明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

お気に入りの煮込み その1

2016年08月25日 | 天下一品
居酒屋のメニューで、あるとだいたい注文するのが煮込み
ホッピーやビールのお供に、なかなか頼りがいのあるヤツだ。

煮込みといっても決まった定義はなく、牛、豚、鶏など使用する肉や部位は、店によって異なるし、
味付けの方も、味噌、醤油、塩にカレー、そして汁自体もサラサラorドロドロなど、とにかく多彩だ。
以前、武蔵小山のとあるモツ焼き店で「煮込み」を頼んだら、


写真のような、イタリア料理のトリッパ風の煮込みが出てきてビックリさせられた。
ちなみに私は、トマトが苦手なので、結構キツかった記憶がある。
トマト味はともかく、煮込みに入る肉の種類や味付けについては、特に好き嫌いはない。
しいていえば、汁はサラサラよりドロドロの方が好きだね。
おかげで、私の血液はすっかりドロドロらしい(涙)。

煮込みの美味しい店は、何軒か知っているが、最近私が気に入ってる店の煮込みは、少し変わってる。
汁はドロドロで旨味じゅうぶん。具にこんにゃくや大根などは使用せず、ネギと少々の豚肉、
そして珍しいことにメンマ、さらには麺まで入ってる…
世間では、これをこってりラーメンと呼んでいるようだ。


そう、私が好きな煮込みの店とは、ラーメンチェーン『天下一品』のことである。
先述のように、明確な定義はないのだから、これも煮込みの一種だろう…違うか。
関西の支店みたいに、トッピングにホルモンや牛スジとかがあれば、さらに煮込みっぽくなるのに。
とはいえ、このドロドロスープだけでも、ビールが飲めるよ

そういえば、誰もが知ってる有名タレントも、大ファンらしいね。


↑あ、ただ単にCMで使ってもらってただけか。
最近ヒマみたいだから、ここのお店でバイトでもすればいいのに。

『煮込みや天下一品』(←私だけが使ってる名称)は、昼間っから飲めるので、よく利用しているが、
いつも悩むのが、煮込み(要するにこってりラーメン)を頼むタイミング。
なぜなら、餃子や豚キムチ炒めなどのツマミ単品で一杯やり、シメ&トドメにラーメンを頼むよりも、
ツマミとラーメンが一緒になってさらに小ライスが付く、定食セットの方がだいぶお得な価格だからだ。
食事だけのお客ならば、当然そちらを選ぶべきだが、
私のように、ビール飲んで豚キムチ喰って、スープをすすってビールお替り…などとやっていると、
麺がスープを吸ってデロデロになっちゃうからねえ。
周囲の客や店員の「うわ、マズそう…」という冷たい視線がツラいんだ。
もっとも、冷たい視線は、昼間から飲んで赤ら顔になっているのが原因かもしれんが。

そんなワケで、普段はツマミとラーメンを別々に頼む私だが、
先日は珍しく、高円寺店でホイコーローの定食を注文。


麺は少なくていいので、約200円安くなる「麺半分」でお願いしたら、全体の量も半分になりガッカリ。
いっそのこと、「こってりラーメン、麺抜きで」とか注文出来ればいいのに。
ホイコーローで1本、こってりスープ&スープかけご飯(絶品!)で1本、
残ったドロドロの麺に、ラー油やタレをかけて無理矢理1本と、びんビールを3本飲み干した。
当然スープも飲み干したのだが、いつもは丼の底に書いてある、天下一品からの熱きメッセージ、
「明日もお待ちしてます。」がないではないか!


麺半玉サイズの丼だからか、昼から飲んでる迷惑客だからなのかは不明だが、
こんなイヤがらせ(?)にもめげず、これからも煮込みを目当てに、通わせてもらうつもりだ。
ちなみに、東京都内で高円寺以外では、府中中河原と神田の支店がオススメだよ。



天下一品 高円寺店 
東京都杉並区高円寺南4-7-1
高円寺駅南口から徒歩約4分
営業時間 11時~翌3時
ほぼ年中無休
※残念ながらホッピーはないです
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笑顔になれる中華屋さん 久米川『笑顔(にこ)』

2016年08月18日 | 中華食堂
最近よく飲みに出かけるのが、志村けんさんの「東村山音頭」で有名な東村山市。
東京都下ゆえ、それほど話題にはならないけど、市内には意外といい飲食店があったりする。
例えば、以前紹介した秋津の『野島』さん、


そして、今回紹介するのが、西武線久米川駅近くにある、
家族経営の中華屋さん『笑顔』。笑顔と書いて「にこ」と読む。
麺類、ご飯類など、一般的な中華料理はひと通りそろっているが、
名物は、麺とアンが上下反対になってる、あんかけ焼きそば


正式名は什景炒麺(すちんつぉうめん)と言うらしいが、「やきそば」と告げればOK。
他にも、いろいろメニューがあるけれど、私がよくオーダーするのは、
下記写真の焼き餃子と、四川風野菜炒め。


奥の野菜炒めは、当店オリジナルで、干鍋(がんぐぉん)と呼ぶらしいが、
これがかなりのウマ辛さ。結構量があるので、びんビールが何本も空いちゃうよ。

なお、先述の通り、こちらのお店はご家族で経営なさっているのだが、
二代目(お店には出ない)が日本酒好きらしく、中華屋さんなのに、妙に日本酒の品ぞろえが豊富。
なので、夜の営業時間は、通常の中華メニュー以外にも、
刺身や煮物など日本酒に合うツマミや、サラダなどの一品料理が、店内のホワイトボードに記されている。
飲ませる気マンマンだね
個人経営の食堂では、アルコールを頼む客を拒む店もあるけど、
こちらは逆に歓迎らしいので、私のように中華で飲むのが好きな者には大変ありがたいよ。
さらに、厨房で腕を振るう店主は、どうやら釣りが趣味らしく、
さきほどのホワイトボードに記載された魚介料理は、店主の休日の釣果だったりする。
時折、中華屋さんなのに、めちゃくちゃ新鮮な刺身も出すらしい(笑)。

先日は、ひとりで通うことの多い私(←孤独)には珍しく、友人3人での訪問。
まずは、ホワイトボードの日替わりメニューから、「マグロの浅炊き」を。


味が良く染みていて、オードブル(?)にぴったり。早くもびんビールお替り。
続いて頼んだのが、店主が洋食のシェフに習ったという「特製生姜焼き」


おおっ、確かにタレが中華風ではなく、ちょっと洋食風のぜいたくな味わい。
こんなに美味しい豚の生姜焼きは久しぶりだ!
本当に、ここの料理は何を食べてもウマいよ。
ガンガン酒を飲み、ちょっと酔ってきたので、メインの上下反対やきそばを注文。


最初にも載せたが、写真の通り、ピザのようにナイフとフォークで切り分けて食べる。
別の機会に撮った写真だけど↓ 中身はだいたいこんなカンジ。


肉に魚介に野菜と、全部で13種類くらいの具材が入ってた。これで880円はお得。
あ、今まで値段書いてこなかったけど、餃子450円、生姜焼き700円と、どれもお手頃価格だよ。

この日は頼まなかったが、シメにおススメなのが、
写真のその名もズバリ「〆のラーメン」500円。要するに、具のない「かけラーメン」だ。


白醤油を使用したあっさりタイプなので、満腹でもスルスル入っていくよ。

この日はお盆の土曜日だったにもかかわらず、個人客や家族客などが、次から次へと来店。
味はいいし、値段もリーズナブル、店主夫妻の愛想もいいし、騒ぐ酔っ払い客もいないので雰囲気もよし。
そして、街の中華屋さんにありがちな不潔さもなく、店内は清掃が行き届いている。
なるほど、人気になるのも当然だ
中華好きはもちろん、日本酒の愛好家にも足を運んで欲しい優良店だよ。



麺飯専門店 笑顔(にこ) 
東京都東村山市栄町2-10-9
久米川駅南口から徒歩約90秒
営業時間 11時半~14時、17時半~23時 昼夜とも30分前ラストオーダー
定休日 火・水
コメント (2)
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大盛り珈琲専門店? 新小岩『藤本食堂』

2016年08月10日 | 居酒屋・バー
私が毎年、熱心に応援している(たまに罵倒もする)母校野球部。
今年のエースの実家が、新小岩でとんかつ屋さんを営んでいると知り、何度か通わせていただいた。
もちろん、エース本人は学校の野球部寮で生活しているので、お店にはいないが、
ご家族の方が働いてらしたので、とんかつで一杯やりながら、お話しをする機会に恵まれた。
いつか、そのお店についても、拙ブログで紹介するつもりだ。 ※しました→こちらをクリック

退店後は、せっかく新小岩まで来たのだから(私の自宅は東京都下の西地域)と、
駅周辺をプラプラ探索したら、ちょっと気になる店を発見。
それが、今回紹介する『藤本食堂』
最初の訪問で一発で気に入り、以後、新小岩を訪れた際は、必ず寄っている。
下記写真は、3度目の訪問時にいただいたナポリタン
見た目は普通のナポリタンだが、実際はかなりの大盛りである。


その前に、こちらのお店の外観写真を見ていただこう。


入口には、「藤本食堂」と書かれた小さな看板が置いてあるが、屋号は「珈琲専門店 シャルマン」(笑)。
見るからに怪しい…イヤ、マニア心をくすぐるお店構えではないか。
どうやら、以前コーヒー店だった場所に居抜きで入り、そのままにしてあるらしい。

店内に入ると、ちょっと照明が薄暗く、カウンターには、お通し代わりの落花生が置いてある。
一見バーのような雰囲気だが、決して堅苦しい雰囲気ではなく、店名通り、お酒も飲める「食堂」といった印象。
なお、落花生が入ったビンのそばには「全部食べてはダメ」という注意書きがあった(笑)。
壁には格闘技系のポスターが貼られ、プロレス関連の書籍も置いてある。マスターの趣味かな?
料理のメニューを見ると、和洋中いろいろ揃っており、どれも安い。
とんかつ屋さんで、結構飲み喰いしたあとなので、
デザート代わりに(?)大好きなカルボナーラを注文。500円という値段も魅力だった。
しばらくして、出てきたカルボナーラがコレ。


とんかつ後のデザートにしてはハードすぎる山盛り!

これで500円なのか、とあわててメニューを再確認したら、


500y(エン)じゃなく500g(グラム)だった!

しかし、実際の価格も、550円と破格だったので、さらにビックリ。
味自体はなかなかおいしく、普段なら皿についたクリームソースまで舐めまわすところだが、
いかんせん麺が500グラムもあるので、食べきるのに苦労した。
マスターに「次回は空腹で来ます」と告げて退散。満腹すぎて、帰りの総武線内がツラかった…。

で、2度目の訪問で頼んだのがチーズオムレツ


以前紹介した、立川の『双葉食堂』のオムライスと同様、「ご自由にどうぞ」とケチャップを容器ごと渡されたので、
左側はプレーンで楽しみ、右側にはハートマークを描いてみた。
ちょうど、私の両隣の席が空いてたので、恥ずかしくないぞ(←そういう問題か?)。
中はトロトロで、チーズとの絡みもちょうどいい具合。
しかし、この日もとんかつ屋さんの帰りだったので、すぐに満腹となり退散。
なぜ同じ過ちを繰り返す!?

3度目は、さすがに友人と一緒に行ったので、料理を2品オーダー。
ひとつが冒頭の麺500グラムナポリタンで、もうひとつが下記の肉豆腐。


確か400円くらいだったが…想像していた「肉豆腐」のサイズを超えた、立派な鍋料理だ
この日の我々も、やっぱりとんかつ屋さんの帰り(←いい加減学習しろ)だったので、
結局はこの2品でギブアップ。お酒はそこそこ飲んだけどね。

会計時に「どの料理も値段は安いのに大盛りですねえ」とマスターに言うと、
ちょっと誇らしげな表情で「これがウチのスタイルだから」だって。
お店自体は、こちらに居抜きで入る前から、もう15年くらい続けているらしい。
マスター、これからも20年、30年とお店を続けてくださいね。
あと、余計なお世話でしょうけど、もう少し値上げするか、量を減らしてもいいのでは(笑)。
なお、お店は深夜2時までの営業で、食事だけの注文もOKだから、飲んだあとでも来てくれ、とのこと。
危ない危ない。もし近所に住んでたら絶対通ってるし、絶対今以上に太ってしまう。



藤本食堂 
東京都葛飾区新小岩1-51-12
新小岩駅南口から徒歩約4分
営業時間 夜26時まで(開店時間は聞き忘れたが、19時には開いてる)
定休日 日・祝日
※カウンター席の他、奥にテーブル席もあり
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夏の甲子園、まもなく開幕!

2016年08月02日 | 高校野球
全国49の代表校が決定し、あとは開幕を待つばかりの夏の甲子園大会。
高校野球好きにとって、待ちに待ったシーズンの到来だ。
今年の我が母校は、地区大会の準決勝で負けてしまい、甲子園に出られないのが残念。

さらに残念だったのが、九州の某高校が、部員たちの喫煙が発覚し出場辞退になったこと。
ここも準決勝まで勝ち進んでいたので、当校関係者はもちろん、それまでに敗れた相手校も、さぞ無念であろう。
彼らの場合は、レギュラーが集団で喫煙し、さらにボヤも起こしてしまったので、処分も仕方ない気がする。
私が高校生の頃は、例え補欠だろうと単独犯だろうと、野球部員が事件を起こしたら、即出場辞退だった。
さらに昔の選抜大会は、野球部以外の生徒の不祥事でも、ダメだったようだ。

そんなワケで、野球の強い高校は、部員たちの規律を正すべく、厳しく指導する。
だが、それでも事件は起きてしまうので、学校側は、隠ぺい工作に全力を注ぐ。
以前の日記で触れたように、私の母校野球部はいわゆる名門だったが、
我々の現役時代は、部員が何度か暴力事件を起こし、それをすべてもみ消していた。
それこそ、ケガや病院送りなどの事件にならない程度の暴力行為は、日常茶飯事だった。
私も、殴られこそはしなかったが、罵倒や恫喝はしょっちゅう喰らっていた。
遊びたい盛りに、毎日野球漬けの生活を送っている、部員たちのストレスが溜まるのはわかるが、
それを一般生徒にぶつけるのは、絶対に間違っている。

私が1年生のときは、夏の地区大会で準優勝した野球部を尊敬していたが、
同学年(及び1学年下も)部員たちのあまりの素行の悪さに、彼らへの敬意は日増しに失われていった。
はっきり言うが、私は当時の母校野球部は大嫌いだ
実際、私だけでなく、野球部に悪印象を抱いている生徒は多かったはず。
お互いオッサンになった現在でも、彼ら元部員とは球場で会っても、絶対に口を利かない。
ちなみに、同級生だった女子生徒もたまに見かけるし、彼女たちとは口を利く気満々なのだが、
向こうが相手をしてくれない

母校野球部を応援するようになったのは、卒業からちょうど10年後の春。
会社員(一応、昔は働いていたんだよ!)を辞め、特にやることもなく、自宅でTVを見ていたら、
たまたま選抜高校野球の中継をやっており、偶然にも母校が試合をしていた。
10年ぶりに見た我が母校野球部は、強力打線で相手を圧倒し、見事勝利を収めた。
私の現役時代では実現しなかった、甲子園での校歌斉唱を果たした後輩たちに、
新入生当時の「野球部への敬意」がよみがえってきた。
彼らも普段の素行は悪いのかもしれないが、まあ、オレが被害に遭ってないからいいや(←いいのか?)。
次の試合で母校は敗れたが、彼らは夏の大会で、再び甲子園にやって来ることになる。
この続きはまた今度。

今回の日記は、ここまで写真が無かったので、とりあえずこの1枚を。


「女子高生盗撮か、けしからん!」などと怒らないでほしい。
この女子高生(の格好をした方)は、川上ジュリアさんといいまして、


5年前のテレ朝系「熱闘甲子園」のイメージキャラ(?)で、番組テーマ曲も歌っていたタレントさんだ。
甲子園球場の外でロケをしていたので、場内スタンドから撮影したのだ。後ろ姿なのが残念。

今年もまた、全国から素行の悪いヤツらが、真面目な球児を装い(←誤った偏見)、甲子園に集まってくる。
TV観戦もいいけど、やっぱり現地で観たいなあ。クソ暑い甲子園のスタンドで、汗をダラダラかきながら、
冷えたビールを飲んで応援するのも楽しいよ!
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