近くの公園では今、「ハクモクレン(白木蓮)」が木いっぱいに咲き始め、まるで木全体に白い小鳥が止まっているようである。もくれん科の花で、植物学教授のMagnolia(マグノリア)の名にちなんでいる。花びらは太陽の光を受けて南側が膨らむみ花先は北側を指している。「つぼみ」の時は片方にそり返っていることから「磁石の木」とも呼ばれている。開花時期はちょうど今頃から4月上旬までである。よく観ると白い清楚な花で花びらの幅が広く、厚みがあり、花は上向きに閉じたような形で咲いている。白の他に「紫のモクレン」もありどちらも美しい。(1803)
相模が丘の住宅街を南北に貫く全長1.6kmの緑道「仲よし小道=さくら百華の道」はある。ここには桜64品種、220本もの多種多様な桜が植えられている。先月末訪たときはと4、5本ある「河津桜」が満開を迎え見ごろを迎えていた。今日はもう鶯色も鮮やかな葉桜となっていた。「陽光」が紅い蕾をつけ、「大漁桜」、「大寒桜」、「寒緋桜」、「修善寺桜」がほぼ満開で見ごろとなっている。珍しい「アーコレード」が数輪開花し始めている。そして桜の女王「染井吉野=ソメイヨシノ」は少しピンク味を帯びているがまだ緑の蕾である。気象庁の都内の開花は3/20、見ごろは3/27か28頃かと報じている。ここ「桜百華の道」も恐らく同じころではないかと予想され、いよいよ桜追撮シーズンの到来である。(1803)
寒緋桜
大寒桜
大漁桜
陽光
アーコレード
染井吉野=ソメイヨシノ
寒緋桜
大寒桜
大漁桜
陽光
アーコレード
染井吉野=ソメイヨシノ