行きつけのカメラ屋で、久しぶりに作家の馬得先生に会う。彼は、頭と顔が一休さんそっくり。私が尊敬している中国の写真家の一人で、43歳とまだ若い。そして、彼は随分と前からALPA使いの達人だ。今日彼が持っていたのは、デジタルバック付きのALPA 12システム。ティルト以外のアオリが可能で精度や仕上げも含め、これが本当のカメラという感じ。その中でも一番驚いたのが、ファインダーだ。iphoneにALPA専用アプリがあり、iphoneが外付けファインダーになるのだ。しかも、シフトアオリを使った場合もモニターに表示できるという優れもの。
水準器モードにも対応していてとても使いやすそう。iphoneをファインダーにするという発想が、すらばしい。(上海では、すばらしいをこう言う) こんな発想は、日本のカメラメーカーには絶対に出来ない。
それにしても、ALPA 12は、惚れ惚れするカメラだ。
FD50mm f1.4で撮影