海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

4月26日は上海市全市民一斉のPCR検査日

2022-04-28 | 写真日記

4月26日は浙江省紹興市の上虞区からの応援部隊

 

セルフ抗原検査キットの残骸

 

朝の8時を過ぎると、棟ごとにPCR検査のアナウンスがメガホンから聞こえてくる。私が住む周囲一帯は住宅街なので、マンモス団地が多く隣の小区のアナウンスと混ざり合いとても煩いのでゆっくり寝ていられない。西の窓の外を見ると浙江省の紹興市上虞からのPCR応援部隊のバスが到着していた。この上虞は、撮影用ソフトボックスやアンブレラの製造会社があり、年に2回は通っていた時期があった。そして、必ず一泊して紹興酒を浴びるほどの呑まされた事を今でも思い出す。

26日に上海市全市民のPCR検査を実施したが、昼頃に健康コードのシステムがダウンし中断。数時間後にシステムが復帰したので、再びPCR検査を再開。朝のグループチャットに来た情報だと、今日のPCR検査で全123棟全員の住民が陰性であれば、私の住む小区がロックダウンから解放されると書かれていたので思わずガッツポーズ。だが、翌日27日も普通にごった煮PCR検査を実施し何も変わらず。

今も抗原検査キットのストックが16個ほど残っている。すでに一ヶ月もロックダウン状態で、PCR検査をほぼ毎日やっているが、このPCR検査の精度は70%ほどしかないらしい。それより精度の落ちる抗原検査キットなんて、やる意味がない。指示が来てグループチャットに写真をアップしなければならない時のみ、抗原検査をやっている。この使用済み検査器の使い方はドミノにもならないし、色を付けて麻雀の時の点棒に使うぐらいしか思い付かない。

☆日本から心配と応援メールやチャットをいただき、感謝してます。すでにロックダウンを過去2回経験しているので、慣れもあり精神的には安定していて健康状態も良く何も問題なく過ごしてます。今回は、元アシスタント2人に助けられ、食料は恵まれている方です。本来は4月24日帰国予定でしたが、就労証は更新済みだがビザセンター閉鎖中のために就労ビザが更新出来ず、帰国を6月末に延期しました。という事で、このブログが更新されている限り私は元気です。

コメント
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