海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

消逝的老街1996-2000 Panorama 70 ◯珠街

2017-06-27 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1996年撮影 ◯珠街弄

 

◯は日本の漢字無し。画面の左は廃墟で右はまだ現状のままだが、廃墟になるのは時間の問題。96年当時の移転補償金がどのくらい政府から出たのか忘れてしまったが、当然補償金だけでは上海中心部に家を買う事は出来ないのと、例え買えたとしても相当不便な地域でしか買えなかった時代。

96年に知り合った私の上海人の友人達は、日本のバブル時期に日本へ語学留学しバイトで稼ぎまくって上海に家を買った人や上海で商売を始めた人が結構多かった。当時の留学時代の話を聞くと、日本で一日バイトすると上海で一月分の給料と同額かそれ以上稼げたので夢のようだったと教えてくれた。

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4 コメント

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Unknown (ダイスケ)
2017-06-27 12:16:03
25年程前私は小学生でしたが、父が中国の方と縁深かった為、色々な中国の方に出会いました。その多くが寝る間も惜しみ仕事掛け持ちで働き、4畳程の狭い部屋に住み、3年程日本に滞在し、帰国。というスタイルでした。あの頃の日本と中国の賃金の差はとてつもなかったと幼いながらにも記憶しています。そして最近は、改めて最近の中国の成長にびっくりします。そして今私は大人になり、自信が上海に来てその方々に会ったりするのですが、既に社長になって外車に乗っている人も少なくなく、本当にリスペクトしています。中国の方が私に野心や闘争心を教えてくれた気がします。
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大陸の方が面白いよ (かいはら)
2017-06-27 21:13:22
ダイスケさん

ダイスケさんの言うと通り、今の日本は相当に疲弊してます。私が上海で活動している理由は、同じ事を日本でやると前に進めないからです。

そういう意味では、ダイスケさんは上海で活動している訳ですから、日本しか知らない日本企業に勤めている人達より将来性があると思いますよ。

ただ、世界は広いのと世界共通言語は英語なので、英語力を鍛えたら道は開けると思います。



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おっしゃる通りですね。。 (ダイスケ)
2017-06-28 01:03:39
かいはらさん

かいはらさんの仰る通り、最近英語の重要さに気づきました。
6年前は「これからは中国語だろ〜!」なんて思ってましたが、中国語は話して通じる対象の人間が多いだけで、結局は対中国用でしか無いと言う事を痛感しております。もし自分の子供に外国語を学ばせるのであれば、間違いなく世界共通語の英語を選ばせます。中国の友人の中には英語堪能な人も居るので、一緒にいる時は英語のみで話してもらおうかなと御願い中です。日本じゃなかなか英語堪能な友人を探すのも大変なので、こんな環境に出会えるグローバルな中国に感謝です〜。
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もうひとつ (かいはら)
2017-06-28 10:21:09
ダイスケさん

英語はとても重要な言語なのは間違いありません。でも、言語が複数話せても最後は仕事が出来るかどうかが重要。
5年後10年後、世界がどのようになるのかも含め、先を読む感性を磨くのも大事ですよ。仕事の専門分野を磨くのも大事ですが、それにこだわると世の中が見えなくなります。

数年前から大陸の若い人達の活躍が目立つようになりました。それらの人は、海外で世の中には違う価値観があるという事を学び大陸に戻ってきた人達です。
日本のバブル時期に日本で四畳半暮らしをした中国人達とは、ちょっと違うタイプの人間だと思います。

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