飲食店が大好きな私だが、さすがに三食外食、というワケにはいかぬ。
この時勢ゆえ、たまには自宅で調理もするが、つい先日は、ネットで話題の「フライドチキン鍋」を作ってみた。
某番組で紹介され、話題を集めたそうだが、その番組のレシピ紹介は、簡潔すぎてわかりづらいので、
かつて「メシ通」というサイトに載っていた、漫画家のなかむらみつのり先生の記事をベースに、
他サイトの意見も取り入れてみることに。自分では「いいトコどり」のつもりだが、これって失敗するパターンだよな。
まずは材料の仕入れから。なかむら先生のレシピ(以下、青字で記載)によると、2~3人前作るのに必要なのは、
フライドチキン2~3ピースに、野菜(白菜、えのき、大根、ネギなど)、あとは水600mlと塩・コショウだけ。
私は『ケンタッキー』でチキンを3本、さらに地元の高級スーパー『ドン・キホーテ』で野菜を買った。
久々のケンタ、私が最後に買ったとき1本200円だったチキンは、1本250円・3本で740円に。これはまだ許せるが、
大好きだった「ビスケット」が、1個230円になっていたのがショック! 昔は100円くらいじゃなかったっけ?
野菜は白菜1/4とえのき1束で、どちらも105円。ネギは自宅にあったものを使用し、大根は苦手なので入れないことに。
水は水道水、調味料も自宅にあるもの。あとは肉と骨を分けるときに使うビニール手袋を、地元の100円ショップで購入。
帰宅し、さっそくお鍋のスープ作り。まずは手袋をはめ、3本のチキンを、
肉と骨に分けていく。なお、撮影でカメラを触るたびに、アルコール消毒はしているので念のため。
私の知人(友人ではない)に、自宅で調理するたびに、調理過程や完成料理とかをスマホでこまめに撮影し、
SNSに投稿して「デキる男」を気取っているヤツがいるけど、あれって絶対、消毒してねえよな。
調理用鍋に水と骨、さらに匂い消しにネギの青い部分を少々入れる。
「弱火~中火で15分」煮込むそうだが、どこかのサイトで「最初は中火、沸騰したら弱火にして15分」
とあったので、そちらの意見を採用。煮込んでいる間に、白菜やネギを刻んでおく。
少し長めに17分ほど煮込んでみて、塩コショウ少々を振り、
濾したスープを土鍋に注ぎ、スプーンで味見をしてみたところ…あまり味がしない。
まあ、薄かったらあとで塩コショウでも追加すればいいや、と思い、具材を盛りつけていく。
上記画像では白菜しか見えないが、ちゃんとえのきや「ケンタ肉」なども入っている。
「フタをして5~6分火を通す」が、上の方の白菜が煮えていないので、
『ラーメン二郎』のごとく天地返しで上下を入れ替え、もう数分煮込んだのち、フライドチキン鍋が完成!
とんすい(というか茶碗)にスープだけ注ぎ、味わってみたところ…やっぱり薄い。
ケンタ肉から出る旨味や塩分よりも、白菜などから出る水の方が多かったようだ。
塩コショウを加え、缶ビールやキンミヤ焼酎も用意し、食べ始めることに。
なかむら先生の記事だけでなく、どのサイトでも「おいしい」と絶賛されているこの鍋だが、
私自身は正直満足できず。酒のツマミにしては味が薄いというか、そもそも鶏の旨味を感じられない。
焼鳥屋さんで、お会計後の口直しに「鶏スープ」を出してくれるお店があるけど、ああいうの期待したんだけどね。
もしや舌がバカになっているのか? とも思い、シメとして日清「チキンラーメン」を食べてみることに。
普段はお湯で作る即席ラーメンを、鍋のダシで煮込んで作る。これはぜいたくだよ。
ちょっと麺がグダグダになったが、食べてみたところ、うわっ、しょっぺえ!
どうやら、舌に異常はなかったようだ。残った鍋は翌日、固形コンソメを入れて食べ切った。
正田式フライドチキン鍋、残念ながら失敗だった、と言わざるを得ない。
まあ、私は血圧が高いので、薄口の味付けは悪くないかも。たっぷり白菜で繊維も摂ったし。
そして本日、懲りずに2度目の挑戦。前回との相違点を挙げると、
○チキンをケンタ3本から、ケンタ2本+ドンキの「うまチキ」1本(159円)に変更
原価削減及び、ドンキチキンを食べたことがなかったのでつい。
○えのきから舞茸Mパック(170円)、ネギから油揚げ1枚(自宅にあった)に変更
舞茸の方がえのきより格上だし、油揚げが入ると熱々になる。
○スープを煮込むときのネギを増やし、さらに生姜のかけらも追加
匂い消しではなく、むしろ旨味が出るのを期待した。
○煮込む時間を17分から27分に延長、日も弱火より少々強めに
前回、味が薄かったのはやはり、煮込む時間や火力が足りなかったのでは。
○煮込むときにフタをする
これはなかむら先生のレシピだが、前回はうっかり見落としていた。
○盛りつけるとき、白菜を下にする
※新メンバーの舞茸と油揚げが入っている
この方が白菜も良く煮えるし、そもそも鍋作りでの基本…だったような。
○味付けは塩コショウを前回より多め、おろしショウガも入れる
○そして仕上げに、「サッポロ一番 塩らーめん」の粉末スープを投入
旨味を増幅させるのに、調味料の増加は必須である。切り札が「魔法の粉・サッポロ塩」だ。
白菜との相性も抜群であり、なにより私が認定する【世界三大スープのひとつ】ではないか。
粉末スープを入れて混ぜ、最後に「サッポロ塩」に添付されている切り胡麻を、中央に乗せて完成。
さて、第2弾のテイストはどうだろうか…まあ、書く前からおわかりだと思うが、
「サッポロ一番塩らーめんの味!」であった。鶏由来のコクもあるけどね。
あと意外だったのが、ドンキのうまチキが思ったよりイケる、ということ。
塩コショウ(と化学調味料?)主体のわかりやすいコロモの味が、鶏肉にも浸透していた。
ケンタチキンは、数種のハーブや調味料を使用した、周囲のコロモはおいしいが、中身の鶏肉はパサパサでウマくないし、
鍋で煮込むと味が抜けちゃうので、具材としては、ドンキチキンの方が向いているのではないか。
ただ、骨から出る旨味については未確認なので、次回やるならドンキチキン3本かな。
日が沈む前の酒と鍋で、だいぶ気分がよくなってきたのでそろそろシメを。
さっきの「サッポロ塩」で余っていた乾麺を別鍋で茹で、鍋のスープと具材を併せた特製塩らーめん。
納得のウマさであったが、チキンの旨味が過多で、シメにはちょっと重かった。
食後は酔ってバタンキューだったため、ブログアップがこの時間(深夜)になってしまった。
フライドチキン鍋を作った感想は、「家庭の厨房で骨を煮込んでダシを取るのは難しい」である。
チキンスープ自体は、2回とも薄くてイマイチだった。火力の問題か、時間が足りないのか、私がなにかヘマしたのか。
イマイチといえば、ケンタチキンも同様だ。若い頃はいっぺんに20本以上食べるくらいウマく感じたのに。
私がトシとったんだろうけど、ビスケットも値上げしたし、ケンタッキーにはしばらく行くことはないかなあ。
その反面、「サッポロ一番塩スープの万能さ」を再認識できた。
さっきも書いたが野菜との相性もいいし、機会があれば、「魔法の粉」を使用した、別の料理も紹介してみたい。
この時勢ゆえ、たまには自宅で調理もするが、つい先日は、ネットで話題の「フライドチキン鍋」を作ってみた。
某番組で紹介され、話題を集めたそうだが、その番組のレシピ紹介は、簡潔すぎてわかりづらいので、
かつて「メシ通」というサイトに載っていた、漫画家のなかむらみつのり先生の記事をベースに、
他サイトの意見も取り入れてみることに。自分では「いいトコどり」のつもりだが、これって失敗するパターンだよな。
まずは材料の仕入れから。なかむら先生のレシピ(以下、青字で記載)によると、2~3人前作るのに必要なのは、
フライドチキン2~3ピースに、野菜(白菜、えのき、大根、ネギなど)、あとは水600mlと塩・コショウだけ。
私は『ケンタッキー』でチキンを3本、さらに地元の高級スーパー『ドン・キホーテ』で野菜を買った。
久々のケンタ、私が最後に買ったとき1本200円だったチキンは、1本250円・3本で740円に。これはまだ許せるが、
大好きだった「ビスケット」が、1個230円になっていたのがショック! 昔は100円くらいじゃなかったっけ?
野菜は白菜1/4とえのき1束で、どちらも105円。ネギは自宅にあったものを使用し、大根は苦手なので入れないことに。
水は水道水、調味料も自宅にあるもの。あとは肉と骨を分けるときに使うビニール手袋を、地元の100円ショップで購入。
帰宅し、さっそくお鍋のスープ作り。まずは手袋をはめ、3本のチキンを、
肉と骨に分けていく。なお、撮影でカメラを触るたびに、アルコール消毒はしているので念のため。
私の知人(友人ではない)に、自宅で調理するたびに、調理過程や完成料理とかをスマホでこまめに撮影し、
SNSに投稿して「デキる男」を気取っているヤツがいるけど、あれって絶対、消毒してねえよな。
調理用鍋に水と骨、さらに匂い消しにネギの青い部分を少々入れる。
「弱火~中火で15分」煮込むそうだが、どこかのサイトで「最初は中火、沸騰したら弱火にして15分」
とあったので、そちらの意見を採用。煮込んでいる間に、白菜やネギを刻んでおく。
少し長めに17分ほど煮込んでみて、塩コショウ少々を振り、
濾したスープを土鍋に注ぎ、スプーンで味見をしてみたところ…あまり味がしない。
まあ、薄かったらあとで塩コショウでも追加すればいいや、と思い、具材を盛りつけていく。
上記画像では白菜しか見えないが、ちゃんとえのきや「ケンタ肉」なども入っている。
「フタをして5~6分火を通す」が、上の方の白菜が煮えていないので、
『ラーメン二郎』のごとく天地返しで上下を入れ替え、もう数分煮込んだのち、フライドチキン鍋が完成!
とんすい(というか茶碗)にスープだけ注ぎ、味わってみたところ…やっぱり薄い。
ケンタ肉から出る旨味や塩分よりも、白菜などから出る水の方が多かったようだ。
塩コショウを加え、缶ビールやキンミヤ焼酎も用意し、食べ始めることに。
なかむら先生の記事だけでなく、どのサイトでも「おいしい」と絶賛されているこの鍋だが、
私自身は正直満足できず。酒のツマミにしては味が薄いというか、そもそも鶏の旨味を感じられない。
焼鳥屋さんで、お会計後の口直しに「鶏スープ」を出してくれるお店があるけど、ああいうの期待したんだけどね。
もしや舌がバカになっているのか? とも思い、シメとして日清「チキンラーメン」を食べてみることに。
普段はお湯で作る即席ラーメンを、鍋のダシで煮込んで作る。これはぜいたくだよ。
ちょっと麺がグダグダになったが、食べてみたところ、うわっ、しょっぺえ!
どうやら、舌に異常はなかったようだ。残った鍋は翌日、固形コンソメを入れて食べ切った。
正田式フライドチキン鍋、残念ながら失敗だった、と言わざるを得ない。
まあ、私は血圧が高いので、薄口の味付けは悪くないかも。たっぷり白菜で繊維も摂ったし。
そして本日、懲りずに2度目の挑戦。前回との相違点を挙げると、
○チキンをケンタ3本から、ケンタ2本+ドンキの「うまチキ」1本(159円)に変更
原価削減及び、ドンキチキンを食べたことがなかったのでつい。
○えのきから舞茸Mパック(170円)、ネギから油揚げ1枚(自宅にあった)に変更
舞茸の方がえのきより格上だし、油揚げが入ると熱々になる。
○スープを煮込むときのネギを増やし、さらに生姜のかけらも追加
匂い消しではなく、むしろ旨味が出るのを期待した。
○煮込む時間を17分から27分に延長、日も弱火より少々強めに
前回、味が薄かったのはやはり、煮込む時間や火力が足りなかったのでは。
○煮込むときにフタをする
これはなかむら先生のレシピだが、前回はうっかり見落としていた。
○盛りつけるとき、白菜を下にする
※新メンバーの舞茸と油揚げが入っている
この方が白菜も良く煮えるし、そもそも鍋作りでの基本…だったような。
○味付けは塩コショウを前回より多め、おろしショウガも入れる
○そして仕上げに、「サッポロ一番 塩らーめん」の粉末スープを投入
旨味を増幅させるのに、調味料の増加は必須である。切り札が「魔法の粉・サッポロ塩」だ。
白菜との相性も抜群であり、なにより私が認定する【世界三大スープのひとつ】ではないか。
粉末スープを入れて混ぜ、最後に「サッポロ塩」に添付されている切り胡麻を、中央に乗せて完成。
さて、第2弾のテイストはどうだろうか…まあ、書く前からおわかりだと思うが、
「サッポロ一番塩らーめんの味!」であった。鶏由来のコクもあるけどね。
あと意外だったのが、ドンキのうまチキが思ったよりイケる、ということ。
塩コショウ(と化学調味料?)主体のわかりやすいコロモの味が、鶏肉にも浸透していた。
ケンタチキンは、数種のハーブや調味料を使用した、周囲のコロモはおいしいが、中身の鶏肉はパサパサでウマくないし、
鍋で煮込むと味が抜けちゃうので、具材としては、ドンキチキンの方が向いているのではないか。
ただ、骨から出る旨味については未確認なので、次回やるならドンキチキン3本かな。
日が沈む前の酒と鍋で、だいぶ気分がよくなってきたのでそろそろシメを。
さっきの「サッポロ塩」で余っていた乾麺を別鍋で茹で、鍋のスープと具材を併せた特製塩らーめん。
納得のウマさであったが、チキンの旨味が過多で、シメにはちょっと重かった。
食後は酔ってバタンキューだったため、ブログアップがこの時間(深夜)になってしまった。
フライドチキン鍋を作った感想は、「家庭の厨房で骨を煮込んでダシを取るのは難しい」である。
チキンスープ自体は、2回とも薄くてイマイチだった。火力の問題か、時間が足りないのか、私がなにかヘマしたのか。
イマイチといえば、ケンタチキンも同様だ。若い頃はいっぺんに20本以上食べるくらいウマく感じたのに。
私がトシとったんだろうけど、ビスケットも値上げしたし、ケンタッキーにはしばらく行くことはないかなあ。
その反面、「サッポロ一番塩スープの万能さ」を再認識できた。
さっきも書いたが野菜との相性もいいし、機会があれば、「魔法の粉」を使用した、別の料理も紹介してみたい。