洗濯物を路地をまたいで干すのは、上海の伝統的習慣。しかも、脱水しないで干すのでその下を歩く人は水滴の直撃を受ける。電線も含め洗濯物を吊せる場所であれば、使える物は何でも利用するのが上海流。
上海以外の中国人もこれを見てびっくりする人が多いので、地方では見る事ができない習慣と聞いている。
陸橋の上から
ピンホールカメラで人を撮ると面白いのだが、結構難しい。晴れの日の露出は約2秒と長いので、シャッターを開くタイミングを間違うと人が人として認識出来なくなる。
失敗例
ちょっと人がブレ過ぎていて失敗した例。
ジナー改造自作ピンホールカメラ
モップと租界時代の建物
おそらく租界時代から今も変わらない掃除道具といえば、この布製のモップだ。2003年に上海に事務所を作った時には、週に3日安徽省出身のお手伝いさんが掃除と洗濯に来てくれていた。その時にお手伝いさんが買ってきたモップは布製で柄の部分が木製のシンプルなやつ。
2003年当時、掃除機を使えないお手伝さんが多く、床掃除はほうきとモップがメインの掃除道具だった。
まぁ、それは良いとして、台所もテーブルもトイレも同じ雑巾を使っているのを見て注意したのだが、彼女は不思議そうな顔をしていた。
これは、現在でも上海の一部の家庭や中国の地方に行けば、当然のように雑巾を用途分けせずに使っている場合が多い。地方のローカル系ホテルなんて、よくある話。
この雑巾の話だが、こちらの人達は目で見てきれいになっていれば問題無いと思うようだ。