先日、行きつけの茶屋にお茶の買い出しに行く。場所は、新華路から歩いてでも行ける天山茶城で、私が必ず立ち寄る店は2件のみ。一件は、8年の付き合いのある店で、烏龍とプーアール茶を、もう一件は、上海はここでしか取り扱ってない杜仲茶のみ買っているのだが、その店が今月末に店を閉めると言う。
色々と事情があるようだが、老板に最近の上海の店舗事情を聞いてみると、天山茶城に来る人たちが随分と減ったようだ。原因は、万博前に新しい茶城が何件か出来て客が分散したのと新しい物好きの上海人は、後に出来た店にかなり流れているそうだ。
その後、このビルの2階を一周すると、改装中だったり店が閉まっていたり新しい店が出来たりと変化が激しい。こちらでは、会社の平均寿命が2年9ヶ月だと聞いていたので驚きはしないが、日本人には理解できないだろうな。一部の店では売り上げが無いので、店舗を又貸して稼いでいる人も多いようだ。
写真は、天山茶城にある骨董屋。店が開いているときより、閉店していて薄暗い時の方がより高価に見える。私は近視と乱視だったが、ここ数年遠視も入ってきた。でも眼鏡は持っているが使わない。理由は、あまりシャープに見えない方が世の中は美しいからだ。
キャノンFD50mm f1.4