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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

やっと、22年度から国保の子どもの均等割軽減へ

2020年12月27日 09時07分04秒 | 国政
菊池議員は、2019年3月予算議会で、国保税の均等割について、次のような質問をしています。
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 国保を重くしている原因の最大の要因は、「均等割」と「平等割」です。特に、収入の全くない子どもに均等割の課税対象になっています。

市民生活部長の答弁

次に均等割りの件ですが、法律により「所得割と均等割」の2つは選ばなければなりません。一定所得以下の世帯には軽減処置があり、市では18歳以下1093人のうち618人に軽減措置がとられています。
 取手市では高校生以下は半額免除しています。均等割については、近隣市町村の動向を注視していきます。
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 12月25日付けの「しんぶん赤旗の報道」
国保料 子どもの均等割軽減へ
厚労省 22年度から導入予定


 厚労省は25日までに、高すぎる国民健康保険料(税)の問題で、「子育て世帯の負担軽減」を進めるとして、子どもの数が多いほど国保料が引き上がる「均等割」部分の5割を未就学児に限って公費で軽減する方針を決めました。来年の国会に関連法案を提出し、2022年度から導入する予定。
 「子育て支援に逆行している」と軽減・撤廃を求めてきたねばり強い住民運動や日本共産党の議会論戦に押された形です。

 均等割の5割軽減は、約70万人の未就学児が対象です。国保制度では現行、低所得世帯に対して均等割など「応益」部分の軽減措置を7割・5割・2割の3段階で設けているため、軽減が上乗せされる形になります。
 均等割軽減で、低所得世帯の未就学児はそれぞれ8・5割軽減、7・5割軽減、6割軽減に拡充されます。
 厚労省案が示された23日の社会保障審議会の部会では、全国知事会や全国市長会の委員がそろって賛意を表明。未就学児にとどまらない対象拡大とともに、地方側に負担が求められた2分の1の軽減財源を国が十分に確保されるよう求めました。

 国保は非正規雇用労働者や年金生活者が加入者の大半を占める一方、国保料は均等割など独自の算定方式や自民党政権による国庫負担の削減で高騰が止まらなくなっています。国保料の抜本的値下げがもとめられています。









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富谷小山寺を訪問

2020年12月26日 17時13分56秒 | 議員活動
 今日は、富谷山へ車で登ってみました。

 
 この写真は、仁王門です。

 目的は、富谷山の五月女鉱業の採石工事の現場を、正月休みに、登って見るために、まず、展望台の脇から、行くことが可能かどうかを、調べることです。夏は通れないほど生茂っていた草は枯れていましたが、普段着ではむりと分かりました。
 そこで、富谷観音小山寺をお参りに行きました。ちょうど、お正月の準備のために、和尚さんと地元の方が3人ほどいて、お話ができました。

 以前、ここの住職をされていた川上和尚は、今年夏に亡くなったとのことでした。川上和尚とは、私が、鬼怒商業高校時代、川上教頭としてお世話になった方です。あれから30年も経つのです。川上和尚とは、私が利用している武井床屋に来ていたので、たまに一緒になることがありました。
 その後、月山寺から和尚さんが通っているとは聞いていましたが、その方は、月山寺をやめて、富谷観音小山寺の住職になったとのことで、丹治純孝氏という方で、私と名刺交換をしてきました。今は、お寺には住めないので、旧協和町の新治のアパートをかり、通っているとのことでした。
 お寺の敷地は、イノシシが坂を荒らしたところへ、昨年の大雨で崖崩れが、あちこちに起きていました。
 私も何とか、市や県に働きかけてみますと約束をしてきました。
 今日は、2500歩しか歩きませんでしたが、枯れ葉ですべる坂道を歩いたので、足が筋肉痛になりました。

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安倍前首相の国会での弁明ー疑惑開明にはほど遠い

2020年12月26日 13時15分53秒 | 国政
 昨日の安倍前首相の国会での弁明を、全部ではないが、一部聞いた。ただ、「責任を痛感する」と言うだけで、「責任を取る」とは言わないところが、安倍氏のずるいところだ。今日のしんぶん赤旗は、政治部長の中祖寅一氏が解説記事を載せているので紹介したい。

 疑惑解明にはほど遠く
 公費による「選挙買収」問題も
 政治部長・中祖寅一


 25日の衆参議院運営委員会。「桜を見る会」前夜祭をめぐる選挙買収疑惑で虚偽答弁を繰り返してきた問題で、安倍前首相が「改めて事実関係を説明し答弁を修正する」として登壇しました。
 安倍氏は今年2月の衆院予算委員会で、追及する野党の議員に対し、「私が話しているのが真実だ。それを信じられないなら、この予算委員会が成立しない」とまで言い放っていました。しかし安倍氏の虚偽答弁は118回に及ぶというのですから、安倍氏自身こそが「予算委員会を崩壊させた」ということです。国会による行政監督、権力監視を行政府の長が蹂躙破壊したという立憲政治の根本問題です。

  擁護した菅首相

 「(安倍)総理が答弁したことが正しい」と安倍氏を一貫して擁護してきた菅義偉首相の責任も厳しく問われています。この日、「全ての国会議員に深くお詫びする」とした安倍氏。しかし、「ない」と強弁していたホテルの明細書が出てきて秘書が略式起訴され、自身の答弁をを修正せざるを得なくなったのに「明細書は安倍事務所にはない」と繰り返すばかり。「事実関係は11月末に秘書が事情聴取されるまで知らなかった」など、にわかに信じがたいストーリーを展開しました。
 安倍事務所側による参加費補填の原資は安倍氏の預金とされ、1人当たりの参加費の4割に当たる3000円の利益供与があったことも明白になりました。ところが安倍氏は、選挙買収(公職選挙法違反)について「不起訴」になったことで知らんふり。国民や専門家からも常識に反するとして疑問の声が出る中、全く反省です。
 多くの点で安倍氏の答弁は矛盾し、新たな疑問と疑惑を呼び起こしました。

  「疑問を広げた」

 これではウソをただしたのではなく、責任逃れのための新たなウソを繰り広げるものと言わざるを得ません。メディア関係者の一人は、「これで責任を取らず、議員辞職しなくていいなら何でもありだ」と、底知れぬ腐敗を指摘し、自民党関係者からも「疑問を広げた」という声が漏れます。疑惑解消には程遠く、与党が習う「年内決着」というわけにはいきません。
 また、問題の規模と本質は「前夜祭」問題にとどまらず、さらに深いことを指摘しないわけにはいきません。「桜を見る会」という公的行事を後援会員らの接待に私物化したのではないか、その隠蔽のための公文書を隠蔽・破棄したのではないか、巨額詐欺事件で逮捕されたジャパンライフの会長など反社会的勢力とのつながりはー。これに加えての「前夜祭」の問題です。「会」の私物化は前夜祭と合わせ「公費による選挙買収」という問題をはらみます。
 これらの問題の全体で安倍氏が、首相として国会で虚偽答弁を続け、民主政治の根幹を二重三重に破壊してきました。
 この日の国会審議は、国会での疑惑解明の新たな第一歩です。野党の結束した追及と広範な市民のたたかいが切り開いた新しい局面です。来年の通常国会で、予算委員会での証人喚問など、さらなる徹底追及が必要だ。
 そして安倍政治の負の遺産の一掃へ、政権交代、野党連合政権実現へのたたかいを大きく進めるときです。
 
 

 

 

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「首相答弁はウソ」確定で、2つの見解②ジャーナリスト・北丸雄二氏

2020年12月25日 09時58分58秒 | 国政
 検察が恩赦する国
 北丸雄二


 2007年9月16日の白昼、米民間軍事会社ブラックウォーターの警備員4人がイラクの公園で市民に向けて無差別発砲、子供2人を含む17人を射殺しました。自衛処置だという被告側の主張を退け、米連邦地裁は終身刑や禁固30年を言い渡しました。一人は「撃つな撃つな!」という制止を無視し、仲間に銃口を向けられるまで銃を乱射し続けました。
 
 この4人の服役囚をクリスマス休暇直前にトランプが大統領恩赦しました。ちなみにブラックウォーター創設者はトランプ政権教育長官の弟。一方で冤罪も懸念された事件を含む5人の死刑執行は急ぐー。政権移行期には死刑執行はしない、身内や関係者には恩赦はしないという歴代大統領の倫理的不文律を唾棄し22,23日だけで他にロシア疑惑などで有罪になった42人に恩赦、3人に減刑措置。大統領に忠誠を誓えば無罪放免も同様という前例がここにできあがりました。次はいよいよ自分を恩赦するかどうかの問題。そういえばロシアのプーチンは一足先に大統領とその家族は一生刑事訴追されないと憲法を変えたそうな。

 彼の地のことを日本で憤ってもしょうがない?
でもそこに「桜」で安倍前首相は不起訴、公設第一秘書は略式起訴という報。これはナンですか、大統領恩赦がない代わりに東京地検が恩赦・減刑してやるって話ですか?
 (ジャーナリスト)

注)東京新聞・本音のコラム欄から引用

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「首相答弁はウソ」確定で、2つの見解①元文科省事務次官・前川喜平氏

2020年12月25日 09時26分00秒 | 国政
 国民主権にもとる行為
 元文部科学省事務次官・前川喜平氏


 安倍晋三前首相は「桜を見る会」前夜祭で、会場の高級ホテルと参加した地元支援者らが個々に契約を結んだとか、ホテルの明細書はないなど、実質的にはありえない説明を国会でしてきました。もし、そういう説明を秘書から受けていたとしても、安倍氏は納得できたでしょうか。普通は「おかしい」というはずです。
  公設第一秘書だけが処罰され、安倍氏が罰せられないのはおかしい。安倍氏は秘書と共謀関係にあると多くの国民は思うでしょう。検察が忖度をして手心を加えたとみられても仕方ないトカゲの尻尾切りです。
 百歩譲って、安倍氏が秘書の説明を鵜呑みにしたとしても、国会で虚偽答弁をした政治責任が生じます。これは議員辞職に値します。

 安倍氏は「桜」だけでなく、加計学園疑惑でも虚偽の答弁ばかりです。うそをうそで塗り固めてきた。国会で説明するとしていますが、虚偽答弁をしてきた予算委員会の公開の場で話すべきです。これ以上うそがつけないように。偽証に罰則がある証人喚問で行なう必要があります。参考人では、またうその説明をする可能性があるのですから。

 菅義偉首相の責任も大きい。菅首相は官房長官として安倍氏と一心同体の関係でした。常識的にもどう考えてもおかしい安倍氏の説明を、官房長官として、そのまま国会で答弁してきました。
 菅首相は、「桜を見る会」の疑惑だけでなく、森友・加計疑惑でも、安倍氏による「国政私物化」を隠蔽する役割を果たしています。
 安倍氏、菅首相の虚偽答弁は民主主義の根本にかかわる問題です。日本国憲法前文は「国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」とうたっています。国会で誠実に説明しない、うそをつくということは、国民主権にもとる行為なのです。

注)しんぶん赤旗から引用



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