菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「中国にモノを言えない屈従外交でいいのか」ー志位委員長の発言に自民党からも賛同の声

2020年12月05日 09時33分15秒 | 国政
 今日のしんぶん赤旗・潮流欄に、過日、訪日した中国・王毅外相の発言に対する日本共産党・志位委員長の記者会見への反応を書いています。紹介します。

 潮流

 戦後75年にわたって対米従属国家の地位に甘んじているうちに、この国の「主権」を忘れてしまったのでしょうか。
▼「一部の真相を知らない日本の漁船が絶え間なく釣魚島(尖閣諸島)の周辺の敏感な地域に入っている。これに対し中国側はやむを得ず必要な反応しなければならない」。訪日した中国の王毅外相と茂木敏充外相との共同記者会見(11月24日)での、王毅氏の発言が波紋を呼びました。
▼日本が実効支配している尖閣諸島を中国のものと決め付け、「日本側が勝手に侵入している。だから(中国船が)対応しているのだ」という発言です。
▼主権国家に対するこれ以上の侮辱はありません。ところが茂木氏は、その場でこの発言に抗議せず、王毅氏の発言だけが記録に残ってしまったのです。
▼「驚くべき傲岸不遜な発言だ。絶対に許してはならない」。日本共産党の志位委員長は26日の記者会見で中国の対応を厳しく批判。あわせて、「覇権主義にモノを言えない屈従外交でいいのか」と批判すると、「よく言ってくれた」と、自民党内や、日ごろは右派的な論陣の人たちからも賛同の声が相次いでいます。
▼菅政権は、米国・ロシア・中国という大国にモノを言えない安倍政権の「屈従外交」を継承する一方で「中国脅威」をあおって大軍拡の口実にしています。こんな姑息なことはもうやめて、誰に対しても、間違っていることは間違いだと主張する。そのことが、平和と友好への一歩になると言いたい。
(2020・12・5)

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