海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

遠い記憶上海 路地裏で Pinhole Shanghai

2014-06-20 | 遠い記憶-上海- Pinhole

 

洗濯物を路地をまたいで干すのは、上海の伝統的習慣。しかも、脱水しないで干すのでその下を歩く人は水滴の直撃を受ける。電線も含め洗濯物を吊せる場所であれば、使える物は何でも利用するのが上海流。

上海以外の中国人もこれを見てびっくりする人が多いので、地方では見る事ができない習慣と聞いている。

 


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6 コメント

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昔のイタリア映画 (井上@元打浦橋@元上海)
2014-06-20 02:09:07
北京で1年ほど生活して、上海に住み始めたのが1997年。
北京との違いをイロイロな面で感じたんですが、
路上やアパートの窓から突き出る洗濯物もその1つ。
あれらを見て、おっ、なんか昔のイタリア映画で見たような
風景だなと思ったものでした。
ナポリが舞台だったのか・・・
ビットリオ・デ・シーカ監督の映画だったのか・・・
上海の街並みがイタリアに繋がってしまったのでした。
イタリア行ったことないんですけどもね。
街角で、身振り手振りまじえて大きな声で話す
おばちゃん連中なんかにも、それを感じましたね。
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イタリア (かいはら)
2014-06-20 11:20:37
井上さん
私もイタリアで何度も見た事がありますが、電線や電信柱までは使いません。
まぁ、洗濯物を干す場所が無いのはわかりますが。
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確かに (Hironeko)
2014-06-20 23:42:39
広州・中山・珠海でも長春でも見掛けたことないです。
たぶん上海特有の里弄ならではの光景でしょう。
まるで商店街の横断幕のようにパンツやブラがぶら下がっているところがモダンな繁華街とは対照的で上海風情を醸し出していると思います。
街路樹のプラタナスにまでロープを張って布団を干しちゃうところなんか、開けっぴろげで微笑ましいくらい。
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ナポリを見て死ね (井上@元打浦橋@元上海)
2014-06-21 07:52:00
去年録画した番組にナポリが出てきたのを思い出し、それを今朝見直しました。
1997年制作の「世界わが心の旅」の「ナポリを見て死ね」です。
天野祐吉さんが亡くなった後の追悼番組として再放送されたものでした。
そこに出てきたナポリの街・・・やはり洗濯ものばかり。
路地の上部を跨ぐ洗濯物の多いこと、多いこと・・・
天野さん、これ見て一言・・・
こういうのは臨人同士が親密でないと成り立たない。
そして、街の路地の汚さ危なさを見て一言・・・
昔は日本の下町もそうだった、でも今は、綺麗過ぎるし安全過ぎる、
これじゃあ、人間はドンドン弱くなっていく。
東京の下町・北千住生まれの天野さんの感想は私の思いと全く同じでした。
今の日本は安全すぎるし清潔過ぎ・・・
ユッケやレバ刺しを食えなくしたのも、その流れ・・・馬鹿です、ホントに・・
小学校の通学路も車の少ない道を選んで、遠回り。
下校時には曲がり角に誘導員が立つ・・・馬鹿か・・・
自分で判断できないひ弱な子ドンドンうんで行く。
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上海だけ (かいはら)
2014-06-21 11:03:21
Hironekoさん
他都市から来た中国人に聞くと、あの洗濯物の干し方は、他都市ではないと言っている人が多いですね。
私は中国全土を廻った訳ではないのですが、他都市ではほとんど見た事ないです。
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ですね (かいはら)
2014-06-21 11:07:51
井上さん
今の日本はきれい過ぎるとありますが、言葉を変えればお行儀良過ぎな感じですね。
自分で守る、自分で戦うという本能が薄らいでいるような気がします。
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