海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

PCR検査はすでに生活の一部に

2022-04-07 | 写真日記

先隣が一棟封鎖(車の中には保安員が常駐)

 

一つの検査液に複数の検体を

 

昨日もPCR検査を受けたが、前回から検査方法が大きく変わった。以前は、検査を受けるの際の時間は自由で、個人のサンプルはバーコードで管理された一つのサンプル液で検査していた。前回の4月3日からは、各棟の一階から順に並び全員集まってから検査場へ。そして一番の大きな違いは、一つのサンプル液に同じ棟の複数人のサンプルが入れられ検査される事。これをやると、仮に陽性者が出ても誰が感染者か特定出来ない事になる。個人単位ではなく建物の棟単位で感染者を把握する方式に変えたのかも知れないな。これだと、巻き添え隔離になる可能性がある。

3月16日からプチロックダウンを繰り返し都市全体ロックダウン6日目の朝に、先隣の棟が完全封鎖になっていたが、これだけ長くロックダウンし検査もやりながら、完全ロックダウン6日目に陽性者が出るという事の理由がわからない。ただ、こんな事をしても外に出られないのは同じなので、まったく意味のない封鎖だと思う。

宝山区では食料が届かない人達もいるようだが、段取りの悪さから地方からの支援物資が行き渡ってないというニュースも流れてきた。ホテル隔離のように期日が決まった隔離ならまだ諦めはつくが、いつどうなったら隔離が解除されるかの基準が見えないままの隔離ほど辛いものはない。

今はニュースを見るより、個人でのネット情報の方が正しく早い事もあるが、フェイク情報もあるので判断が難しい事もある。でも、色々と問題が起きているらしいよ。

コメント
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