海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

外国人が日本を絶賛する理由

2024-04-08 | 写真日記

アジア圏でベストな都市で東京はバンコクに次いで2位

 

最もコストの安い旅行が楽しめる都市に東京が4位 金額は一日のコスト

 

世界で最も労働時間が長い国に日本がトップ

 

昨日のネットで流れてきたランキング。コロナ前の数年前から聞いてはいたが、2024年の日本はさらにランキングを上げたようだ。ネットのニュースや日本のTVなどでも、"日本凄いぜ"と持て囃す記事が多いが、ハッキリ言ってこれは日本ブームと全ての物価が世界から比べて超安いのが一番の理由だ。という事は、世界から見ると日本の賃金も超安いって事になる。

日本にはインバウンド価格というのがあり、アホ臭いほど料金の高い日本料理が話題になっているが、海外の物価の高い国での販売では当たり前の値段かも知れないが、日本でコレをやり続ける店は大失敗する可能性もある。つまり、行き着く先はクソ高いインバウンド価格と同等の質でまともな日本の物価に合わせるような店が出てSNSで広まれば、一気に客は流れる。これが、SNSの怖さでもある。上海人の友人に、日本で海鮮の美味い店を教えてと問われるが、私は他のまともな店を紹介する自信はある。だけどね、中国人の多くが値段が高い=新鮮で美味しいと決めつけている人も多いのが難点。

で、最後の労働時間の長いランキングで日本がトップに。これは、生産性が最も低い国と言い換えた方がわかりやすい。つまり、"働けど働けど〜〜じっと手を見る"ってやつね。で、何が悪いのかと言えば、日本の政治屋(長老政治)や役人の変革を嫌う体質や細か過ぎる日本の規制と組織の横並び意識。そして日本国民の伝統を守り過ぎる考え方に問題があり、新しい事やモノに対して否定から始まる悪いクセが抜けてない事。黒船の外圧で変わった日本を始めとして、今もその外圧でしか変われない気質(最近だとジャニーズ)は日本国有のお家芸とも言えるかもね。いや、それでも日本が食えていければ良いと思うが、今は鎖国時代ではないからね。今の日本の若者は可哀想でならないなぁ。

☆歯の治療がほぼ終わり、お粥生活からやっと卒業出来そう。海外旅行へ行く際に、歯に問題を抱えている人は注意した方が良い。通常の海外傷害保険の歯の治療は特約でつけないと適用されないからね。私が25歳の頃、カメラ助手でヨーロッパ2ヶ月の長期撮影の前に言われた事は、今問題が無くても必ず歯科医に見てもらい問題がありそうな部分は完全に治療しておけと念を押されたのを思い出す。60日間毎日レンタカーで6ヶ国を周り宿は成り行きで一番安い宿に飛び込みで宿泊。運悪く祭りなどで宿が取れない時は車の中で野宿が2回。スペインでは、親切な人が自宅に泊めてくれた事が2度ほど。こんな経験などもあり、世界中どこでも行ける自信がついたので、今の私があるのかも知れない。

☆追記 日本に住民票があり国民健康保険に加入していれば、現地で治療費を支払い帰国後住民票のある役所で申請すれば治療費の一部が戻ってくるようだ。ネットで調べてみると良い。

 


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2 コメント

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歯は大事 (りっちゃん)
2024-04-08 07:37:18
かいはらさん、
夫もヨット旅の前に歯医者に行っていました。
歯はお腹を壊すとかそういうレベルのもんじゃないですものね。

京都市内も外国人様価格です。
日本で (かいはら)
2024-04-08 08:32:21
りっちゃん

今年、日本を発つ前に一度問題の奥歯を診てもらったんですけどね。まだ大丈夫と言われたので、そのまま上海に来てしまいました。
今は、お多福顔から普通に戻りつつあります。

京都の外国人価格は、想像できます。東京の豊洲のテーマパークのような所も人が集まっているようですね。

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