、ひどい有様で。
○4年前→新田祐大本命→誘導員早期追い抜きで失格
○3年前→諸橋愛本命→最終4コーナーで落車失格
○2年前→平原康多本命→最終2センターでまたまた落車
3年連続で、応援している選手がアクシデントに見舞われる奇跡。正直、自分が恐ろしくなったが、昨年ようやく、
○1年前→平原康多本命→後方から追い込むも3着惜敗
本命選手が完走した! まあ車券自体は不的中なのだが。
ここで、今年のメンバーを紹介しよう。

1 郡司浩平 99神奈川
2 脇本雄太 94福井
3 松浦悠士 98広島 
4 和田健太郎 87千葉 
5 清水裕友 105山口   
6 守澤太志 96秋田
7 平原康多 87埼玉
8 新田祐大 90福島
9 佐藤慎太郎 78福島 

並び予想②7-③5-①4-⑧96

別々に走ると思われた2番脇本と7番平原が、地区を越えて連係することを表明。
表明せずに、レースの流れで「たまたま連係することに」なるのを望んでいた私はガッカリである。
そう、私の本命は、3年連続で平原康多であった。
さほど売れないと踏んでいたのに、脇本マークを宣言したため、7-2が一番人気になってしまった。

大レースをいくつも制した実力者である平原だが、グランプリには過去10度挑戦しながら、優勝はゼロ。
今回は、負傷明けとはいえ主導権は譲らない脇本の番手回りゆえ、チャンスはじゅうぶん。
同じくグランプリ(での大儲け)に縁のない私と一緒に、今年こそは勝利をつかみたいものだ。
勝利だけでなく、平原が優勝賞金1億円を獲得するなら、私もその100分の1くらいはもらいたい。
対抗には、ライン3車と有利な新田。脚力上位ゆえ捲り一発が怖い。
脇本は2着が精いっぱいと見て、単穴には松浦の後回りとなった清水を選択。その松浦も、妙に人気薄で不気味。
印を打つと◎7平原 ○8新田 ×5清水 △2脇本 注3松浦となる。
地元の郡司は、人気になりすぎている気がする。佐藤は去年のVで腹イッパイだろう。
和田と守澤は、力量的に苦しいだろうが、こういう選手が上位に来ちゃうのがグランプリだ。
車券は平原のアタマで三連単56点総流し。もちろん百円ではない。
当然7-8や7-5、低配当の7-2は追加する。ただし理想は、現時点でも2000倍以上つく7-6-4だ(笑)。
あとは新田のアタマ8-7なども購入。人気薄の清水からも、車単を押さえておこうかな。
いずれにしても、もっとも来てほしいのは7番車・平原である。

昨夜、例のごとくほろ酔いで帰宅途中、写真のように「みかん祭り」と称し、みかんを安売りしているお店を発見。


みかん=オレンジ=7番車の勝利を願い、購入してみることにした。
ビニール袋いっぱいのみかんで、価格は400円。数えたら15個入っていた。


ただし、下記画像のように、質はあまりよくない気がした(苦笑)。食べたけどちっとも甘くないし。


ゲン担ぎになったのかは不明だが、初志貫徹で、みかん色の7番に大金をブチ込むつもりだ。

最後に毎年恒例、競輪HPから借りてきた、本命平原の画像と、インタビューの抜粋(一部偽装)を掲載。


「今年はコロナで走れない時期があり、さらに落車も続いてしまい、持ち直すのが大変でした。
本番に備え、練習と休養をしっかりし、体作りはできたと思います。
五輪代表で世界で1、2を争う脇本雄太をマークしたいという自分の気持ちと、ファンの声が合致しました。
結果はどうあれ、今年こそ正田さんに儲けていただけるよう頑張ります」


色々あったこの1年。最後は笑って終わりたい。ガンバレ平原!!


※グランプリのレースの模様は、16時頃から日テレ系で放送予定
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「おウチ」で食べる大盛ラーメン 西国立『日の出屋』

2020年12月28日 | ラーメン、つけ麺など
12月上旬、立川駅南口に、あの『大勝軒』が新規オープン。
本店が武蔵小金井にあるグループで、荻窪や武蔵村山にも支店があるようだが、立川店だけなぜか30円高い。
それでも、「中華そば」は750円。並でも結構な量がある大勝軒ゆえ、一般的には安価な部類に入るだろう。

「もりそば」780円+「生玉子」50円

実は立川市には、大勝軒で修業し、あの味を継承された店主のお店がもう1軒ある。
それが、今回紹介する『日の出屋』さん。開店当初は大勝軒と名乗っていたそうだ。
最寄り駅はJR南武線の西国立駅で、以前紹介した『癒食同源』さんの近所。
住宅地の中で、ややわかりづらい場所だが、「ラーメン」「つけ麺」のノボリが目印になる。


こちらが、手製と思われるお店の看板。


私が初めて訪問した10年前は、週休1日で夜営業もやっていたが、現在は水木土日の昼のみ営業となっている。
自宅を改装した店舗で、新小平『福助』さんや、一橋学園『うどん屋 武』さんと同様、ステイホームな食堂だ(←意味が違う)。


看板から少し入ったところに敷石があり、入口に続いている。


呼び鈴は鳴らさず、そのままドアを開けて中に入ろう。温和なお母さんが「いらっしゃいませ」と迎えてくれるはずだ。


玄関で靴を脱いで店内へ。テーブルふたつとカウンター席(?)があり、間隔を空けるため現在は全10席で、相席は必須。


さっき書いた福助さんや武さんは、店内にイスがあり、飲食店らしさが感じられるが、
こちらは座布団のみなので、まさしく知人の「おウチ」に招かれた気分だ。
ランチタイムを過ぎた時間帯だったので、空いているテーブル席に案内された。


日の出屋さんのメニューがこちら。


以前は「野菜」「チャーシュー」などの追加トッピングや、スープで炊いたご飯などもあったが、
現在は「中華そば」「特製もりそば」に、「玉子」と「ビール」という少数精鋭の布陣。
もうひとつの特徴として、気づいた方もいるだろうが、13時半からはタイムサービスがあり、


730円のラーメン、750円のつけ麺が、それぞれ550円に割引かれる。しかも、土日祝日を問わず、だ。
数年前までは500円のワンコイン価格だったが、消費税を考えれば、550円は価格維持といえよう。
昼休みどころか、年中休みだらけの私は、当然13時半過ぎに訪れることが多い。
久々の入店となったこの日は、「中華そばの中」タイムサービス価格550円をオーダー。
注文を受け、寡黙なお父さん店主が麺を茹で始める。数分後、お母さんがお盆に乗った「中華そば」を運んできた。


チャーシュー、メンマ、玉子半分、ナルト、ネギ、小さなノリ。まさに昭和の醤油ラーメンのスタイル。
麺は300グラムと一般的な量の2倍以上。スープもたっぷりなのは、さすがは大勝軒出身。


麺やスープの詳細は、メニューの裏面に記されてあるので、そちらを掲載しておく。


上記のようにスープ、麺、チャーシュー、さらにメンマも自家製らしい。
スープは、塩分や旨味が過多な最近のラーメンと比べると、薄く感じるかもしれないが、
よくよく味わってみると、魚介の香りと野菜の旨味(甘味)を感じる、「じんわりウマい」テイストである。
なにより麺との相性がよいため、濃い味好みの私もじゅうぶん満足できる。
自家製の中太麺は、モチモチとした歯触りで、コシ、のど越しともに抜群。無添加なのも嬉しいではないか。
卓上には、酢、コショウ、ラー油、さらにおろしニンニクや豆板醤もあるので、途中で味の変化を楽しみたい。
結局、最後まで箸が止まることなく、300グラムもあった麺は、すぐに食べ終えてしまった。
麺だけでなく、スープも残さず飲み干し、大満足でお会計。これで550円とは、申しわけないよね。

数日後、つけ麺を食べるために訪問。14時台と、またまたタイムサービスの時間帯だったので、
少しでも売り上げに貢献しようと「ビール」を注文したが、残念ながら売り切れとのこと。
ならばと、サービス対象外である「特製もりそば 大」820円に、「ゆで玉子」50円をオーダーしてみた。
カウンター席の下には、日の出屋さんを紹介しているラーメン本がいくつか置いてある。
今年発行の「つけ麺Walker」を読んでみたところ、並盛り&具の追加ナシ、のノーマル状態で1000円以上する店がザラ。
食材や人件費の高騰はわかるが、普通のつけ麺で千円超えはツラい
すべてのページを見たわけではないが、つけ麺を550円で提供しているのは、日の出屋さんだけだと思われる。
お店の努力に感謝しながら待っていると、特製もりそばの大がやってきた。


自家製麺がたっぷり盛られた丼はもちろんのこと、


つけダレが入った器も大きい。おかげで一気に大量の麺を浸すことができる。


タレは酸味と甘味が強い、大勝軒おなじみの味。閉店した鍋横大勝軒に近い気がする。
なお、鍋横大勝軒の店主は、2年前に自分のお店を閉めた後、大塚の大勝軒で勤務することになったそうだが、
日の出屋さんの店主が、かつて修行した大勝軒も、大塚だったのが面白い。

麺はさっきも書いたように、モチモチの絶品。冷水で締めているため、よりコシを強く感じる。
タレに付ける前に、麺だけを味わってみると、小麦由来と思われる甘さを感じる。やはり素晴らしい麺だ。
ゆで玉子は、元々半個分入っているため、追加したら1.5個になってしまった。無論、玉子好きの私は大歓迎。


つけ麺にはチャーシューが2枚入る。豚肩肉で作ったこのチャーシューも、柔らかくてウマい。
チャーシューの追加トッピングが不可になったのが、誠に残念である。


途中で、つけダレにコショウ、ニンニク、豆板醤などを入れて味変。
個人的には、ラー油は味が変わり過ぎてしまうので、入れない方がよいと思った。
400グラムの麺でも、やはり一気にたいらげてしまった。500グラムの特大でもイケそうだ。
なお、店内には記載されていないが、つけダレはスープ割りもできるらしい。次回は絶対にお願いしよう。
お会計をお願いすると、お母さんが「670円です」だって。あれっ、870円の間違いでは? 
「タイムサービス550円に、大盛がプラス70円、玉子50円で670円です」とのこと。
なんと、タイムサービス割り引きは、並と中だけでなく、全メニューに適用されるのか!
安くしてもらってすみません…と恐縮しつつ、支払いを済ませて退散。
お店を出たあとの帰り道は、ひんやり冷たいはずの師走の空気が、妙に心地よかった。

日の出屋さんは昨年、店主の病気療養のため、休業していた時期もあったと聞いた。
ご夫婦とも、どうか無理することなく、マイペースで末永く営業を続けてほしい。今後も週休3日で構わないので。
次回は、ビールとつけ麺特盛(あとスープ割り)を注文しますので、よろしくお願いします!



日の出屋
東京都立川市羽衣町1-8-6
南武線西国立駅から徒歩約4分 中央線立川駅から徒歩約16分
営業時間 11時~15時
定休日 月、火、金、年末年始
※年内の営業は終了、年始は1月6日からです


※2024年5月追記 残念ながら、閉店なさったようです
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アウェイでも通ってしまうハイカロリー食堂 国分寺『淡淡』

2020年12月25日 | 中華食堂
コロナ騒動を一瞬でも忘れたい、華やかで胸躍るクリスマスの日。
それなのに、拙ブログはハイカロリー食堂の紹介(苦笑)。昨年はペヤングについて語っていたし。
お店は、国分寺にある『淡淡』さん。ガッツリめしの食堂として、地元の腹ペコ学生やガテン系職人、
はたまた近隣に住むメタボ親父(私だ)たちから、長年支持されている食堂である。

場所は、駅北口を出て東へ向かい、濃厚家系ラーメン店『武道家』さんを過ぎたちょっと先。
餃子酒場『谷信』さんと同じ建物(ホテル)の1階部分に、店舗がある。
名物は「肉あんかけチャーハン」や「焼肉丼エッグ」。ご飯の量も一般的なお店より多い。


目玉焼きが乗る焼肉丼エッグは、過去に食べたことがあるので、最近の写真はない。
代わりに、2年ほど前に登場した、「焼肉丼スクランブルエッグマヨ」720円の画像を掲載する。


おそらく、目玉焼きバージョンと味付けや使用食材は同じだと思う。
マヨネーズのかかった炒り玉子の下には、濃いタレで味付けされた豚焼き肉。
あの「すた丼」でさえ、少しはネギが入るのに、こちらは本当に肉だけ。


無論、生野菜サラダなども付かない、潔い男メシである。それが原因か、女性客はほぼ来ない
淡淡さんは、飲んだあとのシメには少々(かなり、か)重いので、数年に一度利用するのみだったが、
最近は、西武線で隣駅の一橋学園『なにや』さんで、チャーシューを購入した帰りに、ランチで利用することが増えた。

※何度でも書くが、なにやさんのチャーシューはべらぼうにウマい

先日は、もうひとつの名物である「肉あんかけチャーハン」+チーズ870円を頼んでみた。


横からのアングルはこちら。わかりづらいが、結構な大盛である。


さっきの肉+玉子+マヨに負けず劣らない、「肉+チャーハン+チーズ」というわんぱくな組み合わせ。


ひき肉は、濃い味のタレで味付けされており、チーズと合わされば見た目どおりの超こってりメシだ。
そんな濃厚メシの口直しに…ならないのが付け合わせのスープ。
ラーメン用スープの流用だと思われるが、ご覧のように、油が浮いたぎっとりタイプ。


肉&チーズ、そして下部のチャーハンもしょっぱいのに、ギトギトのスープでトドメを刺される
食事中も食後も、異様にノドが渇いたため、セルフサービスの飲料水を飲みまくった。

その次の訪問は、13時過ぎの入店でランチタイムのピークを過ぎていたため、
「ビール」530円と「ギョーザ」300円を注文し、得意の昼酒を楽しんだ。


ビールは中瓶、餃子は1人前6個。この日は焼き色がやや薄いが、300円とは良心的価格。
そういえば、最初の方で載せた、焼肉丼など名物メニューの裏面も、ここで紹介しておく。


「タンタンラーメン」とは担々麺ではなく、お店の屋号から名付けたもので、ネギラーメンみたいな商品だった記憶がある。
「ラーメン」単品がなかったり(昔はあった)、トッピングの先頭が「マヨネーズ」30円なのも面白い。
餃子を食べ終わりそうな頃、シメとして「四川風焼きそば」650円を追加オーダー。


キャベツ、モヤシ、ニラなどの野菜に豚肉少々を細麺と絡め、ピリ辛調味料で味つけしてある。
シメにもビールのツマミにもなる料理で、我ながらいいチョイスだった。

そして本日、なにやさんでチャーシューを購入した帰りに、久々にランチで利用。
注文したのは「チャーハン+ラーメン」690円。いまどき、ラーメンだけでも700円超えが当然なので、破格である。
あと、クリスマスでもW炭水化物を選ぶ自分が、実に男らしいと思う。
この日は、いつもいるバイト君が不在で、忙しいランチタイムにもかかわらず店主のひとり営業。
あのバイトめ、クリスマスだからって店をサボって、彼女とイチャついてやがるな(※あくまで、私個人の推測です)。
店主はチャーハンなど大量の炒め物の合間に、会計、配膳、食器洗浄までやるハメになり、少々気の毒だった。
客足が絶えぬ中、店主は5~6人分のチャーハンや麺類を一気に作り、テキパキと配膳。
こちらがその、「チャーハン&ラーメン」だ。


実はチャーハンだけ先に来たので、上記画像は、ひと口食べたあとラーメンと一緒に撮影したものである。


淡淡さんでは「半チャーハン」にあたる量だが、一般的なお店の並と、あまり変わらない量である。
具材は玉子、ネギ、チャーシュー、そしてメンマを細かく刻んだものも混ざっている。
チャーハンは過去にも何度か食べたことがあり、味が濃いのは知っていたが、
店主の孤軍奮闘だったこの日は、時折、メチャクチャしょっぱい部分があったりした。
まあ、その部分は「当たり」だと思うことにして(?)、ムシャムシャ食べ進めたけどね。
その代わり、ご飯はパラパラで「これぞチャーハン」とうなる好仕上がり。さすがはプロである。

一方こちらは、現在はメニューにないラーメン単品。茹でた白菜が入るのは珍しい。


白菜の他はモヤシ、メンマ、ネギでチャーシューは見当たらず。まあ、お得価格のセットだし文句はいえない。
スープにはたっぷりの背脂が浮いているものの、塩分自体は控えめ。
ただし、しょっぱいチャーハンで普段以上にバカ舌になっていたため、本当に「塩分控えめ」なのかは自信なし。
ひとり営業で大変そうな店主の、ちょっと手が空いたスキを見計らい、お会計をお願い。
「ごちそうさまです」と挨拶して退店したが、「メリークリスマス!」とでも告げればよかったかな。
「うるせえ、今はそれどころじゃねえ!」って怒られそうだけど(笑)。

繰り返しになるが、こちらのランチタイムは、最近は男性店主とバイトらしき若い店員のふたり回し。
店主は終始、忙しそうに鍋を振っているが、注文など最低限の受け答えはしてくれるし、
さっき書いたように「うるせえ!」などと怒鳴ったことは当然ない。また、接客担当のバイト君も愛想は悪くない。
では、なぜ今回のブログタイトルに「アウェイ」の文字を入れたかといえば、
淡淡さんは早稲田実業の近所であり、野球部御用達らしいから、である。

長くなるので省略するが、日大三高野球部の大ファンとしては、早実野球部はどうしても許せない存在である。
世間のイメージはともかく、早実野球部は以前、三高との試合で何度か、アンフェアなプレイを仕掛けてきたのでね。
くわしくは、小林信也氏の著書「高校野球が危ない!」を読んでいただきたい。
小林氏は、カツラ愛用者なのが残念だが(←余計なコトを書くな)、尊敬するライターのひとりである。

幸か不幸か、私自身は早実野球部の連中と店内で遭遇したことはない。
だがしかし、淡淡さんには厨房を囲むカウンター席と、厨房から離れたテーブル席があり、
うっかりテーブル席に座らされると、下記画像のような早実野球部のペナントや、


歴代OBのサイン色紙が飾ってあるのを目の当たりにしなくてはならない。

※別の位置に、ハンカチ王子のもあったけど、あえて撮影せず

これは要するに、阪神ファンが巨人軍のグッズを眺めながら、メシを喰うようなモンである。屈辱!
ただ、こちらの安くて味濃くてハイカロリーなメシは、その屈辱を耐え忍んででも食べる価値があるのも事実。
なので私は今後も、なるべくカウンター席が空いているときを狙い、淡淡さんでメシを喰うつもりだ。
今度もしテーブル席になったら、こっそり三高ペナントとすり替えよう…というのは怒られるのでやめておく。
そもそも、国分寺の飲食店では、早実野球部のサイン・ペナントの掲示率は高いので、イラ立っても仕方ないのだが。

むしろイラ立ったのは、先日の秋季東京都大会の三高野球部の試合ぶりだ。
決勝まで進出したのはいいけれど、よりによってあんな結果になるとは…(嘆)。
日大三の試合については、近日中に振り返る予定である。



淡淡
東京都国分寺市本町2-4-5 千成ホテル「味の名店街」フロア内
国分寺駅北口から徒歩約3分
営業時間 11時~14時半、18時?~21時?
定休日 日、祝ほか不定休
※上記の夜の営業時間は推定です
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いつの日か 大空かけめぐる 池袋『大都会』

2020年12月09日 | 居酒屋・バー
前々回が、おしゃれなうどん店、前回はおいしいクリームパン(例外含む)を紹介した。
女性読者を意識した(?)記事が続いた拙ブログだが、今回のテーマは、よりによってオヤジ臭濃厚な酒場
24時間営業かつ激安ゆえ、朝昼晩どの時間帯にも泥酔客が存在するため、若い女性客はほとんど見かけない。
そのお店の名は『大都会』。池袋駅からほど近い、昼酒好きにはおなじみの名店or迷店である。
以下でメニューや価格を紹介していくが、実は私、こちらのお店には1年以上ご無沙汰しており、
現在とは価格などが異なる可能性があることをご理解いただきたい。とはいえ、今でも相当安いはずだが。

初訪問は今から4年前。レンガ造りの建物の階段を下った半地下に店舗があり、
ちょっと薄暗い店内には、テーブル席がすき間なく設置してあり、デキ上がっている客が多数。
注文は食券制で、追加する場合も口頭では受け付けず、券売機で購入しなくてはならない。
価格は券売機に表示されているが、各テーブルにもメニュー表が置いてある。その一部を公開しよう。
ドリンク全体が記されたメニューは撮り忘れたので、セットメニューを掲載。


上記画像でおわかりのとおり、生ビールは本来380円なのだが、2杯で600円、3杯だと800円になる。
酎ハイ類も、1杯250円がセットだと200円に。元々安いのに、この価格はありがたい。
だが、さらに驚きなのが下記のセット。


生ビールなどのドリンクにお刺身がついて、ワンコインの500円!
日本酒2本と、グラス生ビールにお刺身つきで1000円! 生ビール3杯にお刺身と小鉢がついて1000円!
さらにタイムサービスでは酎ハイ120円、各種つまみは100円と、もはや駄菓子屋のような安価
なお、タイムサービスおつまみは、昨年の入店時は120円になっていた記憶がある。

初訪時は友人と一緒だったので、とりあえず「生3杯セット」の食券を購入。
店内中央部の食券置き場に提出すると、店員さんが生ビールの券を2枚千切り、引き換えに生ジョッキ2杯を置く。
料理はあとからテーブルに持ってきてくれるが、ドリンク類は客自身が運ぶ。
まぐろの刺身と、酢の物の小鉢が到着したところで記念撮影。

※3杯セットなので、1杯分の食券が余っている

まぐろの色、というか鮮度については、しょせん生ビールのオマケなのだから、気にしてはいけない(笑)。
ついでに、おつまみメニューの一部も紹介しておこう。


刺身、サラダ、揚げ物、串焼などなど、いわゆる居酒屋メニューはだいたい揃っている。
右下に紫色表示で「そば」とあるように、こちらはそばも提供する居酒屋なのだ。
ただし、通常250円、タイムサービスで150円(ときどき100円)という安価ゆえ、味もソレナリである。
この日注文したのは、「あげだし豆腐」「ソーセージ盛り合せ」、サービス価格の「あげたこやき」など。


味については、決してマズくはない。かといって絶品! なワケはない。まあ、酒が安いんだから文句はいえまい。
また、店員さんたちの応対は、愛想のかけらもないが、まぐろの色と同様、気にしてはいけない。
その後も大都会さんは、池袋で飲んだときの二次会・三次会などで、何度か利用した。
一応、料理も撮影したが、どれもウマくもなくマズくもなく、印象には残らなかった。他の店で飲んで酔っていたしね。

「チャーシュー」と「もちのチーズ焼」。


初訪問時とは別の友人が頼んだ「あげたこやき」と、私がオーダーした「水ギョーザ」。


「チーズ&サラミ」に季節限定と思われる「かきフライ」、妙な形状の「ちくわ磯辺揚げ」。

これまで、複数の友人を連れて行ったが、喜んでもらえた記憶はあまりない(苦笑)。

実は大都会、池袋だけでなく、千葉県の松戸にも店舗がある。
松戸店を利用したのが昨年の5月4日。個人的には令和初のひとり酒であった。
池袋店と同様、松戸駅近くのビル地下階にあるため、店内は薄暗いが、テーブル間のスペースは池袋よりも広い。
入店したのが午前11時。早い時間にもかかわらず、店内は酩酊&泥酔したおっさん客が多数。
ゴールデンウィークなのに、他に行くトコねえのかよ…まったくダメ人間どもめ。
私? 私にはこのあと、松戸競輪という重大な用事があったのだ(←お前もダメ人間じゃねえか)。

※当該日はGⅠ日本選手権競輪の準決勝

競輪場で勝負する前の景気づけに立ち寄った、松戸店の主なメニューは、こちらがフード。


そしてこちらがドリンク。どちらも池袋とは少々異なるが、松戸の方がさらに安い。


特にドリンクは、松戸は生ビール280円、酎ハイ類は180円~と元々安いのに、セットだとさらに割引き、
しかも、よせばいいのに期間限定サービスを実施しており、私の好きなウーロンハイは100円ポッキリ!


5月なのに10月末日までとは、サービス期間が長すぎるのでは?
なのでいきなり、100円酎ハイのチケットを2枚購入。何度も買いに行くのはメンドくさいしね。

※ウーロンハイと緑茶ハイ

100円ゆえ、あまりよろしくない焼酎を使用している様子。お陰で私も、すぐに酩酊客の仲間入り(笑)。
おつまみは「デミソースハンバーグ」と「コロッケ」を選択。


ハンバーグは生野菜付きで350円。自家製ではないだろうが、なかなか美味しかった。
コロッケは(イモ・カレー・かぼちゃ)から2種を選ぶスタイルで180円。私はイモとカレーにした。


好物であるハンバーグとコロッケを肴に、結局ウーハイと緑茶ハイを計6杯飲み干した。
だいぶ酔いが回ってきて、競輪場に行くのが億劫になってきたので、食事でシメることに。
松戸店はラーメンもあるようだが、酔った身体が温かいそばを欲したので、
「そば・カレーライスのセット」550円をオーダー。カレーは余計だったかな。


そばは柔らかめの茹で置き・立ち食い風、カレーはじゃがいもが入る、昭和テイストであった。
満腹状態で店を出て階段を上ったら、酩酊どころか、もはや泥酔モード状態に。
松戸競輪場がある北松戸は、電車でひと駅なのだが、とても乗車できる状態ではないので、
お店近くの公園まで移動し、ベンチに座って休憩、というか、そのままお昼寝。
子供たちがはしゃぐ公園内で、昼間っから寝ているおっさん…令和の時代では珍しい不審者である。
30分くらい寝たのかな。さすがにそろそろ競輪場に向かわなくては、と立ち上がった瞬間、
悪い焼酎がこみ上げてきたので、あわてて公衆トイレに駆け込み、私自身、令和初の嘔吐を…。
結論:大都会で昼間っから飲んでる客より、私の方がダメ人間だった! 猛省。

先述したように酒類は安価だが、接客も客層も、あまりよろしくない。
また、年中無休の24時間営業ゆえ、衛生面も気になる方はいるはず。
上記二点の理由により、ブログでオススメしていいものか、と1年以上悩んでいたが、
【日が沈む前に飲む酒はウマい】(注:この頃のブログ名)を体現しているお店なので、載せることにした。
とにかく、お金はないけど酔っぱらいたい、短時間でベロベロになりたい、
という方にはピッタリのお店である。だいたい、大都会という店名が素晴らしいではないか。
ちなみに、今調べたらクリスタルキングは、メンバー脱退が相次ぎ、現在はひとりしか残ってないらしい。知らなかった!
と、居酒屋『大都会』には無関係な話題を出し、まとまりのないまま本稿は終了となる。
※今回のタイトルも、クリスタルキング「大都会」の歌詞から拝借



大都会 池袋店
東京都豊島区西池袋1-29-1
JRほか池袋駅北口出口より徒歩約30秒
営業時間 0時~24時
定休日 基本なし
※松戸店は千葉県松戸市本町4-9 B1F
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クリームパンを求めて -立川編-

2020年12月06日 | パン
前回の文末で予告したとおり、今回のテーマは、数少ない(泣)女性読者を意識し、【スイーツ】にした。
フィーチャーする商品は、男でも人生で一度は食べたことがあるはずのクリームパンだ。
クリームパンってスイーツかよ…と、この時点で早くも読む気をなくした女性もいるだろうが、
甘いモン=スイーツという、いかにもおっさん的な私の価値観に、どうか寄り添っていただきたい。

私が一番好きなクリームパンは、約2年前に紹介した、神楽坂『亀井堂』さんのもの。
             
※それぞれ、クリックすると大きくなります

日雇い労働をやめ、飯田橋界隈に足を運ぶ機会のない現在では、昼過ぎには完売するクリームパンを入手するのは困難。
なので、地元立川で代用品を求めたのだが、居酒屋や食堂と違い、普段パン屋さんを利用する機会は皆無で、
美味しいお店の情報も知らない私が頼ったのは、行きつけの「ドン・キホーテ」立川店であった。
…この時点で、さらに読者が減った手応えがあるが、気にせず書き進めていく。

購入したのは、『ヤマザキ』の「高級クリームパン」。たぶん108円くらい。


“高級”と命名しておきながら、安価で販売しているのは、ヤマザキさんの良心及び企業努力だろう。


食後の感想は、「子供の頃、よく食べたクリームパン」であった。
私のバカ舌では、ナニが高級なのかは気づけなかった…というか、たぶん皆さんも同意すると思うよ。
こちらは、後日購入した、ヤマザキの普通の「クリームパン」を割ったもの。


撮影がヘタクソなのも原因だが、「高級」との明らかな違いは、判断できないよね。
ちなみにこのクリームパンは、下記の衝撃価格であった。


30円引きではなく、30%引きでもなく、単純に30円である。
賞味期限、あるいは消費期限が迫っていたための、やむを得ない割引き価格なのだろうが、
いくらバカ舌かつ金欠の私でも、この価格帯のパンを食べたのは、この日が最初で最後だ。

さすがに、スーパーやコンビニで美味を求めるのは限界があるので、地元の方に教えてもらった、専門店に行ってみた。
お店の名前は『AntenDo』。日本語だと「安天堂」かと予想したが、「アンテンドゥ」と、ゥが小さいので違うらしい。
駅直結の施設「エキュート」内にある、いつもお客が絶えない人気店である。
若い女性客ばかりの店内で、緊張しながら(←だらしねえ)購入したのは、下記の2個。


「とろふわクリームパン」175円と、「あっぱれカレーパン」220円。私でもわかる、ひらがなの商品名が気に入った。
クリームパンはんぶんこ画像がこちら。「はんぶんこ」って書くとカワイイな。


懐かしいグローブ型のクリームパンは、パン生地も中のクリームも、さすがは専門店と納得。
パンもクリームも甘さ控えめで、しっとり柔らか。あっという間に食べ終えてしまった。
カレーパンの写真はないが、中にゆで玉子が入っているという、なかなか「あっぱれ」な仕様。

もうひとつ、立川「エキュート」内にある『八天堂』さんを紹介。こちらは漢字表記のままでOK。
広島で創業し、全国に支店展開している、「くりーむパン」専門店だ。
抹茶やチョコレート味もあるが、私は「生クリーム&カスタード」(左)と「カスタード」(右)を購入。どちらも230円。


生クリーム~の方は他人にあげてしまい、私が食べたのはカスタード。下がはんぶんこ画像だ。


撮影がいつも以上にヘタで、どこがクリームでどこがパン生地なのか、わからないではないか。
しかも、割る前の写真を撮り忘れ、あわててくっつける始末。


どちらも、あまりにもダメダメな画像なので、HPから見本画像を拝借してきた。
 (C)八天堂

冷蔵販売のため、アンテンドゥのよりもさらにしっとりと湿った…じゃなくて水分を含んだ生地にクリームがぎっしり。
パンとほぼ一体化したカスタードクリームは、玉子よりもミルクの風味を強く感じる。
こちらも、サイズが手頃だったので、数分で完食してしまった。

どちらのクリームパンも美味しかったが、ドケチな私の基準では、お値段がやや高めな印象。
亀井堂さんのは259円だけど、双方のお店の商品と比べると、倍くらいデカいからねえ。
味については、個人の好みがあるし、世間的にはアンテンドゥや八天堂の方が評価は高いかもしれないが、
「洗練」より「素朴」を重視し、私はやっぱり、亀井堂さんのクリームパンを支持したい。
ちなみに、素朴なクリームパンといえば、人形町の老舗パン店『まつむら』さん。
もう10年以上足を運んでいないので、下記のガラケー画像しか残っていないが、お店の皆さんはお元気かな。


HPによると、創業は大正10年らしいから…来年で100周年だ! 久々に食べたいから、近いうちに行こう。

最後に、先日『ローソン』から発売された、今までなかった斬新なクリームパンを紹介。
その商品名は「カレー&ホイップクリーム」! 


子供たち、そして私も大好きな、カレーと生クリームを同時に食べられるパンで、税込140円と価格も手頃。
はんぶんこ画像は…またまた失敗。パン用ナイフを使えばいいのだろうが、メンドくさがりの私はやらない。


なので、またまたローソン公式サイトより画像をかっぱらってきた。ついでに説明文後半もコピペしておく。
ホイップクリームのほのかなミルク感とカレーの辛味との相性がよい、クセになる味わいの焼きカレーパンです。
 (C)ローソン

上記画像のとおり、クリームの割合が異様に多い。というか、多すぎてバランスが悪い
“相性がよくクセになる”と述べているが、相性がよくないから、食後は気持ち悪くなったよ。
どうかローソンには、生クリームではなく「カレー&カスタード」を販売してほしい…イヤ、販売しなくてもいいか。

最後のは明らかに蛇足だったが、おいしいクリームパンを探し求める、私の冒険(?)はつづく。
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KじゃなくてC 国分寺『讃岐うどん irico』

2020年12月04日 | そば、うどん
いきなり告白するのもナンだが、私はかなり偏屈な人間である。
食べ物でも人間でも、嫌いな物(者)には見向きもせず、しかも一度イヤになると、半永久的に拒絶し続ける。
実生活だけでなく、著名人にも嫌いなヤツは多いが、その中でも特に嫌いなのがリカコ
タレントだかモデルだか知らないが、初めてこいつの存在を知ったときから一瞬で嫌いになり、
以後約30年間にわたり、わたくし正田が認定する「嫌いな人ランキング」では、常に上位をキープしている。
リカコがいかに不快で、憎悪すべき存在であるかは、わかる人はわかってくれるはずだし、
わからない人には、いくら説明しても理解してもらえないだろうから、ここでは説明しない。
そもそも、令和の時代にリカコの是非を問うたところで、大多数の方は「どうでもいい」と返答するだろうし(苦笑)。
だが、世の移り変わりに関係なく、「オレはリカコを許さない!」と訴え続けるつもりだ。

わざわざ一人称を「オレ」にした、どうでもいい意思表示からスタートした今回のブログだが、
タイトルでもわかるとおり、本題は国分寺のうどん店『irico』さんだ。
 ※お店の名刺

初めて訪れたのは今から2年ほど前。なかなか美味しいうどんを出すとの評判を聞き、しかも閉店が23時(注:当時)と、
うどん屋さんにしては遅くまで営業しているため、別の店で飲んだ帰りに立ち寄ったのだ。
店名の由来は、讃岐うどんでおなじみ「イリコ出汁」だろうが、私個人が最初に思ったのが、
「なぜイリコのコをkoでなくcoにするんだ!?」であった。
RIKACO名義で活動するリカコのせいで、コをcoで表記するお店にも嫌悪感を抱く私。もはや病気だ。
まさか、店主はヤツのファンでは…と恐る恐る(?)入店してみると、店内はダイニングバーのような雰囲気。
だが、入口近くには製麺スペースがあり、間違いなくうどん店だ。
女性店員に「かけうどん」570円と「鳥天」250円を注文すると、タイミングがよかったのか、すぐに出てきた。


酔っていたからかもしれないが、屋号にもなった「イリコ出汁」の香りは、さほど感じられず。


個人的には、十条の『いわい』さんのような、ブワァーっと香り立つタイプが好きなんだけどね。
うどん自体も、都内の「讃岐」を名乗るお店と比較すると、コシはそれほど強くない。
かけうどんは無難な味であったが、大きめサイズの鳥天がなかなかウマく、そちらの方が印象に残った。
卓上メニューを見てみると、豆乳やトマトなどを用いた、創作うどんも得意なようなので、
次回はそれを試そうと思い、この日はお会計。レジ担当は、厨房にいた店主と思われる男性。
「まさか、リカコ好きじゃないですよね?」と、人見知りの私が聞けるはずもなく、この日は黙って退散。

2度目の訪問では、「和風カルボナーラうどん」900円をオーダー。


出汁にクリームを合わせ、ネギ、海苔、鰹節を振りかけた、まさに和風カルボナーラだ。
途中で、愛しの玉子ちゃんをやさしく崩し、うどんやベーコンと絡めたら…当然ウマいに決まってる。


最初と2度目は、酩酊程度だったが、3度目は申しわけないことに、かなり泥酔した状態で入店。
閉店に近い時間だったはずだが、カウンター席は埋まっており、テーブル席に案内された。
注文したのは、季節限定の「特製カレーうどん」900円に、最初の訪問で好印象だった「鳥天」を追加。


鳥天は期待とおり、この日もジューシーかつビッグで美味。


カレーうどんは、具だくさんのカレーソースをたっぷりかけた、私好みのトロトロタイプ。


いかんせん泥酔していたので、味の記憶はないのだが、美味しかったのは間違いない。
なぜなら、途中で「白ご飯」130円と「温泉たまご」100円を追加していたから。


その後は、鳥天やらカレーを乗せて、さらには混ぜたりして「自家製カレーめし」を撮影。
画像自体はあまり美しくないので↓縮小サイズで。ただし、酔っていた割には残さず全部たいらげたよ。
    ※クリックで大きくなる

さて、iricoさんにはここまで、3度利用させてもらった。
その後はコロナもあり、だいぶご無沙汰してしまったが、先日久々に、シラフで入店してみた。
まずはおでんでビールを飲む。瓶ビールはエビスの中で600円。
ドリンク類は他にも、生ビールに酎ハイ各種、さらに日本酒、焼酎などいろいろ揃っているようだ。
冬季限定だと思うおでんからは、「玉子」150円、「焼きちくわ」150円、「牛スジ」200円を選択。

※おでんは、6種で800円のお得なセットもあった

うどんと比べると、おでん出汁は塩分控えめ。ここにうどんを入れてもウマいだろうね。
シメは、つけ汁を試したかったので、冷たい「ざるうどん」570円を避け、「釜揚げうどん」680円を。


お湯に浸かっているから、最後まで温かい。やっぱり寒い時期は「釜揚げ」がいいね!
うどんは柔らかめで、讃岐らしくない気もしたが、ツユに浸すのにちょうどよい長さであった。
「うどんにはこだわってます」と大口叩いておきながら、妙に長くて食べづらい有名店もあるからね。
ツユは濃いめで、残ったお湯を入れて飲もうかと思ったけど、お行儀悪いかな、と遠慮した。
この日は、“香川の伝統料理”との説明書きがあった、「いりこ飯」480円も頼んでみた。


さっきのカレーうどんに追加した、白ご飯と同じサイズの小さいお茶碗に盛られ、
いりこ煮干しの他、アサリ、人参、ゴボウなどが入る混ぜご飯だ。


うどんのお供に最適だけど、量が少ないのに一般的な牛丼より高いのがちょっと不満かな。

さて、最初の方でボヤいた、「屋号のコをcoと表記する問題」だが、
男性店主は、外見から判断すると若く、リカコを知らない、あるいは興味ない世代の可能性が高い。
店主とはいまだに、注文以外の会話をしたことのない私が、「coの理由」を質問できるわけもなく、結局謎のままだ。
そもそも、いまどきcoでリカコを連想する私がおかしい。ある意味、ファン以上にファンではないか(恥)。
まあ私は、絶対にあいつのファンにはならないし、そもそもお店もリカコとは関係ないと思うので、
ファンもアンチも、うどん好きならぜひ、iricoさんに行ってみてほしい。
さっきも書いたが、こちらのお店はバーのような落ち着ける雰囲気で、店主は若い男性。
私のブログでは珍しく、女性客にもオススメできるお店だ。

図々しく女性読者獲得を狙い、次回のテーマも「スイーツ」にする予定。
もちろん、豚の角煮とか甘口カレーなどではなく(笑)、ちゃんとしたスイーツなので乞うご期待!



讃岐うどん irico
東京都国分寺市本町2-22-2 第一鴨下ビル101
JR、西武線国分寺駅から徒歩約4分
営業時間 11時~15時、17時~23時
定休日 水

※12月17日までは21時LO、22時閉店です
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ドカ盛りの弁当・軽食・喫茶店 後楽園『柏や』

2020年12月01日 | 定食、食堂
本日2020年の12月1日、漫画家の水島新司さんが、突然引退を表明。理由などは現時点では不明。
「ドカベン」「あぶさん」「野球狂の詩」など、傑作野球漫画を多数送り出した水島先生。
個人的には、「タッチ」のあだち充に対し“野球は恋愛の小道具ではない”と苦言を呈したのが印象的。

さてここからは、水島先生の作品について語るのではなく、今回のブログタイトルを見てのとおり、
後楽園の『柏や』さんというお店を紹介。無論、後楽園は最寄りの駅であり、球場とは無関係である。
以前明かしたように、昨年まで、飯田橋界隈で日雇い労働に励んでいた私は、こちらのお店を何度か利用していた。
店頭のファザードには「仕出し弁当 軽食喫茶」と記されており、弁当の配送や販売も実施しているが、
店内にも客席があり、軽食・喫茶を楽しめるようになっている。ただ、現在の喫茶メニューは「コーヒー」「紅茶」だけ。
軽食はカレー、スパゲティ、定食と揃っているが、全然軽い食事ではなく、むしろ大盛り

料金は、「カレーライス」580円、「ナポリタン」630円、各種定食は630円~と、量の割にはごく普通の価格。
いかにも、腹ペコ学生が喜びそうだが、お店周辺には小学校くらいしかないため、
主な利用客は、ガテン系や近隣の会社員などおっさんばかり。無論、女性客は滅多に店内飲食をしない

私が初訪問時に注文したのが、この「豚肉生姜焼き定食」700円。


値段の割には、ご飯は茶碗ではなく丼に、こんもりと盛られていて、


生姜焼きも、『松屋』の同メニューの推定3倍以上。どうかしているレベルの多さである。


お肉だけでなくたっぷりの玉ねぎ、画像ではわかりづらいが千切キャベツも付いており、野菜多めでヘルシー…かな?
味付けは当然濃いめだが、甘さとしょっぱさのバランスがちょうどいい。玉ねぎのシャキシャキ感にも好感。
キャベツに添えられたマヨネーズを混ぜてもウマいし、素晴らしい生姜焼きだったので、一発で気に入った。
とにかくオカズが多く、しかもメシが進む味つけだったので、大盛りだったはずのご飯が、途中でなくなる始末。
その後も、豚肉生姜焼き定食は何度か注文したが、ご飯が足りるように食べ終えるのは、なかなか困難であった。

ここまで読んで、「なるほど。ドカ盛りの店で、弁当も売ってる。水島新司→ドカベン→ドカ弁かよ…」
と推理した方、残念ながら不正解である。タイトルの「ドカ盛り」は引っかけワードだ。
こちらの生姜焼き定食は、弁当だと確か500円程度、カレーも弁当だと400円になる。
店内の食事より安い分、ご飯やオカズの量も、一般のお弁当屋さんと同規模になるので、「ドカ弁」とはいえないのである。
水島先生と柏やさんとの深い関係については、あとで触れるとして(予告:たいして深くないです)
ここからは、私が食べてきたメニューの一部を、紹介していこう。 

まずはカレーメニューから、大好物の「カツカレー」680円。並でもじゅうぶん大盛レベル。


奥のコップとの比較で、全体量の多さがわかっていただければ幸いである。


ちなみに、アジフライカレーは700円で、唐揚げカレーは730円。カツカレーの方が安いのは珍しいよね。
カツもカレーソースも、どこかで食べた記憶がある、いわゆる「食堂のカツカレー」で、嫌いな人はいないと思われる。
私も当然、ガツガツ、もぐもぐ、ゴクンと(←飲むなよ)一気に食べ切った。

ご飯は+80円、麺類は+130円で大盛にできる。ある日、「ナポリタン」630円+「大」130円を注文したところ、
おばちゃん店員がいかにも重たそうに、楕円形の巨大銀皿が乗ったお盆を運んできたため、少々ビビった。


こちらは上からのアングル。この銀皿、パーティーとかで使うサイズでは?

※比較のため、粉チーズを横にしてみた

760円とは思えぬ量だが、とにかく食べるしかない。
味の方は、柔らかめの麺をケチャップで炒め、ハム、玉ねぎ、ピーマン、ナスが絡む、家庭的なナポリタン。
このナポリタンもそうだが、こちらの料理はどれも、甘すぎず、辛すぎず、しょっぱすぎず、かといって薄すぎず。
すべてが突出していない、絶妙な塩梅なのである。おかしいのは量だけだ(笑)。
途中で、卓上の粉チーズや七味(意外と合う)で味を変化させ、残さず食べ切りごちそうさま。
ただし、腹八分どころか十二分になったため、午後の労働は激しい睡魔と戦うハメになってしまった。
この日以降、大盛は避けているのだが、画像の「ミートソース」630円は、並でも結構な量。


「鳥カラ揚」90円と「目玉焼き」80円も追加したのだが、これでも合計800円。


ナポリタン同様、ミートソースも万人受けしそうな、クセのない味わいであった。
トッピングの唐揚げを、もっと食べてみたかったので、その次に行ったときは「鳥から揚定食」700円を選択。


単品は「カラ揚」とカタカナなのに、定食だとひらがなになるようだ。
メインの唐揚げ5個に、キャベツ、具なしナポリタン。


このお店にしては珍しく、常識的な量だ。まあ、生姜焼きのようにドカ盛りで提供されても困るけど。
そういえば、今まで書いてこなかったけど、柏やさんはご飯がおいしい
毎回、ふっくらツヤツヤとした炊き具合。さすがは仕出し弁当屋さんである。

実は私、コロナや仕事の影響もあり、こちらのお店にはもう、1年以上ご無沙汰している。
なので、価格やメニューなどが変わっている可能性もあるが、そこはご了承いただきたい。
当時、午後の日雇い労働に響くと遠慮していた、「特大」メニュー(ライスは+150円、メンは+250円)も、
今なら挑戦できるではないか。まあ、その後の仕事はともかく、最近胃が小さくなっているので完食は無理そうだが。
繁忙時を過ぎた13時台に訪れ、ドカ盛りランチを食べ終え、漫画を読みながらゆっくりするのが常だった。
そう、ここ柏やさんには、備えつけの漫画、それも雑誌ではなく単行本が置いてあったのである。
私が愛読していたのが、水島新司著・「大甲子園」であった。予告したとおり、たいした関係がなくてスマン。
 ※「amazon」のサイトより拝借

先生の高校野球漫画に登場する主要キャラが、甲子園に集結した画期的な作品であるが、
実は私、結末を知らないし、知ろうともしていない。その理由は、柏やさんで続きを読むつもりなので。
柏やさん、心もお腹も存分に満たされるランチを、いつもありがとうございます。
そのうちまた、ごちそうになりに行きますので、どうかよろしくお願いします。
そして水島新司先生、野球と漫画を愛し続けた、63年間にわたる現役生活、ご苦労様でした



柏や 
東京都文京区春日2-4-4
地下鉄後楽園駅からは歩いたことないけど、推定約10分、JRほか飯田橋駅から徒歩約14分
営業時間 11時半~14時過ぎくらいまで
定休日 土日祝日、年末年始
※営業時間や価格などの各種データは、1年以上前のものです
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