海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

人生で三度目のもんじゃ焼を上海で

2024-03-10 | 写真日記

中山公園駅近くのもんじゃ焼屋で

 

日本人に誘われ3人でもんじゃ焼屋へ。この飲食が集まったビルは中山公園駅から近く日本料理屋のメッカだったが、私がよく通った店もコロナ前に撤退し、その後は歯が抜けたような寂しい状態に。現在はメンテナンス工事が始まるようで鉄パイプの骨組みが出来ていたが、それでも数軒が営業中。

もんじゃ焼きを食ったのは人生で3度目。前世紀に月島で食ったのが最後なので二十数年ぶりだが、私にはやっぱり馴染めない食い物。もんじゃの作り方を忘れていたので、この日は店の人にお任せ状態。今年の一月に打ち合わせで月島の駅を降りて商店街に入ると、もんじゃ焼き屋しか見当たらないほど同じような店が並んでいて、行列している店もありびっくり。

☆1975年から3年ほど博多に住んでいたが、福岡はとんこつラーメンしかなかった。いや、正確には天神の地下街に一軒だけ非豚骨系ラーメンがあったので時々通っていた時期があったが、当時の人気はイマイチだったのを覚えている。TBSのニュースを観ていると、最近の博多は非豚骨系の店が相当増えているそうだ。一方の塩ラーメンが主流の函館では、今まで無かった豚骨らーめんが受けているそうだ。博多の人のインタビューを聞いていると、地元の人達はとんこつ以外はラーメンでは無いという声も、ただ若い女性は非豚骨を好む人が増えているのを聞いて納得。そう、博多の男は頑固過ぎるからね。まぁ、食い物は好みもあるが、食った事のない物に対してまで否定から入るのが頑固系九州男児とも言える。私はと言えば、もう豚骨系は年齢的に無理。

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低気圧雲は墨絵の世界

2024-03-08 | 写真日記

Canon FD50mm f1.4+補正レンズアダプター

 

Telyt 200mm f4ビゾ専用

 

Canon FD50mm f1.4+補正レンズアダプター

 

10年以上前の過去の画像から

低気圧下の雲をモノクロ変換すると墨絵の世界になる。こんな日に撮影する時も、コントラストの低い古いレンズを使う。普通に撮るとハイライトもシャドウ部もヒストグラムの中に完全に収まりねむい画像になり、RAW現像時に調整しやすいデータになる。古いレンズで撮影するとねむい写真になるからイヤだという人は、RAW現像をお勧めする。

昔のモノクロフィルム時代の事だが、フィルム指定のISO感度を基本にして撮る状況や被写体によって感度を変えたり現像時に時間調整していたのは、プリントの仕上がりを予測して撮影していたからだ。フィルム時代のモノクロフィルムを思い出すと、トライXが一番扱いやすく35mmから8x10まで揃っている万能フィルムだったのは間違いない。ただ、120サイズに限っては、コダックのベリクロームパン(アマチュア用フィルム)を私が使っていたのは、アマチュア用なのでラチチュードも広くとても扱いやすいフィルムで価格も安かったからだ。このフィルムを勧めてくれたのは、随分と前に亡くなってしまったが、赤坂に暗室があった超有名モノクロプリンターS氏。今の私はデジタルカメラしか使ってないので、露出の決め方はヒストグラムを見て決めている。撮影はカラーで撮影しRAWデータをLRで調整し最後はPSでモノクロ変換。LRでの現像時には、フジのフィルムシュミレションのプロネガスタンダードかエテルナが基本で、他はほとんど使ってない。

☆元女性アシスタントで今は映像監督が、現在フランスロケ中とチャットが来た。場所はイギリス海峡を挟んだフランス側の海沿いの街。きっと海鮮料理が美味いだろうな。

 

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GFX50SII+Nokton Classic 40mm f1.4

2024-03-06 | GFX+オールドレンズ

GFX50SII+Nokton Classic 40mm f1.4 開放撮影

 

GFX50SII+Nokton Classic 40mm f1.4 開放撮影

 

昨年の画像から

GFXとNokton Classic 40mm f1.4は主に夜使う事が多いが、f1.4の明るさを必要としている訳ではなく、このレンズの開放からf2くらいまでの描写が私が見る夜の雰囲気に近いからだ。このレンズはGFXの44x33センサーをカバーしないが、私のGFX使いは1x1と65x24がメインなので問題ない。40mmでこの描写をするレンズは他にないので貴重なレンズとも言える。このレンズをパノラマサイズの65x24mmで使うと、左右の描写は24x36センサーの四隅の描写になるので絞りを開けると画像が崩れるが、その崩れ方がボケに近いのが良いのだ。このNokton Classic 40mm f1.4は、2007年に発売され今も現行品というロングセラーレンズ。このレンズ、絞って良し開放付近は今のデジタル用レンズには無い描写が受けているのだろうな。

☆日本ではインバウンドメニューがあり価格が異常に高い店もあるようだ。まぁ、日本は海外から見ると物価が異常に安いのと、世界各国に日本料理がまだ浸透してない事もあり、せっかく日本に来たのだから本場のという思いもあり値段が高くても食おうぜという事だろう。ただね、過去の記憶をたどり私から言わせれば、世界中何処へ行っても地元の人が多く行く普通の小さな店が一番美味しかった記憶がある。外国人が日本料理を絶賛しているニュースばかり流れてくるが、それは料理の種類の多さと同じ料理でも味のバリエーションが多いのが一因だろうな。また、日本は外から入って来た物をアレンジするのが上手いからね。誰がいつ決めたか知らないが世界三大料理というのがあり、それはフランス料理・中国料理・トルコ料理だそうだ。

☆日本の中華料理と中国の中国料理は別物と思った方が良い。中国は広いからね。上海植物園近くに「碳水一条街」というのがあり、100mほどの路地に昔ながらの上海庶民の味が楽しめる小さな店が並んでいるそうだ。ここは観光地ではなく、すぐ横が嘉陵菜市場なので地元の人達や仕入れに来た人しか利用しない店だろう。世界中何処も同じだが、市場の近くには良心的な良い店が並んでいる。今の築地場外付近は異常過ぎると思うよ。 上海の碳水一条街→嘉陵路x百色路

☆コロナ前に住んでいた付近に激安の食料品店があったが、これは賞味期限間近の商品を売っている店で私もよく利用した。そんな店が激増中で、名前は「HOT MAX」だ。似たような店では、3元ショップ(約60円)もある。日本のDISOは10元ショップなので、日本円で換算すると200円ショップと日本より高い。今の上海はデフレ化が進んでいるようで、激安ショップが今後も増えそう。

 

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X100Fトラブルは色が乱れる

2024-03-04 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

GFX50SII+CanonEF85mm f1.8+クローズアップレンズ500D

 

X100Fのカラー画像がモニター上とデータまで乱れるのは3回目で、今回もリセットしたら使えるようになった。ただ、カメラ内RAW現像ができないのと、フィルムシュミレーションを選択してもモニターの色が変わらないのは以前と同じ。まぁ、私の場合はMac上でRAW現像するので使えない事はない。修理に出すとおそらく基盤交換で数万円はかかると思うので、このまま使い続けるつもり。デジカメは家電なので、いつか寿命が来る。X100Fの後継機100Vからレンズ性能がアップしたが、私はこの旧タイプのレンズ描写の方が好き。そういう意味でもXF35mm f1.4は手放せないレンズの一本。このX100Fのフードは、PENTAX-DA 40mm f2.8用のレンズフードでケラレず使えるので重宝している。

☆昨年は師匠が亡くなったのはメールで知った。そして、大学の同級生と元シェフが亡くなっていた事が今年になって発覚。その二人の事を知ったのは、知らない人のネットの書き込みだった。

 

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元アシスタントと一杯

2024-03-02 | 写真日記

地下鉄乗り換え通路はOPPO一色 Hasselbladのロゴが

 

元アシスタントは撮影中

 

日本村付近の日本料理屋へ

 

今日もあのホテルはあかりが見えず

 

遊園地の観覧車を見ながら帰りはタクシーで 

 

元アシスタントのスタジオへ行き、お願いしていた写真集の受け取りとビザ更新などの段取りを話し合う。彼は撮影中だったので、しばらくスタジオで撮影風景を見ながらビールを一本いただく。その後、日本村付近の日本料理屋でちゃんこ鍋を。この店に来るのは4ヶ月ぶりで予約せずに行ったが、聞くと昨日は超満員だったそうだ。そうなんだよ、最近の上海は寒さが戻り鍋屋は大盛況。

帰りはアプリで車を呼んだが、この日はタクシーを選択。こちらでの滴滴(ライドシェア)の始まりは約10年前から始り、当初は問題もあったが今ではタクシーより快適な場合もある。ところが、最近浦東空港付近から滴滴は閉め出されたと聞いている。理由は、タクシーと客の奪い合いが始まり客は安い料金の滴滴を選ぶ人が増えたからだそうだ。最近の日本の空港付近で白タク営業の取締を強化しているニュースをよく聞くが、それに近い事がこちらでもやっと問題になっているようだ。これは、景気の問題も大きく副業として滴滴をやっている人が増えたのだろうと推測。

日本でのライドシェアサービスに私は賛成派だが、それは日本の地方を優先すべきで、常に流しのタクシーが拾える大都市圏では必要ない。私も時々日本の地方へ行くが、一番困るのが移動手段。これは、外国人旅行者も同じ事を言う。4月から川崎市もライドシェアサービスが始まると地元のドライバーから聞いているが、はたしてどうなるのか。

 

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