海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

夜上海 田子坊で飲む2回目

2011-11-28 | リコーGR GXRで撮る上海

一昨日、写真機材製造会社の社長が地方から上海に出て来たので、いつもの油使い過ぎの鉄板焼き日本料理屋で飯を食う。相変わらず不味い。その社長曰く、ヨーロッパの経済が不安定な為に打撃を相当受けているようだ。

その後、帰るには少し早いので歩いて田子坊まで行き、以前ブログで紹介した田子坊の中でもっとも小さい飲屋(建国中路155弄25)で飲んだ。この店、いつも満員(定員7名)だが、あまり儲かってないようなのでビールとスコッチなど4杯ほど飲んで売り上げに貢献。

最近の田子坊には、上海の街を撮影した写真を売る店がかなり増えた。その店を数件ひやかしで見ていたら見覚えのある写真を発見。私の写真集「消逝的老街1996-2000」初版本を一枚ずつバラしオーバーマットに入れて1枚35元で売っていた。この写真集の値段が88元(約1100円)101枚の写真集なので一枚約11円という事になる。以前、文廟の露天でもバラして売っていたのを見たが、それより安いのでかなり良心的な値段だ。もちろん買わなかったが、写真を絶賛して店を出た。見つけた人は絶対に買わないでください。写真集の方を買ってください。

写真は、田子坊の中のレトロな看板。 リコーGXR MOUNT A12にMFのNikkor-s 35mm f1.4で撮影。このレンズの開放付近の画像はニコンらしくないやさしい描写なのでとても気に入っているレンズの一つだ。所有ニコンレンズは、これとPCNikkorが2本のみ。

GXR MOUNT A12 ニッコール35mm f1.4 開放で撮影

 

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