菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

仮説の思い出「靖国神社を笠間高校生はどう学んだのか」その6

2019年01月29日 09時32分42秒 | 仮説関連
 まとめにかえて
この授業は、2001年8月7日茨城新聞の県民の声欄に掲載された投稿記事の評判が後押しをして、実施したものです。
 その掲載文を紹介します。
 
靖国参拝問題違う視点必要

▲今、小泉首相の靖国問題で世論が揺れている。右派と左派のイデオロギー論争では、多くの国民は困る。こんな視点で靖国問題を考えてみたらどうだろうか。
▲靖国神社はいつできたのか。伊勢神宮よりも古いのか、新しいのか。国のために死んだ人をまつるというが、坂本龍馬や西郷隆盛はまつられているのか。明治天皇とともに殉死した乃木希典は・・・・、何人まつられているのか。骨をまつるのか。名前だけなのか。まつるのは、だれが決めるのか。
▲天皇制政府のために「戦死」した人がまつられている神社、沖縄のひめゆり部隊もまつられているという。A級戦犯となった東条英機は戦死ではなく刑死だった。では、この東条英機がまつられる理由は何であろう。これらをみてくると靖国神社の問題点が見えてくるのではないかと思う。これはひょっとしたら小泉首相も正確には全部は正確には知らないと思う。(岩瀬町 教員 54歳)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仮説の思い出「靖国神社を笠間高校生は学んだか」その5

2019年01月28日 18時13分14秒 | 仮説関連
ミニ授業書「靖国神社」の評価と感想

 仮説実験授業では、1つの授業書が終わると、必ず、生徒に「評価と感想」を聞きます。評価は「5楽しかった、4まあまあ楽しかった、3ふつう、2あまり楽しくなかった。1つまらなかった」の5段階評価です。5,4の評価が半数以下になれば、この授業から撤退します。

3年1組(37人)の評価と感想を紹介します。(2001年9月実施)

評価
  
5とても楽しかった   8人(22%)
4まあまあ楽しかった  8人(22%
3ふつう      19人(53%)
2 あまり楽しくなかった 1人

感想
★いまひとつ分らなかった。
靖国の問題はなんなのか分らなかったが、この授業を通して分ったような気がする。
★全然興味なかったけど、やっていくうちに、とても勉強になった。知らないことばかりで難しく感じた。
★歴史とか政治とか国際問題とかは、よくわからないから、靖国神社に関していろいろやっているけれど、私は分からない。別に、誰が参拝しようが、大騒ぎすることでもないと思うのに、政治家とか、国家の偉い人とかは、ものごとを難しく考えすぎで、頭が固すぎると思った。
★靖国神社のいろいろなことがわかった。
★テレビではなにが問題なのかは分からなかったが、授業をうけて、何が問題なのか、とてもよかった。
★戦争で246万人もいることは、とても悲しいことだ。
★靖国神社の問題がよくわかった。
★靖国神社のことがいろいろ分かった気がする。
★靖国神社にまつわることがわかってよかった。でもあまり楽しい授業だと思わなかった。
★靖国神社問題について、私は全部は知りませんが、小泉首相が参拝をする日をずらしたのは正しいと思う。しかし、参拝してもしなくても、参拝について文句を言われる小泉首相は大変だったでしょう。
★死んだ人が何人か、まつられている、まつられていないかは分かったが、参拝するかしないで、なぜ問題になっているかが、この授業では分からない。人それぞれ宗教に対しての感覚はちがうのではないでしょうか。
★なぜ小泉さんが参拝しちゃいけなかったのかが全然分からない。何が良くて何が悪いなんて、他人に決められちゃたまったもんじゃないと思う。だいたい、中国人も日本人も戦争というものにとらわれすぎやしないだろうか。たしかに、忘れちゃいけない大きな傷だ。けど、あまりにも「自分の国は戦時中不幸だった」というワクにはまりすぎたと思う。だれだって不幸だった。人種に関係なく、いろんな人が死んだ。戦争中だれが一番不幸だったかなんて、そんなこと考えるじたいがおかしい。
★靖国神社について知ることができてよかったと思う。
★靖国神社のことはわかったけれど、どうして小泉首相が行ったのか、わからない。
★内容をやるにあたって、もう少しわかるように授業をやってほしい。
★自衛隊はえらい。
★いろいろわかった。
★何をいっているか分からなかった。
★なぜ、首相が怒られているのか、分からなかった。
★とてもためになった。
★ニュースを聞いて分からなかったことが、今回の授業を通して分かることができ、心のもやもやした部分がすっきりした。A戦犯は、何なのかがもっと詳しく知りたい。
★たくさんの人がまつられていることを知った。でも、どういう分類でまつられているのかよくわからなかった。
★靖国神社のことがいろいろ分かった。菊池先生が新聞に載せてしまったこともすごいと思う。よく載せられたと思う。(注・私の投稿が茨城新聞の県民の声欄に載ったこと)
★靖国神社について何も知らなかったけど、なんとなく分かった。
★楽しかった。
★大人は何を考えているか分からない。
★いまいち理解できなかった。
★今まで靖国神社のことを何も知らなかったので、勉強してたくさんのことを学べたのでよかった。
★いろいろ勉強になった。またやってほしい。
★靖国神社には、戦争で死んだ人がまつられているということは知っていたが、坂本龍馬がまつられていることや、味方の戦死者しかまつられていないなど、知らないことがたくさんありました。
★靖国神社という言葉をよく耳にするが、戦死した人がまつられているということしか知らなかったので、今回の授業によってさまざまなことが分かった。
★まあまあだった。
★靖国神社はどこにあるか分からなかった。
★こういう授業もいいと思った。
                          以上
             

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒波も一休み、5日ぶりに新春キャラバン

2019年01月28日 16時43分46秒 | 議員活動
 今日は、門毛の吉田寬司さんから「地域の問題と活性化を考える」との案内をいただき、9時半過ぎに門毛凍坂の薬師堂仁王門に行きました。
 私は勘違いしていたのですが、この近辺を案内してもらったあとに集会所で話し合いでもするのかと思っていたのですが、いきなり薬師堂の裏山に「分け入っていく」ではありませんか。なまった体には、いきなりの山登りは堪えました。必死で歩いてついて行ったのですが。途中でダウン。
 待っていて、汗も冷えてきましたが、なかなか戻ってきません。
 そんなわけで、風邪でもひいてはいけないと、10時半前には帰途につきました。

 お昼は、長谷川食堂で野菜炒め半ライス。相客の方と、テレビを見ながら、「嵐の解散と言ったって、誰が誰だかわからないよね」話していました。

 午後は、暖かくなって来たので、街頭演説に行くしかありません。考えれば、先週の水曜日にやって以来です。

 高森で3カ所、大国宮で3カ所、高久団地で3カ所、計9カ所演説し、喉がかれてきたので終わりとしました。
 残るは、大和地区では大国玉と金敷、真壁地区では上谷貝と東矢貝です。なんとか1月中に終わりにしたいのですが、どうなることやら。


 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月1日現在の桜川市常住人口は前月比53人減

2019年01月27日 18時44分57秒 | 国政
 今日の茨城新聞に市町村別世帯数および人口の一覧表が載っています。
 それによりますと、
 世帯数 1万3666世帯
 人口は 4万0297世帯です。
 前月比 53人減です。

 この割合で行くと、あと300人が減ると4万人を切ってしまいます。3月が年度末で人口異動がはげしい次期です。
 今年4月に発表される人口が4万人をきらないよう願っています。
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤田幸久参議院議員の国民民主党離党の動きについて

2019年01月26日 20時22分29秒 | 国政
 今日の茨城新聞のトップニュースは、予想通り、石岡一高の甲子園選抜大会出場であった。昨日のNHKニュースをみていて、校長の電話受けの映像より、脇で涙を流していた、野球部監督に目がいった。この先生が、評判のいい監督なのかと、しみじみ見つめてしまった。

 しかし、私にとっての一番の関心は、参議院選挙の情勢である。茨城新聞には、国民民主党を離党して立憲民主党に入党する藤田幸久氏のコメント全文が載っている。
 私は、今年の出初め式と新年の集いで、藤田氏とはあいさつをかわしている。藤田氏は、桜川市には親しい人がいないということで、このところ、私と会話することが多い。
 那珂市長の海野氏が立候補の姿勢の見せていることについては、「立憲民主党からでるのはきびしい」と語っていたが、まさか、自分が出るつもりであったとは、政治の世界は分らない。

 いろいろな新聞に目を通したが、読売新聞には、田谷武夫共産党委員長のコメントが掲載されていた。 
 「藤田氏が原発反対の立場に変わるのは歓迎するが、共産党の参議院に対する姿勢は変わらない。予定通り、大内くみ子さんを擁立していく」

 今日は、宣伝カーのガソリンを入れに行ったが、風が冷たいので、無理はしないで、演説は休むことにしました。
 
 その分、ブログには「靖国神社を笠間高校生はどう学んだか」を2本分書きました。
 この文章を読んでいただければ、私なりに靖国神社への見解は持っていますが、それは言わずに、「靖国神社が、どういう神社なのか、わかってくれるよう」授業したつもりです。
 
 午後は、靖国神社のおさらいをするつもりで、宗教学者・島田裕巳著「靖国神社」を読んだ。板倉聖宣氏のミニ授業書「靖国神社」を10倍も濃い内容になっていた。あらためて、板倉氏はこんなに簡明にまとめてくれたと、感心しました。

 
 
 
 
  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする